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優子がついに初ビキニ! 8
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優子がついに初ビキニ! 8
「いい、すごくいい!」
いま一人のイケメンがたまらずつぶやく。ひとり熱心に泳ぎの練習をしているように見えるのは、実はカエルーノが人間姿になってのモノ。昨日の夜、真治から今日の事を聞いていた以上、優子のビキニ姿が見れるとわかった以上、ここに来ないわけにはいかない。
(やっぱり優子さんは魅力的な巨乳女子だ)
マジメに泳ぎの練習をしているように見えて、実はひたすらビキニ姿の優子ばかり見つめていた。
しかし別のところから、実は優子に目をつけていた男がいた。たまたまこの場にいるという名も無き男に過ぎないが、彼は深い方のプールで泳いでいた友人が上がったらすぐ声をかけた。
「おい、おまえって巨乳女子が好みとか言ってたよな」
「まぁな」
「しかも、たしかショートレイヤーみたいなのが似合ってふっくらしてむっちりで美巨乳な持ち主って」
「そうだけど、実際にはそんな魅力的な存在なんていねぇよ」
「いるんだよなぁ、まちがいなくおまえ好みの巨乳女子」
「マジで? どこに」
「あれ、あのショートレイヤー、アシッドブルーのビキニしているやつ」
「中1くらいか? たしかにふっくらかわいい感じに見えるけれど、浸かっているから確認できない。中1くらいで巨乳とかほんとうか?」
「いやいや、あれすごい美巨乳、たぐいまれ、見た時はびっくりして声が出そうになった。あれ巨乳アイドルになったら絶対売れるってやつだな」
「ほんとうかよ、そんなのお宝女子じゃんか」
男は友人の言う事が信じられないと思いつつ、ぜひ拝ませてもらおうじゃないかと待ってみる事にした。プールに入って近づきたいところであるが、巨乳女子の胸を見るためだけに近づくのはちょっとリスキー。しかもいっしょにいる男子というのがいるから、とりあえずあの女子が水から上がるのを待つ。
そしてついにその時が来た。一度休憩しようかって事になったので、優子が水から上がった。
「うぉ!」
男が思わず声を出したのは当然でしかない。水から上がったとき、びしょ濡れのビキニって水着の豊かさ、ふっくらな谷間の見事さ、そして髪の毛が濡れていることで生じる普段は隠れている色気などすべてが衝撃的。
「すげぇ、あいつめちゃくちゃ美巨乳じゃん!」
「だろう、あれおまえの好みだろう?」
「好みもなにも……あんな彼女がいたらってオナニーしまくり」
「ナンパしてこいよ。おれら大学生だけど、年齢とか関係ない。あんな巨乳女子はもう二度と出会えないと思ったらアタックするしかない。もしつき合えたらどうなると思う?」
「どうなると?」
「あの胸に甘えたりできるぞ」
「だよな、だよな、彼氏になればそういう事ができるんだよな。よし、行く、あんな巨乳女子が目の前を通り過ぎるってとき、だまって見送れるわけがないんだ、まして男であれば」
こうして大学生のエロ男は小6の巨乳女子って優子をナンパせんと歩き出す。そして頭の中はもうすでに優子をベッドに押し倒してどうのって事ばかり。
「ねぇ、彼女」
優子がバッグの位置にたどり着いたら、後ろからフッと声をかけられた。振り向けば見知らぬ年上の男。見た感じ大学生くらいだが、明らかによろしくない下心が顔面に書かれている。優子のような巨乳女子はそういうのを嗅ぎ取る嗅覚が優れているため、もうすでに警戒状態に入っている。
「何か用ですか?」
言いながらバスタオルを取って胸を隠す。そうすると男は余計な事をするなよな! と心の中で怒るが、それは表に出さず言う。
「きみ、いくつ? いや、すごくかわいいなと思って。それにおれ、きみみたいにおっぱいの大きい女の子って嫌いじゃないんだ」
テレた感じを演出すればオーケーとエロ男は思っているが、もうすでに優子はドン引きしていた。
「なんか用ですか?」
ここで緊張しつつ勇気を出したのが真治、たとえ小4の弟でも姉がピンチな時にだまってはいられない。
「なに、誰?」
エロ男が言ったとき、弟だ! と言おうと思った。だけど彼氏だと言ったら、相手はあきらめるんじゃないか? と思ったからそっちを選ぶ。
「彼氏だ、文句あるか!」
真治が言うと大学生のエロ男は不機嫌になった。
「彼氏だぁ? おまえみたいなガキがこんな魅力的な巨乳女子の彼氏ってわけがない!」
ムカついたので真治を蹴り飛ばした。すると真治、足がすべてひっくり返りそうになる。
「真治!」
後ろ向けに倒れたら危ないと、優子はすかさず動く。そして真治の腕をつかんで引っ張ると、そのまましっかりとビキニの胸に抱き寄せてやった。ムニュっと大きくやわらかい弾力に包まれる真治。それは巨乳女子という豊かさと同時に、姉という立場ゆえに優子が持つやさしさの包み込み。
一方のエロ男、優子の胸に真治が抱きしめられるのを見て激しく嫉妬。おれもそういう美味しい思いをしたいんだよ! と訴えるような目で優子を見る。そしてこうなったら意地でも付き合うと言わせようなんて考えに発展していく。
「うん? あれは……もしかして優子さんがナンパされているのか?」
この時、離れたところから優子を見つめていたカエルーノがつぶやいた。ほんのちょっと息抜きに平泳ぎをやったりしていたら、突然優子に危機が訪れているではないかとびっくり。
「あの見知らぬ男はまちがいなく性欲に満ち溢れている。あんなザコに優子さんみたいにステキな巨乳女子など身分不相応もいいところ。これは成敗せねばならない、優子さんを守るために、あの男を地獄へ落とさねばならない」
人間のイケメンに変身しているカエルーノ、グッと両手を握ると左右の手首を目の前でクロスさせる。そして両腕を勢いよく左右に開けながら、顔を上に向けて叫んだ。
「幻魔海境!」
その瞬間、優子をナンパしていた男の目の前が変わった。突然このだだっ広い空間から他人が消えた。あれだけ大勢いた人間が一人もいなくなり、シーンと不気味に静まり返る。
「なんだ、あの巨乳は? っていうか、誰もいない……なに、いったい何が起こったんだ」
男がゾクっとしながらプールに近づいたとき、突然に背中を押された。だからドッパーン! と音を立て沈む。
「誰だ、何をする!」
顔を出してプールサイドを見たが誰もいない。しかし次の瞬間、男は大変な事に気づく。
「な、なんだ……底が……」
足がついていない? と思ったので見てみたら、なんとプールの中が真っ暗、しかし底がないということだけはわかる。
「な、なんだ……このプール底が見えない……」
男はとても怖くなったので上がろうと思った。するとどうだ、体が水中へ沈んでいくではないか。
「か、体が……」
ズブズブっと引きずり込まれていく男、ついには顔面が水中に入った。ゴボゴボっと仰向けに息を乱しながら、男は見たのである。水面がどんどん離れていくと。そして顔を下に向ければ無限の闇があるだけだと。
上がれない……体がどんどん沈んでいくだけで上がれない。男は窒息しそうになってゴボゴボ必死にやるが、その時どこからともなく声を聞いた。
「沈め、永遠の闇に、永遠に光のない領域に」
こうして男は沈んでいき……以後二度と彼を見たという人間はいない。それどころか、今日ここにこの男がいたということ自体誰も思い出せなくなった。一緒にいた友人でさえも。
何事もなかったという風にされ、優子と真治の2人は仲良く遊んだり泳いだりしている。それを離れたところからビート版に抱きつくカエルーノが見守る。めったに使わない大技を使ってへとへとになっているのだ。
「さすがに……体力を消耗する。だが優子さんを守るためなら苦とは思わない。このカエルーノ、優子さんを守るためならいかなる苦労も厭わない」
こんな風に言って優子と真治の2人を見守っている。この姿だけ見ればうつくしい話だ。誰もがカエルーノを褒め称えるだろう。
もっとも優子を見つめるカエルーノの目が本来必要でないコンタクトレンズをしているのは、優子のビキニ姿を録画するためとか、後でムフフ! とか言いながら何回でも見返すためだなんて、そんな話がなければの事ではあったりするのだが。
「いい、すごくいい!」
いま一人のイケメンがたまらずつぶやく。ひとり熱心に泳ぎの練習をしているように見えるのは、実はカエルーノが人間姿になってのモノ。昨日の夜、真治から今日の事を聞いていた以上、優子のビキニ姿が見れるとわかった以上、ここに来ないわけにはいかない。
(やっぱり優子さんは魅力的な巨乳女子だ)
マジメに泳ぎの練習をしているように見えて、実はひたすらビキニ姿の優子ばかり見つめていた。
しかし別のところから、実は優子に目をつけていた男がいた。たまたまこの場にいるという名も無き男に過ぎないが、彼は深い方のプールで泳いでいた友人が上がったらすぐ声をかけた。
「おい、おまえって巨乳女子が好みとか言ってたよな」
「まぁな」
「しかも、たしかショートレイヤーみたいなのが似合ってふっくらしてむっちりで美巨乳な持ち主って」
「そうだけど、実際にはそんな魅力的な存在なんていねぇよ」
「いるんだよなぁ、まちがいなくおまえ好みの巨乳女子」
「マジで? どこに」
「あれ、あのショートレイヤー、アシッドブルーのビキニしているやつ」
「中1くらいか? たしかにふっくらかわいい感じに見えるけれど、浸かっているから確認できない。中1くらいで巨乳とかほんとうか?」
「いやいや、あれすごい美巨乳、たぐいまれ、見た時はびっくりして声が出そうになった。あれ巨乳アイドルになったら絶対売れるってやつだな」
「ほんとうかよ、そんなのお宝女子じゃんか」
男は友人の言う事が信じられないと思いつつ、ぜひ拝ませてもらおうじゃないかと待ってみる事にした。プールに入って近づきたいところであるが、巨乳女子の胸を見るためだけに近づくのはちょっとリスキー。しかもいっしょにいる男子というのがいるから、とりあえずあの女子が水から上がるのを待つ。
そしてついにその時が来た。一度休憩しようかって事になったので、優子が水から上がった。
「うぉ!」
男が思わず声を出したのは当然でしかない。水から上がったとき、びしょ濡れのビキニって水着の豊かさ、ふっくらな谷間の見事さ、そして髪の毛が濡れていることで生じる普段は隠れている色気などすべてが衝撃的。
「すげぇ、あいつめちゃくちゃ美巨乳じゃん!」
「だろう、あれおまえの好みだろう?」
「好みもなにも……あんな彼女がいたらってオナニーしまくり」
「ナンパしてこいよ。おれら大学生だけど、年齢とか関係ない。あんな巨乳女子はもう二度と出会えないと思ったらアタックするしかない。もしつき合えたらどうなると思う?」
「どうなると?」
「あの胸に甘えたりできるぞ」
「だよな、だよな、彼氏になればそういう事ができるんだよな。よし、行く、あんな巨乳女子が目の前を通り過ぎるってとき、だまって見送れるわけがないんだ、まして男であれば」
こうして大学生のエロ男は小6の巨乳女子って優子をナンパせんと歩き出す。そして頭の中はもうすでに優子をベッドに押し倒してどうのって事ばかり。
「ねぇ、彼女」
優子がバッグの位置にたどり着いたら、後ろからフッと声をかけられた。振り向けば見知らぬ年上の男。見た感じ大学生くらいだが、明らかによろしくない下心が顔面に書かれている。優子のような巨乳女子はそういうのを嗅ぎ取る嗅覚が優れているため、もうすでに警戒状態に入っている。
「何か用ですか?」
言いながらバスタオルを取って胸を隠す。そうすると男は余計な事をするなよな! と心の中で怒るが、それは表に出さず言う。
「きみ、いくつ? いや、すごくかわいいなと思って。それにおれ、きみみたいにおっぱいの大きい女の子って嫌いじゃないんだ」
テレた感じを演出すればオーケーとエロ男は思っているが、もうすでに優子はドン引きしていた。
「なんか用ですか?」
ここで緊張しつつ勇気を出したのが真治、たとえ小4の弟でも姉がピンチな時にだまってはいられない。
「なに、誰?」
エロ男が言ったとき、弟だ! と言おうと思った。だけど彼氏だと言ったら、相手はあきらめるんじゃないか? と思ったからそっちを選ぶ。
「彼氏だ、文句あるか!」
真治が言うと大学生のエロ男は不機嫌になった。
「彼氏だぁ? おまえみたいなガキがこんな魅力的な巨乳女子の彼氏ってわけがない!」
ムカついたので真治を蹴り飛ばした。すると真治、足がすべてひっくり返りそうになる。
「真治!」
後ろ向けに倒れたら危ないと、優子はすかさず動く。そして真治の腕をつかんで引っ張ると、そのまましっかりとビキニの胸に抱き寄せてやった。ムニュっと大きくやわらかい弾力に包まれる真治。それは巨乳女子という豊かさと同時に、姉という立場ゆえに優子が持つやさしさの包み込み。
一方のエロ男、優子の胸に真治が抱きしめられるのを見て激しく嫉妬。おれもそういう美味しい思いをしたいんだよ! と訴えるような目で優子を見る。そしてこうなったら意地でも付き合うと言わせようなんて考えに発展していく。
「うん? あれは……もしかして優子さんがナンパされているのか?」
この時、離れたところから優子を見つめていたカエルーノがつぶやいた。ほんのちょっと息抜きに平泳ぎをやったりしていたら、突然優子に危機が訪れているではないかとびっくり。
「あの見知らぬ男はまちがいなく性欲に満ち溢れている。あんなザコに優子さんみたいにステキな巨乳女子など身分不相応もいいところ。これは成敗せねばならない、優子さんを守るために、あの男を地獄へ落とさねばならない」
人間のイケメンに変身しているカエルーノ、グッと両手を握ると左右の手首を目の前でクロスさせる。そして両腕を勢いよく左右に開けながら、顔を上に向けて叫んだ。
「幻魔海境!」
その瞬間、優子をナンパしていた男の目の前が変わった。突然このだだっ広い空間から他人が消えた。あれだけ大勢いた人間が一人もいなくなり、シーンと不気味に静まり返る。
「なんだ、あの巨乳は? っていうか、誰もいない……なに、いったい何が起こったんだ」
男がゾクっとしながらプールに近づいたとき、突然に背中を押された。だからドッパーン! と音を立て沈む。
「誰だ、何をする!」
顔を出してプールサイドを見たが誰もいない。しかし次の瞬間、男は大変な事に気づく。
「な、なんだ……底が……」
足がついていない? と思ったので見てみたら、なんとプールの中が真っ暗、しかし底がないということだけはわかる。
「な、なんだ……このプール底が見えない……」
男はとても怖くなったので上がろうと思った。するとどうだ、体が水中へ沈んでいくではないか。
「か、体が……」
ズブズブっと引きずり込まれていく男、ついには顔面が水中に入った。ゴボゴボっと仰向けに息を乱しながら、男は見たのである。水面がどんどん離れていくと。そして顔を下に向ければ無限の闇があるだけだと。
上がれない……体がどんどん沈んでいくだけで上がれない。男は窒息しそうになってゴボゴボ必死にやるが、その時どこからともなく声を聞いた。
「沈め、永遠の闇に、永遠に光のない領域に」
こうして男は沈んでいき……以後二度と彼を見たという人間はいない。それどころか、今日ここにこの男がいたということ自体誰も思い出せなくなった。一緒にいた友人でさえも。
何事もなかったという風にされ、優子と真治の2人は仲良く遊んだり泳いだりしている。それを離れたところからビート版に抱きつくカエルーノが見守る。めったに使わない大技を使ってへとへとになっているのだ。
「さすがに……体力を消耗する。だが優子さんを守るためなら苦とは思わない。このカエルーノ、優子さんを守るためならいかなる苦労も厭わない」
こんな風に言って優子と真治の2人を見守っている。この姿だけ見ればうつくしい話だ。誰もがカエルーノを褒め称えるだろう。
もっとも優子を見つめるカエルーノの目が本来必要でないコンタクトレンズをしているのは、優子のビキニ姿を録画するためとか、後でムフフ! とか言いながら何回でも見返すためだなんて、そんな話がなければの事ではあったりするのだが。
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