5 / 184
第一部 転生編
第5話 鑑定の結果は…
しおりを挟む
奏あらためクレイの発する言葉が、明確になんらかの意味を表している事は、両親やメイド達にすぐに理解された。
空腹にせよオムツにせよ、泣かずに言葉で訴える赤子が不気味に思われないかとクレイも少し懸念したが、「手がかからない賢い子」と受け入れられたようで助かった。
クレイは、その後、なるべくベッドの中で体を動かし(赤ん坊なりの筋トレ)すぐに動けるようになった。赤ん坊の肉体の適応力というのは大したものである。立ち上がれるようになったので、排泄はトイレでさせてもらえるようになった。と言ってもトイレまでは母親やメイドに抱きかかえられて連れて行ってもらう必要があったのだが。
いちいちトイレに行かず、ベビーベッドの上ですれば処理してあげるというような説明を受けた気がしたが、片言の言葉と態度で断固拒否、トイレに連れて行ってもらえる事になったのであった。
食事に関しては歯が生えそろうまでは母親の乳を飲んで凌くしかなかった。三十歳の大人の意識であるクレイは、見ず知らずの若い母親の乳首に吸い付くのは抵抗があったのだが、空腹には耐えられず。
そして吸い始めてしまえば、それはただの食事でしかない。赤ん坊なのでそれで性的に反応するという事もなく、授乳行為にはすぐに抵抗はなくなった。
そんなこんなで成長を急ぎ、徐々にこの世界の言葉も覚えてきた頃には、自分を取り巻く環境についてもかなり理解ってきた。
家にはメイドもたくさんいて、かなり裕福な印象であったが、それもそのはず、どうやらクレイは貴族の家に生まれたらしい。
この世界つけられた名はクレイリー、愛称はクレイ。地方貴族のヴァレット子爵家の三男であった。二つ上にステラという姉が、さらにその二つ上にワルドマという兄がいる。
成長を急いだクレイは、地球での知識が完全に残っている事もあいまって天才児だと騒がれた。
だが一方で問題もあった。クレイは魔法を使う事ができなかったのだ。
生まれてからしばらくして、父親が鑑定ができる者を呼んできた。鑑定士によって早速【鑑定】が行われ、ステータスボードが表示されたが……
―――――――――――――――――――
職能:%$#■∮n1!△
特技:○&’※Ho>?
魔力:仝
―――――――――――――――――――
クラスもスキルも分からないと鑑定士は言った。ステータスボードには鑑定士が読めない文字がならんでいたからである。
仕方がないので、魔力を測定する魔道具が使われ、保有魔力の実測が行われたが、結果はなんとゼロであった。
また鑑定士は、この子のステータスボードは普通と違っているとも言って首をかしげていた。
鑑定士が表示したステータスボードは、クレイにも周囲の人間達にも見えていたが、どうやら普通の人間のそれとはデザインが違っているようなのだ。
クレイの前の空中に浮かび上がるステータスボード。そのボードはクレイには見覚えがあるものであった。それは、地球で最も普及していたOSである「ドアーズ」のコマンドターミナルにそっくりであったのである。
そして、鑑定士が読めないと言ったクラスとスキルもクレイには読めていた。それは日本語で書いてあったからである。その飾り気のない黒い画面に表示されていたテキストは、
―――――――――――――――――――
職能:プログラマー
特技:クロネコ
魔力:0
―――――――――――――――――――
というものであった。
クラスって前世の職業かよ? だが、スキルのクロネコってのはなんだ? 前世の奏がよく餌をやっていた隣家の黒猫のクロの事だろうか?
それに、魔力とは? ゼロ? いや、地球でのステータスが引き継がれているとしたら、魔力なんてものはなかったので当然か。
クレイにはステータスボードが読めたものの、この世界の言語をまだ話せなかったので、それを説明する事ができず、黙っているしかなかった。
ただ、どうも、周囲の大人達はなにやら深刻そうな顔で話をしている。
クレイはまだ幼いのでクラスやスキルがはっきりしていなくともそれほど問題はないが、魔力が0という事は大問題であったのだ。
この世界には魔法がある。そして、その魔法を使うためには当然魔力が必要である。まったくないと言う事になると、一切の魔法が使えないという事になるのだ。
この世界の住人は、通常、多かれ少なかれ、皆魔力を持っている。ゼロという者はほぼ居ない。極稀には存在したが、そういう者はあまり良い人生を送る事はできていなかった。
この世界では、平民達は魔力が少なく、貴族は魔力が多いという特徴がある。
それは、魔法の効果の大きさ・強さは魔力の量に比例するため、使える魔力の量の大小が、この世界での地位を決めていったからである。魔力が多いものが力を持ち強い立場を確立し、平民と貴族を隔てる階級社会ができあがったわけである。
そのため貴族達は、より魔力の多い子を誕生させるべく、貴族同士での婚姻を繰り返して来たのだ。貴族は自分の子供達の魔力量を競い合い、自慢し合うのである。
逆に、魔力の少ない者を生んでしまった貴族家は、貴族社会では評判を落とす事になるのであった。
“不良品” を生んだ血筋からは、その後も不良品が生まれる可能性が高いと疑われ、その家の子供は忌避され、結婚が難しくなるのだ。それはつまり、その家の断絶にも繋がる。
そのため、子供が生まれたらすぐに鑑定士を呼び鑑定を行い、もし魔力が少ない “不良品” が生まれた場合は速やかに処分され死産と発表されるのが普通であったのだ。
魔力が人より少ないという程度であれば、平民の家や孤児院に引き取られる事も多い。さすがに我が子を殺すのを躊躇う親も多かったからである。
だが、魔力が “まったくない” となると話は別である。魔力が少ない者が多い平民の社会であっても、魔力がゼロという者はほとんど居ないのだ。完全に魔力がないとなれば、平民の間でも最底辺の生き方しかできず、苦労する事が目に見えている。それではかわいそうになので、物心つかない赤子のうちに殺してしまう判断をする事もあるのであった。
クレイはこれに該当する事になるが……
だが、クレイの両親、ヴァレット夫妻はクレイを処分しようとはしなかった。
クレイは赤子のうちに過去世の記憶を取り戻し大人の意識に目覚めてしまっていたが、この世界についての知識は皆無だったので、自分の処遇が普通ではなかったことを知らなかったが、後にこの事を知ったクレイは両親に感謝したのであった。
空腹にせよオムツにせよ、泣かずに言葉で訴える赤子が不気味に思われないかとクレイも少し懸念したが、「手がかからない賢い子」と受け入れられたようで助かった。
クレイは、その後、なるべくベッドの中で体を動かし(赤ん坊なりの筋トレ)すぐに動けるようになった。赤ん坊の肉体の適応力というのは大したものである。立ち上がれるようになったので、排泄はトイレでさせてもらえるようになった。と言ってもトイレまでは母親やメイドに抱きかかえられて連れて行ってもらう必要があったのだが。
いちいちトイレに行かず、ベビーベッドの上ですれば処理してあげるというような説明を受けた気がしたが、片言の言葉と態度で断固拒否、トイレに連れて行ってもらえる事になったのであった。
食事に関しては歯が生えそろうまでは母親の乳を飲んで凌くしかなかった。三十歳の大人の意識であるクレイは、見ず知らずの若い母親の乳首に吸い付くのは抵抗があったのだが、空腹には耐えられず。
そして吸い始めてしまえば、それはただの食事でしかない。赤ん坊なのでそれで性的に反応するという事もなく、授乳行為にはすぐに抵抗はなくなった。
そんなこんなで成長を急ぎ、徐々にこの世界の言葉も覚えてきた頃には、自分を取り巻く環境についてもかなり理解ってきた。
家にはメイドもたくさんいて、かなり裕福な印象であったが、それもそのはず、どうやらクレイは貴族の家に生まれたらしい。
この世界つけられた名はクレイリー、愛称はクレイ。地方貴族のヴァレット子爵家の三男であった。二つ上にステラという姉が、さらにその二つ上にワルドマという兄がいる。
成長を急いだクレイは、地球での知識が完全に残っている事もあいまって天才児だと騒がれた。
だが一方で問題もあった。クレイは魔法を使う事ができなかったのだ。
生まれてからしばらくして、父親が鑑定ができる者を呼んできた。鑑定士によって早速【鑑定】が行われ、ステータスボードが表示されたが……
―――――――――――――――――――
職能:%$#■∮n1!△
特技:○&’※Ho>?
魔力:仝
―――――――――――――――――――
クラスもスキルも分からないと鑑定士は言った。ステータスボードには鑑定士が読めない文字がならんでいたからである。
仕方がないので、魔力を測定する魔道具が使われ、保有魔力の実測が行われたが、結果はなんとゼロであった。
また鑑定士は、この子のステータスボードは普通と違っているとも言って首をかしげていた。
鑑定士が表示したステータスボードは、クレイにも周囲の人間達にも見えていたが、どうやら普通の人間のそれとはデザインが違っているようなのだ。
クレイの前の空中に浮かび上がるステータスボード。そのボードはクレイには見覚えがあるものであった。それは、地球で最も普及していたOSである「ドアーズ」のコマンドターミナルにそっくりであったのである。
そして、鑑定士が読めないと言ったクラスとスキルもクレイには読めていた。それは日本語で書いてあったからである。その飾り気のない黒い画面に表示されていたテキストは、
―――――――――――――――――――
職能:プログラマー
特技:クロネコ
魔力:0
―――――――――――――――――――
というものであった。
クラスって前世の職業かよ? だが、スキルのクロネコってのはなんだ? 前世の奏がよく餌をやっていた隣家の黒猫のクロの事だろうか?
それに、魔力とは? ゼロ? いや、地球でのステータスが引き継がれているとしたら、魔力なんてものはなかったので当然か。
クレイにはステータスボードが読めたものの、この世界の言語をまだ話せなかったので、それを説明する事ができず、黙っているしかなかった。
ただ、どうも、周囲の大人達はなにやら深刻そうな顔で話をしている。
クレイはまだ幼いのでクラスやスキルがはっきりしていなくともそれほど問題はないが、魔力が0という事は大問題であったのだ。
この世界には魔法がある。そして、その魔法を使うためには当然魔力が必要である。まったくないと言う事になると、一切の魔法が使えないという事になるのだ。
この世界の住人は、通常、多かれ少なかれ、皆魔力を持っている。ゼロという者はほぼ居ない。極稀には存在したが、そういう者はあまり良い人生を送る事はできていなかった。
この世界では、平民達は魔力が少なく、貴族は魔力が多いという特徴がある。
それは、魔法の効果の大きさ・強さは魔力の量に比例するため、使える魔力の量の大小が、この世界での地位を決めていったからである。魔力が多いものが力を持ち強い立場を確立し、平民と貴族を隔てる階級社会ができあがったわけである。
そのため貴族達は、より魔力の多い子を誕生させるべく、貴族同士での婚姻を繰り返して来たのだ。貴族は自分の子供達の魔力量を競い合い、自慢し合うのである。
逆に、魔力の少ない者を生んでしまった貴族家は、貴族社会では評判を落とす事になるのであった。
“不良品” を生んだ血筋からは、その後も不良品が生まれる可能性が高いと疑われ、その家の子供は忌避され、結婚が難しくなるのだ。それはつまり、その家の断絶にも繋がる。
そのため、子供が生まれたらすぐに鑑定士を呼び鑑定を行い、もし魔力が少ない “不良品” が生まれた場合は速やかに処分され死産と発表されるのが普通であったのだ。
魔力が人より少ないという程度であれば、平民の家や孤児院に引き取られる事も多い。さすがに我が子を殺すのを躊躇う親も多かったからである。
だが、魔力が “まったくない” となると話は別である。魔力が少ない者が多い平民の社会であっても、魔力がゼロという者はほとんど居ないのだ。完全に魔力がないとなれば、平民の間でも最底辺の生き方しかできず、苦労する事が目に見えている。それではかわいそうになので、物心つかない赤子のうちに殺してしまう判断をする事もあるのであった。
クレイはこれに該当する事になるが……
だが、クレイの両親、ヴァレット夫妻はクレイを処分しようとはしなかった。
クレイは赤子のうちに過去世の記憶を取り戻し大人の意識に目覚めてしまっていたが、この世界についての知識は皆無だったので、自分の処遇が普通ではなかったことを知らなかったが、後にこの事を知ったクレイは両親に感謝したのであった。
3
あなたにおすすめの小説
辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします
雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました!
(書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です)
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
辺境伯家次男は転生チートライフを楽しみたい
ベルピー
ファンタジー
☆8月23日単行本販売☆
気づいたら異世界に転生していたミツヤ。ファンタジーの世界は小説でよく読んでいたのでお手のもの。
チートを使って楽しみつくすミツヤあらためクリフ・ボールド。ざまぁあり、ハーレムありの王道異世界冒険記です。
第一章 テンプレの異世界転生
第二章 高等学校入学編 チート&ハーレムの準備はできた!?
第三章 高等学校編 さあチート&ハーレムのはじまりだ!
第四章 魔族襲来!?王国を守れ
第五章 勇者の称号とは~勇者は不幸の塊!?
第六章 聖国へ ~ 聖女をたすけよ ~
第七章 帝国へ~ 史上最恐のダンジョンを攻略せよ~
第八章 クリフ一家と領地改革!?
第九章 魔国へ〜魔族大決戦!?
第十章 自分探しと家族サービス
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!
マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。
今後ともよろしくお願いいたします!
トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕!
タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。
男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】
そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】
アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です!
コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】
マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。
見てください。
転生したら領主の息子だったので快適な暮らしのために知識チートを実践しました
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
不摂生が祟ったのか浴槽で溺死したブラック企業務めの社畜は、ステップド騎士家の長男エルに転生する。
不便な異世界で生活環境を改善するためにエルは知恵を絞る。
14万文字執筆済み。2025年8月25日~9月30日まで毎日7:10、12:10の一日二回更新。
99歳で亡くなり異世界に転生した老人は7歳の子供に生まれ変わり、召喚魔法でドラゴンや前世の世界の物を召喚して世界を変える
ハーフのクロエ
ファンタジー
夫が病気で長期入院したので夫が途中まで書いていた小説を私なりに書き直して完結まで投稿しますので応援よろしくお願いいたします。
主人公は建築会社を55歳で取り締まり役常務をしていたが惜しげもなく早期退職し田舎で大好きな農業をしていた。99歳で亡くなった老人は前世の記憶を持ったまま7歳の少年マリュウスとして異世界の僻地の男爵家に生まれ変わる。10歳の鑑定の儀で、火、水、風、土、木の5大魔法ではなく、この世界で初めての召喚魔法を授かる。最初に召喚出来たのは弱いスライム、モグラ魔獣でマリウスはガッカリしたが優しい家族に見守られ次第に色んな魔獣や地球の、物などを召喚出来るようになり、僻地の男爵家を発展させ気が付けば大陸一豊かで最強の小さい王国を起こしていた。
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
伯爵家の三男に転生しました。風属性と回復属性で成り上がります
竹桜
ファンタジー
武田健人は、消防士として、風力発電所の事故に駆けつけ、救助活動をしている途中に、上から瓦礫が降ってきて、それに踏み潰されてしまった。次に、目が覚めると真っ白な空間にいた。そして、神と名乗る男が出てきて、ほとんど説明がないまま異世界転生をしてしまう。
転生してから、ステータスを見てみると、風属性と回復属性だけ適性が10もあった。この世界では、5が最大と言われていた。俺の異世界転生は、どうなってしまうんだ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる