植物チートを持つ俺は王子に捨てられたけど、実は食いしん坊な氷の公爵様に拾われ、胃袋を掴んでとことん溺愛されています

水凪しおん

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番外編1話「とろけるように甘い新婚生活」

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「ん……アレクシス、さま……」
「おはよう、ミナト」
 朝、俺が目を覚ますと、すぐそばには愛しい旦那様の顔があった。毎朝恒例の、優しいモーニングキスで俺-の一日は始まる。結婚してからも、アレクシス様の溺愛っぷりは加速するばかりだ。
「今日は領地の視察に行く日だったな。一緒に来てくれるか?」
「はい!お弁当、俺が作りますね!」
 昼は一緒に領地の視察デート。豊かな実りを見せる畑を歩きながら、領民たちの笑顔に触れる。
「ミナト様のおかげで、今年の収穫は過去最高ですよ!」
「豊穣の公爵夫人様、万歳!」
 領民たちからそう呼ばれるのは少し照れくさいけど、みんなが幸せそうなのを見ると、俺も嬉しくなる。
 そして夜は、二人だけの甘い時間。
「ミナト、愛している……」
「俺もです、アレクシス様……」
 暖炉の火が揺れる寝室で、俺たちは互いの体を求め合い、何度も愛を確かめ合う。
 氷の公爵様なんて、今では誰も言わない。公爵領では「愛妻家の公爵様」として有名になったアレクシス様に、俺は今日もとろけるほど甘やかされ、愛され尽くす。
 こんなに幸せで、罰が当たらないだろうか。そんなことを考えてしまうくらい、俺の毎日は幸福に満ち溢れて-いた。
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