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第3話「湯気と戸惑い」
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薄暗い部屋の中で、紫苑は小さな白い錠剤を手のひらに転がしていた。
窓の外からは、煌都の朝の喧騒が遠く響いてくる。荷車が石畳を転がる音や、客引きの甲高い声。それらは分厚い木壁に遮られ、店にはくぐもった音としてしか届かない。
コップに汲んだ冷たい水とともに、その錠剤を一気に飲み込んだ。
喉の奥を滑り落ちていく苦みに、思わず顔をしかめる。これはオメガ特有の香りを抑え込み、アルファに対する本能的な反応を鈍らせるための強い薬だった。
『この苦みこそが、私が私であるための鎖だ』
コップを机に置き、小さく息を吐いた。
薬を飲まなければ、自分の体から甘く甘美な香りが漏れ出してしまう。それは周囲のアルファを惹きつけ、理性を奪い、自身をも本能の奴隷に貶める危険なものだ。紫苑はその運命を激しく憎んでいた。誰かに支配されるくらいなら、一生この薄暗い裏路地で孤独に生きる方がずっとましだった。
静かに立ち上がり、日課である店の準備に取りかかった。
黒漆の水盤に張られた古い水を捨て、瓶から新しい澄んだ水を注ぎ入れる。水面が小さく揺れ、朝のわずかな光を反射してきらきらと輝く。続いて、乾燥させた紅い花びらを小箱から取り出し、指先でその乾いた感触を確かめる。
すべてはいつも通りの、静かで平穏な朝の儀式のはずだった。
しかし、胸の奥には拭いきれない焦燥感が渦巻いていた。
『今日も、彼が来るのだろうか』
雨の日に李翔が訪れてから、心は奇妙な落ち着きのなさに支配されていた。冷たく突き放したはずなのに、怒るどころか真摯に耳を傾け、静かに帰っていった。その不器用な誠実さが、頑なな壁に小さなひびを入れている。
そして何より、彼から漂うあの香りが問題だった。
雨に濡れた、静かな深い森の香り。
強い薬で感覚を抑え込んでいるにもかかわらず、その香りは奥底にある本能を確かに揺さぶった。思い出すだけで指先が微かに冷たくなり、心臓の鼓動がわずかに速まるのを感じる。
「……馬鹿げている」
自分自身を叱りつけるように、声に出してつぶやいた。
運命の相手などというものは、水盤が気まぐれに示した幻影にすぎない。再びこの店を訪れる理由もないし、もし来たとしても、きっぱりと追い返せばいいだけのことだ。
そう決意を新たにした、まさにその時だった。
カラン、と古びた真鍮の鈴が軽やかな音を立てた。
肩がびくりと跳ねる。重厚な木製の扉がゆっくりと開き、隙間から差し込む光とともに、見覚えのある大柄な影が足を踏み入れた。
「おはよう。朝早くからすまない」
濃紺の軍服に身を包んだ李翔だった。
姿を見た瞬間、鼻先をあの深い森の香りがかすめた。今日は雨が降っていないせいか、香りは少し乾いていて、温かみを含んでいるように感じられた。
呼吸を浅くし、表情筋をこわばらせて彼を見据えた。
「こんな朝早くに、何の用ですか。まだ店は開けていませんよ」
「わかっている。ただ、少し近くを通る用事があってな。これを渡したくて寄ったのだ」
申し訳なさと照れくささが入り混じったような顔で、手に持っていた紙包みを机の上にそっと置いた。
紙包みからは、ほのかに白い湯気が立ち上り、香ばしい匂いが漂ってきた。
「これは?」
「大通りの屋台で買った肉饅頭だ。まだ温かい。朝食を食べていないなら、冷めないうちにどうかと思って」
机の上の紙包みと、真面目な顔を交互に見比べた。
占い所の客が、占い師の朝食を心配して差し入れを持ってくるなど、前代未聞だった。しかも彼は、多忙な治安局の将校なのだ。
『この男は、本当に何を考えているんだ』
警戒心を隠すことなく、冷ややかな声を出した。
「私は頼んでいません。持ち帰ってください」
「気にしなくていい。私が勝手に買ってきただけだ。もし口に合わないなら、捨ててくれて構わない」
そう言うと、いつもの定位置である客用の丸椅子にどっかりと腰を下ろした。
帰る気はまったくないらしい。小さくため息をつき、紙包みを押し返すのを諦めた。これ以上言い争うのも馬鹿らしく思えたからだ。
***
湯気を立てる紙包みを慎重に開き、中からふっくらとした肉饅頭を一つ取り出した。
指先から伝わってくる温かさが、冷え切っていた体をわずかにほぐしていくような気がした。一口かじると、豊かな肉の旨みと甘い生地の味が口の中に広がる。美味しい、と素直に思ってしまった自分に、微かに腹が立った。
食べる様子を、まるで珍しい生き物でも観察するかのように、目を細めて静かに見つめていた。
「……見ないでください。食べにくいです」
「すまない。美味しそうに食べるものだから、つい」
慌てて視線をそらし、手持ち無沙汰に自分の膝の上に視線を落とした。
残りの肉饅頭を包みに戻し、手を拭きながら向き直った。食事の礼は言わなければならないが、同時に彼との距離を明確に引く必要があった。
「ごちそうさまでした。ですが、これからはこういうことはやめてください」
「迷惑だったか」
「ええ、迷惑です。私は占い師であり、あなたとはただの客と店主の関係にすぎません。個人的な親切を受ける理由はありません」
努めて感情を交えず、淡々と言葉を紡いだ。
「それに、あなたがここに通い詰める理由もわかりません。過去の幻影を探すのをやめたのなら、もう私に用はないはずです」
顔を上げ、冷たい瞳を真っすぐに見つめ返した。
「用がないわけではない。私は、あなたと話がしたいのだ」
「私と?」
「あぁ。あなたの言葉は時に厳しいが、嘘がない。この店に来てあなたと話していると、軍での張り詰めた空気を忘れ、呼吸が楽になる気がするのだ」
言葉には、一片の濁りもなかった。
言葉に詰まった。アルファがオメガに対して、本能や欲望ではなく「話がしたい」という純粋な理由で近づいてくる。それはこれまで生きてきた世界では、あり得ないことだった。
アルファは常にオメガを支配し、所有しようとするものだ。そう信じて疑わなかったし、その恐怖から逃れるために心を閉ざしてきたのだ。
『騙されてはいけない。彼もアルファだ。いつか必ず本性を現す』
自分に強く言い聞かせ、新しい花びらを一枚手に取った。
「わかりました。それなら、占い師としてあなたにふさわしい助言をしましょう」
花びらを水盤の上に落とした。波紋が広がり、ゆっくりと回転を始める。
「あなたは今、心に隙間が空いている状態です。だから、私のような得体の知れない占い師に依存しようとしている。私が占いで、あなたにふさわしい誠実なベータの女性を見つけて差し上げます。そうすれば、こんな裏路地に通う必要もなくなるでしょう」
自分でも驚くほど冷酷な提案をした。彼を遠ざけるためには、別の誰かをあてがうのが一番確実だと思ったからだ。
しかし、表情は予想に反して、静かな怒りを帯びていた。
「……それは、本心から言っているのか」
低く沈んだ声が、静寂な店内に響いた。
思わず息を呑んだ。放たれる森の香りが、微かに冷たさを増し、肌を刺すような緊張感を生み出している。
「私は今、誰かを探す気はないと言ったはずだ。誰かに隙間を埋めてもらいたいわけでもない。ただ、あなたという人間を知り、言葉を交わしたいだけなのだ」
ゆっくりと立ち上がり、見下ろした。
「私の気持ちを、勝手に誰かへ押し付けないでいただきたい」
その言葉には、心をまっすぐに射抜くほどの強い誠実さが込められていた。
何も言い返すことができなかった。自分の冷たい提案が、純粋な好意をどれほど踏みにじったのかを理解し、胸の奥が痛んだ。
深く息を吐き出し、帽子を手にとった。
「……すまない。怒るつもりはなかった。少し、頭を冷やしてくる」
背を向け、扉へと向かう広い背中。
引き止めることもできず、ただその背中が扉の向こうへ消えていくのを黙って見送ることしかできなかった。
店内に残された温かい肉饅頭の匂いと、少しだけ冷たくなった森の香りが、激しくかき乱し続けていた。
窓の外からは、煌都の朝の喧騒が遠く響いてくる。荷車が石畳を転がる音や、客引きの甲高い声。それらは分厚い木壁に遮られ、店にはくぐもった音としてしか届かない。
コップに汲んだ冷たい水とともに、その錠剤を一気に飲み込んだ。
喉の奥を滑り落ちていく苦みに、思わず顔をしかめる。これはオメガ特有の香りを抑え込み、アルファに対する本能的な反応を鈍らせるための強い薬だった。
『この苦みこそが、私が私であるための鎖だ』
コップを机に置き、小さく息を吐いた。
薬を飲まなければ、自分の体から甘く甘美な香りが漏れ出してしまう。それは周囲のアルファを惹きつけ、理性を奪い、自身をも本能の奴隷に貶める危険なものだ。紫苑はその運命を激しく憎んでいた。誰かに支配されるくらいなら、一生この薄暗い裏路地で孤独に生きる方がずっとましだった。
静かに立ち上がり、日課である店の準備に取りかかった。
黒漆の水盤に張られた古い水を捨て、瓶から新しい澄んだ水を注ぎ入れる。水面が小さく揺れ、朝のわずかな光を反射してきらきらと輝く。続いて、乾燥させた紅い花びらを小箱から取り出し、指先でその乾いた感触を確かめる。
すべてはいつも通りの、静かで平穏な朝の儀式のはずだった。
しかし、胸の奥には拭いきれない焦燥感が渦巻いていた。
『今日も、彼が来るのだろうか』
雨の日に李翔が訪れてから、心は奇妙な落ち着きのなさに支配されていた。冷たく突き放したはずなのに、怒るどころか真摯に耳を傾け、静かに帰っていった。その不器用な誠実さが、頑なな壁に小さなひびを入れている。
そして何より、彼から漂うあの香りが問題だった。
雨に濡れた、静かな深い森の香り。
強い薬で感覚を抑え込んでいるにもかかわらず、その香りは奥底にある本能を確かに揺さぶった。思い出すだけで指先が微かに冷たくなり、心臓の鼓動がわずかに速まるのを感じる。
「……馬鹿げている」
自分自身を叱りつけるように、声に出してつぶやいた。
運命の相手などというものは、水盤が気まぐれに示した幻影にすぎない。再びこの店を訪れる理由もないし、もし来たとしても、きっぱりと追い返せばいいだけのことだ。
そう決意を新たにした、まさにその時だった。
カラン、と古びた真鍮の鈴が軽やかな音を立てた。
肩がびくりと跳ねる。重厚な木製の扉がゆっくりと開き、隙間から差し込む光とともに、見覚えのある大柄な影が足を踏み入れた。
「おはよう。朝早くからすまない」
濃紺の軍服に身を包んだ李翔だった。
姿を見た瞬間、鼻先をあの深い森の香りがかすめた。今日は雨が降っていないせいか、香りは少し乾いていて、温かみを含んでいるように感じられた。
呼吸を浅くし、表情筋をこわばらせて彼を見据えた。
「こんな朝早くに、何の用ですか。まだ店は開けていませんよ」
「わかっている。ただ、少し近くを通る用事があってな。これを渡したくて寄ったのだ」
申し訳なさと照れくささが入り混じったような顔で、手に持っていた紙包みを机の上にそっと置いた。
紙包みからは、ほのかに白い湯気が立ち上り、香ばしい匂いが漂ってきた。
「これは?」
「大通りの屋台で買った肉饅頭だ。まだ温かい。朝食を食べていないなら、冷めないうちにどうかと思って」
机の上の紙包みと、真面目な顔を交互に見比べた。
占い所の客が、占い師の朝食を心配して差し入れを持ってくるなど、前代未聞だった。しかも彼は、多忙な治安局の将校なのだ。
『この男は、本当に何を考えているんだ』
警戒心を隠すことなく、冷ややかな声を出した。
「私は頼んでいません。持ち帰ってください」
「気にしなくていい。私が勝手に買ってきただけだ。もし口に合わないなら、捨ててくれて構わない」
そう言うと、いつもの定位置である客用の丸椅子にどっかりと腰を下ろした。
帰る気はまったくないらしい。小さくため息をつき、紙包みを押し返すのを諦めた。これ以上言い争うのも馬鹿らしく思えたからだ。
***
湯気を立てる紙包みを慎重に開き、中からふっくらとした肉饅頭を一つ取り出した。
指先から伝わってくる温かさが、冷え切っていた体をわずかにほぐしていくような気がした。一口かじると、豊かな肉の旨みと甘い生地の味が口の中に広がる。美味しい、と素直に思ってしまった自分に、微かに腹が立った。
食べる様子を、まるで珍しい生き物でも観察するかのように、目を細めて静かに見つめていた。
「……見ないでください。食べにくいです」
「すまない。美味しそうに食べるものだから、つい」
慌てて視線をそらし、手持ち無沙汰に自分の膝の上に視線を落とした。
残りの肉饅頭を包みに戻し、手を拭きながら向き直った。食事の礼は言わなければならないが、同時に彼との距離を明確に引く必要があった。
「ごちそうさまでした。ですが、これからはこういうことはやめてください」
「迷惑だったか」
「ええ、迷惑です。私は占い師であり、あなたとはただの客と店主の関係にすぎません。個人的な親切を受ける理由はありません」
努めて感情を交えず、淡々と言葉を紡いだ。
「それに、あなたがここに通い詰める理由もわかりません。過去の幻影を探すのをやめたのなら、もう私に用はないはずです」
顔を上げ、冷たい瞳を真っすぐに見つめ返した。
「用がないわけではない。私は、あなたと話がしたいのだ」
「私と?」
「あぁ。あなたの言葉は時に厳しいが、嘘がない。この店に来てあなたと話していると、軍での張り詰めた空気を忘れ、呼吸が楽になる気がするのだ」
言葉には、一片の濁りもなかった。
言葉に詰まった。アルファがオメガに対して、本能や欲望ではなく「話がしたい」という純粋な理由で近づいてくる。それはこれまで生きてきた世界では、あり得ないことだった。
アルファは常にオメガを支配し、所有しようとするものだ。そう信じて疑わなかったし、その恐怖から逃れるために心を閉ざしてきたのだ。
『騙されてはいけない。彼もアルファだ。いつか必ず本性を現す』
自分に強く言い聞かせ、新しい花びらを一枚手に取った。
「わかりました。それなら、占い師としてあなたにふさわしい助言をしましょう」
花びらを水盤の上に落とした。波紋が広がり、ゆっくりと回転を始める。
「あなたは今、心に隙間が空いている状態です。だから、私のような得体の知れない占い師に依存しようとしている。私が占いで、あなたにふさわしい誠実なベータの女性を見つけて差し上げます。そうすれば、こんな裏路地に通う必要もなくなるでしょう」
自分でも驚くほど冷酷な提案をした。彼を遠ざけるためには、別の誰かをあてがうのが一番確実だと思ったからだ。
しかし、表情は予想に反して、静かな怒りを帯びていた。
「……それは、本心から言っているのか」
低く沈んだ声が、静寂な店内に響いた。
思わず息を呑んだ。放たれる森の香りが、微かに冷たさを増し、肌を刺すような緊張感を生み出している。
「私は今、誰かを探す気はないと言ったはずだ。誰かに隙間を埋めてもらいたいわけでもない。ただ、あなたという人間を知り、言葉を交わしたいだけなのだ」
ゆっくりと立ち上がり、見下ろした。
「私の気持ちを、勝手に誰かへ押し付けないでいただきたい」
その言葉には、心をまっすぐに射抜くほどの強い誠実さが込められていた。
何も言い返すことができなかった。自分の冷たい提案が、純粋な好意をどれほど踏みにじったのかを理解し、胸の奥が痛んだ。
深く息を吐き出し、帽子を手にとった。
「……すまない。怒るつもりはなかった。少し、頭を冷やしてくる」
背を向け、扉へと向かう広い背中。
引き止めることもできず、ただその背中が扉の向こうへ消えていくのを黙って見送ることしかできなかった。
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