うっかり女神さまからもらった『レベル9999』は使い切れないので、『譲渡』スキルで仲間を強化して最強パーティーを作ることにしました

akairo

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第1章 中立自由都市エラリア

ギルドの登録は一悶着あるようです

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目を開くと、そこは先程祈りを捧げた礼拝堂の中だった。
どうやら、意識だけが神界に送られていたらしい。
体感時間は長いものの、実際の時間はほとんど過ぎていないのだろう。

「ふふ、不思議な体験でしたね」

少し苦笑いするイスカに僕も同意だ。
なんとなく、イスカの中でセラ様の神格は下がってしまったけど、親近感は上がったように感じる。

「そうだね。僕も女神さまに二人も会えるなんて思わなかったよ」

おっと、不思議そうな視線を寄越す先程のシスターさんがいるから、余計なことは口に出さず、教会から出てしまおう。

シスターに、またお祈りに来ますと告げて僕達は町に出る。陽も高く昇りつつあり、日差しはポカポカと暖かく、町ゆく人々の往来も激しくなってくる。

僕は、再びしっかりとイスカの手を握ったが、セフィラム教会と冒険者ギルドは目と鼻の先だ。50メートル程歩くと明らかに冒険者と思われる一団が出入りする石造りの建物が見えた。周囲の建物が木造が多い中、冒険者ギルドの外観はかなり無骨であり、堅牢に見えた。

本来はここに用事があるのだが、僕とイスカはギルドを通り過ぎると、近くの防具屋さんに入った。

「いらっしゃい」

決して広くない店内には、店の入口付近には重厚感のある鎧やきらびやかなアクセサリー類が陳列し、カウンターより奥には森のように衣類が吊り下げられている。

声をかけてきたのは、年老いたエルフの女性店主だ。
声の主を見て、イスカの身体は硬直する。

金髪の髪に黄色の瞳。

歳を重ねた純粋のエルフが、何やら服を縫っているのか作業の手を止めずに声をかけてきた。

「なんだい、クォーターかい」

店主は視線を上げることなく作業に集中している。
何故イスカを見ずともクォーターか分かったのかは謎だったが、店主の言葉に僕はムッとする。

「エルフの体型に合う服を選びたいなら、今立っている所から3つ右側の通路を奥から探しな。男の装備はいらないだろ。着替えでも欲しければ2つ隣の衣料品店に行けばいいさ」

その言い草に流石に腹が立つ。文句を言おうと動いた僕をイスカは制止した。

「ユズキさん、店主さんはきっと目が見えていませんよ」

イスカの言葉に僕は驚いたが、イスカの言葉に興味を示したのは店主の方だった。

「ほぉ、よく分かったね。私の眼は100年前から見えちゃいないよ。見えるのは魂の形と、マナの色だけ。ふぅん。クォーターのあんたいい声だね。口が悪くて誤解させたら悪いが、私はハーフだろうとクォーターだろうと、奴隷だろうと金を出すなら全て客さ。差別はしないよ」

そういうと、店主は作業をやめ、声を発する僕達の方へと向き直る。
顔に刻み込まれた皺の数は、どれほど悠久の時を過ごしてきたのだろうか。光を失っていると話した瞳には、今もなお黄色の輝きが宿っている。

「そこのあんたは人族なのに、化物みたいな魔力を持って。間違ってもその力店の中で使うんじゃないよ。店が吹っ飛ぶ」

レベルのことを気付かれたかと思いドキリとしたが、それ以上店主は僕のことを詮索する気はないようだ。
しかし、イスカに顔を向けると店主は少し口角を緩めた。

「で、あんたはどんな戦いを考えているんだい?エルフの血なら弓や魔法。人の血を使うのなら剣や短刀に長けるだろうね」

確かに、戦いのスタイルを決めることで防具も変わってくる。

初級魔法を覚えたイスカは、やはり魔法をメインに戦うことを考えているのだろうか?

「私は、魔法剣士になろうと思います」

魔法剣士と聞いて、店主の眉がピクリと上がる。余りよい印象ではないようだ。

「ま、あんたが決めたならいいさ。ならあまり重い防具は選ばず、かといって前に出るのだから急所は守る防具にしときな」

店主の言葉にイスカはお礼を言うと、言われた通路に防具を選びに行った。

なんか、店主とこう近いと気まずいなぁ。
悪い人ではなさそうだけれど、掴みどころもないため話かけづらい。

「⋯⋯魔法剣士というのは、よく言われる評判は中途半端ってやつさ」

イスカがいなくなったことを感じ取ることができるのだろう。
突然、店主が僕に話しかける。

「だから、余り良い反応をされなかったのですか?」

僕の問いに店主は頷く。

「まぁね。普通にやれば途中でどっちつかずのどん詰まりさ。なのに、あの子は迷わずに魔法剣士を選んだ。どういうことか分かるかい?」

「──」

僕の沈黙に店主はいらつく。
不遇と呼ばれる職業を自ら選んだイスカ。その言葉には迷いがなかった。

「イスカの覚悟が現れていると?」

「バカかいあんた」

呆れ顔に言われるけれど、それ以外に思いつかない。
やれやれといった風に店主は首を降ると、僕を指さした。

「あんたのため以外に何があるってゆうのさ。相当な覚悟さ、それだけ気負っているんだから、あんたがちゃんと面倒を見てやらなきゃいけないよ」

店主は小声で「年寄りのお節介さね」と、呟くと再び作業に戻ってしまった。

「ユズキさん!お待たせしました」

程なくして、試着をしてみたイスカが僕の前に現れた。
胸部を守るプレートは施されているが、機動力を持たせるためか、それ以外に身体を守る金属は装着されていない。
ブーツは昨日もらったものと同じで、スカートをやめ動きやすいようにハーフパンツを履いている。

「それなら銀貨2枚だよ」

値段を聞いて、僕とイスカも少したじろぐ。

昨日の宿屋の、値段と食事を換算すると銅貨1枚が100円。銀貨1枚が10万円だ。この他に小銀貨1枚で1万円。金貨で100万円、白金貨で1000万円という代物らしい。

さすがに金貨以上をお目にかかることはあまりないだろうが、銀貨2枚と聞くと大金だ。
しかし、イスカの防具を安く仕上げることもできない。

「そんなにするなら、違うのにします!」

慌てるイスカを制して僕は店主に向き直る。

「大丈夫です、買います」

僕の言葉に店主は笑う。

「その防護服には、少しばかりだがエルフの加護が入っている。なーに、私がちまちま手先を動かしているのは、そのためさね。悪くはないものだよ」

防具を惜しむことは命に直結するし、イスカの命には替えられない。
僕は銀貨を取り出すと、店主にお金を渡した。

「またおいで。金があればもっといい防具も揃えられるよ」

作業の手を止めずに答える店主だが、その印象は初めと比べると比較的好意的に捉えることができるようになっていた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「さて、行きますか」

防具を整え昼食を終えた後、僕達はギルドの扉の前に立っていた。
さすがは、冒険者ギルド。行き交う人影は人族が多いが、明らかに他種族と思われる種族もひっきりなしに出入りしている。

さすがに、ここまで手を繋ぐのは恥ずかしいものがあるよね。

僕が先に、続いてイスカが扉を開けて中に入る。

「こんにちは。あれ?見ない顔ですね。この街に来たばかりですか?」

中に入ると左手に受付が2つ並んでおり、手前に立つ人族の女性が声をかけてくる。
濃緑色のブレザーを着込んでいるが、制服なのだろうか?
僕よりも少し身長の低い女性はニッコリと微笑む。

「えぇ、昨日来たばかりです。今日は冒険者に登録をしたくてここに来ました」

なるべく自然に。
先程から突如入ってきた僕達にジロジロと視線が注がれるのを感じるが、わざわざ相手にすることはない。

「⋯⋯そうなんですか。分かりました。では、登録を行いますのでこちらの用紙に所定の項目を記入下さい。私、受付を担当していますカレンと申します。もし、文字が読み書きできないようであれば、ここで代筆致しますよ」

その間は、何か引っかかる所を感じたのかな?

それでも、笑顔を崩さずに対応するといったことはプロ意識としてなのか。疑問に思っても仕方がない。
僕は書類を受け取るが、渡された用紙が1枚であることに気づく。

「あの。もう1枚頂けますか?」

僕が用紙の不足を指摘すると、カレンと名乗った女性は少し眼を見開いたが、すぐに用紙を1枚追加すると僕に手渡した。

「すみません。貴方にも驚きましたが、エルフのお連れ様はもう冒険者に登録されたと思っていました。失礼致しました」

こそっと僕の耳元にカレンは耳打ちをすると、受付の後ろにある記入台を案内してくれる。
僕はイスカを連れて、お互いに用紙を並べると記入をはじめる。

半分程書き込みを終えたところで、僕達に歩み寄る二人の人影が見えた。

なんか、ギルドで新規登録をしようとすれば絡まれるというのはテッパンなのかな。
ちなみに、見た目が悪い。もう、二人ともなんとなーく、ギルドで良い待遇を受けていないだろうと感じられるチンピラ感が溢れ出ている。

「お兄ちゃん。書物はできる?大きいお兄ちゃんが文字の書き方を教えてあげますか~」

あからさまな挑発を前に、僕は至って冷静だ。
ただ、僕を冷静にさせない理由があるとするならば、それは彼らの振る舞いがイスカを怯えさせていることだった。

隣に立つイスカは青ざめた顔で、書類を書くペンは小刻みに震えている。

「ご心配なく、読み書きもできますから」

ここで、どう対応したってこの後絡んでくるのだろうけど、僕の選択肢は1つしかない。

イスカを守る。そして、ここの様子を伺っているギルド内の冒険者を味方につけることだ。

僕に話しかけてくる男は、髪はスキンヘッドで身の回りにつけている防具はゴテゴテした金属類を身に纏い、背中には棍棒のような武器を背負っている。

どこの世紀末からやってきた人なんだろう?

身長は180を超え、鍛えられた肉体はやや細身ながら引き締まっている。見た目の圧力は十分なのだろうけど、新入りに絡んでくる時点で自分は3流ですと豪語しているようなものだ。

後方のカレンを見るが、動きはない。
ギルド職員も見てみぬふりなんて。

僕は警戒感を高め、慎重に次の言葉を選ぼうと身構えた時だ。

「な~んだ。残念、困っていたら書き物を助けてあげようと思ったのに~。そっちのエルフも読み書きできるなんて。残念ねぇ」

あれ?口調からしてもしかしてお姉?

威圧感と口調から、絶対に絡んでくるかと思ったのに妙に優しい。

「はん、新人ならまずは1番低い依頼から始めろよ。間違っても、俺達のような依頼から受けようとは思うなよ」

長身の男とくっついて来たもう一人の男は、やや小太りでこれまた世紀末感を漂わせる見た目をしている。
腰にはメイスを下げ、背中には大きな金属製の盾を背負っていた。

「そうそう。身の丈に応じたことをやることが、この世界長く生きるコツよぉ。私達のようにねぇ。困ったらまた声をかけてらっしゃい。大きいお兄ちゃんが優しく教えてあげるから」

バチッ

うぇっ。世界で1番見たくないウインクを僕達に投げないでほしい。

一方的に話し終えた二人組は、特に僕達の書類に難癖つけることもなく去っていってしまった。

なんだったんだろう?あれは。

「ユズキさん、私色んな意味で怖かったです。」

「うん、僕もだよ。絡まれた方がまだ良かったって思えるもん」

背筋に冷たいものを駆けていくのを感じていると、受付のカウンターからカレンが声をかけてきた。

「あはは、ごめんなさい。あの人達、新入りが来るとああやって心配で声をかけてくれるのだけど、あの見た目と口調でしょう?皆嫌がるけど、無害な人達だから」

困ったようにカレンが言うところを見ると、本当に害はないのだろう。
ただ、見た目と絡まれた方の精神衛生上では有害とみなしてよいのではないか?

これ以上絡まれると厄介なので、僕達は急いで書類を書き上げるとカレンに提出する。

「ユズキさんは人族で職業は剣士。イスカさんは⋯⋯魔法剣士になるおつもりですか?」

流石、ギルド受付員。魔法剣士があまり良い職業選択ではないことを知っているようだ。

「デメリットは分かった上での選択です」

しっかりとカレンの目を見てイスカは答える。
その瞳をしばしカレンは見ていたが、やがて困ったように視線を反らした。

「個人の判断をギルド員が止めることはできませんが、忠告はさせてください。クォーターのエルフで25歳から冒険者を始めると言うのは、かなり遅い方です。身体能力的には15、6歳かも知れませんが、知識の習得は10年分くらいハンデがあると思った方が良いですよ」

脳内で僕は計算する。
実年齢に0.6倍をしたくらいが、エルフクォーターの身体年齢なのだろうか?

それならば、実年齢が100歳であれば肉体年齢は60歳くらい。確かに、人族よりは長命だが、エルフが生きる数百年と比べると限りある生に思えてしまう。

「はい、そこを分かったうえでです」

イスカの言葉に、カレンはこれ以上話しても仕方がないと思ったのか小さく頷く。

「──分かりました。それでは書類を受領します。ところで、お二人共レベルを確認されますか?」

来た!

ギルドあるあるのレベル測定。
しかし、イスカから聞いた話では、レベル測定の行為は有料であるため絶対に受けなければいけないものではないらしい。

果たしてレベル9998の僕はどう判定されるのだろう?

そう思うと怖くて、受けなくて良いのならば受けたくない。

「そうですか。でも、やはりギルドとしては初回の一回は測定した方が良いと思うんですよね。自分の立ち位置が分かりますし、誤って高難易度の依頼を受けたりもしません」

あれ?にこやかな顔で勧めてくるぞ?

「いえ、これでも旅をしていたので、それなりに腕はありますから大丈夫ですよ」

苦笑いをしながら反撃。

これでまけるか?

「ふふ、ユズキさんは力もあるかもしれませんが、イスカさんのレベルを知っておくことは、パーティーを組む上で大切ではないですか?」

カレンも引き下がらない。

僕のレベルというよりは、イスカのことを心配するならレベル測定を受けた方が良いというアドバイスをすることで、イスカ本人がレベルを知りたがるように仕向ける作戦か。

これ、絶対ギルド員がレベル測定を冒険者にさせれば、手数料や実績という形で手元に入ってきているよね。

カレンの諦めの悪さはそこだろう。

うーん、世知辛いけど、チップ文化ではその手間賃が重要な収入になっていたりするのだから、彼女がレベル測定を勧めることは普通のことなんだ。

でも、僕もイスカも自分のレベル知っているのだから、お金を払って調べるなんて無駄遣いなだけだ。

ほんとどうしよう。

僕が途方に暮れていた時だ。


ドタドタドタ、バンッ!!


転がり込むように一人の汗だくの男がギルドの扉を開けるのももどかしく、飛び込んで来た。
ずっと走ってきたのか、汗だくの男はびっしょりと濡れた衣服をまとい、肩で息をする。
そして次の瞬間、息が整うのも待たずに悲痛な声で叫んだ。


「ワイバーンが来るぞ!!数約20!ドーラスの奴ら、森に火を放ちやがった!」


そこまで一息に叫ぶと、男は仰向けに倒れた。
やり遂げたという風に、荒い呼吸を繰り返す。

そう、彼はやり遂げたのだ。
伝えなければいけないことを、できる限り早くギルド内に伝えるという大役を。

「──!!」

ギルド内が異様な静寂に包まれる。
しかし、その静寂は一瞬で終わり、次の瞬間には怒号のような喧騒に変わり、フロア内は混乱に包まれるのだった。

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