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優子の中にある巨乳の実を奪い取りたい女神ミルフィーユ2
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「わたしは以前に優子の巨乳因子を欲しいと思った。それはほら、優子って女子にある設計図のコピーみたいなモノ。それを自分に取り込めば優子みたいな巨乳になれるって話だった。でもそれはできなかったんだよ、残念なことに」
「そうだよ、だからミルフィーユ、いさぎよく素直にあきらめた方がいいんだって」
「ちゃうちゃう! 誰があきらめるもんか! いまわたしミルフィーユは思いついたんだ。優子の設計図コピーがダメなら、優子の中にある将来の種、それを少し分捕ればいいと」
「将来の種?」
「たとえば……18歳くらいまでに優子がおっぱい100cmになるとするじゃん? それは優子の中に巨乳になる実があるから。それを優子の女子力が食すから」
「え、そうなの? そんな話なの?」
「だからさ、その巨乳になる実を2つくらいわたしが奪って食べてしまうんだ」
「えぇ、そうしたらどうなると?」
「2つくらいいいんだよ、優子の乳が成長しなくなるわけじゃないんだから」
「女神が人のモノをぶんどるのはどうかと……」
「いや、2つくらいはいんだ! それをやっても優子のおっぱいは94cmくらいまでは育つはず。でもってわたしはCカップからFカップになる。これでみんなが幸せ! ってオチだよ」
「えぇ……」
「決めた! 善は急げだから早速活動しないと」
「ちょちょ、何する気?」
「優子の中に入って巨乳になる実を2つほど奪う。優子の女子力と戦う事になるけれど、女神のわたしが負けるわけないんだ」
「それって女神のやることじゃないよ、もう悪い妖怪みたいって話じゃんか」
「いいんだよ、人間の女は絶対にダメだけど、女神は何をやっても許されるんだ」
「ミルフィーユって性格悪い……」
香苗はノリノリ状態となった女神を止めようと思ったができなかった。
「じゃぁ行ってくるわ、待ってろよ優子!」
暑いのは嫌いだとか、この炎天下で一生懸命になるのは狂っているとか言っていたのに、気分が高ぶったら颯爽と外に出ていくミルフィーユだった。
「えっと……優子の家……中野家はたしかこの辺だったはず」
太陽が本気でぎらつくバカみたいに暑いって世界を歩くミルフィーユ、以前香苗に教えてもらった優子の家にやってきた。こうと決めたときの行動力とスピードはとても速いが、ミルフィーユ―はそれを勝利の鉄則と表現する。
―ピンポーンー
巫女姿で目立ちまくりであるがまったく気にしない女神がボタンを押す。
「真治、誰か来たよ、出て」
優子、エアコンの効いているマイルームのベッドに寝転がってマンガを読みながら、床に座ってマンガを読ませてもらっている弟に命令。
「えぇ、お姉ちゃんが行ってよ」
「なんで部屋の主であるわたしが行かなきゃいけないの? なんで居候の真治が出ていかないの?」
優子の女子力にあふれた声で正論を言われると弟は何も言い返せない。女はうざい……とか思うくらいしかできない。
「はーい、ただいま」
真治、ゾウリを履いて玄関ドアを開けた。そうすると巫女姿の女子がひとり立っていると目にする。
「あれ……巫女さんって……」
真治は一瞬思った、この巫女さん……以前に魔法少女となった小恋とバトルしていなかったっけ? と。
「やぁ、少年、ちょっとだけ久しぶり」
普段のお付き合い指数はゼロだというのに久しぶりとか言われると戸惑う。だがミルフィーユがにっこりかわいい笑顔を見せると、ドキッとするのが男子クオリティ。
「優子はいる?」
「お姉ちゃんはいますけ れど……」
「ちょっと呼んでくれない? ミルフィーユが女同士の話があると伝えて」
「わ、わかりました」
真治、女同士の話とか聞かされては否定出来ない。さっそく姉部屋に戻ってミルフィーユが待っていると伝えた。
「は? ミルフィーユ? 巫女さん?」
これより昼寝でもしようかと思っていた優子、急にやってきた者が誰かすぐに思いつかない。しかし女同士の話があるとか言って待っているとされては行くしかない。しかたなく快適な冷空間から出て、暑くて不愉快な外に出た。
「あ、優子、やっほ……」
優子、チンチクリンな巫女を見てもピンと来ない。向こうはこっちを知っているみたいだが、こっちはよく知らないという時に生じる理不尽な気まずさに縛られる。
「ちょっと話があるんだ」
ミルフィーユは笑顔でクイクイっとかわいく手招き。
「じゃ、じゃぁとりあえず中に……」
優子、このクソ暑い中で会話なんかしたくないと家の中に誘う。だがミルフィーユは10分くらいで済むからちょっと歩こうと誘うのだった。
「じゃぁ10分くらいだけ……」
この暑いのに……と思いながら、女同士の大事な話とやらに付き合う事にした優子、金色に染まるホットワールドの中を2人で歩き出す。
「お、優子……今日はピンクのフルカップブラ!」
ミルフィーユは優子の白いTシャツに浮かぶE80ってサイズのブラが乙女色って事を声にする。
「あ、いや……学校がない時はこういう色のブラとかもするんだ。好きではあるけれど白とベージュばっかりなのもよくないから」
優子、いきなり何を言わせるんだと顔を赤くする。一方のミルフィーユは内心思う、優子は女子力が高い……と。
「ま、とりあえずクールに話をしよう」
自販機でつめたい缶ジュースを買って1本を優子に渡す。これはミルフィーユの親切心ではなく、安上がりに人を引き留める戦法のひとつ。
「ん……」
暑いから早く家に帰りたいと思いつつ、ジュースを買ってもらったりすると付き合わなきゃいけないって義務感に優子は拘束されてしまう。
そんなこんなで誰もいない公園にたどり着いた。暑いから誰もいないのは当然であり、地球はいずれ金星みたいになるのだろうって予想が冗談ではないだろうと思うことが可能。
「で、大事な話って……」
いつまで経ってもどうでもいい話ばっかりされるから優子がイライラし始めている。
「それはあそこで話をしよう」
ミルフィーユ、露骨に人目を避けるって奥に誘う。優子はなんでそんなところにと思ったが、女同士の話とかしつこく言われるから仕方なく後に付いていった。
「優子」
「な、なに?」
前を歩いていたミルフィーユが振り向いた。すると相槌を打った優子が突然に動けなくなってしまう。
「え……」
突如として足が動かなくなって戸惑う優子に向かって、怪しげなニンマリ顔ってミルフィーユがゆっくり近づいていく。
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