【完結】パパ、私は犯人じゃないよ ~処刑予定の私、冷徹公爵(パパ)に溺愛されるまで~

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泥の盾と白の処刑台

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 扉が開いた。

 振り向いた瞬間、鼻を突く異臭が広がった。
 土と草と、何か発酵したような。
 生々しい「生命」の匂い。

「おやおや」

 のそりと現れたのは、ガロット先生だった。
 両手に抱えているのは、どろどろと濁った液体が入った大きな壺。
 湯気が立ち昇っている。
 煮詰めた薬草と、もっと得体の知れないものの匂い。

「私の大事な培養土に、何をしておられますかねえ」

 ガロット先生の目が、執事さんへ向けられる。
 執事さんは、今も目を擦っている。
 消毒液を顔に吹きかけられたせいだ。咳き込む音が痛々しい。

「検体の汚染源を排除しています」

 ヴェラムの声は、相変わらず帳簿を読み上げるように平坦だった。

「汚染源、ですかあ」

 ガロット先生が首を傾げる。
 その動きは、昆虫が触角を動かすのに似ていた。

「この屋敷に足を踏み入れてから、七十を超える菌の気配を感じましてねえ」

 先生はにやりと笑った。
 その笑みは、獲物を見つけた蛇のようだった。

「私の、大切な、お友達を」

 一歩。

「殺そうとしておられる」

 ガロット先生が、壺を傾けた。



 どろりとした液体が、床に広がる。
 悪臭が部屋中に充満した。
 甘ったるい腐敗臭。発酵した果実のような、腐った野菜のような。

「なっ」

 ヴェラムが、ほんの一瞬、後ずさった。
 あの感情のない声に、初めて動揺が混じる。

「これは、何です」

「特製の薬湯でございますよ」

 先生は壺をゆっくり回転させる。
 液体がじわじわと広がり、結界のように部屋を二分していく。

「百種を超える菌を培養しましてねえ。互いに殺し合わないよう、絶妙な均衡を保たせてあるんでさあ」

 先生の目が、三日月のように細くなった。

「私はこれを『生命の海』と呼んでおりましてねえ。人間には無害ですが、まあ、匂いは少々きついですなあ」

 ヴェラムが噴霧器を構えた。
 しゅっ、しゅっ、と連続で噴霧する。
 しかし液体は広がり続け、悪臭は薄まるどころか増していく。

「無駄ですよ」

 先生が楽しそうに言った。

「このお友達たちは、そんじょそこらの消毒剤では死にましてねえ。しぶといんでさあ、彼らは」



 私は義兄様の手を握りしめたまま、息を詰めていた。

 二人の医師が対峙している。
 片方は、すべてを殺す「清潔」。
 片方は、すべてを生かす「不潔」。
 水と油。いや、火と水よりも相容れない存在。

「環境汚染が甚だしい」

 ヴェラムが吐き捨てるように言った。

「検体への接近を、一時中断します」

 赤い目が、私を射抜いた。

「ただし、検体番号二。あなたには、まだ確認すべき事項がある」

 一歩、踏み出す。
 悪臭の結界を越えようとしている。

「この程度の汚染で、私の任務は止まりません」

 ガロット先生が、また壺を傾けた。
 今度はヴェラムの足元めがけて。

「止まらない、とおっしゃいますかねえ」

 先生の声が、低くなった。

「では、この老いぼれの体で、壁になりましょうかねえ」



 その時だった。

 廊下の奥から、ばたばたと足音が聞こえた。
 転がるように現れたのは。

「マ、マルタさん」

 私は思わず声を上げた。

 マルタさんの姿は、凄惨だった。
 髪は乱れ、両手の包帯は汚れ、頬は涙と鼻水でぐしゃぐしゃになっている。
 胸元にあったはずのブローチは、もうない。
 そして、その目は。

 虚ろだったはずの目が、今は何かに焦点を結んでいた。

「この子は」

 マルタさんが、掠れた声で言った。

「この子は、何も知りません」

 ヴェラムが、首だけで振り向いた。

「侍女頭、マルタ。あなたは関係者ではない。退去を」

「知りません」

 マルタさんが、私の前に立った。
 両腕を広げて、壁のように。

「文字も読めない、ただの愚かな子供です」

 その声は、途切れ途切れだった。
 でも、後ずさりはしなかった。

「だから、検査など、必要ありません」



 私は、その背中を見つめていた。

 この人は、私を嫌っていたはずだ。
 本を取り上げた。刺繍を強要した。冷たい視線を送り続けた。
 私は、この人をずっと「敵」だと思っていた。

 でも。

「勉強などしなくていい」

 あの言葉が、脳裏によみがえる。

「お人形のようにしていればいい」

 私はずっと、嫌味だと思っていた。
 無能でいろ、という圧力だと。

 違った。

 賢いことがバレたら、消される

 マルタさんは、知っていたのだ。
 王家が、何を狙っているのか。
 私が「できる子」だと判明したら、どうなるのか。

 だから、本を取り上げた。
 だから、刺繍をやらせようとした。
 だから、「何も知らない愚かな子供」のままでいさせようとした。

 守るために。

「マルタ、さん」

 私の声は、かすれていた。

 彼女が振り向いた。
 その目には、涙が浮かんでいた。

「お嬢様」

 声が、詰まっていた。

「逃げて、くださいませ」



「夾雑物ですね」

 ヴェラムの声が、会話を断ち切った。

「観察結果に、不純物が混入しました」

 一歩、近づく。

「排除します」

 白い手が、マルタさんに向かって伸びた。

 その瞬間。

 私は義兄様の手を離し、ベッドから飛び降りた。
 マルタさんの手を掴む。
 小さな手で、火傷だらけの手を。

「だ、だめ」

 私は叫んだ。

「こ、この人を、傷つけないで」

 ヴェラムの赤い目が、私を見下ろした。

「検体番号二。あなたは感染症の疑いがある。接触は推奨できません」

「か、感染症なんかじゃない」

 私は、マルタさんの手を握りしめた。
 震えている。彼女の手も、私の手も。

「わ、私は、健康です。義兄様も、もう大丈夫です」

 ヴェラムの首が、ゆっくりと傾いた。

「根拠は」

「ガ、ガロット先生が言いました。義兄様は良くなる、って」

「あの不潔な老人の診断を、信じるのですか」

「し、信じます」

 私は、まっすぐにヴェラムを見上げた。

「こ、この人たちを、信じます」



 マルタさんの手が、私の手を握り返した。

 弱々しく、でも確かに。

「お嬢様」

 彼女の声は、もう震えていなかった。

「私は、あなたを守れませんでした」

「ま、守ってくれてた」

 私は、小さく笑った。

「ず、ずっと、守ってくれてた。私が、気づかなかっただけ」

 マルタさんの目から、涙がこぼれた。

「でも、私は、あの方に」

「し、知ってる」

 私は頷いた。

「こ、怖かったんでしょう? 逆らえなかったんでしょう?」

 彼女の肩が、びくりと跳ねた。

「わ、私もね、ずっと怖かったの」

 私は、マルタさんの手を両手で包んだ。

「だ、だから、わかるよ」



 沈黙が、落ちた。

 ガロット先生は、壺を抱えたまま動かない。
 執事さんは、まだ咳き込んでいる。
 ヴェラムは、私とマルタさんを見下ろしている。

 そして、義兄様は。

「チビ」

 かすれた声が、背後から聞こえた。

「何、やってんだ」

 振り向くと、義兄様が上半身を起こそうとしていた。
 腕が震えている。顔色は蒼白。
 でも、その目は、はっきりと私を見ていた。

「お、義兄様、寝てて」

「うるせえ」

 義兄様が、歯を食いしばった。

「俺の前で、勝手に、死にそうな顔、すんな」



 その時。

 廊下の奥から、別の足音が聞こえた。

 重い。確かな。地面を踏みしめる足音。

 そして、声。

「何の、騒ぎだ」

 低く、短い。
 たった六文字で、空気が変わった。

 お父様が、立っていた。

 銀髪が、雪で濡れている。
 外套には泥が跳ねている。
 息が、白い。走ってきたのだ。
 灰色の瞳が、部屋の中を一瞥した。

 ヴェラムが、ゆっくりと振り向いた。

「北部大公閣下。ご不在と伺っていましたが」

「戻った」

 お父様は、一歩、部屋に入った。

「説明しろ」

 ヴェラムは、一瞬だけ沈黙した。
 そして、平坦な声で答えた。

「王家の命により、検体の調査を」

「検体」

 お父様の声が、低くなった。

「俺の子供を、そう呼んだか」

 殺気が、部屋を満たした。

 ヴェラムの赤い目が、初めて揺れた。
 お父様の視線を、受け止めきれなかったのだろう。一瞬だけ、目を逸らした。

「環境汚染が、甚だしい」

 ヴェラムが、後ずさった。

「本日の検査は、中止とします」

 白い衣がひるがえる。
 噴霧器を構えながら、ヴェラムは廊下へと下がっていく。

「ただし」

 最後に、ヴェラムは言い残した。

「穢れた血は、いずれ浄化されねばなりません」

 その言葉を残して、白い影は消えた。



 静寂が、戻ってきた。

 私は、まだマルタさんの手を握っていた。
 彼女は、崩れ落ちるように膝をついた。
 肩が震えている。声を殺して泣いている。

 お父様が、私たちの前に立った。

「怪我は」

 短い言葉。
 でも、その声には、確かな温かさがあった。

「な、ない、です」

 私は答えた。

「義兄様も、大丈夫」

 お父様は、マルタさんを見下ろした。
 長い沈黙。
 そして。

「よく、守った」

 マルタさんの肩の震えが、止まった。



 窓の外では、まだ雪が降り続いていた。

 白い、白い雪。
 すべてを覆い隠すような。

 でも、私の手のひらには、マルタさんの手の温もりがあった。

 火傷だらけの、泥にまみれた、傷だらけの手。
 でも、それは確かに、私を守ろうとした手だった。

「マ、マルタさん」

 私は、小さく言った。

「あ、ありがとう」

 彼女は、何も答えなかった。
 ただ、私の手を、強く握り返した。

 それだけで、十分だった。



 ガロット先生が、壺を卓に置いた。

「いやはや、興味深い方でしたなあ」

 先生はにやにやと笑っていた。

「あの『潔癖症』とは、いつかじっくりお話ししたいものでさあ」

「せ、先生」

 私は言った。

「あ、ありがとうございます。壁になってくれて」

「礼には及びませんよ」

 先生は、いつもの調子で答えた。

「私は、面白いものが見られれば、それでいいんでしてねえ」

 その言葉は、いつも通り不気味だった。
 でも、今は、少しだけ温かく聞こえた。



 お父様が、私の前にしゃがんだ。

 大きな手が、私の頭に触れた。
 ぽんぽん、と軽く叩く。

「怖かったか」

「……うん」

 私は、素直に頷いた。

「こ、怖かった」

 お父様は、何も言わなかった。
 ただ、私の頭を撫で続けた。

 その手は、とても温かかった。

 窓の外の雪は、まだ降り続いている。
 白い、冷たい雪。
 でも、この部屋の中だけは、不思議と暖かかった。

 私は、お父様の胸に顔を埋めた。

 泣きたかったわけじゃない。
 でも、気がついたら、涙が出ていた。

 怖かったから。
 助かったから。
 守られていたと、知ったから。

「お、お父様」

 私は、小さく言った。

「おかえりなさい」

 お父様は、答えなかった。
 ただ、私を抱き上げて、胸に抱いた。

 それで、よかった。
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