156 / 237
第3章 宿敵の家と宿敵でなくなってから
第156話 オーロラはシアに思いを打ち明ける
しおりを挟む
ノヴァお兄様の屋敷を離れて自分に与えられた領地へと赴く前日、私はある人をお兄様の屋敷から離れた場所で待っていた。時間はすっかり夜で、周りには木々が林立しているだけで明かりはない。真っ暗な雑木林の中で、月の光だけを感じながら私はこれまでの日々を思い返していた。
「……楽しかったな」
お姉様に無理に頼み込んだノヴァお兄様の補佐。学べることがもちろん多かったって言うのもあるけど、それ以上に楽しい日々だった。ターニャさんを初めとして屋敷の人達は宿敵であるはずのアークゲート家の私に優しくしてくれたし、ソニアはソニアでずっと側に居てくれた。
別にアークゲート家が寂しく冷たい場所ってわけじゃない。むしろお姉様のお陰でアークゲート家も過ごしやすく、楽しい場所だ。けどそれとは明確に違う物があった。それはきっと。
「……ノヴァお兄様」
名前を呼ぶだけで、胸がチクリと痛む。心臓の鼓動が、速くなる。この短期間ノヴァお兄様と一緒に居て、再認識した。
やっぱり私は、ノヴァお兄様が好きだという事を。
ソニアの事は好きだけど、そのことを前面に出さないとノヴァお兄様を意識してしまうくらいには、私は惹かれていた。ついこの間だって、ノヴァお兄様に欲しいものを強請る際に、まだここに居たいと言いそうになったくらいだ。
そんなことを言ったら迷惑になるってことくらい分かっていたから、ギリギリでソニアの事に話題を変えられたけど。……いや、ソニアはソニアで私の屋敷で専属侍女として雇いたいって言うのは本当なんだけど……こっそり連れ出したりできないかしら?
そんなことを考えていると、草木を踏みしめる音が耳に聞こえた。音を出さずに来ることも出来る筈なのに、私に来たことを知らせてくれているんだろう。そう思って音の方を振り向けば、思った通りお姉様が月明かりの下に姿を現した。
月明かりに照らされる漆黒の黒髪に、私でも見惚れてしまうほどの美貌。私だって自分の可愛さには自信がある方だけど、お姉様を見ていると勝てないなと思ってしまう。
「オーラ、こんなところに呼び出してどうかしましたか?」
鈴を転がすような綺麗な声音が耳に届く。こんな暗い場所に急に呼び出されたら普通怖がるはずなのに、その声には少しの震えもない。当たり前だ、お姉様は世界で最も強い人なんだから。
「お姉様……今日は伝えたいことがあり、お呼びしました」
「伝えたいこと……ですか?」
そんなお姉様に、私は今から大きな事を伝える。私にとっても、そしてお姉様にとっても大きなことを。正直緊張はするけど、お姉様がここに来てくれた以上はもう後戻りはできない。
それに、いつかは伝えないといけないことだから。
「私は、ノヴァお兄様の事が好きです……義理の兄としてではなく、一人の男性として」
はっきりと、自分の気持ちを吐露した。
伝えたことで私の緊張がさらに強くなり、心臓の音が周りに聞こえないか心配する程になる。お姉様はいつもの穏やかな表情でじっと私を見ていたけど、その瞳は続きを促しているように思えた。
「いつか、ノヴァお兄様にこの気持ちを伝えるつもりです。でもその前にお姉様には伝えておかないとと、そう思ったから」
「……なるほど」
次の瞬間、私の体にお姉様の濃く、膨大な魔力が圧し掛かった。膝をつくほどではないけれど、立っていて膝が震えるほどの重圧。それを感じて、お姉様が怒っていると、そう思った。
「それで? 仮に私がノヴァさんに気持ちを伝えることを良しとしなかった場合、どうするのですか?」
「……っ」
それはリサとも以前から話していた事。お姉様はほとんどの事を許してくれるだろうけど、ノヴァお兄様に関することだけは別だ。だから最大の壁として立ちはだかる可能性があると、そう思っていた。
他の誰を思い浮かべても、お姉様以上の壁は居ないだろう。それが分かっているからこそ、そして今お姉様の怒りを身をもって受けているからこそ、それがよく分かる。
分かるけど。
「……今回は……お伝えしたかっただけです。お姉様がたとえ……たとえっ……許してくれなくても……」
私にだって譲れないことがある。生まれてから長い間、私は塔に閉じ込められて何一つ与えられなかった。何も欲したことなんてなかった。
だからこれだけは、諦めたくない。
「私はこの気持ちを……伝えます」
そう言った瞬間に、私に圧し掛かる魔力の暴力は嘘みたいに霧散した。急に軽くなり、震えが止まる体。お姉様が魔力をぶつけるのを止めたのを悟った。
「知っていましたよ」
ここに来た時と同じく穏やかな声で、お姉様は言葉を紡ぐ。
「外から見ていればオーラがノヴァさんに懸想しているのはよく分かることです。だからそれは、構わないことだと思います。オーラが思いを伝えるのは、他のでもないオーラの権利ですから」
「……あ、ありがとう……ございます……じゃあ、どうして?」
どうしてさっきはあそこまで怒った様子を見せたのか、それが分からなくて問いかければ、お姉様は溜息を吐いた。
「ごめんなさいオーラ、さっきは怖かったですよね? ただ……ノヴァさんに思いを伝えるなら、私の事なんて気にしないで欲しかったんです。私が許可を出さなければノヴァさんに思いを伝えられないんですか? そもそも私に許可を求めなければと思うほどの思いなのですか? それを問いたかっただけなんです。
ですがオーラはそのどちらでもなかった。改めて、あなたが心からノヴァさんを思っていることを知れて、良かった」
「……お姉様」
お姉様の言葉を聞いて、やっぱりお姉様はノヴァお兄様の事を第一に考えているんだと、そう思った。
お姉様は深く息を吐いて、私をじっと見る。いつもの凛々しい視線に、自然と背筋が伸びた。
「私はオーラを応援も拒絶もしません。全てを決めるのはノヴァさんですから。……ですが、オーラがノヴァさんに受け入れられたのなら、私もその決定を受け入れます」
「ありがとうございます」
「ですが、ノヴァさんにはいつ伝えるんですか?」
お姉様の言葉に、私はまっすぐに答えた。
「お姉様やノヴァお兄様のように、立派な領主になってから想いを伝えるつもりです。今はまだ早すぎますから」
いつのタイミングで想いを告げるのが正しいのかは分からない。けど今ではないと思った。このフォルスの屋敷に来てからというもの、ノヴァお兄様とはとても近い位置に居るけど、私の事を妹のようにしか見ていないことはなんとなく伝わったから。
だから一つの区切りとして、お姉様やノヴァお兄様と同じように立派な領主になってから、この思いを伝えよう。
「……なるほど、分かりました」
「…………」
「…………」
お姉様の言葉を最後に、私とお姉様の間に沈黙が流れる。伝えたいことは伝えたし、新しく何かを話す予定もない。どうすればいいのか少しだけ迷ったけど、ここは私の方から立ち去ろうと、そう思った。
「で、ではお姉様、伝えたいことは伝えたので、この辺で失礼しますね!」
踵を返して、その場を離れようとする。
「あ、待ってくださいオーラ」
「はい」
声をかけられて、慌てて足を止めた。お姉様は私の方をじっと見ていたけど、止まった私を見て声をかけてくれた。
「普段からは難しいと思いますが、ノヴァさんに思いを伝えるときくらいはお兄様呼びはやめた方が良いと思います」
「…………」
言われた言葉に少し唖然としたけど、私は笑顔を見せて返す。
「はいっ、ありがとうございますお姉様! それでは!」
言葉を胸に、私はフォルスの屋敷に向かう。お姉様の言う通りだ。自分の思いを伝えるときくらいは、ノヴァお兄様をお兄様ではなく、一人のノヴァさんとして呼ぶようにしよう。
お姉様からの優しさを感じて、私は雑木林をかけていく。
振り返らなかったから、別れ際のお姉様の浮かべている表情には気づかなかった。
お姉様が私の事をどこか悲しそうな、辛そうな表情で見ていることに、気づかなかった。
「……楽しかったな」
お姉様に無理に頼み込んだノヴァお兄様の補佐。学べることがもちろん多かったって言うのもあるけど、それ以上に楽しい日々だった。ターニャさんを初めとして屋敷の人達は宿敵であるはずのアークゲート家の私に優しくしてくれたし、ソニアはソニアでずっと側に居てくれた。
別にアークゲート家が寂しく冷たい場所ってわけじゃない。むしろお姉様のお陰でアークゲート家も過ごしやすく、楽しい場所だ。けどそれとは明確に違う物があった。それはきっと。
「……ノヴァお兄様」
名前を呼ぶだけで、胸がチクリと痛む。心臓の鼓動が、速くなる。この短期間ノヴァお兄様と一緒に居て、再認識した。
やっぱり私は、ノヴァお兄様が好きだという事を。
ソニアの事は好きだけど、そのことを前面に出さないとノヴァお兄様を意識してしまうくらいには、私は惹かれていた。ついこの間だって、ノヴァお兄様に欲しいものを強請る際に、まだここに居たいと言いそうになったくらいだ。
そんなことを言ったら迷惑になるってことくらい分かっていたから、ギリギリでソニアの事に話題を変えられたけど。……いや、ソニアはソニアで私の屋敷で専属侍女として雇いたいって言うのは本当なんだけど……こっそり連れ出したりできないかしら?
そんなことを考えていると、草木を踏みしめる音が耳に聞こえた。音を出さずに来ることも出来る筈なのに、私に来たことを知らせてくれているんだろう。そう思って音の方を振り向けば、思った通りお姉様が月明かりの下に姿を現した。
月明かりに照らされる漆黒の黒髪に、私でも見惚れてしまうほどの美貌。私だって自分の可愛さには自信がある方だけど、お姉様を見ていると勝てないなと思ってしまう。
「オーラ、こんなところに呼び出してどうかしましたか?」
鈴を転がすような綺麗な声音が耳に届く。こんな暗い場所に急に呼び出されたら普通怖がるはずなのに、その声には少しの震えもない。当たり前だ、お姉様は世界で最も強い人なんだから。
「お姉様……今日は伝えたいことがあり、お呼びしました」
「伝えたいこと……ですか?」
そんなお姉様に、私は今から大きな事を伝える。私にとっても、そしてお姉様にとっても大きなことを。正直緊張はするけど、お姉様がここに来てくれた以上はもう後戻りはできない。
それに、いつかは伝えないといけないことだから。
「私は、ノヴァお兄様の事が好きです……義理の兄としてではなく、一人の男性として」
はっきりと、自分の気持ちを吐露した。
伝えたことで私の緊張がさらに強くなり、心臓の音が周りに聞こえないか心配する程になる。お姉様はいつもの穏やかな表情でじっと私を見ていたけど、その瞳は続きを促しているように思えた。
「いつか、ノヴァお兄様にこの気持ちを伝えるつもりです。でもその前にお姉様には伝えておかないとと、そう思ったから」
「……なるほど」
次の瞬間、私の体にお姉様の濃く、膨大な魔力が圧し掛かった。膝をつくほどではないけれど、立っていて膝が震えるほどの重圧。それを感じて、お姉様が怒っていると、そう思った。
「それで? 仮に私がノヴァさんに気持ちを伝えることを良しとしなかった場合、どうするのですか?」
「……っ」
それはリサとも以前から話していた事。お姉様はほとんどの事を許してくれるだろうけど、ノヴァお兄様に関することだけは別だ。だから最大の壁として立ちはだかる可能性があると、そう思っていた。
他の誰を思い浮かべても、お姉様以上の壁は居ないだろう。それが分かっているからこそ、そして今お姉様の怒りを身をもって受けているからこそ、それがよく分かる。
分かるけど。
「……今回は……お伝えしたかっただけです。お姉様がたとえ……たとえっ……許してくれなくても……」
私にだって譲れないことがある。生まれてから長い間、私は塔に閉じ込められて何一つ与えられなかった。何も欲したことなんてなかった。
だからこれだけは、諦めたくない。
「私はこの気持ちを……伝えます」
そう言った瞬間に、私に圧し掛かる魔力の暴力は嘘みたいに霧散した。急に軽くなり、震えが止まる体。お姉様が魔力をぶつけるのを止めたのを悟った。
「知っていましたよ」
ここに来た時と同じく穏やかな声で、お姉様は言葉を紡ぐ。
「外から見ていればオーラがノヴァさんに懸想しているのはよく分かることです。だからそれは、構わないことだと思います。オーラが思いを伝えるのは、他のでもないオーラの権利ですから」
「……あ、ありがとう……ございます……じゃあ、どうして?」
どうしてさっきはあそこまで怒った様子を見せたのか、それが分からなくて問いかければ、お姉様は溜息を吐いた。
「ごめんなさいオーラ、さっきは怖かったですよね? ただ……ノヴァさんに思いを伝えるなら、私の事なんて気にしないで欲しかったんです。私が許可を出さなければノヴァさんに思いを伝えられないんですか? そもそも私に許可を求めなければと思うほどの思いなのですか? それを問いたかっただけなんです。
ですがオーラはそのどちらでもなかった。改めて、あなたが心からノヴァさんを思っていることを知れて、良かった」
「……お姉様」
お姉様の言葉を聞いて、やっぱりお姉様はノヴァお兄様の事を第一に考えているんだと、そう思った。
お姉様は深く息を吐いて、私をじっと見る。いつもの凛々しい視線に、自然と背筋が伸びた。
「私はオーラを応援も拒絶もしません。全てを決めるのはノヴァさんですから。……ですが、オーラがノヴァさんに受け入れられたのなら、私もその決定を受け入れます」
「ありがとうございます」
「ですが、ノヴァさんにはいつ伝えるんですか?」
お姉様の言葉に、私はまっすぐに答えた。
「お姉様やノヴァお兄様のように、立派な領主になってから想いを伝えるつもりです。今はまだ早すぎますから」
いつのタイミングで想いを告げるのが正しいのかは分からない。けど今ではないと思った。このフォルスの屋敷に来てからというもの、ノヴァお兄様とはとても近い位置に居るけど、私の事を妹のようにしか見ていないことはなんとなく伝わったから。
だから一つの区切りとして、お姉様やノヴァお兄様と同じように立派な領主になってから、この思いを伝えよう。
「……なるほど、分かりました」
「…………」
「…………」
お姉様の言葉を最後に、私とお姉様の間に沈黙が流れる。伝えたいことは伝えたし、新しく何かを話す予定もない。どうすればいいのか少しだけ迷ったけど、ここは私の方から立ち去ろうと、そう思った。
「で、ではお姉様、伝えたいことは伝えたので、この辺で失礼しますね!」
踵を返して、その場を離れようとする。
「あ、待ってくださいオーラ」
「はい」
声をかけられて、慌てて足を止めた。お姉様は私の方をじっと見ていたけど、止まった私を見て声をかけてくれた。
「普段からは難しいと思いますが、ノヴァさんに思いを伝えるときくらいはお兄様呼びはやめた方が良いと思います」
「…………」
言われた言葉に少し唖然としたけど、私は笑顔を見せて返す。
「はいっ、ありがとうございますお姉様! それでは!」
言葉を胸に、私はフォルスの屋敷に向かう。お姉様の言う通りだ。自分の思いを伝えるときくらいは、ノヴァお兄様をお兄様ではなく、一人のノヴァさんとして呼ぶようにしよう。
お姉様からの優しさを感じて、私は雑木林をかけていく。
振り返らなかったから、別れ際のお姉様の浮かべている表情には気づかなかった。
お姉様が私の事をどこか悲しそうな、辛そうな表情で見ていることに、気づかなかった。
28
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
里帰りをしていたら離婚届が送られてきたので今から様子を見に行ってきます
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
<離婚届?納得いかないので今から内密に帰ります>
政略結婚で2年もの間「白い結婚」を続ける最中、妹の出産祝いで里帰りしていると突然届いた離婚届。あまりに理不尽で到底受け入れられないので内緒で帰ってみた結果・・・?
※「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
無一文で追放される悪女に転生したので特技を活かしてお金儲けを始めたら、聖女様と呼ばれるようになりました
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
スーパームーンの美しい夜。仕事帰り、トラックに撥ねらてしまった私。気づけば草の生えた地面の上に倒れていた。目の前に見える城に入れば、盛大なパーティーの真っ最中。目の前にある豪華な食事を口にしていると見知らぬ男性にいきなり名前を呼ばれて、次期王妃候補の資格を失ったことを聞かされた。理由も分からないまま、家に帰宅すると「お前のような恥さらしは今日限り、出ていけ」と追い出されてしまう。途方に暮れる私についてきてくれたのは、私の専属メイドと御者の青年。そこで私は2人を連れて新天地目指して旅立つことにした。無一文だけど大丈夫。私は前世の特技を活かしてお金を稼ぐことが出来るのだから――
※ 他サイトでも投稿中
【完結】物置小屋の魔法使いの娘~父の再婚相手と義妹に家を追い出され、婚約者には捨てられた。でも、私は……
buchi
恋愛
大公爵家の父が再婚して新しくやって来たのは、義母と義妹。当たり前のようにダーナの部屋を取り上げ、義妹のマチルダのものに。そして社交界への出入りを禁止し、館の隣の物置小屋に移動するよう命じた。ダーナは亡くなった母の血を受け継いで魔法が使えた。これまでは使う必要がなかった。だけど、汚い小屋に閉じ込められた時は、使用人がいるので自粛していた魔法力を存分に使った。魔法力のことは、母と母と同じ国から嫁いできた王妃様だけが知る秘密だった。
みすぼらしい物置小屋はパラダイスに。だけど、ある晩、王太子殿下のフィルがダーナを心配になってやって来て……
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる