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シーズン後半
第15話「決戦前夜」
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最終節へ向けての練習場には、いつもと違う雰囲気が漂っていた。
とは言え、それは先週までの『昇格は出来るだろう』と言うゆるさと、プレッシャーからくる殺伐とした空気の入り混じった雰囲気とは違う。とにかく直接対決に勝てば昇格、優勝。引き分け以下なら昇格できない可能性が高いと言う分かりやすい状況と、ここに来て9月以来の連敗を喫したチームに、罵声ではなく力強いチャントを贈ってくれたサポーターに応えたいという選手の気持ちが創りだした、何かが吹っ切れたように清々しくも気合の入った雰囲気だった。
「まったく、出来るなら最初からやれっての」
練習を満足気に見つめながら、清川監督が溜息をつく。
あの日、娘ほど歳の離れた雫に元気をもらってからの清川の奮闘ぶりは、見ている方が心配になるほどのものだったのだが、それが効果があったかといえば疑問符がつく。
清川にとってこの2週間は、『結局監督の出来る事なんて、サポーターのたった一言の応援以下のこともある』そうあらためて痛感した2週間だった。
最終節を残すばかりとなったJ3の優勝争いはまれに見る混戦で、上位3チーム全てに優勝の可能性が残り、また、上位3チーム全てにJ3残留……昇格失敗の可能性も残っている。
首位、鬼怒川デモーニオの勝ち点は95。得失点差は+7。
2位、我らが多喜城FCは勝ち点94の1差。得失点差は+9。
3位、ビアンコーレ盛岡の勝ち点は2位と同じく94。ただ、得失点差が+5と低いため、その差で3位となっていた。
最終節は多喜城のホームで首位鬼怒川と2位多喜城の直接対決があり、その鬼怒川デモーニオは、前回の対決で疑惑のPKにより連続負けなし記録を止められた、あのいわく付きの相手だった。
いよいよ明日は最終節と言う日の練習は、疲れを残さないために軽く切り上げ、選手たちは入念なマッサージを受ける事になっていた。
しかし、清川にオーバーワークを注意された石元とアリオスは、こっそりとフリーキックの練習を行って雫に叱られている。
山田はファンサービスを続ける選手たちの後から、見つからないように抜けだそうとして森に引きずり戻される。
気合の入った練習とは裏腹に、明日が運命の日とは思えない、いつもどおりの日常がそこにはあった。
クラブハウスへ引き上げる途中、清川は、サポーターの後ろの方に見知った顔を見つけた。
「我妻さん! 来てくださったんですか!」
清川が声をかけた先では、一人の老人が杖を突きながらニコニコと選手たちを見ている。
50代半ば程の女性に付き添われたその老人は、昨年まで多喜城の指揮をとっていた我妻元監督だった。
相変わらずの好々爺然とした笑顔ではあったが、その姿は一気に老け込んだように見える。
清川の声に気がついた古くからの選手たちもわっと集まり、まるで恩師を囲む同窓会のような輪がそこには出来た。
その選手一人一人に激励の言葉をかけ、握手を交わした我妻元監督は、付き添いの女性と雫に両肩を支えられ、ベンチに腰を下ろす。
話があると言われた清川を残して、選手たちはマッサージを受けるために、名残惜しそうにクラブハウスへ向かった。
「……ワシは、本当はあの子らに謝らなければならんのです」
選手たちが引き上げたのを確かめ、杖に両手を乗せて真っ直ぐにクラブハウスの方を見つめた我妻監督は、そう話し始める。
清川はおとなしく話を聞いていた。
「アマチュアを、3部リーグを、ワシは勘違いしておりました。本業に支障をきたさないように練習をさせ、勝敗よりもサッカーを楽しむことを優先させました。結果としてプロの選手に負担をかけ、財満くんには大きな怪我までさせてしまった」
我妻監督は杖を置き、隣りに座る清川の手を両手で握る。
「清川監督。貴方が来てからの選手たちの活き活きとした目を見て、ワシはすぐに間違いに気づきました。ワシが指揮をとっていた頃より何倍も辛いだろうに、何十倍も楽しそうなあの子らを見て、心が掻き毟られるような自責の念に毎日苛まれておったのです」
「我妻さん……」
雫がスーツの裾を握りしめながら涙をこぼす。
清川はやはり、黙ったまま我妻監督の言葉を聴いていた。
「しかし、謝るのはやめました。こんなシワだらけの頭を下げられても、あの子らも寝覚めが悪いだけでしょう。代わりに清川監督。あなたにお礼を言おうと思いました。本当に、あの子らを、私たちの多喜城FCを素晴らしいチームにして頂いて、有難うございます」
まるで清川の手を崇め奉るように額の上に持ち上げ、我妻監督は深々と頭を下げた。
それまで黙って話を聞いていた清川は、その手を力強く握り直返し、逆に頭を下げ返す。
「俺ぁね、我妻さん。貴方の子どもたちの、多喜城FCの培ってきた力を発揮しやすい環境を整える手伝いをしたに過ぎませんよ。あなたが植え付けてくれた、サッカーを楽しむって言う一番大事なこと、俺も忘れてたその事を、あいつらは知ってた。それがあいつらの輝きの源です。……お礼を言いたいのはこっちの方ですよ」
お互いに頭を下げ、ガッチリと手を握った二人はゆっくりと顔を上げる。
清川の一言で、我妻監督の顔からは憑き物が落ちたように、焦りも苛立ちも全てが消えていた。
我妻監督の娘だという付き添いの女性に促され、我妻監督は席を立つ。
近くの路上に止まった車の横で、運転席から降りて我妻監督を迎えた男性が、清川たちに向かって深々と頭を下げた。
それに答えるようにまた頭を下げた清川たちは、車の姿が見えなくなるまで、頭を上げなかった。
「キヨさん、我妻監督なんて?」
丁度マッサージを終えたのだろう、クラブハウスから駆け出してきた千賀が、清川を捕まえてそう聞いた。
少し考えた末、清川は千賀の肩に腕を乗せる。
「明日、優勝の大皿持って挨拶に行くぞ」
「おじいちゃんが来いって?」
あまりにも素直なその物言いに、清川も雫も表情を崩す。
「んな訳ねぇだろ。男はな、そんな簡単な言葉は吐かねぇもんなんだよ。まったく、ガキが」
軽く肩を押されて、千賀はたたらを踏む。笑っている雫を見てバツの悪そうな表情をすると、彼はそのまま走り去りかけて、動きを止めた。
「……キヨさん。俺、プロになれたかな?」
照れくさそうな、不安そうな、曖昧な表情を浮かべて床に目を落としたまま、千賀はそうつぶやく。
すぐには答えず、黙って千賀を見つめる清川の言葉を、雫はやきもきしながら待った。
あの日、契約更改で『サッカーは子供を大人に、大人を紳士にする』と言う言葉を贈られた日から、千賀は『プロはその紳士の上だ、お前には一足飛びにそれになれるチャンスが有るんだぜ』と言う清川の言葉を信じて、元日本代表ボランチの森を手本に一年間がむしゃらにやって来た。
練習に遅刻することも、練習中に手を抜くことも無くなった。
食事をはじめ、シーズン通してのコンディションの維持についても学んだ。
チームメイトとのコミュニケーションや、レフェリーや対戦相手との駆け引き、精神状態を維持することも、サポーターとの交流にも一切手を抜かないと言う姿勢も全て学んだ。
この一年間やってきた事を考えれば、あの日、清川から言われた『お前はプロじゃない』と言う言葉にも納得できる。
それほど今までとは全く違う一年を過ごしてきたのだ。
しかし、それでも千賀が目標とする森をはじめ、チームメイトや対戦相手の選手でさえ、本当のプロと呼べる選手たちと比べれば、自分はやっぱりガキだなと痛感することの多い日々だった。
今、自分はプロと呼べる存在になれたのか、明日、勝つにせよ負けるにせよ、胸を張って我妻監督に報告に行けるのか。
千賀の胸中は不安でいっぱいだった。
長い沈黙の末、我慢しきれなくなった雫が口を開きかけた時、清川が静かに言葉をかける。
「……プロになれたかだと? その質問が出てきた時点で、お前はもうプロだと俺ぁ思ってる。ただ、それは俺の答えだ。お前がプロになれたかどうかはお前自身が決めろ。……明日の試合が終われば自ずと答えは出るだろうよ」
清川の言葉を目を瞑ったまま聴いた千賀は、ゆっくりと目を開く。
その目に、先程までの不安はもう見えなかった。
清川にお礼を言おうとして、千賀は開きかけた口を閉じた。
いたずらっぽく笑うと「わかった」と一言残して手を振りながら走り去る。
「……やっぱガキだな、あいつ」
その背中を苦笑いで見送りながら、清川は雫にそう漏らし、雫は笑顔でそれに答えた。
とは言え、それは先週までの『昇格は出来るだろう』と言うゆるさと、プレッシャーからくる殺伐とした空気の入り混じった雰囲気とは違う。とにかく直接対決に勝てば昇格、優勝。引き分け以下なら昇格できない可能性が高いと言う分かりやすい状況と、ここに来て9月以来の連敗を喫したチームに、罵声ではなく力強いチャントを贈ってくれたサポーターに応えたいという選手の気持ちが創りだした、何かが吹っ切れたように清々しくも気合の入った雰囲気だった。
「まったく、出来るなら最初からやれっての」
練習を満足気に見つめながら、清川監督が溜息をつく。
あの日、娘ほど歳の離れた雫に元気をもらってからの清川の奮闘ぶりは、見ている方が心配になるほどのものだったのだが、それが効果があったかといえば疑問符がつく。
清川にとってこの2週間は、『結局監督の出来る事なんて、サポーターのたった一言の応援以下のこともある』そうあらためて痛感した2週間だった。
最終節を残すばかりとなったJ3の優勝争いはまれに見る混戦で、上位3チーム全てに優勝の可能性が残り、また、上位3チーム全てにJ3残留……昇格失敗の可能性も残っている。
首位、鬼怒川デモーニオの勝ち点は95。得失点差は+7。
2位、我らが多喜城FCは勝ち点94の1差。得失点差は+9。
3位、ビアンコーレ盛岡の勝ち点は2位と同じく94。ただ、得失点差が+5と低いため、その差で3位となっていた。
最終節は多喜城のホームで首位鬼怒川と2位多喜城の直接対決があり、その鬼怒川デモーニオは、前回の対決で疑惑のPKにより連続負けなし記録を止められた、あのいわく付きの相手だった。
いよいよ明日は最終節と言う日の練習は、疲れを残さないために軽く切り上げ、選手たちは入念なマッサージを受ける事になっていた。
しかし、清川にオーバーワークを注意された石元とアリオスは、こっそりとフリーキックの練習を行って雫に叱られている。
山田はファンサービスを続ける選手たちの後から、見つからないように抜けだそうとして森に引きずり戻される。
気合の入った練習とは裏腹に、明日が運命の日とは思えない、いつもどおりの日常がそこにはあった。
クラブハウスへ引き上げる途中、清川は、サポーターの後ろの方に見知った顔を見つけた。
「我妻さん! 来てくださったんですか!」
清川が声をかけた先では、一人の老人が杖を突きながらニコニコと選手たちを見ている。
50代半ば程の女性に付き添われたその老人は、昨年まで多喜城の指揮をとっていた我妻元監督だった。
相変わらずの好々爺然とした笑顔ではあったが、その姿は一気に老け込んだように見える。
清川の声に気がついた古くからの選手たちもわっと集まり、まるで恩師を囲む同窓会のような輪がそこには出来た。
その選手一人一人に激励の言葉をかけ、握手を交わした我妻元監督は、付き添いの女性と雫に両肩を支えられ、ベンチに腰を下ろす。
話があると言われた清川を残して、選手たちはマッサージを受けるために、名残惜しそうにクラブハウスへ向かった。
「……ワシは、本当はあの子らに謝らなければならんのです」
選手たちが引き上げたのを確かめ、杖に両手を乗せて真っ直ぐにクラブハウスの方を見つめた我妻監督は、そう話し始める。
清川はおとなしく話を聞いていた。
「アマチュアを、3部リーグを、ワシは勘違いしておりました。本業に支障をきたさないように練習をさせ、勝敗よりもサッカーを楽しむことを優先させました。結果としてプロの選手に負担をかけ、財満くんには大きな怪我までさせてしまった」
我妻監督は杖を置き、隣りに座る清川の手を両手で握る。
「清川監督。貴方が来てからの選手たちの活き活きとした目を見て、ワシはすぐに間違いに気づきました。ワシが指揮をとっていた頃より何倍も辛いだろうに、何十倍も楽しそうなあの子らを見て、心が掻き毟られるような自責の念に毎日苛まれておったのです」
「我妻さん……」
雫がスーツの裾を握りしめながら涙をこぼす。
清川はやはり、黙ったまま我妻監督の言葉を聴いていた。
「しかし、謝るのはやめました。こんなシワだらけの頭を下げられても、あの子らも寝覚めが悪いだけでしょう。代わりに清川監督。あなたにお礼を言おうと思いました。本当に、あの子らを、私たちの多喜城FCを素晴らしいチームにして頂いて、有難うございます」
まるで清川の手を崇め奉るように額の上に持ち上げ、我妻監督は深々と頭を下げた。
それまで黙って話を聞いていた清川は、その手を力強く握り直返し、逆に頭を下げ返す。
「俺ぁね、我妻さん。貴方の子どもたちの、多喜城FCの培ってきた力を発揮しやすい環境を整える手伝いをしたに過ぎませんよ。あなたが植え付けてくれた、サッカーを楽しむって言う一番大事なこと、俺も忘れてたその事を、あいつらは知ってた。それがあいつらの輝きの源です。……お礼を言いたいのはこっちの方ですよ」
お互いに頭を下げ、ガッチリと手を握った二人はゆっくりと顔を上げる。
清川の一言で、我妻監督の顔からは憑き物が落ちたように、焦りも苛立ちも全てが消えていた。
我妻監督の娘だという付き添いの女性に促され、我妻監督は席を立つ。
近くの路上に止まった車の横で、運転席から降りて我妻監督を迎えた男性が、清川たちに向かって深々と頭を下げた。
それに答えるようにまた頭を下げた清川たちは、車の姿が見えなくなるまで、頭を上げなかった。
「キヨさん、我妻監督なんて?」
丁度マッサージを終えたのだろう、クラブハウスから駆け出してきた千賀が、清川を捕まえてそう聞いた。
少し考えた末、清川は千賀の肩に腕を乗せる。
「明日、優勝の大皿持って挨拶に行くぞ」
「おじいちゃんが来いって?」
あまりにも素直なその物言いに、清川も雫も表情を崩す。
「んな訳ねぇだろ。男はな、そんな簡単な言葉は吐かねぇもんなんだよ。まったく、ガキが」
軽く肩を押されて、千賀はたたらを踏む。笑っている雫を見てバツの悪そうな表情をすると、彼はそのまま走り去りかけて、動きを止めた。
「……キヨさん。俺、プロになれたかな?」
照れくさそうな、不安そうな、曖昧な表情を浮かべて床に目を落としたまま、千賀はそうつぶやく。
すぐには答えず、黙って千賀を見つめる清川の言葉を、雫はやきもきしながら待った。
あの日、契約更改で『サッカーは子供を大人に、大人を紳士にする』と言う言葉を贈られた日から、千賀は『プロはその紳士の上だ、お前には一足飛びにそれになれるチャンスが有るんだぜ』と言う清川の言葉を信じて、元日本代表ボランチの森を手本に一年間がむしゃらにやって来た。
練習に遅刻することも、練習中に手を抜くことも無くなった。
食事をはじめ、シーズン通してのコンディションの維持についても学んだ。
チームメイトとのコミュニケーションや、レフェリーや対戦相手との駆け引き、精神状態を維持することも、サポーターとの交流にも一切手を抜かないと言う姿勢も全て学んだ。
この一年間やってきた事を考えれば、あの日、清川から言われた『お前はプロじゃない』と言う言葉にも納得できる。
それほど今までとは全く違う一年を過ごしてきたのだ。
しかし、それでも千賀が目標とする森をはじめ、チームメイトや対戦相手の選手でさえ、本当のプロと呼べる選手たちと比べれば、自分はやっぱりガキだなと痛感することの多い日々だった。
今、自分はプロと呼べる存在になれたのか、明日、勝つにせよ負けるにせよ、胸を張って我妻監督に報告に行けるのか。
千賀の胸中は不安でいっぱいだった。
長い沈黙の末、我慢しきれなくなった雫が口を開きかけた時、清川が静かに言葉をかける。
「……プロになれたかだと? その質問が出てきた時点で、お前はもうプロだと俺ぁ思ってる。ただ、それは俺の答えだ。お前がプロになれたかどうかはお前自身が決めろ。……明日の試合が終われば自ずと答えは出るだろうよ」
清川の言葉を目を瞑ったまま聴いた千賀は、ゆっくりと目を開く。
その目に、先程までの不安はもう見えなかった。
清川にお礼を言おうとして、千賀は開きかけた口を閉じた。
いたずらっぽく笑うと「わかった」と一言残して手を振りながら走り去る。
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