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第三章 進展
第十一話 いざ、視察へ
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王都のとある一区画にて、その日、人々は忙しく動き回っていた。
そこに、一組の男女が通りかかる。
「何か新しいものでも作るのか?」
男が現場の一人に声をかけると、その大工は立ち止まった。
「おう、まあそんなところだな。この辺りの水道を整備するんだ」
「水道が整備されたら、水汲みをしなくても済むの?」
男の隣で女が問うと、大工は頷く。
「そうだ。水道が通ったらな、これからは暑い日も寒い日も水汲みなしで水が手に入るんだ」
「それは助かるね、シャル」
「そうね、ギル」
男女はお互いに目を細めた。
「そうだ、この辺りを見学していっても良いかい?水道がどうやってできるのか、興味があるんだ」
「ああ、もちろんだ。気を付けて回れよ!」
「忙しいところ悪いね。どうもありがとう」
「おう!」
大工がどこかへ作業に向かったのを見送る。
そんな中、男と女は前を向いたまま静かに言葉を交わした。
「この呼び方、やっぱり止めません?」
「何で?」
「いくらなんでも気が引けるんですが……」
女の困り顔に、男は笑声を上げた。
「それは俺を助けるためだと思って頑張ろう?シャル」
悪戯っ子のようにお茶目に笑った男に、女は観念したように頷く。
「……分かったわ、ギル」
一見、城下町にやって来た一般市民の男女と見受けられる彼ら。
その正体は、この国の王太子と伯爵令嬢である。
二人の変装は上出来のようで、今のところ怪しまれてはいない。
王太子は麻の白いシャツ、裾の絞った黒い脚衣を身に纏い、腰にはベルトが巻かれている。
帽子を被ったおかげで髪色が原因となって目を引くことはなく、眼鏡により顔の造形も上手く誤魔化していた。
全体として、地方から出てきた青年といった雰囲気である。
シャーロットも彼と同じく帽子を被っている。
その帽子の中にいくらか髪を隠して短く見せ、それを三つ編みにして肩に垂らした。
襟の付いたシャツは、長丈の濃緑色のスカートに入れ込んでいる。
その格好を見れば商家の娘とは思われても、フォード伯爵家の娘だとは気付かれまい。
二人だけでなく、警護の者も同様に様々な人物に扮している。
ある者は通行人、ある者は観光客。
彼らの前後左右を囲うようにして、十メートル四方に警護の者が散在していた。
全体として十数人が何者かに扮して工事現場をうろついているのだが、彼らの視察は特に騒ぎになることなく行われていった。
「だいぶ見て回りましたね」
シャーロットは広場に設置された時計台を仰ぎ、小声で口を開いた。
工事現場で忙しなく働いていた人々も、今日は作業を終わるらしく道具の片付けに動き始めている。
「そろそろ帰ります?」
今回の視察の目的は果たせた。
今後は判明した事実をまとめ、問題点を改良していかなければならない。
王宮に戻ったら、着替えて、書類にまとめて色々と練り直さなければ。
この後の段取りを整理しつつ、彼女は王太子の方へ顔を向ける。
すると、彼は言った。
「あと一つ、用事がある」
「用事ですか……?」
視察以外の予定は聞いていない。
怪訝に思っていると、彼はシャーロットを促して歩き出した。
午後の陽に照らされた顔が明るく見えるのは、光のせいではなさそうだ。
「どこに行くんですか?」
「シャルなら喜ぶ場所」
目を細めた王太子は、そう告げるのみではっきりとした名称は言わない。
わけも分からずただ彼の足の向くままに従っていると、不意にどこからか漂ってくる甘い香りが鼻腔をくすぐった。
この香りには覚えがある。
それは週に一度の登城日に、必ずシャーロットが食べるものを思わせた。
「これって……」
香りの正体に当たりを付けた彼女は、ごくりと生唾を飲み込む。
シャーロットの目には、一つの屋台が映っていた。
掲げられた旗には、南部の地名とともに、林檎の絵が施されている。
その屋台が売っていたのは、シャーロットのお気に入り──林檎のタルトだった。
「昨日と今日の二日間だけ、売りに来るって聞いたんだ」
「そうなんですか……!」
南部地方の職人が作る林檎のタルトが、まさか王都で買えるとは知らなかった。
最近は公共事業の情報収集や調整に勤しんでいたため、食べ物に関する情報収集はめっきりしなくなっていたのだ。
二人で屋台に向かい、シャーロットは注文を受けた店主の動きを食い入るように見つめた。
タルト生地にはクリームと林檎の果実がふんだんに乗せられている。
ある程度出来上がった状態のものを保存しているらしく、調理工程が見られないのは惜しい限りだ。
しかし、林檎のジャムを添えるのと、表面に塗って仕上げる艶出しのコーティングは最終段階としてこの場で行うようである。
ジャムの入った瓶を取り出す姿さえも見逃すまいと、彼女は必死に店主の動きを追った。
店主はふくよかな壮年の女性で、太陽のような笑顔が印象的だ。
彼女が普段以上に口角を上げたのは、おそらくシャーロットの煌めいた夢中な眼差しゆえのことであろう。
王都に出向いた地方の青年がスイーツ好きの恋人にプレゼントするのだと予想した店主は、刷毛を持つ手にいくらか気合いが入った。
林檎のタルトが出来上がり、王太子が会計を済ませる。
シャーロットは、まるで宝物を持つかのように大切に商品を受け取った。
ずっしりとした重みが、掌に伝わる。
店主から満面の笑みを向けられたため、こちらもお礼を述べ、頭を下げた。
屋台の横には木製のベンチとテーブルがいくつか置かれている。
二人はその内の一つに腰をおろした。
登城する時はお茶菓子を好きに食べられるとの決まりだったが、今日はその条件に当てはまらない。
シャーロットが商品代を渡そうとすると、王太子は首を振った。
「視察お疲れ様ってことで、あげるよ」
なんと、彼からの贈り物らしい。
王太子直々に贈られるなど、おそらく今後一生ないだろう。
普段の彼女ならその事実を知った周りの反応を気にしてしまうが、そんなことはどうでも良かった。
林檎のタルトが食べられる。
彼女にとって、今はその褒美が何より一番嬉しい。
「ありがとうございます!」
彼に感謝し、シャーロットは視線を手元に戻した。
鎮座する林檎のタルトを、輝かんばかりの瞳で見つめる。
屋台の隣に位置しているため、顔を近付けなくとも林檎の香しい匂いに包まれたような心地がした。
最高だ。昨日今日と言わず、毎日来て欲しい。
いや、王都にお店を出して欲しい。絶対に通い詰める。
「いただきます」
タルトを手で持ち上げると、濃厚な香りが一層強まった。
一口、頬張る。
まず広がったのは林檎の芳香。そして濃密なクリームの味。
噛むほどに染み渡る果汁は、恐ろしいくらいに芳醇だ。
食感のあるタルト生地は林檎の甘みを引き立てるような、絶妙に素朴な食味である。
やはり、最高に美味しい。
彼女は多幸感に包まれる。
そんな様子を、王太子は微笑ましく見守っていた。
そこに、一組の男女が通りかかる。
「何か新しいものでも作るのか?」
男が現場の一人に声をかけると、その大工は立ち止まった。
「おう、まあそんなところだな。この辺りの水道を整備するんだ」
「水道が整備されたら、水汲みをしなくても済むの?」
男の隣で女が問うと、大工は頷く。
「そうだ。水道が通ったらな、これからは暑い日も寒い日も水汲みなしで水が手に入るんだ」
「それは助かるね、シャル」
「そうね、ギル」
男女はお互いに目を細めた。
「そうだ、この辺りを見学していっても良いかい?水道がどうやってできるのか、興味があるんだ」
「ああ、もちろんだ。気を付けて回れよ!」
「忙しいところ悪いね。どうもありがとう」
「おう!」
大工がどこかへ作業に向かったのを見送る。
そんな中、男と女は前を向いたまま静かに言葉を交わした。
「この呼び方、やっぱり止めません?」
「何で?」
「いくらなんでも気が引けるんですが……」
女の困り顔に、男は笑声を上げた。
「それは俺を助けるためだと思って頑張ろう?シャル」
悪戯っ子のようにお茶目に笑った男に、女は観念したように頷く。
「……分かったわ、ギル」
一見、城下町にやって来た一般市民の男女と見受けられる彼ら。
その正体は、この国の王太子と伯爵令嬢である。
二人の変装は上出来のようで、今のところ怪しまれてはいない。
王太子は麻の白いシャツ、裾の絞った黒い脚衣を身に纏い、腰にはベルトが巻かれている。
帽子を被ったおかげで髪色が原因となって目を引くことはなく、眼鏡により顔の造形も上手く誤魔化していた。
全体として、地方から出てきた青年といった雰囲気である。
シャーロットも彼と同じく帽子を被っている。
その帽子の中にいくらか髪を隠して短く見せ、それを三つ編みにして肩に垂らした。
襟の付いたシャツは、長丈の濃緑色のスカートに入れ込んでいる。
その格好を見れば商家の娘とは思われても、フォード伯爵家の娘だとは気付かれまい。
二人だけでなく、警護の者も同様に様々な人物に扮している。
ある者は通行人、ある者は観光客。
彼らの前後左右を囲うようにして、十メートル四方に警護の者が散在していた。
全体として十数人が何者かに扮して工事現場をうろついているのだが、彼らの視察は特に騒ぎになることなく行われていった。
「だいぶ見て回りましたね」
シャーロットは広場に設置された時計台を仰ぎ、小声で口を開いた。
工事現場で忙しなく働いていた人々も、今日は作業を終わるらしく道具の片付けに動き始めている。
「そろそろ帰ります?」
今回の視察の目的は果たせた。
今後は判明した事実をまとめ、問題点を改良していかなければならない。
王宮に戻ったら、着替えて、書類にまとめて色々と練り直さなければ。
この後の段取りを整理しつつ、彼女は王太子の方へ顔を向ける。
すると、彼は言った。
「あと一つ、用事がある」
「用事ですか……?」
視察以外の予定は聞いていない。
怪訝に思っていると、彼はシャーロットを促して歩き出した。
午後の陽に照らされた顔が明るく見えるのは、光のせいではなさそうだ。
「どこに行くんですか?」
「シャルなら喜ぶ場所」
目を細めた王太子は、そう告げるのみではっきりとした名称は言わない。
わけも分からずただ彼の足の向くままに従っていると、不意にどこからか漂ってくる甘い香りが鼻腔をくすぐった。
この香りには覚えがある。
それは週に一度の登城日に、必ずシャーロットが食べるものを思わせた。
「これって……」
香りの正体に当たりを付けた彼女は、ごくりと生唾を飲み込む。
シャーロットの目には、一つの屋台が映っていた。
掲げられた旗には、南部の地名とともに、林檎の絵が施されている。
その屋台が売っていたのは、シャーロットのお気に入り──林檎のタルトだった。
「昨日と今日の二日間だけ、売りに来るって聞いたんだ」
「そうなんですか……!」
南部地方の職人が作る林檎のタルトが、まさか王都で買えるとは知らなかった。
最近は公共事業の情報収集や調整に勤しんでいたため、食べ物に関する情報収集はめっきりしなくなっていたのだ。
二人で屋台に向かい、シャーロットは注文を受けた店主の動きを食い入るように見つめた。
タルト生地にはクリームと林檎の果実がふんだんに乗せられている。
ある程度出来上がった状態のものを保存しているらしく、調理工程が見られないのは惜しい限りだ。
しかし、林檎のジャムを添えるのと、表面に塗って仕上げる艶出しのコーティングは最終段階としてこの場で行うようである。
ジャムの入った瓶を取り出す姿さえも見逃すまいと、彼女は必死に店主の動きを追った。
店主はふくよかな壮年の女性で、太陽のような笑顔が印象的だ。
彼女が普段以上に口角を上げたのは、おそらくシャーロットの煌めいた夢中な眼差しゆえのことであろう。
王都に出向いた地方の青年がスイーツ好きの恋人にプレゼントするのだと予想した店主は、刷毛を持つ手にいくらか気合いが入った。
林檎のタルトが出来上がり、王太子が会計を済ませる。
シャーロットは、まるで宝物を持つかのように大切に商品を受け取った。
ずっしりとした重みが、掌に伝わる。
店主から満面の笑みを向けられたため、こちらもお礼を述べ、頭を下げた。
屋台の横には木製のベンチとテーブルがいくつか置かれている。
二人はその内の一つに腰をおろした。
登城する時はお茶菓子を好きに食べられるとの決まりだったが、今日はその条件に当てはまらない。
シャーロットが商品代を渡そうとすると、王太子は首を振った。
「視察お疲れ様ってことで、あげるよ」
なんと、彼からの贈り物らしい。
王太子直々に贈られるなど、おそらく今後一生ないだろう。
普段の彼女ならその事実を知った周りの反応を気にしてしまうが、そんなことはどうでも良かった。
林檎のタルトが食べられる。
彼女にとって、今はその褒美が何より一番嬉しい。
「ありがとうございます!」
彼に感謝し、シャーロットは視線を手元に戻した。
鎮座する林檎のタルトを、輝かんばかりの瞳で見つめる。
屋台の隣に位置しているため、顔を近付けなくとも林檎の香しい匂いに包まれたような心地がした。
最高だ。昨日今日と言わず、毎日来て欲しい。
いや、王都にお店を出して欲しい。絶対に通い詰める。
「いただきます」
タルトを手で持ち上げると、濃厚な香りが一層強まった。
一口、頬張る。
まず広がったのは林檎の芳香。そして濃密なクリームの味。
噛むほどに染み渡る果汁は、恐ろしいくらいに芳醇だ。
食感のあるタルト生地は林檎の甘みを引き立てるような、絶妙に素朴な食味である。
やはり、最高に美味しい。
彼女は多幸感に包まれる。
そんな様子を、王太子は微笑ましく見守っていた。
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