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巨乳因子争奪戦6・どっちが巨乳にふさわしいか(女子の言い争い)
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巨乳因子争奪戦6・どっちが巨乳にふさわしいか(女子の言い争い)
「そのキャンデー買った!」
ここで小恋とミルフィーユが同時に1万円札を出した。しかし商品がひとつしかない上、半分に割ったら効き目なんて無きに等しくなるであろうって話だから、当然片方が引かねばならないのである。そしてどちらも引くわけがないだろう! なのである。
「女神なんでしょう?」
「だからどうした!」
「女神は人間の女子に、どうぞ! あなたに譲ってあげるわ! ってやさしくするもんじゃないの?」
「アホかぁ! 人間の女子なんて女神をうらやみながら期待だけして消えていけばいいんだ」
「うわぁ、最低……女神じゃなくただの腐れ悪女」
2人がにらみ合うとビシビシっと音が鳴り荒げたオーラのぶつかり合いまで発生する。
「あの、あれって止めた方がいいんじゃ……」
真治が香苗に言ってみた。すると香苗は首を横に振り、もうああなったら止められないとする。
「それにあれだよ」
「あれって?」
「もしミルフィーユが勝利したら、よかったね! とか喜ぶフリしてキャンデーを奪い、わたしが巨乳になるんだ」
「あぁ……」
もはや女の争いに男子の立ち入る余地などなし! であった。そして小恋とミルフィーユの争い温度はどんどん高ぶっていく。
「あんた名前は?」
「小恋だけど」
「プッ! いかにも可愛さだけアピールってあざとい名前」
「そっちの名前は?」
「ミルフィーユだけど」
「プッ! 巫女の姿でミルフィーユとかすごいローセンス……」
「なんだって!」
「だいたいあれだもん、わたしの方が全体的にふっくらでむっちり、でもデブにあらずって女神体型だもん。つまりわたしの方が巨乳になるにふさわしいと思うんだ」
「わたしだってちょいふっくらでむっちりだけれど?」
「そのちょいという所に差があってさ、やっぱり巨乳とか爆乳になってもかわいいのは小恋ちゃんだよねぇって、世間は絶対にそう言うはずだよ」
「黙って聞いていればいい気になってペラペラと。小恋みたいなキャラはいつになったら巨乳とか思いながら一生豆腐をやっていればいいんだよ」
「豆腐? 豆腐ってなに?」
「あ、ごめーん! もしかして小恋は傷ついた? 真っ平なって事なんだよ、いっそはんぺんとか言えばよかったかな? ごめんね、女神なのに余裕のない発言をかましたりして、わたしは悪いやつだ、メ!」
ミルフィーユは言ってニヤニヤした。今のは手応えがあった、しっかり傷つけた、これで小恋は沈んでいくだろうと期待した。すると小恋は真治の方を向いて言った。
「真ちゃん!」
「は、はい……」
「わたしとこのミルフィーユが同じレベルの巨乳になるとしたら、どっちの方が魅力的? 正直に言ってみて」
「そ、そりゃぁ……小恋かなって……」
「ほーらね? 今の聞いた? 男の子が魅力的って思う巨乳女子の方が正義なんだよ、だからわたしの方がビクトリーするべきなんだよ」
ざまーみやがれ! という感情を持ってニヤっとする小恋だった。そうするとミルフィーユは香苗の方を向いて言った。
「香苗!」
「な、なに?」
「わたしと小恋が同じレベルの巨乳になるとしたら、どっちが魅力的だと思う? 遠慮することなく言ってやれ!」
「いやまぁ、どっちも魅力的なんだろうとは思うけど」
「バカ! この流れで平和主義に走るんじゃない! もう一度! わたしと小恋だったらどっちが魅力的か言ってみ!」
「まぁ、ミルフィーユかな……って」
「でしょう! そうでしょう!」
ミルフィーユは大きなにんまりを顔に浮かべて生意気な相手に言い放ってやった。
「小恋は子どもだからわからないだろうけど、同じ女に支持される巨乳女子が真の無敵だって、それ一番言われているから。つまりわたしが巨乳になって世間の女からあがめられる展開こそ、それこそこの世が求めるあってしかるべきシナリオなんだよ」
