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閑話 (リーク視点)
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「ん~…… 今日はなにを食べるっすかねぇ~?」
最近の俺は、昼食のお弁当を自分で作って職場へと持って行っていた。
今日は珍しく早起きしたのもあって、いつも仕事でお世話になっているギルドの先輩方にも昼食を作ってあげようかと思い立つ。
「ここ最近は、師匠にも上手く作れているとお墨付きをいただいたし!」
この前俺の部屋に来てくれた師匠に「リークさん、めっちゃ上達しているじゃないですか! 凄いです」と褒められた。
そんな場面を思い出しながら鼻歌を歌いつつ、冷蔵庫を開けて食材を取り出していく。
Sランク冒険者でもある自分にとって、強い魔獣を倒したり、かなり難しい依頼を簡単にこなすのは当たり前みたいな感じで――まぁ、実際簡単にこなせてしまうのだが――誰かに感謝をされることはあっても、褒められることなんてほとんどない。
それを数ランク下の、かなり年下の少年に料理をちょっと褒められたくらいで嬉しくなるなんて、Sランク冒険者としての自分を知っている人物であれば驚くだろうし、自分でもビックリするんだけど……マジで嬉しい。
激マズ料理を美味しく調理出来る時点で凄い子だなと思っていたのに、あの、どんな下処理をして調味料をバンバンかけても不味くなってしまう魔獣を、超絶激ウマ料理へと変化させてしまう腕前に、人生で初めて『人を尊敬する』という気持ちになった。
そしてスルリと口から師匠になって欲しいと発していた。
「いや~、あの時の師匠の驚いた顔は今でも忘れられないっすけど……弟子にしてもらって大正解だったな」
まさか、こんなに食生活が潤うとは思ってもみなかった。
台所の上に並べた食材を包丁で食べやすい大きさに切ってから、焼いたり煮たりしていく。
鍋の中でクツクツと鳴る泡音を聞きながら調理を進めていくんだけど、今では慣れた料理であれば師匠からもらった紙を見なくても作ることが出来る。
出来上がった料理は一度皿の上に盛り付けてから熱をとり、冷めてからお弁当箱の中に詰めていく。
今までは茶一色の弁当であったが、師匠に『彩どり』ということを教えてもらい、茶色以外の料理をお弁当の中に敷き詰めることによって華やかな感じになり、食欲がさらに増すのだと人生で初めて知った。
もぅ目から鱗。
「よっしゃ! お弁当はいい感じっすね!」
出来上がったお弁当をいろんな角度から眺め、良い感じに出来たと満足する。
「さてと……先輩達にはなにを作ろうか」
師匠から教えてもらった簡単なデザートは何種類かあるが、調理時間がほとんどかからないのに、凄く美味しいものを持っていくことにする。
冷蔵庫の中と調味料やいろいろな物が置かれている棚の中から目的の物を取り出し、お弁当と一緒に腕輪の中に仕舞い――いざ仕事場へと出勤!
午前中の仕事を終え、少し遅めの昼食を食べようと職員専用の食堂へと行けば、そこにはいつもお世話になっているミリスティア先輩とアリシア先輩がすでに食事を食べているところであった。
「お疲れ様っす!」
「あらリーク」
「君も今から昼食?」
「そうっすね。あ、相席失礼しまっす」
今日はこの二人にデザートを分けてあげるつもりだったので、並んで食べている二人の目の前に座る。
二人は俺よりも早く昼食を食べていたらしく、もう少しで食事を終えるところだった。
いつものようにギルドの食堂で購入出来る定食を食べていたらしい。
俺も少し前までは定食を頼んでいたが、今は手作り弁当を持って来て食べている。
本日のお弁当は『カニクリームドリア』だ。
湖の中に棲息している魔獣『カンニー』を茹でてから硬い甲羅を割り、中の身を解して使った料理だ。
師匠の故郷では『カニ』と言うんだとか。
ドリアは、作り方を教えてもらった『ケチャップ』で味付けをしたごはんに解した身をのせ、その上から白い『ホワイトソース』とパン粉をかけて焼けば出来上がる。
一つ一つの調味料であったり、ホワイトソースを作ったりするのは時間がかかるが、暇な日に大量に作り置きをしているから、料理をする時はそんなに時間がかかることはない。
師匠曰く、『時短料理』と言うらしい。
魔法でお弁当を温めて食べていると、目の前に座っている二人が、凄くおいしそうね……と言うような目で俺を見ている。
いや……さすがにこれはあげないっすよ?
ドリアはあげられないが、デザートは二人にも用意してあることを食べながら伝えたら、二人の目が輝く。
「えぇ~、なになに?」
「そう言えば、君はあのケント君に料理を教えてもらっているのでしょ?」
「そうっすよ」
「本当!? ケント君に作ってもらった料理……未だに忘れられないのよね~」
「分かるぅ~」
ウキウキする先輩の前に、腕輪の中から取り出した容器を置き、二人には少し深めのお皿とスプーンを渡す。
「ねぇ、リーク」
「これはなに?」
二人は目の前にある容器の中に入っている『白い物体』を見ながら怪訝そうな表情をしていた。
「これは、『ヨーグルト』という師匠の故郷の食べ物っす。このヨーグルトをお皿に好きなだけ盛ったら、蜂蜜と『きな粉』をかけて食べてみてください」
見たことも食べたこともないものに二人は少しビクビクした感じだったけど、一口食べたら「美味しい!」と異口同音で叫んでいた。
「きな粉も師匠の故郷で作られているものらしいんすけど、作るにはかなり時間がかかるからと、師匠に出来上がったものをもらったんっす!」
今度俺の家に来た時はまる一日暇な日に、作るのに時間がかかるものを教えてもらう約束をしている。
このきな粉も少し時間がかかるらしいから、教えてもらうものの一つに入れておこう。
ちなみに、この『きな粉』は『豆』から出来ているんだとか!
豆を乾煎りしてからさらし等の布につつんですりこぎで叩いて砕き、すり鉢で擂り潰してからふるいにかけるから、けっこう根気がいる作業とのこと。
今度師匠が来る日が楽しみだな~と、弁当を食べ終えて自分もデザートを口に入れながらそう思っていると、目の前にいる二人が俺をキラキラとした目で見ている。
これは……またなにか美味しいものを食べたい、という感情と、俺と師匠を良からぬ目で見ている顔だ。
たまにこの二人、師匠と一緒にいると変な顔で俺達を見ているからな……
いったいなんなんだ?
意味も分からず背中がぞわぞわするが、首を傾げるだけで留めておく。
はぁ……もっといろんな料理を教えて欲しいっすね~。早く師匠に会えないかな。
そんな俺の願いは、『料理』とは違う形で直ぐに叶えられるのであった。
最近の俺は、昼食のお弁当を自分で作って職場へと持って行っていた。
今日は珍しく早起きしたのもあって、いつも仕事でお世話になっているギルドの先輩方にも昼食を作ってあげようかと思い立つ。
「ここ最近は、師匠にも上手く作れているとお墨付きをいただいたし!」
この前俺の部屋に来てくれた師匠に「リークさん、めっちゃ上達しているじゃないですか! 凄いです」と褒められた。
そんな場面を思い出しながら鼻歌を歌いつつ、冷蔵庫を開けて食材を取り出していく。
Sランク冒険者でもある自分にとって、強い魔獣を倒したり、かなり難しい依頼を簡単にこなすのは当たり前みたいな感じで――まぁ、実際簡単にこなせてしまうのだが――誰かに感謝をされることはあっても、褒められることなんてほとんどない。
それを数ランク下の、かなり年下の少年に料理をちょっと褒められたくらいで嬉しくなるなんて、Sランク冒険者としての自分を知っている人物であれば驚くだろうし、自分でもビックリするんだけど……マジで嬉しい。
激マズ料理を美味しく調理出来る時点で凄い子だなと思っていたのに、あの、どんな下処理をして調味料をバンバンかけても不味くなってしまう魔獣を、超絶激ウマ料理へと変化させてしまう腕前に、人生で初めて『人を尊敬する』という気持ちになった。
そしてスルリと口から師匠になって欲しいと発していた。
「いや~、あの時の師匠の驚いた顔は今でも忘れられないっすけど……弟子にしてもらって大正解だったな」
まさか、こんなに食生活が潤うとは思ってもみなかった。
台所の上に並べた食材を包丁で食べやすい大きさに切ってから、焼いたり煮たりしていく。
鍋の中でクツクツと鳴る泡音を聞きながら調理を進めていくんだけど、今では慣れた料理であれば師匠からもらった紙を見なくても作ることが出来る。
出来上がった料理は一度皿の上に盛り付けてから熱をとり、冷めてからお弁当箱の中に詰めていく。
今までは茶一色の弁当であったが、師匠に『彩どり』ということを教えてもらい、茶色以外の料理をお弁当の中に敷き詰めることによって華やかな感じになり、食欲がさらに増すのだと人生で初めて知った。
もぅ目から鱗。
「よっしゃ! お弁当はいい感じっすね!」
出来上がったお弁当をいろんな角度から眺め、良い感じに出来たと満足する。
「さてと……先輩達にはなにを作ろうか」
師匠から教えてもらった簡単なデザートは何種類かあるが、調理時間がほとんどかからないのに、凄く美味しいものを持っていくことにする。
冷蔵庫の中と調味料やいろいろな物が置かれている棚の中から目的の物を取り出し、お弁当と一緒に腕輪の中に仕舞い――いざ仕事場へと出勤!
午前中の仕事を終え、少し遅めの昼食を食べようと職員専用の食堂へと行けば、そこにはいつもお世話になっているミリスティア先輩とアリシア先輩がすでに食事を食べているところであった。
「お疲れ様っす!」
「あらリーク」
「君も今から昼食?」
「そうっすね。あ、相席失礼しまっす」
今日はこの二人にデザートを分けてあげるつもりだったので、並んで食べている二人の目の前に座る。
二人は俺よりも早く昼食を食べていたらしく、もう少しで食事を終えるところだった。
いつものようにギルドの食堂で購入出来る定食を食べていたらしい。
俺も少し前までは定食を頼んでいたが、今は手作り弁当を持って来て食べている。
本日のお弁当は『カニクリームドリア』だ。
湖の中に棲息している魔獣『カンニー』を茹でてから硬い甲羅を割り、中の身を解して使った料理だ。
師匠の故郷では『カニ』と言うんだとか。
ドリアは、作り方を教えてもらった『ケチャップ』で味付けをしたごはんに解した身をのせ、その上から白い『ホワイトソース』とパン粉をかけて焼けば出来上がる。
一つ一つの調味料であったり、ホワイトソースを作ったりするのは時間がかかるが、暇な日に大量に作り置きをしているから、料理をする時はそんなに時間がかかることはない。
師匠曰く、『時短料理』と言うらしい。
魔法でお弁当を温めて食べていると、目の前に座っている二人が、凄くおいしそうね……と言うような目で俺を見ている。
いや……さすがにこれはあげないっすよ?
ドリアはあげられないが、デザートは二人にも用意してあることを食べながら伝えたら、二人の目が輝く。
「えぇ~、なになに?」
「そう言えば、君はあのケント君に料理を教えてもらっているのでしょ?」
「そうっすよ」
「本当!? ケント君に作ってもらった料理……未だに忘れられないのよね~」
「分かるぅ~」
ウキウキする先輩の前に、腕輪の中から取り出した容器を置き、二人には少し深めのお皿とスプーンを渡す。
「ねぇ、リーク」
「これはなに?」
二人は目の前にある容器の中に入っている『白い物体』を見ながら怪訝そうな表情をしていた。
「これは、『ヨーグルト』という師匠の故郷の食べ物っす。このヨーグルトをお皿に好きなだけ盛ったら、蜂蜜と『きな粉』をかけて食べてみてください」
見たことも食べたこともないものに二人は少しビクビクした感じだったけど、一口食べたら「美味しい!」と異口同音で叫んでいた。
「きな粉も師匠の故郷で作られているものらしいんすけど、作るにはかなり時間がかかるからと、師匠に出来上がったものをもらったんっす!」
今度俺の家に来た時はまる一日暇な日に、作るのに時間がかかるものを教えてもらう約束をしている。
このきな粉も少し時間がかかるらしいから、教えてもらうものの一つに入れておこう。
ちなみに、この『きな粉』は『豆』から出来ているんだとか!
豆を乾煎りしてからさらし等の布につつんですりこぎで叩いて砕き、すり鉢で擂り潰してからふるいにかけるから、けっこう根気がいる作業とのこと。
今度師匠が来る日が楽しみだな~と、弁当を食べ終えて自分もデザートを口に入れながらそう思っていると、目の前にいる二人が俺をキラキラとした目で見ている。
これは……またなにか美味しいものを食べたい、という感情と、俺と師匠を良からぬ目で見ている顔だ。
たまにこの二人、師匠と一緒にいると変な顔で俺達を見ているからな……
いったいなんなんだ?
意味も分からず背中がぞわぞわするが、首を傾げるだけで留めておく。
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