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優子がちょっと自由を味わってみたって話

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 優子がちょっと自由を味わってみたって話


「えっと……」

 いま、学校から帰宅した優子という巨乳女子が少し思い悩んでいた。いったい何に? といえば、取り入れた洗濯物をカゴから畳部屋の上にだし広げた時とき、小4の弟である真治のトランクスってパンツに目が行ったから。
 
 いま、偶然という名の悪い誘いが優子のふっくら豊かなふくらみをギュウっとつかんで刺激している。それはいっしょに下校していた香苗とやった会話がジャストタイミングで思い出されてしまうゆえだった。

ーついさきほど成された会話ー

「優子、真治ってさぁ、パンツは何穿いてる?」

「はぁ? 急になに……」

「いや、男子のパンツってトランクスとブリーフって2種類があるじゃんか。どっちかなと思って」

「えっと……トランクスだけど、なんでそんなこと聞くの?」

「いや、優子も一回トランクス穿いてみたらどうかなと思った」

「ブッ! な、なに言ってんの?」

「いやいや、これマジメな話なんだよ」

「どんなマジメっていうわけ?」

「いや、昨日さぁ、うちの庭に隣家の洗濯物が飛んできたんだよ。で、それが男物のトランクスだったわけ」

「えぇ……」

「それでさ、もちろん返したけれど、返す前に一回ちょっとだけ穿いてみた」

「ちょ、何やってんの? 香苗、アタマだいじょうぶ?」

「どうどう、落ち着いて、何事も経験って言うじゃんか」

「やだもう……信じられない」

「いや、それでさ、すっごい機能的で身軽だと思った。うぉ、なにこれ! ってすごい新鮮味があった。日常生活のいたるところで動きやすさが保障されるって感じが素晴らしかったんだ」

「で、この話をどうまとめるわけ?」

「一回さ、優子もこっそり真治のトランクスとか穿いてみ。すごい新鮮な感覚を味わえると思うから」

「アホか……なんでわたしが男のトランクスなんか……」

「だって優子ってさ、パンツに全然こだわり持ってないじゃん」

「パンツ何か別に……わたしにとってはブラの方が重要だから、パンツにこだわりなんかなくてもいいかな……とは想っている」

「そうそうそれ! つまり中野優子って女子は早くからおっぱいが大きい巨乳だから、おっぱいとブラって下着にばかり意識が取られてパンツはどうでもいいと思っている。これを前向きにとらえるならパンツは自由でいいって事だよ。それにあれ、優子を意識する者っていうのはそのふっくらやわらかそうって巨乳しか見ない。優子のおっぱいを気にする事はあっても、優子のパンツ何かどうでもいいと思う奴の方が多い。だったら優子は下の方に関しては自由であるべきかなと思った」

「意味がわかんない……変な自由とかいらないし」

「せっかく弟がいるんだから楽しめばいいのに」

「そんなたのしみいらねーっつんだよ」

 とまぁ……こんな会話が本日の下校時に成されたわけである。だからいま、洗濯物を取り入れ真治のトランクスを見たら、よろしくない意識というのが優子の巨乳ってふくらみ内部にジワーっと広がっていた。それは食べてはいけないってリンゴに手を伸ばすようなキブンを誘う。

「トランクス……か」

 優子、別に変な事をするわけじゃないけれど、でも今は家に一人しかいないし! などと一人勝手に盛り上がり、ちょっと見てみるだけ! とか言い訳してトランクスを手に取った。

「機能的……か、ま、まぁ……そうなのかなって気はする」

 優子、手に取ってちょっと見てみるだけなら罪にはならないだろうと思ったが、やはり香苗から聞いた悪い話というのが、いけない行動に出ろ! と誘うのであった。

「ん……」

 自由、一度は自由になってみるべし……という闇の声が聞こえた。それは優子という巨乳女子に、女子力を一度休憩させ人間としての自由を味わってみたらどうだ? とくり返す。 ここで手からトランクスを落とした優子、顔を真っ赤にしながら誰が見ているわけでもないのに目一杯恥じらいながら頭をかいた後、両手をロングスカートに手をかけた。
 
「自由……」

 呪文のようにくり返す優子がいる。今は誰も見ていないから……ほんとうはやってはいけない事だとは思うけれど……などと心の中で言い訳しながらホックを外す。そうしてロングスカートという女子力の高いアイテムを下に落とす。

「一回……ちょっとだけ……そ、それならきっと神さまも許してくれるはずだから」

 優子、色白むっちりな両足を悩め香しく動かすと特にこだわりは持たないゆえのパンツを下した。そして真治のトランクスを履いてみたのである。それは優子という巨乳女子の人生で初となる黒歴史のひとつ。
「ぁ、ん?」

 初めて味わう風通しの良さと身軽さ、そして動きやすさ。それはまさに解放感であり自由であり、女子力という言葉の重圧から解き放たれた衝撃だった。

「おぉ、こ、これは……けっこういいかも!」

 優子、軽く狭い中を小さく踊るように動いてみたりした。そして思った、たしかにこれは機能的であり、男子が暴れたくなるのもわかるような気がすると。が、しかし! 赤い顔で動きを止めたときハッ! っと気がついたのである。

「あ、あの……ただいま……」

 そこには学校から帰ってきた真治が立っていた。巨乳女子たる姉の初めて見せる想像もし得なかった姿におどろきで動けなくなっている。もちろんそれ以上に優子は固まって身動き不可能。

「ぁ……」
 
 超ド級にテンパった優子、このあと始まる姉弟裁判にて初めて被告という立場に立たされるのであった。
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