もはやミルフィーユのテンションは上げ上げであり、誰がなんと言おうと小恋に譲る気は完全に無し! であった。
「でもミルフィーユってぼっちな女神なんでしょう?」
「はい?」
「わたしには真ちゃんというのがいるからさ、いずれ巨乳女子となればみんながハッピーなんだよ。でもミルフィーユに彼氏とかいるの? その感じだと絶対にいないよね? それなのに巨乳になって何を得るの? 孤独な妄想をするために谷間を使うの? それ人間の女だったら気の毒だけど、女神だったらただの赤っ恥じゃん。そんなの誰も幸せにしないじゃん」
やだぁ、ミルフィーユって気の毒! と、小恋はやさしく笑いながらも深い同情の念というのを顔に浮かべる。それは女が女にされると大変腹が立つという攻撃のひとつ。
「小恋、女神にケンカ売る気?」
「わたしは絶対に引かないから、みんなで幸せとなるために」
「あぁ、そう、要するにバカなんだ? こんなに色々言ってあげているのに理解できないなんて、これはもうやさしい会話では済まないって話だね、実力行使って段階に入らなきゃいけないんだね」
どこがやさしい会話なんだ……と、横で聞いていてあきれる香苗だった。そして女神の特殊能力を使うのはちょっと卑怯過ぎないか? と思うので、その実力行使は不公平だと横槍を入れる。
「卑怯?」
「そうでしょう、女神気ないよミルフィーユ」
「それはちがう!」
ミルフィーユは両腕を組んで力説を開始した。この世はすべて不平等であり、この世は支配するのはすべて偶然。そんな中で自分の願望をかなえたいのであれば、どれほど不公平な戦いにも勝利するべきであり、不公平という言葉を盾に甘ったれたあげく自分有利に物事を進める方こそが真の腐れ。そういう輩は滅菌された方がこの世のためである! と。
「小恋、あと10秒だけ時間をあげる」
「10秒?」
「10数え終わるまでに回れ右して失せるべし。失せなかったら宣戦布告とみなす。10・9・8・7・6・5……」
突然にしかもなんか早くない? というカウントダウンが始まった。マジで? マジでバトルする気なの? って周囲の緊張を無視してミルフィーユのカウントは進んでいく。
「そのキャンデー買った!」
ここで小恋とミルフィーユが同時に1万円札を出した。しかし商品がひとつしかない上、半分に割ったら効き目なんて無きに等しくなるであろうって話だから、当然片方が引かねばならないのである。そしてどちらも引くわけがないだろう! なのである。
「女神なんでしょう?」
「だからどうした!」
「女神は人間の女子に、どうぞ! あなたに譲ってあげるわ! ってやさしくするもんじゃないの?」
「アホかぁ! 人間の女子なんて女神をうらやみながら期待だけして消えていけばいいんだ」
「うわぁ、最低……女神じゃなくただの腐れ悪女」
2人がにらみ合うとビシビシっと音が鳴り荒げたオーラのぶつかり合いまで発生する。
「あの、あれって止めた方がいいんじゃ……」
真治が香苗に言ってみた。すると香苗は首を横に振り、もうああなったら止められないとする。
「それにあれだよ」
「あれって?」
「もしミルフィーユが勝利したら、よかったね! とか喜ぶフリしてキャンデーを奪い、わたしが巨乳になるんだ」
「あぁ……」
もはや女の争いに男子の立ち入る余地などなし! であった。そして小恋とミルフィーユの争い温度はどんどん高ぶっていく。
「あんた名前は?」
「小恋だけど」
「プッ! いかにも可愛さだけアピールってあざとい名前」
「そっちの名前は?」
「ミルフィーユだけど」
「プッ! 巫女の姿でミルフィーユとかすごいローセンス……」
「なんだって!」
「だいたいあれだもん、わたしの方が全体的にふっくらでむっちり、でもデブにあらずって女神体型だもん。つまりわたしの方が巨乳になるにふさわしいと思うんだ」
「わたしだってちょいふっくらでむっちりだけれど?」
「そのちょいという所に差があってさ、やっぱり巨乳とか爆乳になってもかわいいのは小恋ちゃんだよねぇって、世間は絶対にそう言うはずだよ」
「黙って聞いていればいい気になってペラペラと。小恋みたいなキャラはいつになったら巨乳とか思いながら一生豆腐をやっていればいいんだよ」
「豆腐? 豆腐ってなに?」
「あ、ごめーん! もしかして小恋は傷ついた? 真っ平なって事なんだよ、いっそはんぺんとか言えばよかったかな? ごめんね、女神なのに余裕のない発言をかましたりして、わたしは悪いやつだ、メ!」
ミルフィーユは言ってニヤニヤした。今のは手応えがあった、しっかり傷つけた、これで小恋は沈んでいくだろうと期待した。すると小恋は真治の方を向いて言った。
「真ちゃん!」
「は、はい……」
「わたしとこのミルフィーユが同じレベルの巨乳になるとしたら、どっちの方が魅力的? 正直に言ってみて」
「そ、そりゃぁ……小恋かなって……」
「ほーらね? 今の聞いた? 男の子が魅力的って思う巨乳女子の方が正義なんだよ、だからわたしの方がビクトリーするべきなんだよ」
ざまーみやがれ! という感情を持ってニヤっとする小恋だった。そうするとミルフィーユは香苗の方を向いて言った。
「香苗!」
「な、なに?」
「わたしと小恋が同じレベルの巨乳になるとしたら、どっちが魅力的だと思う? 遠慮することなく言ってやれ!」
「いやまぁ、どっちも魅力的なんだろうとは思うけど」
「バカ! この流れで平和主義に走るんじゃない! もう一度! わたしと小恋だったらどっちが魅力的か言ってみ!」
「まぁ、ミルフィーユかな……って」
「でしょう! そうでしょう!」
ミルフィーユは大きなにんまりを顔に浮かべて生意気な相手に言い放ってやった。
「小恋は子どもだからわからないだろうけど、同じ女に支持される巨乳女子が真の無敵だって、それ一番言われているから。つまりわたしが巨乳になって世間の女からあがめられる展開こそ、それこそこの世が求めるあってしかるべきシナリオなんだよ」
もはやミルフィーユのテンションは上げ上げであり、誰がなんと言おうと小恋に譲る気は完全に無し! であった。
「でもミルフィーユってぼっちな女神なんでしょう?」
「はい?」
「わたしには真ちゃんというのがいるからさ、いずれ巨乳女子となればみんながハッピーなんだよ。でもミルフィーユに彼氏とかいるの? その感じだと絶対にいないよね? それなのに巨乳になって何を得るの? 孤独な妄想をするために谷間を使うの? それ人間の女だったら気の毒だけど、女神だったらただの赤っ恥じゃん。そんなの誰も幸せにしないじゃん」
やだぁ、ミルフィーユって気の毒! と、小恋はやさしく笑いながらも深い同情の念というのを顔に浮かべる。それは女が女にされると大変腹が立つという攻撃のひとつ。
「小恋、女神にケンカ売る気?」
「わたしは絶対に引かないから、みんなで幸せとなるために」
「あぁ、そう、要するにバカなんだ? こんなに色々言ってあげているのに理解できないなんて、これはもうやさしい会話では済まないって話だね、実力行使って段階に入らなきゃいけないんだね」
どこがやさしい会話なんだ……と、横で聞いていてあきれる香苗だった。そして女神の特殊能力を使うのはちょっと卑怯過ぎないか? と思うので、その実力行使は不公平だと横槍を入れる。
「卑怯?」
「そうでしょう、女神気ないよミルフィーユ」
「それはちがう!」
ミルフィーユは両腕を組んで力説を開始した。この世はすべて不平等であり、この世は支配するのはすべて偶然。そんな中で自分の願望をかなえたいのであれば、どれほど不公平な戦いにも勝利するべきであり、不公平という言葉を盾に甘ったれたあげく自分有利に物事を進める方こそが真の腐れ。そういう輩は滅菌された方がこの世のためである! と。
「小恋、あと10秒だけ時間をあげる」
「10秒?」
「10数え終わるまでに回れ右して失せるべし。失せなかったら宣戦布告とみなす。10・9・8・7・6・5……」
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