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教会の下宿人
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宿泊施設って備品も大事だけれど、料理も大事だよね。
料理人が使う道具類も充実した方が良いんじゃないかという話になった。
魔動コンロの火力を上げるのは簡単だし、叔母夫婦が作ったオーブンの魔道具も既にある。
冷凍冷蔵の魔道具もあるから、巨大化させるのはすぐに出来る。
問題は魔力を使わない道具の数々だ。
肉や野菜、パンを切るスライサーでさえもまだ無い可能性が高い。魔道具化したものなら尚更だ。
泡だて器も手動と魔道具化したものの両方があれば便利だ。
調理時にレシピを確認する際、必ずと言っていいほど出てくる大さじ小さじの概念や計量カップも昭和になってから出来たという。
計量のためのばね式計りも、重力や温度の影響を受けるため、精度がいまいちだったところから始まっていたそうだ。
一気に道具類を進化させないと颯が求めるホテルが、ホテルじゃないものとして仕上がりそう。
そんな事を呟いていたら愕然とされた。
当たり前にあったものが無いって本当に不便よね。
無かった時代の工夫や苦労って称賛するばかり。
まずは大量に使用する照明や水差しの魔道具、冷暖房の魔道具、シャワーの魔道具、目覚まし時計の魔道具のデザインを決めて、周囲の魔道具職人に仕事を振り、蓮は他の魔道具の開発に専念できるようにする。
時計の魔道具は盗難防止も兼ねて、デジタル表示にしてベッドに埋め込むことにした。
ジェドにいる颯は、蓮に作ってもらった調理道具を各所に広げる。
蓮はソーギで他の魔道具職人と品物の仕様について確認しながら製造もする。
二人が登録する機械や道具の数々が恐ろしく増えていく。
調理の魔道具と魔石を使わない道具に関しては、登録の名前に私も書かれる事になった。
年頃の子供が調理し始めて思いついた態で登録する。
私は学院で勉強しながら付与をする。ある意味いつも通りの日々だ。
学院と言えば、見学扱いで入ったはずだったのだけれど、学習に全く問題が無いと判断され、気が付けば普通の生徒扱いになっていた。
お陰で全く油断できない。
授業中に指名されるのも、テストがあるのも、課題や提出物があるのもしょうがないかと受け止める。
知識や技術が向上すれば、今後の役に立つかもしれないものね。
結界の魔道具付与のために拉致されて、これである。
クレマンの独断なので、拉致という言い方はフェリクスにとってとばっちりかもしれないけれど。
生きていると何があるか分からないものだなぁ。
同じ教室のお姉さま達は見学扱いから外れた私を見て『やっぱりねぇ。』と頷いている。
彼女達の恰好も初日から見ると随分変化してきた。
着物から袴に変化している。
足元は草履だったり、靴だったりそれぞれが動きやすい履物を選んで、髪の毛はゴムでしっかりと結んでからリボンを巻いたり、シュシュを使ったりしている。
手荷物も風呂敷ではなくて、鞄になっている人が増えてきて、夏になったら更に変化しそう。
大正時代のハイカラさんを彷彿とさせられて、レトロな印象が素敵。
藍色のジャンパースカートを着た私は違和感なく溶け込んでいる。
ちなみに気温が高くなってきたのでセーターを止めて巻きブラウスを着ています。
ちょっと寒いなと感じた時は適当な布をショールにしている。
そういえば叔母が作っていたショールに取り付けるタイプの冷暖房の魔道具があったな。
あれを今度蓮にお願いしよう。
学院から私の学習状況が報告されたのか、フェリクスと面談する事になった。
夕飯を食べた後の自習時間に執務室へ案内され、応接セットの椅子に腰かける。
「久しぶりですね。」
フェリクスがにこやかに挨拶する。
「ご無沙汰しております。食事と住居、それから学習の場を提供していただいてありがとうございます。」
事情はともかく、しっかり食べて寝て学べている事実は変わらないのでお礼を伝えた。
「こちらこそ毎日しっかりと魔石に付与をしてもらって助かってますよ。学院から報告があったのですが、他の生徒さんと変わらないくらい優秀だと聞きました。見学扱いから外れ、生徒として過ごしても問題無いと判断されましたが、そのまま学ぶ方向で問題ないですか?」
「はい。」
拒否する理由はないので返事をしたけれど、フェリクスと会う機会はほとんどない気がしたので、夏休みについて聞いてみる。
「あの、少し早い話なのですが、夏休みは村に帰っても良いでしょうか?その間、付与が出来ないのですが・・・。」
「夏休み、ですか。・・・そうですね、その頃になるとある程度結界の魔道具が行き渡っているでしょうから、急ぎの物は無いかもしれないですね。教会の者に送らせましょう。」
帰省と見せかけて別の場所に行く予定なので自由に動きたい私は首を振る。
知り合いがいるとか、ちゃんと帰ってくると約束し、自由に行動できる権利をもぎ取った。
ついでなので税金についても聞いてみた。
私が払う事になるのは所得税だろうなと思い、覚悟して聞く。
「現在は、一年の収入が金貨300枚を超える方であれば支払う事になりますが、貴女は大丈夫でしょう。」
所得税は名誉税とも言われているのだそうだ。
「では所得がある未成年が支払う住民税は?」
その言葉を聞いて溜息をつくフェリクス。
「この年齢でよくその単語が出てくるものですね。」
収入によって税金を納めるシステムが比較的新しいという事もあり、条件が今の所厳しくないようだ。
今後変化があった時に対応できるよう、今まで通りに帳面に記入して保存しておくことで疑問が解決した。
偉い人はちゃんと答えてくれるからありがたいね。
見学から通常学習になったため、最初の条件と変化したことをお互い確認し、今後も付与を続ける事を伝えて執務室を出る。
夏休みまでに魔力を増やし、付与をして、移動できる範囲を拡大して、進化させる道具をピックアップして、それから・・・あの道具を作って教会の中に仕込もうかな。
蓮に麻の花とガーベラの花を模った木製の魔道具を二つずつ依頼した。
ある日の休日。
私はとある計画のための事前準備に取り掛かる。
朝食後の付与の仕事をして代金を受け取った後、ステルスタイプの人型結界でアンの後ろを付いて行く。
付与した魔石をフェリクスの所に持っていくのか、別の場所に持っていくのか、それによって今後の行動が変わるのだけれど。
アンは真っすぐフェリクスの執務室に向かい、ノックをした後に部屋に入って行った。
私は執務室の中に入って様子を伺う。
「フェリクス様、本日分の魔石が出来上がりました。」
「ああ、こちらに置いてくれ。」
アンは机の隅に魔石が乗った盆を置いて退室する。
アンが部屋を出た後、フェリクスは書類仕事を続けていたけれど、一区切りついたところで立ち上がり、盆を持って執務室の奥の部屋へ行く。
奥の部屋にはさらに鍵の付いた扉があり、鍵を開けて中に入ったので急いで付いて行った。
その部屋は魔石や魔道具を保管する部屋だったようで、分類されて綺麗に並んでいた。
私が付与した魔石を一番手前の棚の中の箱に入れ、奥の棚から別の魔石を鑑定して盆の上に乗せる。
盆を入り口近くにある花台のようなテーブルに置いたので、明日、私が付与をする分の魔石なのかもしれない。
室内をざっと確認してフェリクスは出ていった。
部屋の中に残った私は手元だけが明るくなるような小さな光を出し、棚の奥にある魔石を鑑定する。
亡くなった方と思われる名前が付いた魔石が沢山あった。
「これ・・・鑑定が出来るなら性別はともかく、ご遺体から取り出した魔石で名前がわかるから、事故や災害で亡くなった方の身元確認が容易かも。」
下準備の確認が出来たので、私は自分の部屋へ転移した。
---------------------------
お気に入り登録やいいねを押してくださり、ありがとうございます。
日々増えていく事に驚きを感じると共に、大きな励みになっています。
感謝します。
更にエールを送ってくださった方もいて、最初は「これなんだろう?」と思いました。
調べて吃驚しました。
貴重な時間と手間をかけてくださってありがとうございます。
料理人が使う道具類も充実した方が良いんじゃないかという話になった。
魔動コンロの火力を上げるのは簡単だし、叔母夫婦が作ったオーブンの魔道具も既にある。
冷凍冷蔵の魔道具もあるから、巨大化させるのはすぐに出来る。
問題は魔力を使わない道具の数々だ。
肉や野菜、パンを切るスライサーでさえもまだ無い可能性が高い。魔道具化したものなら尚更だ。
泡だて器も手動と魔道具化したものの両方があれば便利だ。
調理時にレシピを確認する際、必ずと言っていいほど出てくる大さじ小さじの概念や計量カップも昭和になってから出来たという。
計量のためのばね式計りも、重力や温度の影響を受けるため、精度がいまいちだったところから始まっていたそうだ。
一気に道具類を進化させないと颯が求めるホテルが、ホテルじゃないものとして仕上がりそう。
そんな事を呟いていたら愕然とされた。
当たり前にあったものが無いって本当に不便よね。
無かった時代の工夫や苦労って称賛するばかり。
まずは大量に使用する照明や水差しの魔道具、冷暖房の魔道具、シャワーの魔道具、目覚まし時計の魔道具のデザインを決めて、周囲の魔道具職人に仕事を振り、蓮は他の魔道具の開発に専念できるようにする。
時計の魔道具は盗難防止も兼ねて、デジタル表示にしてベッドに埋め込むことにした。
ジェドにいる颯は、蓮に作ってもらった調理道具を各所に広げる。
蓮はソーギで他の魔道具職人と品物の仕様について確認しながら製造もする。
二人が登録する機械や道具の数々が恐ろしく増えていく。
調理の魔道具と魔石を使わない道具に関しては、登録の名前に私も書かれる事になった。
年頃の子供が調理し始めて思いついた態で登録する。
私は学院で勉強しながら付与をする。ある意味いつも通りの日々だ。
学院と言えば、見学扱いで入ったはずだったのだけれど、学習に全く問題が無いと判断され、気が付けば普通の生徒扱いになっていた。
お陰で全く油断できない。
授業中に指名されるのも、テストがあるのも、課題や提出物があるのもしょうがないかと受け止める。
知識や技術が向上すれば、今後の役に立つかもしれないものね。
結界の魔道具付与のために拉致されて、これである。
クレマンの独断なので、拉致という言い方はフェリクスにとってとばっちりかもしれないけれど。
生きていると何があるか分からないものだなぁ。
同じ教室のお姉さま達は見学扱いから外れた私を見て『やっぱりねぇ。』と頷いている。
彼女達の恰好も初日から見ると随分変化してきた。
着物から袴に変化している。
足元は草履だったり、靴だったりそれぞれが動きやすい履物を選んで、髪の毛はゴムでしっかりと結んでからリボンを巻いたり、シュシュを使ったりしている。
手荷物も風呂敷ではなくて、鞄になっている人が増えてきて、夏になったら更に変化しそう。
大正時代のハイカラさんを彷彿とさせられて、レトロな印象が素敵。
藍色のジャンパースカートを着た私は違和感なく溶け込んでいる。
ちなみに気温が高くなってきたのでセーターを止めて巻きブラウスを着ています。
ちょっと寒いなと感じた時は適当な布をショールにしている。
そういえば叔母が作っていたショールに取り付けるタイプの冷暖房の魔道具があったな。
あれを今度蓮にお願いしよう。
学院から私の学習状況が報告されたのか、フェリクスと面談する事になった。
夕飯を食べた後の自習時間に執務室へ案内され、応接セットの椅子に腰かける。
「久しぶりですね。」
フェリクスがにこやかに挨拶する。
「ご無沙汰しております。食事と住居、それから学習の場を提供していただいてありがとうございます。」
事情はともかく、しっかり食べて寝て学べている事実は変わらないのでお礼を伝えた。
「こちらこそ毎日しっかりと魔石に付与をしてもらって助かってますよ。学院から報告があったのですが、他の生徒さんと変わらないくらい優秀だと聞きました。見学扱いから外れ、生徒として過ごしても問題無いと判断されましたが、そのまま学ぶ方向で問題ないですか?」
「はい。」
拒否する理由はないので返事をしたけれど、フェリクスと会う機会はほとんどない気がしたので、夏休みについて聞いてみる。
「あの、少し早い話なのですが、夏休みは村に帰っても良いでしょうか?その間、付与が出来ないのですが・・・。」
「夏休み、ですか。・・・そうですね、その頃になるとある程度結界の魔道具が行き渡っているでしょうから、急ぎの物は無いかもしれないですね。教会の者に送らせましょう。」
帰省と見せかけて別の場所に行く予定なので自由に動きたい私は首を振る。
知り合いがいるとか、ちゃんと帰ってくると約束し、自由に行動できる権利をもぎ取った。
ついでなので税金についても聞いてみた。
私が払う事になるのは所得税だろうなと思い、覚悟して聞く。
「現在は、一年の収入が金貨300枚を超える方であれば支払う事になりますが、貴女は大丈夫でしょう。」
所得税は名誉税とも言われているのだそうだ。
「では所得がある未成年が支払う住民税は?」
その言葉を聞いて溜息をつくフェリクス。
「この年齢でよくその単語が出てくるものですね。」
収入によって税金を納めるシステムが比較的新しいという事もあり、条件が今の所厳しくないようだ。
今後変化があった時に対応できるよう、今まで通りに帳面に記入して保存しておくことで疑問が解決した。
偉い人はちゃんと答えてくれるからありがたいね。
見学から通常学習になったため、最初の条件と変化したことをお互い確認し、今後も付与を続ける事を伝えて執務室を出る。
夏休みまでに魔力を増やし、付与をして、移動できる範囲を拡大して、進化させる道具をピックアップして、それから・・・あの道具を作って教会の中に仕込もうかな。
蓮に麻の花とガーベラの花を模った木製の魔道具を二つずつ依頼した。
ある日の休日。
私はとある計画のための事前準備に取り掛かる。
朝食後の付与の仕事をして代金を受け取った後、ステルスタイプの人型結界でアンの後ろを付いて行く。
付与した魔石をフェリクスの所に持っていくのか、別の場所に持っていくのか、それによって今後の行動が変わるのだけれど。
アンは真っすぐフェリクスの執務室に向かい、ノックをした後に部屋に入って行った。
私は執務室の中に入って様子を伺う。
「フェリクス様、本日分の魔石が出来上がりました。」
「ああ、こちらに置いてくれ。」
アンは机の隅に魔石が乗った盆を置いて退室する。
アンが部屋を出た後、フェリクスは書類仕事を続けていたけれど、一区切りついたところで立ち上がり、盆を持って執務室の奥の部屋へ行く。
奥の部屋にはさらに鍵の付いた扉があり、鍵を開けて中に入ったので急いで付いて行った。
その部屋は魔石や魔道具を保管する部屋だったようで、分類されて綺麗に並んでいた。
私が付与した魔石を一番手前の棚の中の箱に入れ、奥の棚から別の魔石を鑑定して盆の上に乗せる。
盆を入り口近くにある花台のようなテーブルに置いたので、明日、私が付与をする分の魔石なのかもしれない。
室内をざっと確認してフェリクスは出ていった。
部屋の中に残った私は手元だけが明るくなるような小さな光を出し、棚の奥にある魔石を鑑定する。
亡くなった方と思われる名前が付いた魔石が沢山あった。
「これ・・・鑑定が出来るなら性別はともかく、ご遺体から取り出した魔石で名前がわかるから、事故や災害で亡くなった方の身元確認が容易かも。」
下準備の確認が出来たので、私は自分の部屋へ転移した。
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お気に入り登録やいいねを押してくださり、ありがとうございます。
日々増えていく事に驚きを感じると共に、大きな励みになっています。
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