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3章・和風戦雲編
63話、去りゆくは死神の足音
しおりを挟むキルムとハルアーダが帝都間近の関所を落とした時よりしばらく時間は遡る。
ルルム地方、公都パル。
まだ少年の主ハントは玉座に座って一人で目を閉じていた。
彼はかつてアーランドラ王の右腕であったラズベルト家の先祖のように、機知に富み、才覚を持っている。
両足がまだ床にも届かぬ身長ながら、その頭に描く作戦は大人のそれを遥かに凌駕していた。
連日、玉座の間へ訪れるのは敗戦の報告。
「カルローロが落ちました」
「サンブステルク山を敵が越え、山砦もまた陥落します」
「オルテンモ討死に!」
それは死神の足音か。
毎日、一歩一歩、近付いてくる死神の鎌が見えてくるかのようだ。
それでもハントは喚かず、騒がず、じっと目をつぶっていた。
幾日経ったか、使者は訪れ、「カルチュアとハルアーダが同盟し、カセイ国を攻めるとの事です!」と伝える。
ハントはようやく目を開けた。
死神は玉座の間の入口に立っている。
次いで入ってきた使者が言う。「キルムとハルアーダの連合軍が帝都東の関所を破り、我が国へ迫っていたザルバール軍が撤退しました!」と。
死神はそっぽを向き、姿を消した。
死が興味を失い、去った今こそ反撃の時だ。
ハントは玉座から飛び降り、命令する。
「我が叔父、カインを今こそ滅ぼす時!」
ハントは全軍に号令を発し、南下した。
クヮンラブル河の注ぐ湖を大船団が埋めつくし、湖岸を無数の騎馬が駆けたのだ。
北の憂慮は消えた。
キルムとハルアーダが作った僅かな時間を全て、カインを倒すことに使う。
猛攻は烈火の如し。
カインは瞬く間に領土の三分の二を失い、降伏した。
しかし、ハントはカインの降伏を許さない。
むしろ、父を謀略にかけて殺した罪をあがなえと手紙を送った。
ハントの本気を知ったカインは、一切の財産と、そして家族でさえ見捨てて逃げ出そうとした。
城の裏手から飛び出ると、ボロ切れで顔を覆って身分を隠そうとしたのである。
しかし、裏手から城門へ通じる路(みち)に兵士達がいて、その兵士にカインは切り殺されてしまったのだ。
兵士たちはカインの亡骸をハント軍へと持っていくと、彼の死を手土産にハントへ降ろうとしたのである。
カインは兵士がハントへ寝返るための手土産として、その人生をあっけなく終えたのであった。
またカインの家族らもハント軍に捕えられ、カインの遺体とともに公都パルへと移送された。
カインの妻と、まだハントよりも年下の子供たち。
彼らがハントの前に引っ立てられるとハントは彼らを処刑するよう命じる。
まだ幼い子もいるのに残酷な仕打ちだと思う人もいるかもしれない。
だが、親が殺された子は、いつ仇討を行うか分かったものではなかった。
現にハントがそうなのだ。
父をカインら叔父に殺されて、復讐を誓ったのである。
ハントのようにカインの子らが父の復讐を企てないとも限らなかった。
だからカインの家族を牢に閉じ込め、処刑の日を追って沙汰することにしたのだ。
だが、それに異を唱えたのはラドウィンであった。
客将であるラドウィンがカインの家族のことを知ったのは、彼らが牢屋に入れられて二日後のことだ。
その時、ラドウィンはシュラと共にサスパランドを目指す準備をしていた。
だが、準備を途中で放り投げて城へと飛んだのだ。
ラドウィンが来たとあってハントはすぐに謁見を行う。
ラドウィンはハントにとって大事な客分だったからだ。
玉座の間でラドウィンはハントと相対すると、うやうやしく礼をしてからカインの家族の助命を願った。
ハントはそれを拒否する。
当たり前のことだが、後の禍根を残すわけにはいかないのだ。
「しかし、世が乱れるから反乱が起こります。泰平の世ならばそのような心配はいりません」
ラドウィンはそう前置きし、カセイ国の窮地を話した。
帝都をハントが南より攻め、ハルアーダとキルムが東より攻める
さすれば帝都はたちまち陥(お)ちて、皇帝ティタラも解放されよう。
独立した国々が皇帝の下へ再び集まれば、泰平の世となり、復讐の機会は無くなるのだとラドウィンは説いた。
「偽の皇帝に仕えろと?」
ティタラが正統な皇帝の血筋でないことをハントも知っているのだ。
偽帝に仕えろなどと愚問のいい所である。
しかし、ラドウィンは微笑を浮かべて、「誰かが世を統べる事が大事なのであり、誰が世を統べるかだなんてどうだっていい話でしょう」と答えたのであった。
ラドウィンの回答にハントは口元へ手を当て、考える。
少し悩んだ後、「では、もしもカセイ国を打破して世が平和になるのなら、処刑は見送ろう」と答えた。
ラドウィンは感謝の言葉を告げると、「もう一つ、ハント様に願いがあります」と続ける。
「処刑の中止を提言した手前、何もしない訳にも行きません。客将としてカセイ国との戦いに参加させていただいてもよろしいでしょうか」
ラドウィンが進言するとハントは頷いて許可した。
むしろ、カセイ国と戦うのにラドウィンが必要だったのだからありがたかったのだ。
ラドウィンが城を出ると、城の前で待っていたシュラが「どうなりました?」と事態を聞いた。
「ハント様の下で、次はカセイ国と戦う」
「え? なぜ?」
シュラが驚くのも無理はない。
ラドウィンは戦いが嫌いで、また、サスパランドへ向かった愛する妻と合流し、我が子を探すという目的があったはずだ。
なのに、ハントの元を離れず、オマケにカセイ国と戦うなどラドウィンらしくなかった。
シュラの驚きを楽しむような笑顔をラドウィンが浮かべる。
「僕にも妻も子供がいるからさ。見過ごせなくなってしまってね」
ラドウィンは戦の準備に向かうのであった。
それと時期を同じくして、サスパランドでは、なんとカルチュアが戦の準備をしていた。
戦準備とはいっても、アーヴルという若い将に準備を命じただけだが。
カルチュア自身は頑丈な馬車を用意させて戦場へ向かおうとしている。
もうすぐモンタアナ全域で出軍準備が整う。
カルチュアは大規模な侵攻を帝都にかける軍勢へ同行しようと言うのだ。
ミルランスがその話を聞いたのはカルチュアの屋敷の、バルコニーでお茶会をしていた時だ。
護衛には盲目の戦士ザスグィンともう一人、カルチュア麾下の女騎士ユーリという人がいる。
ユーリははガッツォンの弟子だそうで、とうの老騎士ガッツォンは何年か前に隠居していた。
ミルランスはカルチュアの話を聞きながらお茶を一口飲んだ。
カップを置き、「戦地へ赴くの?」と聞く。
カルチュアは「もちろん」と頷いた。
帝都を取り返すというのは名誉なことである。
なにより偽帝とはいえ現皇帝を助け出すことは不利益とならない。むしろ、後世に忠義の人として記される可能性があるのだとカルチュアは主張した。
「それに、帝都へ入った時にキルムしかいなかったら、モンタアナの人は野蛮人と思われかねないもの。あの人は礼儀の一つ分かっていないのよ」
カルチュアの話は自然とキルムへの愚痴へと変わっていく。
キルムがどれだけ礼儀に疎いのかを口にしていた。
ミルランスは彼女の話をほとんど聞いていない。
カルチュアが帝都へと向かうという話が頭の中をグルグルと巡っていたのだ。
ミルランスは帝都へと同行しようかと思う。
なにせ帝都にいるのはティタラなのだ。
あの日、モンタアナで二人は決別し、ミルランスは平和で穏やかな日常へ、ティタラは戦いと騙し合いの帝都へと。
あの日から二人はずっと分かれ道を歩んできた。
ミルランスは幸せの裏でティタラのことが気がかりだったのだ。
期せずして、ティタラと出会うチャンスが巡ってきたのである。
ミルランスはサスパランドでラドウィンと合流する手筈となっていたが、ティタラの元へと向かいたい気持ちを抑えられなかった。
「私も連れて行って」
ミルランス自身、意図しないうちにカルチュアへそう口にしたのである。
カルチュアは驚いた。
ミルランスがそこまで活発的な女性のようには思わなかったからだ。
しかし、思えば、ミルランスはお淑やかな気質に反して行動的なところが昔からあった。
むしろ、室内でゆっくりお茶をする事が多いカルチュアよりは自然なのである。
カルチュアがそう納得すると、屋敷の三階から「じゃあ私(あたし)も連れていきな」と声がした。
カルチュアとミルランスが見上げると、そこには窓から身を乗り出すレイナがいたのだ。
彼女は屋敷の中で二人の会話を盗み聞きしていた訳では無い。
あくまでも、たまたま話が聞こえてしまったのだ。
だが、戦い慣れしてない二人が戦地へ赴くと聞いて、いずくんぞレイナが黙っていられようか?
同じ女なのに戦士の自分が戦場へ向かわないなど戦士の恥。我が胸に刻まれた槍術が泣くというものだ。
そこでレイナもついて行くと言うのだが、彼女の横に立っていたゴズはとんでもないと驚いた。
「こいつはどうするんだ!」。ゴズの腕にはまだ幼い赤子がいる。
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幼い頃より戦場に慣れさせれば、きっと将来は素晴らしい武将になるだろうと思ったのである。
しかし、赤子を戦場に連れていくなどさすがのゴズでもガンとしてレイナの言葉を突っぱねた。
いつもはレイナの尻に敷かれているゴズが頑なに聞かないのでとうとうレイナの方が折れるのだ。
子供はアットラとソルモに預けてゴズとレイナはカルチュアに従うことにした。
ゴズはレイナに反抗的な態度をとってしまった事を恐れたが、むしろレイナは「やっぱりあなたって素敵ね」と、ゴズの強気な態度に惚れ惚れとしていたのであった。
こうして、カルチュアはアーヴルを隊長として、兵二千を従えてサスパランドを出発する。
護衛にザスグィンとユーリ、レイナとゴズを従え、カルチュアとミルランスは帝都へ向かうのだった。
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