35 / 75
待ち人……来たる
しおりを挟む
レオが怖い。
身長が伸び声も低くなった、お日様の匂いもしない、男の人の香水の香り。
「お願い、だから、離して」
「これからセイラに恥じないように生きる。一緒に故郷で過ごそう」
何も言えないでいたら、体をくるりと向かされレオと対面する形になり、そのまま抱きしめられた。
「いやっ!」
両腕でレオを突き放そうとするけれど、びくともしなかった
「セイラ、好きだ」
顔が近づいてくるのが分かる。その後の展開も……
「やめてっ」
そんなレオの顔を見たくなくて、目を瞑り顔を下に向けた
「やだっ!」
助けて、助けて、ウィルベルト様
……思い出したのはウィルベルト様だった
「おいっ! 何をしている! セイラから離れろ」
ウィルベルト様、来てくれた。その時に緊張の糸が解けたように力が抜けた
「ウィルベルト、さま」
ウィルベルト様の顔を見てほっとしたのか涙が溢れてきた。急いで来てくれたんだろう、呼吸が乱れていた。
ウィルベルト様に手を伸ばすと、しっかりと私の手を掴んでくれて、レオから引き離された。
「何の用だ? ウィルベルト・オリバス」
レオの怖い声、ウィルベルト様に優しく肩を抱かれた
「貴様に用はない」
「セイラは俺がいるのに浮気をしていたのか?」
「お前と一緒にするな! お前との関係などもうないだろうが。今までセイラの事を放って自分勝手に遊んでいて、今更惜しくなったのか?」
「セイラに聞いているんだが?」
レオが怖くてウィルベルト様の胸に顔を埋めた
「震えている、可哀想に」
ぎゅっとでも、優しく抱きしめてくれた。ウィルベルト様の心臓の音を聞いていたら落ち着き始めてきた
「セイラ領地へ帰ろう。前のように自然豊かな場所で、魚を釣ったり、のんびりと暮らそう?」
何を勝手な事を言っているんだろう
「帰らない。レオとは帰らない。領地をバカにしたじゃない! 勝手な事を言わないでよ」
「セイラ……?」
懲りずにまた触れようとしてきた
「触らないで! 私の知っているレオはもういないの。これ以上レオの事嫌いにさせないでよ」
「そんな……セイ、ラ」
掠れた声で私を呼ぶ声、もう私の好きだったレオはいない
「こんな事をセイラに言わせたかったのか? おまえは最低な野郎だな、セイラに振られて満足したか?」
ウィルベルト様の凍るような声
「おまえとセイラでは芯の強さが違う。考え方も違う。セイラは変わらないのではない! 領地に誇りがあるんだ、だから美しい。おまえはコンプレックスの塊だ、だから流されやすい」
「ウィルベルト・オリバス、おまえに何が分かる?」
「セイラが好きなのにその存在を隠して女と遊んでいた。どれだけセイラを傷つけた? 勉強もやれば出来るくせに努力も放棄した。おまえは何がしたくて学園にいるんだ? 将来の為に学園で学ぼうとは思わなかったのか? 将来はセイラと結婚するしかない? バカな事を言ってセイラの将来を潰すな」
「セイラとの結婚は幼い頃から決まっていた。おまえは田舎暮らしをした事がないくせに偉そうな事を言うな!」
「田舎の良さを知っていて、王都での暮らしを受け入れられるセイラを見て、それでもそんな事を言えるのか? 領地の話をする時のセイラはとても楽しそうで、行った事はないが、ルフォール領の領民はきっと幸せなんだろうと思った。おまえこそ分かったような口を叩くな」
「ウィルベルト様」
ウィルベルト様が言ってくれたことが嬉しくて、そっとウィルベルト様を見上げたら、うっと声を上げてポケットチーフを顔にかけられた
「悪い。ちょっと顔を隠しててくれ」
顔を隠す? 泣いた顔が酷いのだろう
「レオ・ファーノン、おまえと話し合う必要性はないようだな。二度とセイラに近づくな! おまえの行った行動は責任を取ってもらう、十分反省しろ。おまえが去らないのなら私たちは失礼する」
そのままウィルベルト様に肩を抱かれたまま歩き出しました。
「悪い、遅くなって」
謝られたけど、ウィルベルト様は助けに来てくれた。約束をしたわけではないのに
「悪い……顔に、チーフを、掛けたままだったな」
ぷっと吹き出すウィルベルト様
「歩きにくいと思ってました……ウィルベルト様、ありがとうございました、助けに来てくれて、嬉しかった」
「座れるところへ行って落ち着こうか?」
手を繋がれてドキドキしたけれど、ウィルベルト様が笑っていたので、大丈夫。
あんな事があったから余計に笑顔を見せてくれる。そういえば協力してくれるって言っていた、レオとの関係は今日で終わった。
だからウィルベルト様との関係も終わりなのかもしれない。そう思うと寂しくなった
連れて行かれた場所は、ガーデンの小さな噴水があるところだった。
「少し冷やしたほうがいい」
顔を隠されたチーフを水で冷やして、目元に当ててくれた。
「ウィルベルト様。ありがとうございました」
「それはさっきも聞いた。出来ればあいつの話は忘れたい。腹が立ってしょうがない」
「はい、そうですね」
「せっかくの舞踏会なのに、遅れてしまった……」
「珍しいですね、遅刻だなんて」
「今更だけど、そのドレス君にとても似合っている」
レオに褒められた時とは全く違う感情……嬉しくて、少し照れる
「ありがとうございます。ウィルベルト様もとても素敵です」
いつもと違う髪型、前髪を半分上げて撫でつけるスタイルに、シルバーグレーのタキシード。
助けに来てくれた時はとてもかっこよくて王子様のように思えたのは内緒です。
身長が伸び声も低くなった、お日様の匂いもしない、男の人の香水の香り。
「お願い、だから、離して」
「これからセイラに恥じないように生きる。一緒に故郷で過ごそう」
何も言えないでいたら、体をくるりと向かされレオと対面する形になり、そのまま抱きしめられた。
「いやっ!」
両腕でレオを突き放そうとするけれど、びくともしなかった
「セイラ、好きだ」
顔が近づいてくるのが分かる。その後の展開も……
「やめてっ」
そんなレオの顔を見たくなくて、目を瞑り顔を下に向けた
「やだっ!」
助けて、助けて、ウィルベルト様
……思い出したのはウィルベルト様だった
「おいっ! 何をしている! セイラから離れろ」
ウィルベルト様、来てくれた。その時に緊張の糸が解けたように力が抜けた
「ウィルベルト、さま」
ウィルベルト様の顔を見てほっとしたのか涙が溢れてきた。急いで来てくれたんだろう、呼吸が乱れていた。
ウィルベルト様に手を伸ばすと、しっかりと私の手を掴んでくれて、レオから引き離された。
「何の用だ? ウィルベルト・オリバス」
レオの怖い声、ウィルベルト様に優しく肩を抱かれた
「貴様に用はない」
「セイラは俺がいるのに浮気をしていたのか?」
「お前と一緒にするな! お前との関係などもうないだろうが。今までセイラの事を放って自分勝手に遊んでいて、今更惜しくなったのか?」
「セイラに聞いているんだが?」
レオが怖くてウィルベルト様の胸に顔を埋めた
「震えている、可哀想に」
ぎゅっとでも、優しく抱きしめてくれた。ウィルベルト様の心臓の音を聞いていたら落ち着き始めてきた
「セイラ領地へ帰ろう。前のように自然豊かな場所で、魚を釣ったり、のんびりと暮らそう?」
何を勝手な事を言っているんだろう
「帰らない。レオとは帰らない。領地をバカにしたじゃない! 勝手な事を言わないでよ」
「セイラ……?」
懲りずにまた触れようとしてきた
「触らないで! 私の知っているレオはもういないの。これ以上レオの事嫌いにさせないでよ」
「そんな……セイ、ラ」
掠れた声で私を呼ぶ声、もう私の好きだったレオはいない
