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ただそれは乙女心につき。
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「それで?どうして逃げたんだい?」
マクシミリアン王子の婚約者、ジュリエットが王宮から逃亡した。
公爵令嬢として生まれ、13歳で王太子であるマクシミリアンの婚約者になり。その後の王太子妃教育も順調に進んでいた中での、突然の出奔だった。
だが、計画的な行動では無かったのだろう。
すぐに行方は分かり、大事にならずに済んだのは幸いであった。
「……どうか婚約を破棄して下さいませ」
ジュリエットは蒼白になりながらも、しっかりとマクシミリアンを見つめ、到底叶えられることのない願いを口にした。
「ん?あと半年で結婚するのにか。国民や諸外国にも通達済で、招待状だって疾うの昔に配られているというのに、一体どの様な理由をつけて中止にしようというのかな」
マクシミリアンが怒るよりも呆れ返った顔をしているのは仕方の無いことだろう。
「………私は子を成せません」
それが本当ならば、確かに由々しき事態だ。
いずれ王妃となるジュリエットの役目の一つは次代の後継者を生むことだ。
もしも本当に子供が出来ないのであれば、婚約破棄の理由としては当然の問題である。だが。
「医師の検査では何も問題が無かったはずだ。月のものにも乱れは無いと聞いている」
「そんな報告を受けているのですか?!」
まさか月のものの報告までされているとは思っていなかったのだろう。ジュリエットは珍しく真っ赤になりながら狼狽えている。
「私達の体のことは些細なことでも報告されるのは知っていただろう」
「それはっ、……でも、貴方にまで伝えられているとは思いもしなかったのよ」
「残念ながら王族にプライバシーの保護は無いに等しい。申し訳無いが諦めてくれ」
こればかりは慣れて貰うしかない。
が、涙を浮かべながら羞恥に頬を染めキッと睨めつけてくる顔は、普段の淑女の微笑みとはまるで違い、毛を逆立てた子猫のようでちょっと可愛い。
「……狡いわ。どうして女性ばかりその様に屈辱的なことが多いのよ。貴方ももっと恥ずかしい目に合えばいいのに!」
どうやら出奔理由はその辺りにある様だ。
「ジュリ?何が君を傷付けたの」
「……言いたくない」
「では、君が最後に会った教師を罰せねばならないかな。原因は彼女に追い詰められたせい「違うわ!」
「じゃあ、どうして?今までどんなことにも弱音を吐かなかった君が、そんな嘘を吐いてまで結婚を拒む理由は何だ」
ジュリエットはただ公爵家の令嬢だから婚約者に選ばれたわけではない。その能力の高さもさることながら、何よりも心が強い女性なのだ。そんな彼女が生半可な気持ちで結婚の取り止めを願うはずが無い。
「それは……、だって無理よ。絶対に嫌なの。貴方とあんなことをしたくないわ」
「…まさか、私に抱かれたくないと?」
今日の講義は初夜の儀についてだったことは確認済みだ。女性は男性程詳しく講義はしないと聞いていたが、初夜の手順については一通りの説明をしたと聞いている。
式の前日には形式として最後の処女検査がある。
だがこれは婚約を決める時にも行われているので今更逃げようとは考えないだろう。
あとは、恙無く終わったかどうかの見届け人がいることくらいだが、これは事が終わってからの確認のみで、昔の様に行為自体を見ているわけではない。
となると、行為そのものを拒否している事になる。
私を受け入れられなければ確かに子を成すことは不可能だから。
これは流石にショックだった。自分達の結婚に愛や恋があるとは考えていなかったが、まさか伽を行えないほど不快だと感じただなんて思いもしなかったのだ。
「だけど、そういう事をすることはずっと前から分かっていただろう」
「…………だって知らなかったのよ」
「何が?」
「……ただ、貴方にお任せすれば大丈夫だって言われていて」
まあそうだろう。基本的に夫が妻を抱くのであって、妻から行動することは初夜においては少ないだろう。
妻が出来る事といえば、初めてを散らされる痛みに耐えてもらわねばならないくらいか?
「……………あれは無理よ」
「それは…その、なるべく痛みが無いように私も努力するし、どうしても怖ければ軽い催淫剤を処方することも検討しよう」
令嬢が痛みを恐れるのは仕方の無いことだろうし。
「…やっぱり嫌。どうしても無理だわ」
「だが、今更痛いのが嫌だと言われても」
「違うの!痛みくらい耐えてみせます!」
「……では、本当に私に触れられたくない程嫌悪しているというのか?」
「そうじゃなくて!だって、あ、あんなっ、
ひっくり返ったカエルみたいな姿を貴方に晒すなんて無理なんですぅっっつ!!」
………カエル?
「…ああ、似てなくも無いか?」
あまりにも予想外の言葉に、つい肯定してしまった。
「やっぱり!貴方もそう思うわよね!?」
ジュリエットは頬を真っ赤に染め、何なら耳まで赤くして目に涙を浮かべながらぷるぷるしている。
何だかちょっと可愛いなと思いながらも、そこまで恥ずかしいことなのだろうかと疑問にも思える。
「じゃあ他の体位にしたらいいじゃないか」
「……ほか?」
「うん。例えば君がうつ伏せになって」
「お尻を見られるなんて恥ずかし過ぎるわ」
「じゃあ、対面座位。あ、背面の方が恥ずかしく無いかな」
「?なぁに、それ」
「こういうの」
淑女の仮面がすっかりと外れてしまったジュリエットは何だか少し幼くて可愛く感じる。
そんな姿をもっと見たくなって、ヒョイっとジュリエットを抱え上げ自分の膝の上に座らせ、逃げられないようにしっかりとその細い腰に腕を巻き付けた。
「なっ!?何をなさるの!?!」
「体位の説明と実演?ほら、これならカエルじゃないでしょう?」
おお、首まで真っ赤だ。つい、可愛く思えて項にチュッと口付ける。
「ぴゃあっ!?」
「くくっ、何その鳴き声は」
チュッチュッ、と再度首筋にキスをして最後にぺろりと味見をした。
「な、なななななめた?!舐めましたか!?」
「うん。本番はもっとあちこちにキスするし舐めもするかな。たぶん、カエルかどうかなんて気にする余裕は無いかもね?」
どうしよう。楽しみになってきた。
ジュリエットならもっと淡々と受け入れて終わると思っていたのに、こんなにも初心で可愛らしい姿が見られるなんて───
「ジュリエットは私のことがそんなにも好きだったのだな」
私の失礼とも取れる台詞に、ジュリエットは今日一番に可愛らしい顔になった。
「……悪いですか。私はずっとマクシミリアン様をお慕いしておりますわ」
なんと。まさか肯定されるとは思わなかった。
まだ頬は赤いものの、毅然と顔を上げ、しっかりと私の目を見据えながら堂々と言い切る姿はなんとも美しかった。
「大変だ。君の告白に心を撃ち抜かれた」
今までだってジュリエットのことは好ましいと思っていた。
彼女は唯一無二の同士であり、友人であり、幼馴染でもあり、未来の妻でもある。
心許せる、信頼の置ける、敬愛するたった一人の女性だ。
だが、それだけでなく───
「口付けてもいいか」
「だっ、駄目ですわっ!」
「何故?」
「初めては誓いの口付けと決めておりますもの」
「初耳だけど」
私の膝の上にいることを忘れてるよな。
悔しいので彼女を引き寄せ、額に、頬に、鼻の頭にまで口付けをしてやった。
「ちょっ、やだっ!」
「ヤダって言うな。もう一度好きだと言ってくれ」
「~~っ、まだ一度も言ってませんっ!」
そうだったか?……ああ、お慕いしております、か。
「好きだよ、ジュリエット。私に恋心を気付かせたことと、あと半年もお預けにすることを覚悟しておくといい」
「…何故悪役の様な事を仰るのです」
「嫌いになったか」
「……大好きですわ、マクシミリアン様」
こんなにも可愛らしい顔を見せておきながらあと半年も我慢しなくてはいけないのか。
気付いてしまえば、こうも欲しいと思ってしまうだなんて、何とも青臭いガキのようで少し悔しい。
だから少しだけ仕返しをしようか。
「私も。仮令君がひっくり返ったカエルであろうとも大切に愛すことだろう」
「もうっ!」
【end】
マクシミリアン王子の婚約者、ジュリエットが王宮から逃亡した。
公爵令嬢として生まれ、13歳で王太子であるマクシミリアンの婚約者になり。その後の王太子妃教育も順調に進んでいた中での、突然の出奔だった。
だが、計画的な行動では無かったのだろう。
すぐに行方は分かり、大事にならずに済んだのは幸いであった。
「……どうか婚約を破棄して下さいませ」
ジュリエットは蒼白になりながらも、しっかりとマクシミリアンを見つめ、到底叶えられることのない願いを口にした。
「ん?あと半年で結婚するのにか。国民や諸外国にも通達済で、招待状だって疾うの昔に配られているというのに、一体どの様な理由をつけて中止にしようというのかな」
マクシミリアンが怒るよりも呆れ返った顔をしているのは仕方の無いことだろう。
「………私は子を成せません」
それが本当ならば、確かに由々しき事態だ。
いずれ王妃となるジュリエットの役目の一つは次代の後継者を生むことだ。
もしも本当に子供が出来ないのであれば、婚約破棄の理由としては当然の問題である。だが。
「医師の検査では何も問題が無かったはずだ。月のものにも乱れは無いと聞いている」
「そんな報告を受けているのですか?!」
まさか月のものの報告までされているとは思っていなかったのだろう。ジュリエットは珍しく真っ赤になりながら狼狽えている。
「私達の体のことは些細なことでも報告されるのは知っていただろう」
「それはっ、……でも、貴方にまで伝えられているとは思いもしなかったのよ」
「残念ながら王族にプライバシーの保護は無いに等しい。申し訳無いが諦めてくれ」
こればかりは慣れて貰うしかない。
が、涙を浮かべながら羞恥に頬を染めキッと睨めつけてくる顔は、普段の淑女の微笑みとはまるで違い、毛を逆立てた子猫のようでちょっと可愛い。
「……狡いわ。どうして女性ばかりその様に屈辱的なことが多いのよ。貴方ももっと恥ずかしい目に合えばいいのに!」
どうやら出奔理由はその辺りにある様だ。
「ジュリ?何が君を傷付けたの」
「……言いたくない」
「では、君が最後に会った教師を罰せねばならないかな。原因は彼女に追い詰められたせい「違うわ!」
「じゃあ、どうして?今までどんなことにも弱音を吐かなかった君が、そんな嘘を吐いてまで結婚を拒む理由は何だ」
ジュリエットはただ公爵家の令嬢だから婚約者に選ばれたわけではない。その能力の高さもさることながら、何よりも心が強い女性なのだ。そんな彼女が生半可な気持ちで結婚の取り止めを願うはずが無い。
「それは……、だって無理よ。絶対に嫌なの。貴方とあんなことをしたくないわ」
「…まさか、私に抱かれたくないと?」
今日の講義は初夜の儀についてだったことは確認済みだ。女性は男性程詳しく講義はしないと聞いていたが、初夜の手順については一通りの説明をしたと聞いている。
式の前日には形式として最後の処女検査がある。
だがこれは婚約を決める時にも行われているので今更逃げようとは考えないだろう。
あとは、恙無く終わったかどうかの見届け人がいることくらいだが、これは事が終わってからの確認のみで、昔の様に行為自体を見ているわけではない。
となると、行為そのものを拒否している事になる。
私を受け入れられなければ確かに子を成すことは不可能だから。
これは流石にショックだった。自分達の結婚に愛や恋があるとは考えていなかったが、まさか伽を行えないほど不快だと感じただなんて思いもしなかったのだ。
「だけど、そういう事をすることはずっと前から分かっていただろう」
「…………だって知らなかったのよ」
「何が?」
「……ただ、貴方にお任せすれば大丈夫だって言われていて」
まあそうだろう。基本的に夫が妻を抱くのであって、妻から行動することは初夜においては少ないだろう。
妻が出来る事といえば、初めてを散らされる痛みに耐えてもらわねばならないくらいか?
「……………あれは無理よ」
「それは…その、なるべく痛みが無いように私も努力するし、どうしても怖ければ軽い催淫剤を処方することも検討しよう」
令嬢が痛みを恐れるのは仕方の無いことだろうし。
「…やっぱり嫌。どうしても無理だわ」
「だが、今更痛いのが嫌だと言われても」
「違うの!痛みくらい耐えてみせます!」
「……では、本当に私に触れられたくない程嫌悪しているというのか?」
「そうじゃなくて!だって、あ、あんなっ、
ひっくり返ったカエルみたいな姿を貴方に晒すなんて無理なんですぅっっつ!!」
………カエル?
「…ああ、似てなくも無いか?」
あまりにも予想外の言葉に、つい肯定してしまった。
「やっぱり!貴方もそう思うわよね!?」
ジュリエットは頬を真っ赤に染め、何なら耳まで赤くして目に涙を浮かべながらぷるぷるしている。
何だかちょっと可愛いなと思いながらも、そこまで恥ずかしいことなのだろうかと疑問にも思える。
「じゃあ他の体位にしたらいいじゃないか」
「……ほか?」
「うん。例えば君がうつ伏せになって」
「お尻を見られるなんて恥ずかし過ぎるわ」
「じゃあ、対面座位。あ、背面の方が恥ずかしく無いかな」
「?なぁに、それ」
「こういうの」
淑女の仮面がすっかりと外れてしまったジュリエットは何だか少し幼くて可愛く感じる。
そんな姿をもっと見たくなって、ヒョイっとジュリエットを抱え上げ自分の膝の上に座らせ、逃げられないようにしっかりとその細い腰に腕を巻き付けた。
「なっ!?何をなさるの!?!」
「体位の説明と実演?ほら、これならカエルじゃないでしょう?」
おお、首まで真っ赤だ。つい、可愛く思えて項にチュッと口付ける。
「ぴゃあっ!?」
「くくっ、何その鳴き声は」
チュッチュッ、と再度首筋にキスをして最後にぺろりと味見をした。
「な、なななななめた?!舐めましたか!?」
「うん。本番はもっとあちこちにキスするし舐めもするかな。たぶん、カエルかどうかなんて気にする余裕は無いかもね?」
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ジュリエットならもっと淡々と受け入れて終わると思っていたのに、こんなにも初心で可愛らしい姿が見られるなんて───
「ジュリエットは私のことがそんなにも好きだったのだな」
私の失礼とも取れる台詞に、ジュリエットは今日一番に可愛らしい顔になった。
「……悪いですか。私はずっとマクシミリアン様をお慕いしておりますわ」
なんと。まさか肯定されるとは思わなかった。
まだ頬は赤いものの、毅然と顔を上げ、しっかりと私の目を見据えながら堂々と言い切る姿はなんとも美しかった。
「大変だ。君の告白に心を撃ち抜かれた」
今までだってジュリエットのことは好ましいと思っていた。
彼女は唯一無二の同士であり、友人であり、幼馴染でもあり、未来の妻でもある。
心許せる、信頼の置ける、敬愛するたった一人の女性だ。
だが、それだけでなく───
「口付けてもいいか」
「だっ、駄目ですわっ!」
「何故?」
「初めては誓いの口付けと決めておりますもの」
「初耳だけど」
私の膝の上にいることを忘れてるよな。
悔しいので彼女を引き寄せ、額に、頬に、鼻の頭にまで口付けをしてやった。
「ちょっ、やだっ!」
「ヤダって言うな。もう一度好きだと言ってくれ」
「~~っ、まだ一度も言ってませんっ!」
そうだったか?……ああ、お慕いしております、か。
「好きだよ、ジュリエット。私に恋心を気付かせたことと、あと半年もお預けにすることを覚悟しておくといい」
「…何故悪役の様な事を仰るのです」
「嫌いになったか」
「……大好きですわ、マクシミリアン様」
こんなにも可愛らしい顔を見せておきながらあと半年も我慢しなくてはいけないのか。
気付いてしまえば、こうも欲しいと思ってしまうだなんて、何とも青臭いガキのようで少し悔しい。
だから少しだけ仕返しをしようか。
「私も。仮令君がひっくり返ったカエルであろうとも大切に愛すことだろう」
「もうっ!」
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