よもやまメモ噺

いんじんリュウキ

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王宮を動物園に噺

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 19世紀後半、デンマーク王室にアレクサンドラという動物が大好きな王女がいたという。

 彼女は1863年、18歳の時にイギリスの王太子バーティと結婚したのだが、輿入れの際にデンマークから白いキジ鳩のつがいを持ってきた。

 またエジプトに旅行へ行った時は、ランチにされる予定だった尻尾の長い黒い雄羊の命を救い、ペットして持ち帰ったという。

 こういった話が周囲に伝わっていった結果、様々な人が彼女に動物をプレゼントするようになり、サンドリンガム宮の庭園は猿や虎、熊にインコなど、まるで小さな動物園のようになり、その後あまりにも動物が増え過ぎたために、本当の動物園に寄付されたとのこと。

 ちなみに、アレクサンドラはコッキーという名のオウムに芸を仕込み、まず彼女の口から角砂糖をとることを覚えさせ、さらに国家「ゴッド・セイブ・ザ・クイーン」を歌うことを教えた。

 そして彼女の寵愛を受け、コッキーは長生きしたという。

 では、今回はこの辺で失礼をば。
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