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3章・和風戦雲編
64話、静かなる戦い
しおりを挟むラドウィンを始めとしたハント軍が南より帝都へ迫る。
東からはハルアーダとキルムの連合軍。
また、北からはシンサンのデビュイも南下していた。
カセイ国包囲網は完成していた。
しかし、カセイの将兵も本気を出す。
カセイ領土西方より続々と将兵が物資を伴いやって来たのだ。
西方にはカセイ国古参の将がいて、彼らもやってくる。
カセイ国はアーランドラ帝国でも屈指の猛勇の集い。
そんな連中が立ちはだかるので一進一退の攻防が続いた。
カセイ国古参の雄、セムトバは髭の男だ。
肉切りに使う太い刃物を剣に加工した武器を使った。
彼は南方より攻め寄せるダルバ隊との激闘を演じ、三日三晩の激戦の果て、ダルバとの一騎討ちに負けて死んだ。
この戦いはダルバ隊の被害も甚大で、一時後退し、公都パルに負傷兵を移送し、兵の再編を行わねばならなかった。
東には、ザルバール麾下の双璧、右将軍ム・ロウ、左将軍シンジンが構える。
さらにかつてカルシオスを射殺してその名を上げた弓矢の名手ザウラスもいた。
ハルアーダ・キルムの連合軍と衝突すると、ム・ロウとシンジンはこれを良く守るのだ。
だが、この戦いで特筆すべきはザウラスとバルリエットの戦いだろう。
ム・ロウとザウラスによって戦線が膠着するとハルアーダはアキームを陣地に呼んだ。
彼は戦場より後方の高台で常に戦場を見学させていた。
そこで、戦場全体の動きはどうだろうかと尋ねる。
アキームは自分の見た陣容を細かに伝えて、南方に森林があるから兵の身を森へ隠して迂回できそうだと伝えた。
「さすがは俺の弟子だ」
アキームの戦略眼を褒めると、ハルアーダはバルリエットに千の兵を預け、森林を迂回するよう命じた。
バルリエットは隠密に行動するなら半分の五百の方が良いと都合をつけ、出陣したのだ。
ところが、同じことを思ったのは地形を心得ているカセイ軍である。
カセイ軍ザウラスもまた、五百ほどの兵を率いて森林を迂回し、奇襲をしようとしたのだ。
結果、この二隊は接敵した。
まず、この戦い、最初に偵察兵同士が遭遇した。
互いに敵の存在を知り、その情報を持ち帰らせないために殺しあった。
剣を抜いて互いに取っ組み合い、落馬し、揉みくちゃとなった。
結果、バルリエットの偵察兵が何とか生き残り、バルリエットへとその情報を持ち帰ったが、一方のザウラスも偵察兵の死体を見つけて敵軍の存在を知ったのである。
バルリエットとザウラスはすぐに散開する。
兵を散開する戦法はあまり採られない。
なぜなら、兵は隙間のない堅固な陣形を作る方が強いからだ。
しかし、ある状況においては散開した方が良い。
それは、遠距離戦を主体とする時だ。
バルリエットもザウラスも弓を得意とし、その兵も選りすぐりの弓兵が揃っていた。
遠距離戦が主体のため、散開し、茂みへ身を隠し、敵を奇襲するのだ。
森の中に緊張した空気が走った。
バルリエットとその兵たちは茂みの中で息を潜め、汗が顎から落ちる。
全員が矢を弓につがえ、森の中を伺った。
耳は音を逃さない。
鼻は汗の臭いを探った。
ギョロギョロと血眼が動き、緑の草葉や木の茶色と違う異質な色を探す。
ヒュ。
微かな音とともに矢が一つ、バルリエット隊の後方の木の幹に当たった。
その瞬間、バルリエットの兵たちが矢が飛んできた茂みへ矢を放つ。
ヒュヒュヒュと弦が矢を放つ音が、微かに、そして軽快に響く。
それが開幕であった。
互いに茂み越しから矢が往来する。
一人、また一人と悲鳴を上げて死んでいく。
バルリエットはそんな矢の往来する中にあっても冷静を極めていた。
いまだ一矢たりとも放たず、息を潜めている。
流れ矢に片耳がちぎれ飛んでいた。
だが、喚くことはしない。
耳からだくだくと流れる血を拭う事もせず、ただ森の中を睨めつけていた。
その時、ザウラスはどこに居たかと言うと、彼は木の上にいたのである。
元々猟師であったザウラスは地物を利用した戦いに優れていた。
なので、樹上へと軽快に登っていたのである。
そして、、彼もまた、矢を放つことなく、樹上から辺りを見渡していた。
バルリエットもザウラスも、狙うは一つ、大将首である。
つまり、実質一騎討ちの様相をていしていたのだ。
そして、先に見つけたのはザウラスであった。
バルリエットは敵が樹上にいるなどと思いもしなかったのだ。
ザウラスが弦を引き、弓がしなる。
「オルモード様の仇だ」
呟いたザウラスが矢を放とうとした瞬間、流れ矢がすぐ隣の木の幹へと刺さった。
ザウラスはその拍子に狙いが逸れて、矢はバルリエットの肩先へと刺さる。
バルリエットは矢が刺さり、痛みに顔をしかめたが矢を放つのに支障はないと即座に理解した。
素早く矢が飛んできた方へと向き、矢を放った。
ザウラスは枝から飛び降りようとしたが間に合わない。
胸に一矢を受け、拍子にバランスを崩すと頭から落下して果てたのだった。
生死の差を分けたのは、ザウラスが猟師の出で戦働きの経験があまり無かった点か。
矢が顔の近くに飛んでくるという事態に狼狽え、集中を乱したか、乱さなかったかで結果が変わったのである。
結果、ザウラスが死に、ザウラス隊の足並みは崩れた。
そして、バルリエット隊によって一人、また一人と討ち取られたのだ。
静かな激闘を制したのはバルリエット隊である。
しかし、勝利の余韻に浸っている暇はなかった。
彼らの目的は膠着した戦線を横合いから突き崩す事なのだ。
戦いに傷ついた体を揺らし、バルリエット隊は森を進むのである。
夜半に森を抜けた。
その夜は月もない夜だったから、バルリエット隊は完全な漆黒の使者に成り変わる。
そして、十分に近付くと、まず火矢でもってム・ロウとシンジンの備える陣地に火を放った。
突如上がった火の手に騒ぎが上がると同時に、あらん限りの雄叫びを上げて突撃した。
突如の火の手に混乱していたム・ロウ隊とシンジン隊は、五百にも満たない突撃を多勢による襲撃と勘違いしてしまう。
さらに、バルリエット隊の雄叫びを聞いたハルアーダとキルムの連合軍が進撃し、混乱のうちに勝敗は決した。
ム・ロウとシンジンは何名かの兵を引き連れて撤退しようとしたが、ハルアーダに追撃されてその首を二つ討ち取ったのである。
こうして、キルムとハルアーダの連合軍は東方より帝都へ肉迫した。
一方、ルルム地方からも兵を再編したダルバ達も帝都へと到着した。その中にはラドウィンもいたのである。
一方、帝都の前にはカセイ国の軍勢が陣を敷いて待っていた。
カセイ国は帝都を取らせまいと持てる限りの総力で帝都を守るのだ。
カセイが帝都を死守するのには相応の理由がある。
カセイ国は帝国でも僻地にあり、カセイから帝国全土へ進行しようとしても、あのラクペウスの地のような要塞があったり、あるいは山や谷といった天然の要害ざ多いのだ。
だから、ひとたび故郷のゼードル地方へ押し込まれるとアーランドラ帝国へ攻めるのは難しいのである。
つまり、帝都は帝国全土へ攻めるための重要な足がかりなのだ。
もっとも国王ザルバールにはどうでもいい事だ。
彼にとって大事なのは、この帝都にティタラがいるということである。
そのために命をかけて帝都を守るのだ。
「女のために命を賭すのが男の華よ」
ザルバールは威並ぶ敵軍を前にして笑っていた。
そして、彼の兵士達も恐れなく敵軍を見ている。
もしも、リーダーに「俺の好きな女のために命を賭けろ」と言われたらどう思うだろう?
しかし、ザルバールのカリスマは兵士達に命を賭けさせるのに十分だった。
大義も道理もなく、男だったら好きな女のために死ぬるだろうとワガママを押し通すカリスマだ。
人の感情に訴えかけ、仕方ない、協力してやるかと思わせる魅力がザルバールにはあった。
「ここで彼奴(キャツ)らを打ち倒せば、一々攻める手間が省けるというもの、カセイ総英雄だとアーランドラ帝国の奴腹に見せつけてやれ!」
ザルバールが隊列の前を往来しながら馬の上から鼓舞すれば、兵士達も「おう!」と、応えた。
しかし一人だけ、ただ黙って、彼方の敵地を睨む者がいる。
それはガ・ルスであった。
彼ほどカリスマというものを受け付けない者もおるまい。
特に彼はザルバールに対してあまり思い入れもなかった。
無法者ゆえに戦いの渦中にいることが多いザルバールであるが、オルモードと違って戦の香りを嗅ぎ分ける能力はない。
オルモードは深い戦略眼と洞察で戦いの起こる場というものをよく見ていた。
だからガ・ルスは彼に従っていたのだ。
残念ながらザルバールには一切の魅力を感じなかった。
「オルモードが死んで悲しいか?」。ザルバールがガ・ルスへ問う。
「いや、奴に、敵陣へ斬りこんで死ぬような勇気があったのが意外だっただけだ」
ガ・ルスは鼻で笑った。
オルモードという奴はすぐに逃げる。
正直、男としては随分の見下していたと思う。
だが、最期の最期で男を見せたのだ。
ガ・ルスは彼を見直した。
そして、あの男がもう居ないと思うと心にポッカリと穴が空いたような悲しい気持ちになった。
——そうか。あいつは俺で、俺はあいつだったのだな——
オルモードは戦を見つける眼で、そして鼻であった。
そしてガ・ルスは戦う手足だったのだ。
オルモードはガ・ルスにとって体の一部であった。
体の一部がすっかり亡くなって、ガ・ルスは生まれて初めて人の死というものを嘆いたのである。
「ザルバールよ」
ザルバールが再び演説を始めようとするが、ガ・ルスが遮った。
「何か?」
「俺は今や獣だ。ひとたび進軍すれば二度と戻ってこないぞ。構わんな?」
二度と戻って来ないとは、つまり、この戦いを最後にザルバールの軍を離反するという宣言だ。
逃亡など絶対にせず死を賭して戦うという不退転の宣言であったし、勝利しても帰って来ずどこかの陣営で戦うという宣言だ。
そして、もしもこの宣言をザルバールが拒否するなら、今すぐキルム達の軍へと投降し、ザルバール達と敵対するという決意でもあった。
だが、ザルバールは笑い「構わん! 好きに暴れろ。俺はお前の気持ちの良い戦いっぷりが大好きだ!」と答え、ガ・ルスはカセイ国軍の先鋒として斧を構えるのであった。
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