「こんな事をセイラに言わせたかったのか? おまえは最低な野郎だな、セイラに振られて満足したか?」
ウィルベルト様の凍るような声
「おまえとセイラでは芯の強さが違う。考え方も違う。セイラは変わらないのではない! 領地に誇りがあるんだ、だから美しい。おまえはコンプレックスの塊だ、だから流されやすい」
「ウィルベルト・オリバス、おまえに何が分かる?」
「セイラが好きなのにその存在を隠して女と遊んでいた。どれだけセイラを傷つけた? 勉強もやれば出来るくせに努力も放棄した。おまえは何がしたくて学園にいるんだ? 将来の為に学園で学ぼうとは思わなかったのか? 将来はセイラと結婚するしかない? バカな事を言ってセイラの将来を潰すな」
「セイラとの結婚は幼い頃から決まっていた。おまえは田舎暮らしをした事がないくせに偉そうな事を言うな!」
「田舎の良さを知っていて、王都での暮らしを受け入れられるセイラを見て、それでもそんな事を言えるのか? 領地の話をする時のセイラはとても楽しそうで、行った事はないが、ルフォール領の領民はきっと幸せなんだろうと思った。おまえこそ分かったような口を叩くな」
「ウィルベルト様」
ウィルベルト様が言ってくれたことが嬉しくて、そっとウィルベルト様を見上げたら、うっと声を上げてポケットチーフを顔にかけられた
「悪い。ちょっと顔を隠しててくれ」
顔を隠す? 泣いた顔が酷いのだろう
「レオ・ファーノン、おまえと話し合う必要性はないようだな。二度とセイラに近づくな! おまえの行った行動は責任を取ってもらう、十分反省しろ。おまえが去らないのなら私たちは失礼する」
そのままウィルベルト様に肩を抱かれたまま歩き出しました。
「悪い、遅くなって」
謝られたけど、ウィルベルト様は助けに来てくれた。約束をしたわけではないのに
「悪い……顔に、チーフを、掛けたままだったな」
ぷっと吹き出すウィルベルト様
「歩きにくいと思ってました……ウィルベルト様、ありがとうございました、助けに来てくれて、嬉しかった」
「座れるところへ行って落ち着こうか?」
手を繋がれてドキドキしたけれど、ウィルベルト様が笑っていたので、大丈夫。
あんな事があったから余計に笑顔を見せてくれる。そういえば協力してくれるって言っていた、レオとの関係は今日で終わった。
だからウィルベルト様との関係も終わりなのかもしれない。そう思うと寂しくなった
連れて行かれた場所は、ガーデンの小さな噴水があるところだった。
「少し冷やしたほうがいい」
顔を隠されたチーフを水で冷やして、目元に当ててくれた。
「ウィルベルト様。ありがとうございました」
「それはさっきも聞いた。出来ればあいつの話は忘れたい。腹が立ってしょうがない」
「はい、そうですね」
「せっかくの舞踏会なのに、遅れてしまった……」
「珍しいですね、遅刻だなんて」
「今更だけど、そのドレス君にとても似合っている」
レオに褒められた時とは全く違う感情……嬉しくて、少し照れる
「ありがとうございます。ウィルベルト様もとても素敵です」
いつもと違う髪型、前髪を半分上げて撫でつけるスタイルに、シルバーグレーのタキシード。
助けに来てくれた時はとてもかっこよくて王子様のように思えたのは内緒です。
57
あなたにおすすめの小説
全てを捨てて、わたしらしく生きていきます。
彩華(あやはな)
恋愛
3年前にリゼッタお姉様が風邪で死んだ後、お姉様の婚約者であるバルト様と結婚したわたし、サリーナ。バルト様はお姉様の事を愛していたため、わたしに愛情を向けることはなかった。じっと耐えた3年間。でも、人との出会いはわたしを変えていく。自由になるために全てを捨てる覚悟を決め、わたしはわたしらしく生きる事を決意する。
婚約者に裏切られた私が幸せになってもいいのですか?
鈴元 香奈
恋愛
婚約者の王太子に裏切られ、彼の恋人の策略によって見ず知らずの男に誘拐されたリカルダは、修道院で一生を終えようと思っていた。
だが、父親である公爵はそれを許さず新しい結婚相手を見つけてくる。その男は子爵の次男で容姿も平凡だが、公爵が認めるくらいに有能であった。しかし、四年前婚約者に裏切られた彼は女性嫌いだと公言している。
仕事はできるが女性に全く慣れておらず、自分より更に傷ついているであろう若く美しい妻をどう扱えばいいのか戸惑うばかりの文官と、幸せを諦めているが貴族の義務として夫の子を産みたい若奥様の物語。
小説家になろうさんにも投稿しています。
私だってあなたなんて願い下げです!これからの人生は好きに生きます
Karamimi
恋愛
伯爵令嬢のジャンヌは、4年もの間ずっと婚約者で侯爵令息のシャーロンに冷遇されてきた。
オレンジ色の髪に吊り上がった真っ赤な瞳のせいで、一見怖そうに見えるジャンヌに対し、この国で3本の指に入るほどの美青年、シャーロン。美しいシャーロンを、令嬢たちが放っておく訳もなく、常に令嬢に囲まれて楽しそうに過ごしているシャーロンを、ただ見つめる事しか出来ないジャンヌ。
それでも4年前、助けてもらった恩を感じていたジャンヌは、シャーロンを想い続けていたのだが…
ある日いつもの様に辛辣な言葉が並ぶ手紙が届いたのだが、その中にはシャーロンが令嬢たちと口づけをしたり抱き合っている写真が入っていたのだ。それもどの写真も、別の令嬢だ。
自分の事を嫌っている事は気が付いていた。他の令嬢たちと仲が良いのも知っていた。でも、まさかこんな不貞を働いているだなんて、気持ち悪い。
正気を取り戻したジャンヌは、この写真を証拠にシャーロンと婚約破棄をする事を決意。婚約破棄出来た暁には、大好きだった騎士団に戻ろう、そう決めたのだった。
そして両親からも婚約破棄に同意してもらい、シャーロンの家へと向かったのだが…
※カクヨム、なろうでも投稿しています。
よろしくお願いします。
【完結】不誠実な旦那様、目が覚めたのでさよならです。
完菜
恋愛
王都の端にある森の中に、ひっそりと誰かから隠れるようにしてログハウスが建っていた。
そこには素朴な雰囲気を持つ女性リリーと、金髪で天使のように愛らしい子供、そして中年の女性の三人が暮らしている。この三人どうやら訳ありだ。
ある日リリーは、ケガをした男性を森で見つける。本当は困るのだが、見捨てることもできずに手当をするために自分の家に連れて行くことに……。
その日を境に、何も変わらない日常に少しの変化が生まれる。その森で暮らしていたリリーには、大好きな人から言われる「愛している」という言葉が全てだった。
しかし、あることがきっかけで一瞬にしてその言葉が恐ろしいものに変わってしまう。人を愛するって何なのか? 愛されるって何なのか? リリーが紆余曲折を経て辿り着く愛の形。(全50話)
あなたと出会えたから 〜タイムリープ後は幸せになります!〜
風見ゆうみ
恋愛
ミアシス伯爵家の長女である私、リリーは、出席したお茶会で公爵令嬢に毒を盛ったという冤罪を着せられて投獄されてしまう。数十日後の夜、私の目の前に現れた元婚約者と元親友から、明日には私が処刑されることや、毒をいれたのは自分だと告げられる。
2人が立ち去ったあと、隣の独房に入れられている青年、リュカから「過去に戻れたら自分と一緒に戦ってくれるか」と尋ねられる。私はその願いを承諾し、再会する約束を交わす。
その後、眠りについた私が目を覚ますと、独房の中ではなく自分の部屋にいた――
※2/26日に完結予定です。
※史実とは関係なく、設定もゆるゆるのご都合主義です。
【完結】離縁したいのなら、もっと穏便な方法もありましたのに。では、徹底的にやらせて頂きますね
との
恋愛
離婚したいのですか? 喜んでお受けします。
でも、本当に大丈夫なんでしょうか?
伯爵様・・自滅の道を行ってません?
まあ、徹底的にやらせて頂くだけですが。
収納スキル持ちの主人公と、錬金術師と異名をとる父親が爆走します。
(父さんの今の顔を見たらフリーカンパニーの団長も怯えるわ。ちっちゃい頃の私だったら確実に泣いてる)
ーーーーーー
ゆるふわの中世ヨーロッパ、幻の国の設定です。
32話、完結迄予約投稿済みです。
R15は念の為・・
【完結】私を捨てて駆け落ちしたあなたには、こちらからさようならを言いましょう。
やまぐちこはる
恋愛
パルティア・エンダライン侯爵令嬢はある日珍しく婿入り予定の婚約者から届いた手紙を読んで、彼が駆け落ちしたことを知った。相手は同じく侯爵令嬢で、そちらにも王家の血筋の婿入りする婚約者がいたが、貴族派閥を保つ政略結婚だったためにどうやっても婚約を解消できず、愛の逃避行と洒落こんだらしい。
落ち込むパルティアは、しばらく社交から離れたい療養地としても有名な別荘地へ避暑に向かう。静かな湖畔で傷を癒やしたいと、高級ホテルでひっそり寛いでいると同じ頃から同じように、人目を避けてぼんやり湖を眺める美しい青年に気がついた。
毎日涼しい湖畔で本を読みながら、チラリチラリと彼を盗み見ることが日課となったパルティアだが。
様子がおかしい青年に気づく。
ふらりと湖に近づくと、ポチャっと小さな水音を立てて入水し始めたのだ。
ドレスの裾をたくしあげ、パルティアも湖に駆け込んで彼を引き留めた。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
最終話まで予約投稿済です。
次はどんな話を書こうかなと思ったとき、駆け落ちした知人を思い出し、そんな話を書くことに致しました。
ある日突然、紙1枚で消えるのは本当にびっくりするのでやめてくださいという思いを込めて。
楽しんで頂けましたら、きっと彼らも喜ぶことと思います。
妹に全部取られたけど、幸せ確定の私は「ざまぁ」なんてしない!
石のやっさん
恋愛
マリアはドレーク伯爵家の長女で、ドリアーク伯爵家のフリードと婚約していた。
だが、パーティ会場で一方的に婚約を解消させられる。
しかも新たな婚約者は妹のロゼ。
誰が見てもそれは陥れられた物である事は明らかだった。
だが、敢えて反論もせずにそのまま受け入れた。
それはマリアにとって実にどうでも良い事だったからだ。
主人公は何も「ざまぁ」はしません(正当性の主張はしますが)ですが...二人は。
婚約破棄をすれば、本来なら、こうなるのでは、そんな感じで書いてみました。
この作品は昔の方が良いという感想があったのでそのまま残し。
これに追加して書いていきます。
新しい作品では
①主人公の感情が薄い
②視点変更で読みずらい
というご指摘がありましたので、以上2点の修正はこちらでしながら書いてみます。
見比べて見るのも面白いかも知れません。
ご迷惑をお掛けいたしました
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる