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優子がついに初ビキニ! 4

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優子がついに初ビキニ! 4

 土曜日の午後7時30分、いよいよ明日はプールで巨乳女子たる姉のビキニ姿が見られる! ということで真治のドキドキワクワクは絶好調しまくりだった。もはや部屋でジッとしていられないから、ちょっと散歩してくれるとか言って家を出るにまでいたる。

「ビキニ、お姉ちゃんのビキニ、巨乳のビキニ」

 もし誰に見られる心配もないと断言出来るなら、つぶやきの締めくくりとして大声でにゃおー! とか叫びたい真治であった。

「真治くん、真治くん」

 ここでフッと声をかけられ立ち止まる。

「あ、カエルーノ」

 それは二本足で歩くカエルことカエルーノ。背丈は30cmくらいでマントをつけているが、聞けば夜の見回りと散歩をかねるらしい。真治が何やらブツブツ言うことが聞こえたので気になったとも言う。

「なんか良い事がありましたか?」

 カエルーノに言われたとき、別に言わなくてもいいよなと思ったが、興奮のせいで顔がニヤけてしまう。あ、それは絶対に何か良い事があったでしょう? と突っ込まれた事により、実は……と言い出すしかなくなる真治だった。

「明日プールに行くんだ」

「ほぉ、プールに」

 カエルーノは歩きながらとりあえず的に返事。男子である真治がプールに行くと聞いて特別な反応をする必要などどこにもないからそっけない。

「で、お姉ちゃんもいっしょに来るんだ」

「優子さんも?」

 ピク! っと反応するカエルーノ、優子という名前が出ると顔色が変わらざるを得ない。

「いや、それでその……」

 真治は言わないでおこうかなと思うがニヤけ面を元に戻せない。だからしてカエルーノは言って欲しいと促す。

「明日はお姉ちゃんがビキニで泳ぐ予定だから」

 真治が言った瞬間、カエルーノの目色がカンペキに変わった。突然、ボン! っと音がしたと思ったら、人間のイケメンに変身。ギョッとおどろく真治の前に立ち、両肩をつかんで揺さぶる。

「優子さんがビキニ?」

「ぐぇ……揺すりすぎ……ストップ、ストップ!」

「あ、申し訳ない」

 カエルーノ、オホンと咳払いしてから月まで跳ね上がりたいキモチを抑えながら再確認。

「優子さんがビキニ、それはほんとうの話なんですか?」

「だって今日はお姉ちゃんがビキニを買うって話に付き合ったし」

「おぉ! そ、それで優子さんはどんなビキニ姿になると?」

「それはわかんない。買うところは見ていなかったし、聞いてはみたけれど、それは明日になればわかるとか言って教えてくれなかった」

「明日……で、真治くん、明日はどこのプールに行くと?」

「えっと明日は……」

「早く、早く教えて……」

「あんぅぐ……だ、だから揺さぶり禁止……」

「あ、申し訳ない」

 ゴホゴホとやる真治、明日は○○プールに行くという情報をカエルーノに伝えた。いや、その場のフンイキというのはまるで報告させられるような感じですらあった。

「ほんとうに、ほんとうに明日は優子さんがビキニ姿になると?」

「なると思う。ならなかったら根性なし確定で幻滅。でも多分、そう言われるのがイヤだからビキニになると思う」

「そ、それはその……どんなビキニ?」

「実際に買ったのはまだどういうのかわからないけれど、でも多分……」

「多分、多分?」

「ふつうの三角ビキニかな……って」

「おぉ……」

「じゃ、じゃぁぼくはこっちだから」

 真治が言って十字路を左に曲がる。それは一人になって興奮を噛みしめたいという訴えでもあった。

「優子さんがビキニ……」

 カエルーノ、少しの間だけ意識のすべてがボーッとなったような感じで立ち尽くす。しかし当然の事として、急激な興奮が沸騰するように湧き上がる。そしてそれはおおよそジッとしていられないモノとなる。

「優子さんのビキニ、優子さんのビキニ、優子さんのビキニ」

 夜の小さな町を人間のイケメンに変身したカエルーノが猛ダッシュ。じっとしていられない、ジッとしていられるかよ! と風のような速度で走る。だがそれではまったく興奮を下げられない。

「優子さんのビキニ!」

 夜の暗闇が月明かりに照らされて印象的ってだだっ広い荒地に飛び込むと、二本足のカエルって姿に戻り、背中より剣を抜き取る。

「うぉぉぉ、優子さんのビキニ!」

 狂ったように走り回りながら剣を振って雑草を斬り飛ばす。まるで荒地の草刈りって仕事をボランティアでやっているみたいだが、それだけ興奮が大きいということだろう。

 ここでカエルーノは見た。この荒地にはやけにデカい石がある。それは大昔の国民アニメ、日本昔ばなしに登場しそうなスケール。

「うぉぉぉ!!!」

 燃えるカエルーノ、巨石に向かってマッハみたいな速度で突進。そして勢いよく夜空へ向かって大ジャンプ。そのとき後ろにはきれいな満月があるので、もし誰かが見ていたら印象的な一コマとして記憶するだろう。

「優子さんのビキニぃぃぃぃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 カエルーノの剣が垂直に振り下ろされる。それはまさに興奮と情熱がまざった芸術的な一振りであり、巨石が持つ固さなんてトウフみたいなモノって話になってしまう。だからビキビキ……ってひび割れが入ったら、その次の瞬間にめちゃくちゃデカかった石があざやかに砕け散る。

「このカエルーノ、明日はプールに行かねばならない。優子さんのビキニ姿を見ないわけにはいかない。いや、それは決して下心とかエロい話とかじゃない。優子さんみたいな魅力的な巨乳女子がビキニ姿になったら、当然ナンパされたりする可能性だってあるはず。弟の真治くんはまだ小4だから戦力不足。よってこのカエルーノが優子さんを守らなければいけないのだ。月よ、うつくしい月よ、おまえもそう思うだろう?」

 カエルーノは満月を見上げながらつぶやく。そして早く明日にならないかと、そればかり考えて長い夜の立ち去りを待つことになる。
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