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惑星オッパイダーに行きますか?3
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惑星オッパイダーに行きますか? 3
夜というより夜中……真治が恋待ち中って表情をしていた。窓の外から円盤がやってくるのを待っている。
「きた!」
ピカーン! と光り輝く物体。そいつは開けておいた窓から侵入して、真治ルームの床に到着。ブシューって音や湯気がドキドキ感を後押し。そうして中からは婦人警官が出てきた。
「はぁい少年、元気だった?」
「元気……です」
ポッと赤らむ真治の顔はアウトオブ現実としか言いようがない。近づいてきた婦人警官の笑みおよびシャツの豊満なふくらみ具合に見惚れデレデレ。おそらく数発ビンタしても覚めないのでは? ってくらいトロけている。
「あの、お姉さん……お姉さんの名前は?」
「あ、まだ教えてなかったっけ? わたしの名前は満遊、満たされ人生をたのしむって思いが込められた名前だよ」
「ま、満遊……」
真治はもう電子体温計がバクハツしそうなくらい熱い。この前みたいにお姉さんの胸にギュッと抱きつき甘えたらダメなのかなぁって考えてしまう。
すると満遊は真治の返事を聞きたいとかいって床に正座した。つまり惑星オッパイダーに旅立ち地球を捨てるか否かの返事。なかなか勇気のいる決断を迫れて真治は固まってしまう。
「ま、とりあえずここにおいで」
にっこりした満遊がスカートにかくれたヒザの上を手で叩く。
「え、え……ひ、膝枕ってこと?」
「別にイヤならいいよ」
「い、行きます!」
真治は純情チェリーみたいに頬を赤らめると、床にかがんでから四つん這いになった。
「少年、きみってすごくかわいいね」
そんな風に言ってくれる満遊は女神にしか見えない。大きな愛で世界を包み込むようなサマは、まさに爆乳萌え観音菩薩と言ったところ。
キンチョーする猫みたいに進んでいくと、距離が近づくにつれフワーっといいニオイがつよくなってきた。それは真治の脳に何本もの矢が突き刺さるみたいだった。
「はい、いらっしゃーい」
「ぁんぅ……」
ヒザの上に寝転がった真治、あったかくてやわらかくていいニオイと揃ったらキューッと目が回る。まるで甘えん坊な子猫になったようなキブンだった。そうして恥ずかしさを超えられるなら、ニャーン! とか言ってみたいキブン。そう、それはこの世の男子が一度はかかる病気、俗に「ゴロニャン病」と言われるものだ。
「はんぅ……ぅーん……」
思わず甘えたな声がでてしまった。でもそれは仕方のない事。なんせすごいシアワセ、めっちゃくそにシアワセ。この温かさ、やわらかくてやさしい安心感、そして見上げれば豊満でやわらかそうなシャツのふくらみあり。真治はいま別格も別格なゴロニャン病にかかってしまったのだ。
―一方そのころー
「ん……ぅ」
となり部屋では優子が夜中に目を覚まし苦悩していた。なぜか見事に寝つけないため、麦茶でも飲もうと部屋から出た。そうして階段に足を下ろそうとしたその時、ふっとたのしそうな声が聞こえてきた。
(うん?)
ピク! っとするどく反応する優子。クッと後ろへ向く顔が真治部屋のドアを見る。ゴロニャン! と甘えた感じが空気に乗っている。エロコミックとか巨乳アイドルの動画を見てデレデレしているのかな? と勘ぐる。でも何かがちょっとちがうのだ。
(誰かいる?)
ジーっとして聴力を使ってみると、かわいい年上ボイス! って音色が聞こえる。今どきはよくある萌えアプリかな? と思ったり、ひとりでさみしい事をやっているのかな? と想像する。でも明らかにひとりでは得られないシアワセ感がある。それは具材一杯な上等スープみたい。
(女? ウソでしょう……こんな夜中に誰……)
親を呼びに行くか? そう思ったのだが優子が取った行動は勇気あるモノ。グッとドアノブを掴んだら、予告抜きで一気に開いてやる。
「真治!」
それは刑事の踏み込みや突入そのもの。バン! っとドアを開け、即座に部屋の電気をつける。もし手にピストルを持っていたら一発
放つのかもしれない。
「あ!」
明るくなった部屋の中央に見知らぬ女ひとり。うわぁぁぁ! って大声を出してもいいくらいおどろくのだが、婦人警官? という疑問が発声を抑える。ついでに言えば婦人警官のヒザでゴロゴロ猫のように甘えている弟を見て、爆弾を落としたくなったって事も大きい。
「あ、もしかして少年の姉?」
満遊は甘えん坊をヒザから下ろして立ち上がる。そうしてパジャマ姿の優子と向き合う。
(ふ、婦人警官……し、しかもすごい巨乳……)
うぐ! っと息をのむ優子だった。パジャマの下には小6ながら89cmというバストが隠れているが、それでもドキッとさせられるくらい婦人警官のバストは豊かだったのだ。
「あ、あなたは誰ですか?」
姉としてかっこうわるい姿は見せられないと、優子が毅然とした態度にでる。
「わたしは惑星オッパイダーからから来た者よ。豊かなおっぱいが好きって、そういう男の子や男性をスカウトもしているんだよ」
「は?」
ザーッと流れる砂嵐みたいに、優子の意識がエラーに見舞われる。美人爆乳にして婦人警官だというのに、アタマは極悪レベルに残念な人? と思わずにいられない。
「お姉ちゃんの名前は?」
「む……ゆ、優子……」
「優子かぁ、わたしにこの少年をちょーだい。持って帰ってもいいでしょう?」
「も、持って帰る?」
「そ、惑星オッパイダーに連れていってシアワセな人生を送らせてあげるの。優子だって弟がシアワセになったらうれしいでしょう?」
「地球でシアワセになればいいじゃん」
「ノンノン、おっぱい星人は地球では不幸になるだけ。巨乳女子ばっかりがいるオッパイダーでよりどりみどりな生活するのがいいのよ」
「その星と地球ってどのくらい離れているの?」
「気にする必要はないわ。連れて行ったらもう戻ってこないから。優子だって一人っ子になった方が得だよ。なんでかわかる? たとえば親が死んだときの遺産とかたっぷりもらえるよ」
そこでアハっとわらう婦人警官。見た目はいいのに中身は腐っている人なんだと優子が思い、口を開こうとしたらサーッと流れるようにして真ん前に立つ。あまりに距離が近いため、マジドキした優子はドアに背中を当てフリーズしてしまう。
「優子、一見するとパジャマ姿の女の子って姿だけど……」
「な、なんですか?」
「もしかして優子はおっぱいが大きい女の子じゃない? ちがう?」
満遊は真治から姉は巨乳女子と聞かされていた。でも確認したわけではなかったし、からかってみたい気もする。だからおっぱい大きいの? なんてくり返し微笑むことで、優子の胸に気恥ずかしさという毒を流し込む。
「おっぱい大きいでしょう? 優子は巨乳でしょう?」
ニンマリしながらズイっと接近する満遊。
「わ、わたしは……」
恥ずかしさで顔を赤らめ、困ったゆえにハハっと笑ってしまい、目を斜め下に向ける優子。
「優子はおっぱいが大きい女の子と見た、ちがうかなぁ」
スーッと婦人警官の手が伸びる。それはドキ! っとした少女の肩に置かれたが、Hなオーラを持って動きだす。
「な……」
真っ赤な顔でぎょっとする優子、満遊の手が胸の辺りに来たのでフリーズが解けない。
「ぅ……んぅ……」
困った表情の優子は少しだけパジャマの上から、すぐ下に隠れている89cmの美巨乳をモミモミされてしまう。とっても感じやすいモノを揉まれたりして、息苦しさと感じるが合わさって、優子はアタマがボーッとなりそう。
「わぉ! このボリュームにこの手触り! 優子はすごい女神パイだねぇ。Eカップくらいある?」
「ぅ……」
「なんなら優子もオッパイダーに行く? 絶対モテまくりだよ」
「い、いや……」
「そう? もったいない。姉弟でシアワセになればいいのに」
ここで満遊は手を優子の胸から離す。腹立たしい! と顔で訴える優子に微笑んだあと、今日はこれで帰ると口にした。そして部屋の真ん中に円盤を出現させ優子を思いっきり驚かせた。でも乗り込む前に真治とやった会話は、それ以上のモノだった。
「じゃぁ少年、明日の夜に迎えにくるよ。学校の裏山で午後8時ね、ちゃんと身辺整理とかしておくんだよ」
「わかりました」
「じゃね、かわいいリトルダーリン♪」
そうして円盤が部屋から出て行った。それをうっとり目で見送った真治だったが、振り返れば正面に怒り真っ最中の姉がいた。
「真治、さっきのはどういうこと?」
「ど、どうって?」
「明日迎えに来るとか、学校の裏山で午後8時とか身辺整理とかだよ」
「え、えっと……それは……」
「まさか惑星オッパイダーに行くつもりなんじゃ……」
「い、いやその……行ってみたいなぁっていうか、シアワセになりたいなぁっていうか」
真治が女の子みたいに赤らんでモジモジやる。一見すればかわいい姿だが、地球を捨てて別の星に行こうというのだからスゴい。
「アホかぁ!」
優子は叫ぶと同時に弟にビンタしてやった。ビッターン! と痛々しい効果音が発生したあと、頬を手で抑える弟がいる。
「地球でシアワセになればいいでしょうが!」
「で、でも……惑星オッパイダーだったら……」
「真治、家族とか裏切るの? お父さんとかお母さんとか、姉であるわたしとか全員裏切るの? 行ったら戻ってこれないんだよ? もう二度と会えなくなっちゃうんだよ?」
優子がぎゅぅっと片手をにぎる。すると真治は悩め香しい顔をした。たしかにそこはつらいよねぇとか、別の星に行くのはちょっと怖いかなぁとか、ややマトモな事を言う。しかしこの弟の目は明らかに一つの事だけを見つめている。巨乳な彼女とロマンスをやってみたいって事だけを見つめている。
「バカ丸出し! 真治なんてシアワセになる権利ない」
ぐわ! っと怒って部屋を出た。そうしてマイルームに戻ったあと、色々と複雑な思いに落とされる。弟が家族を捨てて別の星になんか行くわけがない! と思ったり、おっぱい星人だから勇気を出しちゃうかもしれないとか、優子はもうまったく眠れなかった。
夜というより夜中……真治が恋待ち中って表情をしていた。窓の外から円盤がやってくるのを待っている。
「きた!」
ピカーン! と光り輝く物体。そいつは開けておいた窓から侵入して、真治ルームの床に到着。ブシューって音や湯気がドキドキ感を後押し。そうして中からは婦人警官が出てきた。
「はぁい少年、元気だった?」
「元気……です」
ポッと赤らむ真治の顔はアウトオブ現実としか言いようがない。近づいてきた婦人警官の笑みおよびシャツの豊満なふくらみ具合に見惚れデレデレ。おそらく数発ビンタしても覚めないのでは? ってくらいトロけている。
「あの、お姉さん……お姉さんの名前は?」
「あ、まだ教えてなかったっけ? わたしの名前は満遊、満たされ人生をたのしむって思いが込められた名前だよ」
「ま、満遊……」
真治はもう電子体温計がバクハツしそうなくらい熱い。この前みたいにお姉さんの胸にギュッと抱きつき甘えたらダメなのかなぁって考えてしまう。
すると満遊は真治の返事を聞きたいとかいって床に正座した。つまり惑星オッパイダーに旅立ち地球を捨てるか否かの返事。なかなか勇気のいる決断を迫れて真治は固まってしまう。
「ま、とりあえずここにおいで」
にっこりした満遊がスカートにかくれたヒザの上を手で叩く。
「え、え……ひ、膝枕ってこと?」
「別にイヤならいいよ」
「い、行きます!」
真治は純情チェリーみたいに頬を赤らめると、床にかがんでから四つん這いになった。
「少年、きみってすごくかわいいね」
そんな風に言ってくれる満遊は女神にしか見えない。大きな愛で世界を包み込むようなサマは、まさに爆乳萌え観音菩薩と言ったところ。
キンチョーする猫みたいに進んでいくと、距離が近づくにつれフワーっといいニオイがつよくなってきた。それは真治の脳に何本もの矢が突き刺さるみたいだった。
「はい、いらっしゃーい」
「ぁんぅ……」
ヒザの上に寝転がった真治、あったかくてやわらかくていいニオイと揃ったらキューッと目が回る。まるで甘えん坊な子猫になったようなキブンだった。そうして恥ずかしさを超えられるなら、ニャーン! とか言ってみたいキブン。そう、それはこの世の男子が一度はかかる病気、俗に「ゴロニャン病」と言われるものだ。
「はんぅ……ぅーん……」
思わず甘えたな声がでてしまった。でもそれは仕方のない事。なんせすごいシアワセ、めっちゃくそにシアワセ。この温かさ、やわらかくてやさしい安心感、そして見上げれば豊満でやわらかそうなシャツのふくらみあり。真治はいま別格も別格なゴロニャン病にかかってしまったのだ。
―一方そのころー
「ん……ぅ」
となり部屋では優子が夜中に目を覚まし苦悩していた。なぜか見事に寝つけないため、麦茶でも飲もうと部屋から出た。そうして階段に足を下ろそうとしたその時、ふっとたのしそうな声が聞こえてきた。
(うん?)
ピク! っとするどく反応する優子。クッと後ろへ向く顔が真治部屋のドアを見る。ゴロニャン! と甘えた感じが空気に乗っている。エロコミックとか巨乳アイドルの動画を見てデレデレしているのかな? と勘ぐる。でも何かがちょっとちがうのだ。
(誰かいる?)
ジーっとして聴力を使ってみると、かわいい年上ボイス! って音色が聞こえる。今どきはよくある萌えアプリかな? と思ったり、ひとりでさみしい事をやっているのかな? と想像する。でも明らかにひとりでは得られないシアワセ感がある。それは具材一杯な上等スープみたい。
(女? ウソでしょう……こんな夜中に誰……)
親を呼びに行くか? そう思ったのだが優子が取った行動は勇気あるモノ。グッとドアノブを掴んだら、予告抜きで一気に開いてやる。
「真治!」
それは刑事の踏み込みや突入そのもの。バン! っとドアを開け、即座に部屋の電気をつける。もし手にピストルを持っていたら一発
放つのかもしれない。
「あ!」
明るくなった部屋の中央に見知らぬ女ひとり。うわぁぁぁ! って大声を出してもいいくらいおどろくのだが、婦人警官? という疑問が発声を抑える。ついでに言えば婦人警官のヒザでゴロゴロ猫のように甘えている弟を見て、爆弾を落としたくなったって事も大きい。
「あ、もしかして少年の姉?」
満遊は甘えん坊をヒザから下ろして立ち上がる。そうしてパジャマ姿の優子と向き合う。
(ふ、婦人警官……し、しかもすごい巨乳……)
うぐ! っと息をのむ優子だった。パジャマの下には小6ながら89cmというバストが隠れているが、それでもドキッとさせられるくらい婦人警官のバストは豊かだったのだ。
「あ、あなたは誰ですか?」
姉としてかっこうわるい姿は見せられないと、優子が毅然とした態度にでる。
「わたしは惑星オッパイダーからから来た者よ。豊かなおっぱいが好きって、そういう男の子や男性をスカウトもしているんだよ」
「は?」
ザーッと流れる砂嵐みたいに、優子の意識がエラーに見舞われる。美人爆乳にして婦人警官だというのに、アタマは極悪レベルに残念な人? と思わずにいられない。
「お姉ちゃんの名前は?」
「む……ゆ、優子……」
「優子かぁ、わたしにこの少年をちょーだい。持って帰ってもいいでしょう?」
「も、持って帰る?」
「そ、惑星オッパイダーに連れていってシアワセな人生を送らせてあげるの。優子だって弟がシアワセになったらうれしいでしょう?」
「地球でシアワセになればいいじゃん」
「ノンノン、おっぱい星人は地球では不幸になるだけ。巨乳女子ばっかりがいるオッパイダーでよりどりみどりな生活するのがいいのよ」
「その星と地球ってどのくらい離れているの?」
「気にする必要はないわ。連れて行ったらもう戻ってこないから。優子だって一人っ子になった方が得だよ。なんでかわかる? たとえば親が死んだときの遺産とかたっぷりもらえるよ」
そこでアハっとわらう婦人警官。見た目はいいのに中身は腐っている人なんだと優子が思い、口を開こうとしたらサーッと流れるようにして真ん前に立つ。あまりに距離が近いため、マジドキした優子はドアに背中を当てフリーズしてしまう。
「優子、一見するとパジャマ姿の女の子って姿だけど……」
「な、なんですか?」
「もしかして優子はおっぱいが大きい女の子じゃない? ちがう?」
満遊は真治から姉は巨乳女子と聞かされていた。でも確認したわけではなかったし、からかってみたい気もする。だからおっぱい大きいの? なんてくり返し微笑むことで、優子の胸に気恥ずかしさという毒を流し込む。
「おっぱい大きいでしょう? 優子は巨乳でしょう?」
ニンマリしながらズイっと接近する満遊。
「わ、わたしは……」
恥ずかしさで顔を赤らめ、困ったゆえにハハっと笑ってしまい、目を斜め下に向ける優子。
「優子はおっぱいが大きい女の子と見た、ちがうかなぁ」
スーッと婦人警官の手が伸びる。それはドキ! っとした少女の肩に置かれたが、Hなオーラを持って動きだす。
「な……」
真っ赤な顔でぎょっとする優子、満遊の手が胸の辺りに来たのでフリーズが解けない。
「ぅ……んぅ……」
困った表情の優子は少しだけパジャマの上から、すぐ下に隠れている89cmの美巨乳をモミモミされてしまう。とっても感じやすいモノを揉まれたりして、息苦しさと感じるが合わさって、優子はアタマがボーッとなりそう。
「わぉ! このボリュームにこの手触り! 優子はすごい女神パイだねぇ。Eカップくらいある?」
「ぅ……」
「なんなら優子もオッパイダーに行く? 絶対モテまくりだよ」
「い、いや……」
「そう? もったいない。姉弟でシアワセになればいいのに」
ここで満遊は手を優子の胸から離す。腹立たしい! と顔で訴える優子に微笑んだあと、今日はこれで帰ると口にした。そして部屋の真ん中に円盤を出現させ優子を思いっきり驚かせた。でも乗り込む前に真治とやった会話は、それ以上のモノだった。
「じゃぁ少年、明日の夜に迎えにくるよ。学校の裏山で午後8時ね、ちゃんと身辺整理とかしておくんだよ」
「わかりました」
「じゃね、かわいいリトルダーリン♪」
そうして円盤が部屋から出て行った。それをうっとり目で見送った真治だったが、振り返れば正面に怒り真っ最中の姉がいた。
「真治、さっきのはどういうこと?」
「ど、どうって?」
「明日迎えに来るとか、学校の裏山で午後8時とか身辺整理とかだよ」
「え、えっと……それは……」
「まさか惑星オッパイダーに行くつもりなんじゃ……」
「い、いやその……行ってみたいなぁっていうか、シアワセになりたいなぁっていうか」
真治が女の子みたいに赤らんでモジモジやる。一見すればかわいい姿だが、地球を捨てて別の星に行こうというのだからスゴい。
「アホかぁ!」
優子は叫ぶと同時に弟にビンタしてやった。ビッターン! と痛々しい効果音が発生したあと、頬を手で抑える弟がいる。
「地球でシアワセになればいいでしょうが!」
「で、でも……惑星オッパイダーだったら……」
「真治、家族とか裏切るの? お父さんとかお母さんとか、姉であるわたしとか全員裏切るの? 行ったら戻ってこれないんだよ? もう二度と会えなくなっちゃうんだよ?」
優子がぎゅぅっと片手をにぎる。すると真治は悩め香しい顔をした。たしかにそこはつらいよねぇとか、別の星に行くのはちょっと怖いかなぁとか、ややマトモな事を言う。しかしこの弟の目は明らかに一つの事だけを見つめている。巨乳な彼女とロマンスをやってみたいって事だけを見つめている。
「バカ丸出し! 真治なんてシアワセになる権利ない」
ぐわ! っと怒って部屋を出た。そうしてマイルームに戻ったあと、色々と複雑な思いに落とされる。弟が家族を捨てて別の星になんか行くわけがない! と思ったり、おっぱい星人だから勇気を出しちゃうかもしれないとか、優子はもうまったく眠れなかった。
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