26 / 53
仲間たちと挑戦
第26話 活動拠点
しおりを挟む
約束の時間、集合場所には既に莉々、星華、城介の三人が集まっていた。ハヤトが近づくと、莉々が元気よく手を振った。
「ハヤト、おはようございます!」
「おはよう。剛以外のみんなは、もう揃ってたか」
ハヤトが挨拶すると、城介がスマートフォンを見ながら答えた。
「剛からメッセージが来ているぞ。直接現地で会おうとのことだ」
「どんな場所なんだろうね」
星華が期待を込めた声で言った。
「行ってみよう」
城介の案内で、四人は駅から徒歩10分ほどの場所にある高層ビルに向かった。ガラスとスチールで構成された近代的なビルは、周囲の建物の中でも特に高級感があった。
ビルのエントランスに入ると、大理石の床が足音を吸い込むように静かで、温かみのある照明が落ち着いた雰囲気を醸し出していた。
「ここが」
「剛のメッセージによると、ここの12階らしい」
エレベーターで12階に上がると、廊下の突き当たりに立派な扉が見えた。どうやらそこが、目的地らしい。
「お、来たな! 待ってたぞ」
扉が開いて、剛が満面の笑みで彼らを出迎えた。彼はいつものビジネススーツではなく、カジュアルな服装だった。
「さあ、入ってくれ」
一同が中に入ると、そこは予想をはるかに超えた空間だった。ワンフロア全体を使った広々としたオフィスには、高級感のある家具が配置され、最新のオフィス機器が整然と並んでいた。窓からは都会の街並みが一望でき、自然光が室内を明るく照らしていた。
「すごっ!」
莉々が息を呑む声を上げた。星華も目を見開いていた。
「剛、これは」
ハヤトが問いかけると、剛は誇らしげに腕を広げた。
「Iron Village Entertainment、略してIVE。鉄村グループの完全子会社として立ち上げた新しいプロダクションだ。実は、もう会社として登記済みなんだ」
その言葉に、一同は驚きの声を上げた。
「会社を立ち上げたのか。さすがだな」
城介が感心した様子で言った。彼自身も会社経営者として、そうした動きの意味と影響をすぐに理解したようだった。
「そう、正式な会社だ。資本金は鉄村グループからの出資で、オフィスも機材も全て揃えた。これからは、このIVEの所属タレントとして活動してもらいたいと思っている」
剛の説明は続いた。彼によれば、立ち上げたプロダクションは鉄村グループ傘下の子会社として、安定した経営基盤を用意し、高額機材の調達や人材確保も容易になるという。
「でも、こんな大規模な」
ハヤトは戸惑いを隠せなかった。当初は仲間内での小さな活動のつもりだったが、気がつけばプロフェッショナルな体制が整えられていた。
「俺は、この活動を全力でサポートしたいんだ」
剛の声には真摯さがあった。
「記憶を物語として伝えていく―その活動には、最高の環境が必要だと思ったんだ。さあ、施設を案内するぞ」
剛は一同を奥へと案内した。広いフロアの一角には、最新のPC、高性能カメラ、録音機材などが並ぶスペースがあった。
「ここが配信スタジオだ。グループ内の電機部門の最新技術を惜しみなく投入してある」
莉々はその説明を聞くや否や、機材に近づき、興奮した様子で確認し始めた。
「すごい! これは最新のキャプチャーシステムですね! そして、この編集ソフト。これ、企業向けソフトライセンスで利用する場合でも凄く高いんですよ」
彼女の目は輝き、手は専門家のようにスムーズに機材を操作していた。
「気に入ってもらえたようだな」
剛は満足そうに微笑んだ。
続いて、オフィススペースが紹介された。メンバーそれぞれに専用のデスクが用意され、会議室や応接室なども完備されていた。
「将来的な拡張も視野に入れてある。必要なら、上下のフロアも借りられる手はずになっている」
そんな説明をしながら、剛は一同を別の部屋へと案内した。そこには数人の人物が待機していた。
「そして、これからみんなをサポートしてくれるスタッフたちだ」
剛の紹介に従い、スタッフたちが一人ずつ挨拶した。編集のプロフェッショナル、音響技術者、マーケティング担当など、それぞれの分野のスペシャリストが揃っていた。
「彼らは鉄村グループから『出向』という形で来てもらった。グループ内で希望者を募ったんだ」
「希望者?」
星華が首を傾げた。
「そう、実はVtuber活動に興味を持っている社員が結構いてね。特に、若手社員から多くの応募があったんだ」
そう説明すると、スタッフたちも頷いた。彼らの中には、Vtuber文化に詳しい若手もいれば、メディア制作の経験豊富なベテランもいた。
「よろしくお願いします」
ハヤトたちとスタッフが互いに挨拶を交わすと、和やかな空気が流れた。
案内が一通り終わり、会議室に集まった一同。ハヤトは改めてこの状況の規模の大きさに驚いていた。
「剛、ここまでやってくれるとは思わなかった」
「当たり前だろう。俺たちの物語を伝えるんだ、中途半端なことはしたくなかったんだよ」
剛は真剣な表情でそう言った。
「それに、これはビジネスとしても可能性がある。単なる趣味の活動ではなく、きちんとした事業として成り立たせていきたいんだ」
城介が感心したように頷いた。
「さすがだな、剛。ビジネスの視点も忘れていない」
「それぞれの契約や待遇については、個別に相談させてほしい」
剛は机から書類を取り出した。
「基本的には鉄村グループとの業務委託契約になるが、報酬や活動条件なども含めて、一人ひとりの状況に合わせて調整するつもりだ」
城介はすでに書類に目を通し始めており、星華も興味深そうに覗き込んでいた。莉々は少し緊張した様子だったが、期待に目を輝かせていた。
「いつから始められそうだ?」
「莉々の準備が終われば、いつでも大丈夫、という感じかな」
ハヤトの問いかけに、剛が答える。そして、皆の視線が莉々へ向けられる。
「私の準備も、すぐに終わると思います。3Dモデル化したアバターのデータをこっちに持って来て、動きの調整をすれば大丈夫かな。それから、配信ソフトの設定とか見直して――」
「プロモーションを進めて、初配信の告知をして。という感じで、約1ヶ月後ぐらいには、配信開始できるだろう」
莉々の状況を聞き、城介が予定を調整してく。それを聞いて、皆が把握していく。実現まで、驚くほどスピーディーな展開だった。
「よし、決まりだな! これから、Iron Village Entertainmentとして、新たな冒険の第一歩を踏み出そう」
剛が手を差し出すと、他のメンバーも続いて手を重ねた。五本の手が重なった瞬間、かつて異世界で命を懸けて交わした誓いの記憶が鮮明に蘇る。それぞれの表情に決意と懐かしさが交錯する。
それは、現代での新たな「勇者の冒険」の幕開けを告げるかのようだった。
「ハヤト、おはようございます!」
「おはよう。剛以外のみんなは、もう揃ってたか」
ハヤトが挨拶すると、城介がスマートフォンを見ながら答えた。
「剛からメッセージが来ているぞ。直接現地で会おうとのことだ」
「どんな場所なんだろうね」
星華が期待を込めた声で言った。
「行ってみよう」
城介の案内で、四人は駅から徒歩10分ほどの場所にある高層ビルに向かった。ガラスとスチールで構成された近代的なビルは、周囲の建物の中でも特に高級感があった。
ビルのエントランスに入ると、大理石の床が足音を吸い込むように静かで、温かみのある照明が落ち着いた雰囲気を醸し出していた。
「ここが」
「剛のメッセージによると、ここの12階らしい」
エレベーターで12階に上がると、廊下の突き当たりに立派な扉が見えた。どうやらそこが、目的地らしい。
「お、来たな! 待ってたぞ」
扉が開いて、剛が満面の笑みで彼らを出迎えた。彼はいつものビジネススーツではなく、カジュアルな服装だった。
「さあ、入ってくれ」
一同が中に入ると、そこは予想をはるかに超えた空間だった。ワンフロア全体を使った広々としたオフィスには、高級感のある家具が配置され、最新のオフィス機器が整然と並んでいた。窓からは都会の街並みが一望でき、自然光が室内を明るく照らしていた。
「すごっ!」
莉々が息を呑む声を上げた。星華も目を見開いていた。
「剛、これは」
ハヤトが問いかけると、剛は誇らしげに腕を広げた。
「Iron Village Entertainment、略してIVE。鉄村グループの完全子会社として立ち上げた新しいプロダクションだ。実は、もう会社として登記済みなんだ」
その言葉に、一同は驚きの声を上げた。
「会社を立ち上げたのか。さすがだな」
城介が感心した様子で言った。彼自身も会社経営者として、そうした動きの意味と影響をすぐに理解したようだった。
「そう、正式な会社だ。資本金は鉄村グループからの出資で、オフィスも機材も全て揃えた。これからは、このIVEの所属タレントとして活動してもらいたいと思っている」
剛の説明は続いた。彼によれば、立ち上げたプロダクションは鉄村グループ傘下の子会社として、安定した経営基盤を用意し、高額機材の調達や人材確保も容易になるという。
「でも、こんな大規模な」
ハヤトは戸惑いを隠せなかった。当初は仲間内での小さな活動のつもりだったが、気がつけばプロフェッショナルな体制が整えられていた。
「俺は、この活動を全力でサポートしたいんだ」
剛の声には真摯さがあった。
「記憶を物語として伝えていく―その活動には、最高の環境が必要だと思ったんだ。さあ、施設を案内するぞ」
剛は一同を奥へと案内した。広いフロアの一角には、最新のPC、高性能カメラ、録音機材などが並ぶスペースがあった。
「ここが配信スタジオだ。グループ内の電機部門の最新技術を惜しみなく投入してある」
莉々はその説明を聞くや否や、機材に近づき、興奮した様子で確認し始めた。
「すごい! これは最新のキャプチャーシステムですね! そして、この編集ソフト。これ、企業向けソフトライセンスで利用する場合でも凄く高いんですよ」
彼女の目は輝き、手は専門家のようにスムーズに機材を操作していた。
「気に入ってもらえたようだな」
剛は満足そうに微笑んだ。
続いて、オフィススペースが紹介された。メンバーそれぞれに専用のデスクが用意され、会議室や応接室なども完備されていた。
「将来的な拡張も視野に入れてある。必要なら、上下のフロアも借りられる手はずになっている」
そんな説明をしながら、剛は一同を別の部屋へと案内した。そこには数人の人物が待機していた。
「そして、これからみんなをサポートしてくれるスタッフたちだ」
剛の紹介に従い、スタッフたちが一人ずつ挨拶した。編集のプロフェッショナル、音響技術者、マーケティング担当など、それぞれの分野のスペシャリストが揃っていた。
「彼らは鉄村グループから『出向』という形で来てもらった。グループ内で希望者を募ったんだ」
「希望者?」
星華が首を傾げた。
「そう、実はVtuber活動に興味を持っている社員が結構いてね。特に、若手社員から多くの応募があったんだ」
そう説明すると、スタッフたちも頷いた。彼らの中には、Vtuber文化に詳しい若手もいれば、メディア制作の経験豊富なベテランもいた。
「よろしくお願いします」
ハヤトたちとスタッフが互いに挨拶を交わすと、和やかな空気が流れた。
案内が一通り終わり、会議室に集まった一同。ハヤトは改めてこの状況の規模の大きさに驚いていた。
「剛、ここまでやってくれるとは思わなかった」
「当たり前だろう。俺たちの物語を伝えるんだ、中途半端なことはしたくなかったんだよ」
剛は真剣な表情でそう言った。
「それに、これはビジネスとしても可能性がある。単なる趣味の活動ではなく、きちんとした事業として成り立たせていきたいんだ」
城介が感心したように頷いた。
「さすがだな、剛。ビジネスの視点も忘れていない」
「それぞれの契約や待遇については、個別に相談させてほしい」
剛は机から書類を取り出した。
「基本的には鉄村グループとの業務委託契約になるが、報酬や活動条件なども含めて、一人ひとりの状況に合わせて調整するつもりだ」
城介はすでに書類に目を通し始めており、星華も興味深そうに覗き込んでいた。莉々は少し緊張した様子だったが、期待に目を輝かせていた。
「いつから始められそうだ?」
「莉々の準備が終われば、いつでも大丈夫、という感じかな」
ハヤトの問いかけに、剛が答える。そして、皆の視線が莉々へ向けられる。
「私の準備も、すぐに終わると思います。3Dモデル化したアバターのデータをこっちに持って来て、動きの調整をすれば大丈夫かな。それから、配信ソフトの設定とか見直して――」
「プロモーションを進めて、初配信の告知をして。という感じで、約1ヶ月後ぐらいには、配信開始できるだろう」
莉々の状況を聞き、城介が予定を調整してく。それを聞いて、皆が把握していく。実現まで、驚くほどスピーディーな展開だった。
「よし、決まりだな! これから、Iron Village Entertainmentとして、新たな冒険の第一歩を踏み出そう」
剛が手を差し出すと、他のメンバーも続いて手を重ねた。五本の手が重なった瞬間、かつて異世界で命を懸けて交わした誓いの記憶が鮮明に蘇る。それぞれの表情に決意と懐かしさが交錯する。
それは、現代での新たな「勇者の冒険」の幕開けを告げるかのようだった。
89
あなたにおすすめの小説
俺の武器が最弱のブーメランだった件〜でも、レベルを上げたら強すぎた。なんか伝説作ってます!?〜
神伊 咲児
ファンタジー
守護武器とは、自分の中にあるエネルギーを司祭に具現化してもらって武器にするというもの。
世界は皆、自分だけの守護武器を持っていた。
剣聖に憧れた主人公マワル・ヤイバーン。
しかし、守護武器の認定式で具現化した武器は小さなブーメランだった。
ブーメランは最弱武器。
みんなに笑われたマワルはブーメランで最強になることを決意する。
冒険者になったマワルは初日から快進撃が続く。
そんな評判をよく思わないのが2人の冒険者。立派な剣の守護武器の持ち主ケンゼランドと槍を守護武器とするヤーリーだった。
2人はマワルを陥れる為に色々と工作するが、その行動はことごとく失敗。その度に苦水を飲まされるのであった。
マワルはドンドン強くなり! いい仲間に巡り会える!
一方、ケンゼランドとヤーリーにはざまぁ展開が待ち受ける!
攻撃方法もざまぁ展開もブーメラン。
痛快ブーメラン無双冒険譚!!
他サイトにも掲載していた物をアルファポリス用に改稿いたしました。
全37話、10万字程度。
追放されたら無能スキルで無双する
ゆる弥
ファンタジー
無能スキルを持っていた僕は、荷物持ちとしてあるパーティーについて行っていたんだ。
見つけた宝箱にみんなで駆け寄ったら、そこはモンスタールームで。
僕はモンスターの中に蹴り飛ばされて置き去りにされた。
咄嗟に使ったスキルでスキルレベルが上がって覚醒したんだ。
僕は憧れのトップ探索者《シーカー》になる!
魔道具頼みの異世界でモブ転生したのだがチート魔法がハンパない!~できればスローライフを楽しみたいんだけど周りがほっといてくれません!~
トモモト ヨシユキ
ファンタジー
10才の誕生日に女神に与えられた本。
それは、最強の魔道具だった。
魔道具頼みの異世界で『魔法』を武器に成り上がっていく!
すべては、憧れのスローライフのために!
エブリスタにも掲載しています。
俺を凡の生産職だからと追放したS級パーティ、魔王が滅んで需要激減したけど大丈夫そ?〜誰でもダンジョン時代にクラフトスキルがバカ売れしてます~
風見 源一郎
ファンタジー
勇者が魔王を倒したことにより、強力な魔物が消滅。ダンジョン踏破の難易度が下がり、強力な武具さえあれば、誰でも魔石集めをしながら最奥のアイテムを取りに行けるようになった。かつてのS級パーティたちも護衛としての需要はあるもの、単価が高すぎて雇ってもらえず、値下げ合戦をせざるを得ない。そんな中、特殊能力や強い魔力を帯びた武具を作り出せる主人公のクラフトスキルは、誰からも求められるようになった。その後勇者がどうなったのかって? さぁ…
ダンジョン美食倶楽部
双葉 鳴
ファンタジー
長年レストランの下働きとして働いてきた本宝治洋一(30)は突如として現れた新オーナーの物言いにより、職を失った。
身寄りのない洋一は、飲み仲間の藤本要から「一緒にダンチューバーとして組まないか?」と誘われ、配信チャンネル【ダンジョン美食倶楽部】の料理担当兼荷物持ちを任される。
配信で明るみになる、洋一の隠された技能。
素材こそ低級モンスター、調味料も安物なのにその卓越した技術は見る者を虜にし、出来上がった料理はなんとも空腹感を促した。偶然居合わせた探索者に振る舞ったりしていくうちに【ダンジョン美食倶楽部】の名前は徐々に売れていく。
一方で洋一を追放したレストランは、SSSSランク探索者の轟美玲から「味が落ちた」と一蹴され、徐々に落ちぶれていった。
※カクヨム様で先行公開中!
※2024年3月21で第一部完!
【完結】実はチートの転生者、無能と言われるのに飽きて実力を解放する
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング1位獲得作品!!】
最強スキル『適応』を与えられた転生者ジャック・ストロングは16歳。
戦士になり、王国に潜む悪を倒すためのユピテル英才学園に入学して3ヶ月がたっていた。
目立たないために実力を隠していたジャックだが、学園長から次のテストで成績がよくないと退学だと脅され、ついに実力を解放していく。
ジャックのライバルとなる個性豊かな生徒たち、実力ある先生たちにも注目!!
彼らのハチャメチャ学園生活から目が離せない!!
※小説家になろう、カクヨム、エブリスタでも投稿中
乙女ゲームのヒロインに転生、科学を駆使して剣と魔法の世界を生きる
アミ100
ファンタジー
国立大学に通っていた理系大学生カナは、あることがきっかけで乙女ゲーム「Amour Tale(アムール テイル)」のヒロインとして転生する。
自由に生きようと決めたカナは、あえて本来のゲームのシナリオを無視し、実践的な魔法や剣が学べる魔術学院への入学を決意する。
魔術学院には、騎士団長の息子ジーク、王国の第2王子ラクア、クラスメイト唯一の女子マリー、剣術道場の息子アランなど、個性的な面々が在籍しており、楽しい日々を送っていた。
しかしそんな中、カナや友人たちの周りで不穏な事件が起こるようになる。
前世から持つ頭脳や科学の知識と、今世で手にした水属性・極闇傾向の魔法適性を駆使し、自身の過去と向き合うため、そして友人の未来を守るために奮闘する。
「今世では、自分の思うように生きよう。前世の二の舞にならないように。」
死んだはずの貴族、内政スキルでひっくり返す〜辺境村から始める復讐譚〜
のらねこ吟醸
ファンタジー
帝国の粛清で家族を失い、“死んだことにされた”名門貴族の青年は、
偽りの名を与えられ、最果ての辺境村へと送り込まれた。
水も農具も未来もない、限界集落で彼が手にしたのは――
古代遺跡の力と、“俺にだけ見える内政スキル”。
村を立て直し、仲間と絆を築きながら、
やがて帝国の陰謀に迫り、家を滅ぼした仇と対峙する。
辺境から始まる、ちょっぴりほのぼの(?)な村興しと、
静かに進む策略と復讐の物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる