✡︎ユニオンレグヌス✡︎

〜神歌〜

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〜第十章 メモリア・セディナ〜

178話❅タ〜な〜タ〜なたなたー♪❅

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 パリィはセクトリアに戻り、パリィの屋敷の庭にその実を丁寧に植えようとしたが、考え直して思いとどまる。
 この実をパリィはセディナと名付けて、魔法の指輪に再びしまった、いつかセディナを再興して元の場所に植えてあげようと思ったのだ。


 そして護衛団、カルベラ隊からの被害状況の確認を聞いてからほっとした、何故なら今日はあれだけの事があったが、それでも幸い死者は一人も出なかった。

 パリィは護衛団とカルベラの者達、そしてクイスにも明日セディナを浄化後、セディナに入り木を全て焼き払う事を指示し支度した。

 アンデット達が居たとしても、浄化すれば魂が天に帰り風化するが、ツリーフォークの多くは形が残る。
 ツリーフォークになってしまった木はまたツリーフォークや、更に凶悪なデスツリーになり易い、その為に焼き払う必要があるのだ。

 パリィがセディナの木に涙を流し叫んだのは、思い出もそうだが風化してくれたからだ、思い残す事があったのだろうか、満たされた様に穏やかな顔になり、風化してくれた。

 パリィはあのセディナの木を焼きたくはなかったのだ。

 翌日パリィは街の建設や農地開拓などを全て休ませ、護衛団、カルベラ、テリングと持てる兵力の殆どを連れて、セディナに向かった。
 周辺を常に巡回させ、異変がないかを監視させる、逃げ出す様な知性的なアンデットや、魔物が居ないかを見張らせた。

 街の入り口ではメーテリアが祈りを捧げる支度をしていた。
 浄化魔法は、単体的な相手なら基本祈りは必要としないが、範囲となれば話は変わる昨日メーテリアが使った『サンクトゥスリオミア』をこのセディナ全体に使おうと言うのだ。


 パリィも祈りを捧げる為に、巫女の衣装に着替えている、メーテリアもあの儀式をするのだ、だがメーテリアはお酒に弱い、いや飲めなくもないが飲めないとも言える。


「パリィ様
私の壺もお酒ですよね?」
メーテリアが不安そうに聞く。

「当たり前です
神様にミルクでも捧げるのですか?」
パリィは静かにメーテリアに言う。

「ミルク好きの神様だっているかも知れないじゃないですかぁ」
メーテリアは既に涙目だ。

(いったい何を話しているのじゃ……)
 ムエルテはパリィ達の前に、恐怖の女神メトゥスも連れて来ていて、メトゥスに言った。

(ムエルテ様……
メーテリアさんから
凄まじい恐怖を感じます)
 メトゥスが頬を赤くしメーテリアから放たれる恐怖を味わい、いつもなら心地よさを感じるのだが、複雑な気持ちになりながら言う。

(……)
ムエルテが言葉を失う。


 メーテリアは思い出した、千年前マルティア時代に開かれたパーティーの時に注がれた葡萄酒を常にパリィにパスしていたのを……。
 パリィも色々と思い出し、今度こそ飲ませる、と思っていた。
 不思議とムエルテが近くにいるような気がして、僅かな安心感だろうか、苦しい過去と向き合っているはずなのだが、安心感もあった。


 別にパリィはお酒が好きな訳じゃない、シンプルにズルイと思っていたのだ。
 メーテリアはクジ運も悪い、お祭りの余興でクジ引いて酒を煽る羽目になった時も、何故か二人セットの様な扱いになっていて、替わりにパリィが飲まされて居たのだ。

 おかげで千年前のパリィはお酒にだいぶ強くなった苦い様な記憶がある。
 更に思い出せば、メーテリアはこの儀式をマルティア国、建国時に一度だけやってそれ以降はしていない、それはメーテリアが回避する事に全力を尽くして居たからだ。

 何故かと言えば、この儀式に使う酒は基本的に『ターナ』と言うお酒で相当強いのだ。


 そして儀式の支度が整い、祈りを捧げる為に白布で覆われた祭壇に入る。
 二人とも、儀式用の衣装でかなり薄く、大人の色に艶を帯びている。

 そして祈りを捧げ終え瞳をあけると、何時もの様に神様に贈る側の盃は飲み干されていた。

(この儀式は
来てみるとなかなか面白い
よく神と向き合おうと考えたものじゃ

そしてパリィの振る舞いもなかなかじゃ
流石天使と言えよう)

 ムエルテがそう言いながら、パリィの前に姿を消して座り、ふとメーテリアの前に座っているメトゥスを見ると、メトゥスが困り果てていた。


 パリィとメーテリアの盃に酒が注がれ、メーテリアはゴクリと唾を飲み、目を見開き凝視している。

(ムエルテ様……
メーテリアさんから
この世の終末を思わせる恐怖が
溢れています)

 メトゥスが静かに言う、恐怖の女神であるメトゥスは恐怖を力とする感情神であるが、まさかこの様な場面でそれを味わえるとは思ってもいなかったので、どうしていいのか解らなくなっていた。


 パリィは自分の盃を手に取り瞳を瞑り、美しく綺麗に飲み干す、僅かに一筋口から溢れた気がしたが、品良く拭い盃を置き瞳を開いた瞬間……。

(なぜ……)
パリィは心で呟いた。

 さっきまで普通に置かれていた、神様側の盃が伏せて置いてあった、溢すなと言う意味である。
 ムエルテが盃を伏せたのだ。

(相方が困っておろう……
自分だけさっさと済ますでない)
ムエルテが笑みを溢しながら呟く。



 パリィは確かに溢した、確実な記憶がある、そしてメーテリアをチラ見したが、メーテリアは依然として凝視して固まっている。


 その一瞬でパリィの盃には酒が注がれていた、ムエルテが素知らぬ顔をしている。

(まさか
メーテリアが飲むまで続く?)
パリィはそう考えた。

「メーテリア?大丈夫?」
声を掛けたが反応がない。

 パリィは神様に小さく礼をして、メーテリアをツンツンと突っつく。


 反応が無いお酒を凝視したまま気絶しているようだ。


(この子って……
お酒がアンデットより怖いの?)
 パリィはそう思い汗を流している。

(死ぬことより怖いみたいです……)
 メトゥスがメーテリアの恐怖の対象に戸惑いを超え、何故か絶望感を感じている。


 そしてパリィはメーテリアの頬を軽く叩いた、メーテリアがハッと起きて、パリィに相当な恐怖を訴えた瞳でパリィに頷いた。

 そしてパリィは席に戻り、先にパリィがお酒を一気に飲む。

(いい飲みっぷりじゃのぉ……)
ムエルテが見ている。


「かみしゃまぁぁぁぁ……」
メーテリアが情けない声で呟き、盃を口に運ぶ。

(はよ飲まぬか……)
ムエルテが呆れている。

「む……無理しなくていいですよ……」
メトゥスが思わず小声で呟く。


「っ!パリィ様
たった今
無理しなくていいと
神様のお告げがありました」

 メーテリアは地獄耳の様にメトゥスの声を聞き取った。

(メトゥス……)
ムエルテが呟きメトゥスを睨む。

(申し訳ありませんっ!)
メトゥスは心で叫ぶように詫びている。


「そんなお告げ聞いたことありません」
パリィはメーテリアを見ながらあっさり否定する、自分だけ二杯も飲み、メーテリアだけ逃げようとしているとしか思えなかったが……その一瞬でムエルテがまたお酒を注いだ。


「なっ‼︎」


 メーテリアがしぶしぶ一気に飲み干し、それは起きた……。


「タ~ナ~タ~ナ~タナタナタ~ナ~」


 メーテリアが歌い出し壊れた。


 パリィはまたお酒を一気に飲もうしたが、それを聞いて思わず吹き出してしまう、もう溢すどころでは無い。

 パリィが吹き出したお酒をムエルテはあっさり躱す。

「キャハハッ
パリィ様汚いですよっ!

ってムエルテ様いらしてたんですか?」
メーテリアがムエルテを指差して言った。

(なっ!こやつ妾が見えるのかっ‼︎)
ムエルテが驚いた。


「えっ……
ムエルテ様……って盃を伏せたのは
ムエルテ様なのですか」
パリィが戸惑いながら言う、ムエルテがそういうことをする神には思えなかったからだ。

「こっちの神様はだれなんですかぁ?」

 メーテリアが恐怖の女神メトゥスに抱きつこうとしてムエルテに聞いた、既にただの酔っ払いである。

(ちょっちょっとっ‼︎)
メトゥスはスルリと避ける。

「えっ……
他にも神様がいるの?」
 パリィがメーテリアが抱きついてると思われる、メーテリアの腕の中を見る。


「楽しませてもらった
祈りは聞き入れるゆえ好きにするが良い」
ムエルテがそう言いその場を去ろうとする。

「ムエルテ様っ」
メトゥスが姿を表し、慌ててムエルテを追って去って行った。


「また来て下さいねー‼︎
タ~ナータ~なーたなたなたーな~」
メーテリアがそう言い歌いながら倒れた。


「ちょっお待ち下さいっ!
お話がっ‼︎」
パリィが呼び止めようとしたが。


「タ~な~タ~なたなたー♪」

 歌いながらメーテリアが抱きついて来た、完全なる酔っ払いである。

「パリィしゃま~
まだ飲めてないんでしゅか~」

 パリィは思い出した千二百年前、マルティア建国の時にメーテリアが、儀式の布の中で倒れて寝ていたのを……。

 あの時は忙しくて、何故かは調べなかった、この前クイスが白獅子の話をした時も酒を断っていた。


 パリィはいつのまにか注がれていた盃を仕方なく急いで煽り、盃を置いた。

「パリィしゃま溢しちゃいましたね。
お酒はこうやって飲むのですよぉ~」
 メーテリアはそう言い、自らの盃に手酌して一気に飲み干し、そのまま倒れて寝始めた


 生まれ変わって千年前より、お酒に弱くなっている自分に気付く、だがそれは仕方ない。
 あの時のパリィは三千歳は超えていて、立派な大人の女性だった。
 今はまだ七百歳のパリィ、エルフで言えば十七、八と言った所だ、神聖な儀式やクイスの様に他国の高官に進められた時にしか口にしないが、やはりかなり辛いようだ。

 それでも、少しふらつきながら立とうとしたとき、パリィの前の石碑にムエルテと彫られてパリィはホッとしたが、複雑な気分になる。
 そしてメーテリアとこの儀式は二度としないと心に誓ったのは言うまでも無い。


 だがセディナに千年ぶりに、明るい歌声が響き渡った。
 まるで新しい喜びが生まれるかの様に……。


「タ~な~タ~なたなたー♪」


 メーテリアが寝たまま歌っていた。
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