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第3章 宿敵の家と宿敵でなくなってから
第209話 カイラスは未だに迷いの中に居る
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時が進んでも私は迷っていた。否、自分では答えなどもう出せないことにうっすらと気づいていた。ノヴァの言うアークゲートとフォルスの融合、その一方で私が言い聞かされてきたフォルスを守るという事。
そのどちらを優先すればいいのかなど、どれだけ考えても出る筈がない。片方を良しと思えば、もう片方の観点で、しかし、という意見が出てくる。悩みが消えることはなかった。
しかしだからと言って他にどうこうできる手段がないのも確か。他所の家庭ならば妻に聞くのかもしれないが、ローズとは前にこの話をして強く言ってしまったばかりで話をしにくい。
そこで仕方なく、私はとある人たちを尋ねることにした。
「……ついたか」
馬車から外を見てポツリと呟く。私は今、馬車に乗って自分の領地からは遠く離れた場所へと来ていた。こんな長時間の移動をするたびに、ノヴァのゲートの機器とやらが羨ましく感じた。とはいえ無いものを強請っても意味はない。私は馬車の扉を開けて、降りた。
訪れた先は、それなりな大きさの屋敷だった。とはいえ領地を持っているような貴族の屋敷ではない。正確には、もう持っていない、だが。
事前に今日訪れることは連絡していたので、年配の執事が出迎えてくれた。見覚えのある執事だったので頭を下げると、向こうも覚えてくれていたようで懐かしむような顔を向けてくれた。彼に案内されて屋敷の中へ。
廊下を歩いていると、前の方で扉が開き、中から出てきた人物と目が合った。
「……カイラス!」
リーゼロッテの母上は私に気づくや否や、こちらへと駆けてくる。心底嬉しそうな母上の表情に、私も思わず笑みが漏れた。
「待ちわびましたカイラス! 久しぶりですね」
「はい、母上もお元気そうでなによりです」
リーゼロッテの母上とあいさつを交わせば、母上は私の手を取って近くの部屋へと招き入れてくれた。やや強引な行動ではあるが、今回会いに来た目的の一人でもあるので問題はない。部屋の中のテーブルに案内され、そこに併せて設置された椅子に座った。
執事に飲み物を持ってくるように命じる母上。確認を取られたのでそれで構いませんと告げ、執事が部屋を出た後に母上は口を開いた。
「それにしても急に会って話がしたいと言われた時は嬉しかったですが、大丈夫かなとも思いましたが……元気なようでなによりです」
母上の言葉に、私は頷いた。
「それは私の言葉です。お元気そうで……本当に……」
「あっ……そ、そうですよね。もう母は大丈夫です……」
思い出したかのように寂しく笑う母上。私が最後に母上を見たのは実家の屋敷を出るときだ。その時の母上はゼロードの兄上を失ったことで悲しみに暮れていた。正直、ゼロードの兄上は馬鹿者だと思うが、中でも母上を悲しませたことは一番の悪行だと考えている。母上が感じた悲しみはどれだけか、私には計り知れないが、とても大きいに決まっていただろう。
「そ、それでカイラス……その……話というのは?」
「…………」
今見ているだけで少しだけ不安定な母上にこのことを話して良いのか迷う。けれどここで話さなければ来た意味はない。私は覚悟を決めて、口を開いた。
「ノヴァからある提案を持ちかけられています。フォルス家とアークゲート家を一つにして、新たな一族にするという案です」
「…………」
絶句、まさにそんな言葉が的確な反応だった。きっとノヴァに言われたときの私も同じような反応をしていたのだろうと思う。
「実は以前、フォルスの覇気とアークゲートの魔力の反発……いわゆる呪いを無効化する薬をアークゲート家とフォルス家が共同で開発しました。その効果で、今は呪いが発動しなくなっています。そこからさらに一歩踏み込んでの提案だと、私は思っています」
「……そう……ですか……」
少し説明するだけで、母上には言ったことを理解して頂けた。彼女は目を伏せて、何かを考えているようだった。しかし少し待っていると、こちらを窺うように私をチラリと見て尋ねた。
「それで……話したいことというのは?」
「……私はこれに対して賛成すべきか反対すべきか迷っています。二つの家を一つにするのを受け入れるべきか、それともフォルス家を守るために受け入れないべきか」
「……受け……入れない?」
母上に聞き返されて、私はゆっくりと頷いた。
「私はフォルス家を守るように教えられてきました。当主はゼロードの兄上がなる。だからそれを支え、守るのが、つまり縁の下の力持ちになるのが私の役目であり使命だと。それはノヴァが当主になった今でも変わらないと思っています。ですがノヴァが守るべき、支えるべきフォルス家を消そうとしているのなら、それは諫めるべきではないのかとも思います」
「それは……」
「はい、己の身を顧みず忠言をするのも大事なことではないかと――」
「やめてっ!」
大きな叫び声に私の意見はかき消される。驚く私を他所に、母上は今にも泣きそうな顔で立ち上がったかと思うと、私の所に駆けてきて私を強く強く抱きしめた。
「は、母上……?」
「お願いです……やめてください……ノヴァさんに歯向かうのだけは……やめて」
「な、何を……」
戸惑う私を他所に母上は抱きしめる力を強める。その力はあまりにも強く、決して離さないようにしているようだった。
「あなたまで居なくなったら……母は……母はっ……」
「母……上……」
その言葉で私は思い知った。母上は怖いのだ。ゼロードの兄上はやり方が悪かった。悪かったからこそノヴァとレティシア様を真正面から害そうとして、そして彼らによって完膚なきまでに叩きのめされた。重罪人となり、今はもうこの世にはいない。
つまりリーゼロッテの母上にとってもう実の息子は私しかいないのだ。それを失うのが怖くて、彼女は震えている。気持ちは痛いほど分かる。分かるけれど。
「母上、落ち着いてください。いくらノヴァでも反対しただけで私を処断したりは――」
「いいではないですかっ……ノヴァさんの意見を受け入れれば……そうすればあなたは死ななくて済む……お願いです……お願いです考え直してくださいカイラス……」
「私はまだ反対すると決めたわけでは」
「では……では今決めてください。決してノヴァさんには逆らわないと。お願いします。私から最後の大事な息子を奪わないで……」
「母……上……」
胸が痛い。ここまで思われているのには母上の愛を深く感じる。それは素直に嬉しい事だし、これ以上母上を悲しませたくないとは思う。だから、私は。
「分かりました。ノヴァとは私も仲良くやっていきたい。唯一残った二人だけの兄弟なのです」
「本当ですね?……決して……決して逆らいませんね?」
「…………」
私は笑みを浮かべて、母上を安心させた。しばらく止まる時間。けれど私の笑顔を見て、母上は心の底から安心した表情を浮かべた。
「母上、今日は突然の訪問に、心に負担をかけるようなことを言ってしまいましたね。もう休んだ方が良いかもしれません。私はこの後父上とも話をしようと思いますので、とりあえず部屋に送ります」
「ありがとう……お願いします」
安心したからか、母上は小さく笑って頷いた。
×××
母上を部屋まで送り届けた後、執事に聞いて私は父上の元へ向かう。その途中で、先ほどの母上の事を考えた。
「決して逆らわないで……か」
母上の気持ちは痛いほど分かる。彼女が私を失いたくないほど大切に思っていることも分かるし、そのために必死だったのも分かる。ゼロードの兄上という前例の事もあるだろう。リーゼロッテの母上の中では、ノヴァもレティシア様もある意味で恐怖の象徴なのだ。
おそらく、母上はこの世の誰よりも彼らを恐ろしく思っている。
「…………」
歩きながら頭を押さえる。母上の言いたいことは分かる。分かるけれど、受け入れることは出来なかった。
母上の言葉の中には、私の意見はない。
ただノヴァに反対しないで欲しい。敵対しないで欲しい。母として子を思う気持ちを向けてくれるのは嬉しいけれど、欲しい言葉はそうではなかった。私とて命を失いたいわけではないけれど、何も考えずに盲目的に従うのは違うのではないかと考えた。
「……結局、解決はしないか」
自分で考えても、母上に話しても自分の中の迷いは一向に消えない。むしろ母上の言葉でさらに迷うようになったくらいだ。
「どうすれば……いいのだろうな……」
迷って迷って……迷い続けて。私は言われた場所へとたどり着く。扉を開けば、この先に父上が居る。
この迷いが解消されるかは分からないけれど。
私は扉を開けて、中へと入った。
そのどちらを優先すればいいのかなど、どれだけ考えても出る筈がない。片方を良しと思えば、もう片方の観点で、しかし、という意見が出てくる。悩みが消えることはなかった。
しかしだからと言って他にどうこうできる手段がないのも確か。他所の家庭ならば妻に聞くのかもしれないが、ローズとは前にこの話をして強く言ってしまったばかりで話をしにくい。
そこで仕方なく、私はとある人たちを尋ねることにした。
「……ついたか」
馬車から外を見てポツリと呟く。私は今、馬車に乗って自分の領地からは遠く離れた場所へと来ていた。こんな長時間の移動をするたびに、ノヴァのゲートの機器とやらが羨ましく感じた。とはいえ無いものを強請っても意味はない。私は馬車の扉を開けて、降りた。
訪れた先は、それなりな大きさの屋敷だった。とはいえ領地を持っているような貴族の屋敷ではない。正確には、もう持っていない、だが。
事前に今日訪れることは連絡していたので、年配の執事が出迎えてくれた。見覚えのある執事だったので頭を下げると、向こうも覚えてくれていたようで懐かしむような顔を向けてくれた。彼に案内されて屋敷の中へ。
廊下を歩いていると、前の方で扉が開き、中から出てきた人物と目が合った。
「……カイラス!」
リーゼロッテの母上は私に気づくや否や、こちらへと駆けてくる。心底嬉しそうな母上の表情に、私も思わず笑みが漏れた。
「待ちわびましたカイラス! 久しぶりですね」
「はい、母上もお元気そうでなによりです」
リーゼロッテの母上とあいさつを交わせば、母上は私の手を取って近くの部屋へと招き入れてくれた。やや強引な行動ではあるが、今回会いに来た目的の一人でもあるので問題はない。部屋の中のテーブルに案内され、そこに併せて設置された椅子に座った。
執事に飲み物を持ってくるように命じる母上。確認を取られたのでそれで構いませんと告げ、執事が部屋を出た後に母上は口を開いた。
「それにしても急に会って話がしたいと言われた時は嬉しかったですが、大丈夫かなとも思いましたが……元気なようでなによりです」
母上の言葉に、私は頷いた。
「それは私の言葉です。お元気そうで……本当に……」
「あっ……そ、そうですよね。もう母は大丈夫です……」
思い出したかのように寂しく笑う母上。私が最後に母上を見たのは実家の屋敷を出るときだ。その時の母上はゼロードの兄上を失ったことで悲しみに暮れていた。正直、ゼロードの兄上は馬鹿者だと思うが、中でも母上を悲しませたことは一番の悪行だと考えている。母上が感じた悲しみはどれだけか、私には計り知れないが、とても大きいに決まっていただろう。
「そ、それでカイラス……その……話というのは?」
「…………」
今見ているだけで少しだけ不安定な母上にこのことを話して良いのか迷う。けれどここで話さなければ来た意味はない。私は覚悟を決めて、口を開いた。
「ノヴァからある提案を持ちかけられています。フォルス家とアークゲート家を一つにして、新たな一族にするという案です」
「…………」
絶句、まさにそんな言葉が的確な反応だった。きっとノヴァに言われたときの私も同じような反応をしていたのだろうと思う。
「実は以前、フォルスの覇気とアークゲートの魔力の反発……いわゆる呪いを無効化する薬をアークゲート家とフォルス家が共同で開発しました。その効果で、今は呪いが発動しなくなっています。そこからさらに一歩踏み込んでの提案だと、私は思っています」
「……そう……ですか……」
少し説明するだけで、母上には言ったことを理解して頂けた。彼女は目を伏せて、何かを考えているようだった。しかし少し待っていると、こちらを窺うように私をチラリと見て尋ねた。
「それで……話したいことというのは?」
「……私はこれに対して賛成すべきか反対すべきか迷っています。二つの家を一つにするのを受け入れるべきか、それともフォルス家を守るために受け入れないべきか」
「……受け……入れない?」
母上に聞き返されて、私はゆっくりと頷いた。
「私はフォルス家を守るように教えられてきました。当主はゼロードの兄上がなる。だからそれを支え、守るのが、つまり縁の下の力持ちになるのが私の役目であり使命だと。それはノヴァが当主になった今でも変わらないと思っています。ですがノヴァが守るべき、支えるべきフォルス家を消そうとしているのなら、それは諫めるべきではないのかとも思います」
「それは……」
「はい、己の身を顧みず忠言をするのも大事なことではないかと――」
「やめてっ!」
大きな叫び声に私の意見はかき消される。驚く私を他所に、母上は今にも泣きそうな顔で立ち上がったかと思うと、私の所に駆けてきて私を強く強く抱きしめた。
「は、母上……?」
「お願いです……やめてください……ノヴァさんに歯向かうのだけは……やめて」
「な、何を……」
戸惑う私を他所に母上は抱きしめる力を強める。その力はあまりにも強く、決して離さないようにしているようだった。
「あなたまで居なくなったら……母は……母はっ……」
「母……上……」
その言葉で私は思い知った。母上は怖いのだ。ゼロードの兄上はやり方が悪かった。悪かったからこそノヴァとレティシア様を真正面から害そうとして、そして彼らによって完膚なきまでに叩きのめされた。重罪人となり、今はもうこの世にはいない。
つまりリーゼロッテの母上にとってもう実の息子は私しかいないのだ。それを失うのが怖くて、彼女は震えている。気持ちは痛いほど分かる。分かるけれど。
「母上、落ち着いてください。いくらノヴァでも反対しただけで私を処断したりは――」
「いいではないですかっ……ノヴァさんの意見を受け入れれば……そうすればあなたは死ななくて済む……お願いです……お願いです考え直してくださいカイラス……」
「私はまだ反対すると決めたわけでは」
「では……では今決めてください。決してノヴァさんには逆らわないと。お願いします。私から最後の大事な息子を奪わないで……」
「母……上……」
胸が痛い。ここまで思われているのには母上の愛を深く感じる。それは素直に嬉しい事だし、これ以上母上を悲しませたくないとは思う。だから、私は。
「分かりました。ノヴァとは私も仲良くやっていきたい。唯一残った二人だけの兄弟なのです」
「本当ですね?……決して……決して逆らいませんね?」
「…………」
私は笑みを浮かべて、母上を安心させた。しばらく止まる時間。けれど私の笑顔を見て、母上は心の底から安心した表情を浮かべた。
「母上、今日は突然の訪問に、心に負担をかけるようなことを言ってしまいましたね。もう休んだ方が良いかもしれません。私はこの後父上とも話をしようと思いますので、とりあえず部屋に送ります」
「ありがとう……お願いします」
安心したからか、母上は小さく笑って頷いた。
×××
母上を部屋まで送り届けた後、執事に聞いて私は父上の元へ向かう。その途中で、先ほどの母上の事を考えた。
「決して逆らわないで……か」
母上の気持ちは痛いほど分かる。彼女が私を失いたくないほど大切に思っていることも分かるし、そのために必死だったのも分かる。ゼロードの兄上という前例の事もあるだろう。リーゼロッテの母上の中では、ノヴァもレティシア様もある意味で恐怖の象徴なのだ。
おそらく、母上はこの世の誰よりも彼らを恐ろしく思っている。
「…………」
歩きながら頭を押さえる。母上の言いたいことは分かる。分かるけれど、受け入れることは出来なかった。
母上の言葉の中には、私の意見はない。
ただノヴァに反対しないで欲しい。敵対しないで欲しい。母として子を思う気持ちを向けてくれるのは嬉しいけれど、欲しい言葉はそうではなかった。私とて命を失いたいわけではないけれど、何も考えずに盲目的に従うのは違うのではないかと考えた。
「……結局、解決はしないか」
自分で考えても、母上に話しても自分の中の迷いは一向に消えない。むしろ母上の言葉でさらに迷うようになったくらいだ。
「どうすれば……いいのだろうな……」
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