76 / 106
76 ミモザ先生による【彫刻師】講座!
しおりを挟む
「オーケー! 教え甲斐ありそうじゃん? アタシみたいに腕吹っ飛ばすんじゃないよ!」
「褒められた事ではありませんが、肝に命じたいと思います」
「おなじくです!」
「ん、痛い所を! それもまたよし! アタシの事はミモザ先生って呼びな!」
「先生分かりました」
「先生ですね」
中々勢いのある先生がやって来たようだ。
でもここまでエネルギーがあると返って気持ちがスッキリするっていうか。
腕吹き飛ばしたのはミス!! って言える豪胆さが好きになるっていうか。
こうして『彫刻師とは』と言う授業が幕を開けたのである。
【彫刻師】とは、元々この世界ではお守りを作って家々の安泰を願ったり、鉄の国サカマル帝国では家の大黒柱にその家を象徴する生き物を彫刻したりするらしい。
地味な仕事ではあるが、『心の拠り所を作るのが彫刻師の役目である』と言う考えの元、鉄の国サカマル帝国では貴族の子供で【彫刻師】が生まれると、金を集めてでも投資する家が多いのだとか。
ただし、【金食い虫の彫刻師】と言われるだけあって、本物の彫刻師になれるのは僅かな人数のみ。
大体はお守りを売って行くのが精々なのだという。
「また、庶民で彫刻師が生まれた場合は悲惨だね。まずスキルを上げさせないでスキルの封印を施す家が殆どなのさ」
「スキルって封印することができるんですか?」
「テリサバース教会で封印する事は可能だよ。金は掛かるけどね。他の国では【箱庭師】が迫害を受けていた時代もあるけど、それ以上に長い間『要らないスキル』と言われていたのが【彫刻師】なのさ。ダイヤ王国でも彫刻師と聞いて笑われるのが関の山だろう?」
「そうですね」
「うん……」
「彫刻師の迫害はとても歴史が古い。表舞台に出ることが出来ないとさえ言われている。そこに焦点を当てようなんて輩はまずいない……って、思ってたんだけどねぇ?」
「彫刻師はいて良いと思います。特に『心の拠り所を作る』と言う点では最高のスキルだとも取れますけど?」
「そう言ってくれると助かるねぇ。まぁ、不遇だけどユリのように理解してくれる人間もたまにいる。本当に稀だけどね。ただ、スキルが上がった彫刻師の彫刻は彫金師では出せない美しさがある。テリサバース教会にあるテリサバース女神の像なんかは、彫刻師が手掛けていることが多い」
「「「へ――……」」」
「一度見た事がありますが、それはもう見事な物でしたよ」
「スキルの高い彫刻師が作った物は芸術品だからね。それだけで価値が一気に上がる。ただし、ロストした場合は体の一部を欠損する恐れがとても高いのが彫刻師。故に最初に作れるようになる【身代わりの雫】は必ず身に着けておかねばならない。体を守りたいならね」
「「「はい!」」」
「スキル5までは木材でレベルを上げ、スキル5からは石を使ってスキルレベルを上げる。スキル6からは彫刻の神髄である造形をメインにスキル上げをして、スキル8からはその集大成として宝石や石を入れ込んだ彫刻を作って行く。ただし、付与できるのは限定された付与のみとなるのが彫刻師だ。見た目だけ作って他の付与師に付けたい付与を入れて貰う……と言うやり方も多い」
意外とやりようはありそうで、少ないのが彫刻師なのね。
「あの、家内安全とかのお守りの付与は一生涯続くんですか?」
「続かない。一年が限度のお守りだね。だから一年に一度の交換が必要になるし、使い終わったお守りと交換で、彫刻師が新たにお守りを作って付与をするのが習わしだよ」
「なるほど。彫刻師の付与は一年が限度なんですね」
「付与師が羨ましくなっちゃうよねぇ……まぁ、彫刻師の付与は一年契約みたいなものだから仕方ないんだけど、その分効果は絶大なんだよ」
「恋愛成就のお守りも一年なの?」
「それも一年だね」
「むう、意外と短いのね……」
「しかも、願いが叶った場合お守りは壊れる仕組みになってる。お守りが一年せずに壊れた場合は、恋愛が成立した証ともいえるね」
「へぇ……儚さもあるけどロマンチックともとれるわね」
「何より証だから分かりやすいわ」
「後は冒険者や魔物討伐隊になら交通安全とかね。行き帰りの道中に不幸が無いようにお守りを手渡すという事もあるみたいだよ」
それは良い事を聞いた。
エンジュさん辺りが聞いたら是非に作って欲しいって言いそうだわ。
ただ、隊員分ってなるとかなりきつい事になるけど。
スキルが上がり切らないとどうしようもないわね。
「でも、これで理解出来ました。どうしてこうも彫刻師のスキルは失敗した時のリスクが高いのかと謎だったんです。スキルに応じて身体も破損する場合が高いんですね」
「ふふふ、そう言う事。だから必ず始める前に【身代わりの雫】と『身代わり付与』は必須なのさ。他に質問は?」
「今の所は無いです」
「おなじくないです」
「オーケー。分からなくなったらまた先生に聞きな」
「「はい」」
「じゃあアタシも何か作ろうかな……」
「あ、ミモザさん依頼していいです? 実は台座が欲しくて」
「台座?」
「ええ、宝石を置けるような台座なんですけど、宝石の大きさは余り考えてなくて、まずは10cmくらいの球体の宝石が乗せられるような台座が欲しいかなと。次に20cmくらいで、最高は30cmくらいの大きさの台座があればいいかなと思ってるんですが」
そう聞くと「木工が良いかなぁ」と口にすると、アイテムボックスから50センチ四方で取って置いたヒノキの木材を三つ取り出すと「オーケー。作ろうか」と作ってくれることになった。
その前にお守りは作っていたけれど。
ドマとスギはミモザの作る台座に興味津々で、一つ作り終えるとチカッと光り、出てきたのは艶のある10cmの宝石を置く台座。
「まずはこの一つ。次に20cmの宝石を置く台座だね」
その後も危なげなく20cmの宝石を置く台座、最後に30cmの宝石を置く台座を作ってくれて、どれもニスで塗ったかのように綺麗だった。
「ええ、ではこちらも宝石を作りましょう。集中力アップなら趣旨を変えてブルートパーズにしようかな。アイテム生成・ブルートパーズ」
そう言うと魔法陣が現れ、そこから10cm、20cm、30cmのブルートパーズを出してみた。
その内まずは小さな10cmから台座に置いて……。
「ブルートパーズに『集中力アップ付与』」
そう口にして宝石に付与すると、気持ち集中力が上がった気がする。
「どう? 皆、なんとなく感じる?」
「気持ち上がったような感覚?」
「へぇ……付与ってそんな付与もあるのかい?」
「宝石にある意味合いを引き出して付与をしてるんです。ブルートパーズには集中力以外もあるけど、まずはそこを強めにしたんですよ」
「10cmじゃ余り変わらないかも、ほんとに気持ちって感じかなぁ」
そう口にしたのはラフィ。次に20cmの台座にブルートパーズの球体を置き『集中力アップ付与』とすると、部屋全体に掛った感じがする。
これには皆も感じ取っているようで、ミモザさんは「へ――、こりゃ凄いね!!」と驚いていた。
「この部屋くらいなら20cmの宝石でいいみたい。ミモザさん、20cmの台座後一つ作って貰えます?」
「いいよ、素材あるかい?」
そう言って最後の50cm四方のヒノキを出して手渡すと、同じように台座を作ってくれたので、次に運気アップのラピスラズリを用意して『幸運アップ付与』を付けると、部屋全体に効果は広がった。
ただ、膜が広がった感じがするだけで本当に幸運が上がっているのかは分からないが、鑑定したところ【幸運の上がるラピスラズリ】と出ている。
「鑑定ではちゃんと幸運の上がるラピスラズリって出てますね」
「なら付与は失敗してないんでしょうね」
「後は私達が体感するかどうかね」
「私もアイテムを作りつつ体感してみます」
こうして全員がスキル上げ、もしくはアイテム作りを始めた訳だが――。
「褒められた事ではありませんが、肝に命じたいと思います」
「おなじくです!」
「ん、痛い所を! それもまたよし! アタシの事はミモザ先生って呼びな!」
「先生分かりました」
「先生ですね」
中々勢いのある先生がやって来たようだ。
でもここまでエネルギーがあると返って気持ちがスッキリするっていうか。
腕吹き飛ばしたのはミス!! って言える豪胆さが好きになるっていうか。
こうして『彫刻師とは』と言う授業が幕を開けたのである。
【彫刻師】とは、元々この世界ではお守りを作って家々の安泰を願ったり、鉄の国サカマル帝国では家の大黒柱にその家を象徴する生き物を彫刻したりするらしい。
地味な仕事ではあるが、『心の拠り所を作るのが彫刻師の役目である』と言う考えの元、鉄の国サカマル帝国では貴族の子供で【彫刻師】が生まれると、金を集めてでも投資する家が多いのだとか。
ただし、【金食い虫の彫刻師】と言われるだけあって、本物の彫刻師になれるのは僅かな人数のみ。
大体はお守りを売って行くのが精々なのだという。
「また、庶民で彫刻師が生まれた場合は悲惨だね。まずスキルを上げさせないでスキルの封印を施す家が殆どなのさ」
「スキルって封印することができるんですか?」
「テリサバース教会で封印する事は可能だよ。金は掛かるけどね。他の国では【箱庭師】が迫害を受けていた時代もあるけど、それ以上に長い間『要らないスキル』と言われていたのが【彫刻師】なのさ。ダイヤ王国でも彫刻師と聞いて笑われるのが関の山だろう?」
「そうですね」
「うん……」
「彫刻師の迫害はとても歴史が古い。表舞台に出ることが出来ないとさえ言われている。そこに焦点を当てようなんて輩はまずいない……って、思ってたんだけどねぇ?」
「彫刻師はいて良いと思います。特に『心の拠り所を作る』と言う点では最高のスキルだとも取れますけど?」
「そう言ってくれると助かるねぇ。まぁ、不遇だけどユリのように理解してくれる人間もたまにいる。本当に稀だけどね。ただ、スキルが上がった彫刻師の彫刻は彫金師では出せない美しさがある。テリサバース教会にあるテリサバース女神の像なんかは、彫刻師が手掛けていることが多い」
「「「へ――……」」」
「一度見た事がありますが、それはもう見事な物でしたよ」
「スキルの高い彫刻師が作った物は芸術品だからね。それだけで価値が一気に上がる。ただし、ロストした場合は体の一部を欠損する恐れがとても高いのが彫刻師。故に最初に作れるようになる【身代わりの雫】は必ず身に着けておかねばならない。体を守りたいならね」
「「「はい!」」」
「スキル5までは木材でレベルを上げ、スキル5からは石を使ってスキルレベルを上げる。スキル6からは彫刻の神髄である造形をメインにスキル上げをして、スキル8からはその集大成として宝石や石を入れ込んだ彫刻を作って行く。ただし、付与できるのは限定された付与のみとなるのが彫刻師だ。見た目だけ作って他の付与師に付けたい付与を入れて貰う……と言うやり方も多い」
意外とやりようはありそうで、少ないのが彫刻師なのね。
「あの、家内安全とかのお守りの付与は一生涯続くんですか?」
「続かない。一年が限度のお守りだね。だから一年に一度の交換が必要になるし、使い終わったお守りと交換で、彫刻師が新たにお守りを作って付与をするのが習わしだよ」
「なるほど。彫刻師の付与は一年が限度なんですね」
「付与師が羨ましくなっちゃうよねぇ……まぁ、彫刻師の付与は一年契約みたいなものだから仕方ないんだけど、その分効果は絶大なんだよ」
「恋愛成就のお守りも一年なの?」
「それも一年だね」
「むう、意外と短いのね……」
「しかも、願いが叶った場合お守りは壊れる仕組みになってる。お守りが一年せずに壊れた場合は、恋愛が成立した証ともいえるね」
「へぇ……儚さもあるけどロマンチックともとれるわね」
「何より証だから分かりやすいわ」
「後は冒険者や魔物討伐隊になら交通安全とかね。行き帰りの道中に不幸が無いようにお守りを手渡すという事もあるみたいだよ」
それは良い事を聞いた。
エンジュさん辺りが聞いたら是非に作って欲しいって言いそうだわ。
ただ、隊員分ってなるとかなりきつい事になるけど。
スキルが上がり切らないとどうしようもないわね。
「でも、これで理解出来ました。どうしてこうも彫刻師のスキルは失敗した時のリスクが高いのかと謎だったんです。スキルに応じて身体も破損する場合が高いんですね」
「ふふふ、そう言う事。だから必ず始める前に【身代わりの雫】と『身代わり付与』は必須なのさ。他に質問は?」
「今の所は無いです」
「おなじくないです」
「オーケー。分からなくなったらまた先生に聞きな」
「「はい」」
「じゃあアタシも何か作ろうかな……」
「あ、ミモザさん依頼していいです? 実は台座が欲しくて」
「台座?」
「ええ、宝石を置けるような台座なんですけど、宝石の大きさは余り考えてなくて、まずは10cmくらいの球体の宝石が乗せられるような台座が欲しいかなと。次に20cmくらいで、最高は30cmくらいの大きさの台座があればいいかなと思ってるんですが」
そう聞くと「木工が良いかなぁ」と口にすると、アイテムボックスから50センチ四方で取って置いたヒノキの木材を三つ取り出すと「オーケー。作ろうか」と作ってくれることになった。
その前にお守りは作っていたけれど。
ドマとスギはミモザの作る台座に興味津々で、一つ作り終えるとチカッと光り、出てきたのは艶のある10cmの宝石を置く台座。
「まずはこの一つ。次に20cmの宝石を置く台座だね」
その後も危なげなく20cmの宝石を置く台座、最後に30cmの宝石を置く台座を作ってくれて、どれもニスで塗ったかのように綺麗だった。
「ええ、ではこちらも宝石を作りましょう。集中力アップなら趣旨を変えてブルートパーズにしようかな。アイテム生成・ブルートパーズ」
そう言うと魔法陣が現れ、そこから10cm、20cm、30cmのブルートパーズを出してみた。
その内まずは小さな10cmから台座に置いて……。
「ブルートパーズに『集中力アップ付与』」
そう口にして宝石に付与すると、気持ち集中力が上がった気がする。
「どう? 皆、なんとなく感じる?」
「気持ち上がったような感覚?」
「へぇ……付与ってそんな付与もあるのかい?」
「宝石にある意味合いを引き出して付与をしてるんです。ブルートパーズには集中力以外もあるけど、まずはそこを強めにしたんですよ」
「10cmじゃ余り変わらないかも、ほんとに気持ちって感じかなぁ」
そう口にしたのはラフィ。次に20cmの台座にブルートパーズの球体を置き『集中力アップ付与』とすると、部屋全体に掛った感じがする。
これには皆も感じ取っているようで、ミモザさんは「へ――、こりゃ凄いね!!」と驚いていた。
「この部屋くらいなら20cmの宝石でいいみたい。ミモザさん、20cmの台座後一つ作って貰えます?」
「いいよ、素材あるかい?」
そう言って最後の50cm四方のヒノキを出して手渡すと、同じように台座を作ってくれたので、次に運気アップのラピスラズリを用意して『幸運アップ付与』を付けると、部屋全体に効果は広がった。
ただ、膜が広がった感じがするだけで本当に幸運が上がっているのかは分からないが、鑑定したところ【幸運の上がるラピスラズリ】と出ている。
「鑑定ではちゃんと幸運の上がるラピスラズリって出てますね」
「なら付与は失敗してないんでしょうね」
「後は私達が体感するかどうかね」
「私もアイテムを作りつつ体感してみます」
こうして全員がスキル上げ、もしくはアイテム作りを始めた訳だが――。
251
あなたにおすすめの小説
妹が聖女に選ばれました。姉が闇魔法使いだと周囲に知られない方が良いと思って家を出たのに、何故か王子様が追いかけて来ます。
向原 行人
ファンタジー
私、アルマには二つ下の可愛い妹がいます。
幼い頃から要領の良い妹は聖女に選ばれ、王子様と婚約したので……私は遠く離れた地で、大好きな魔法の研究に専念したいと思います。
最近は異空間へ自由に物を出し入れしたり、部分的に時間を戻したり出来るようになったんです!
勿論、この魔法の効果は街の皆さんにも活用を……いえ、無限に収納出来るので、安い時に小麦を買っていただけで、先見の明とかはありませんし、怪我をされた箇所の時間を戻しただけなので、治癒魔法とは違います。
だから私は聖女ではなくて、妹が……って、どうして王子様がこの地に来ているんですかっ!?
※第○話:主人公視点
挿話○:タイトルに書かれたキャラの視点
となります。
婚約破棄で追放されて、幸せな日々を過ごす。……え? 私が世界に一人しか居ない水の聖女? あ、今更泣きつかれても、知りませんけど?
向原 行人
ファンタジー
第三王子が趣味で行っている冒険のパーティに所属するマッパー兼食事係の私、アニエスは突然パーティを追放されてしまった。
というのも、新しい食事係の少女をスカウトしたそうで、水魔法しか使えない私とは違い、複数の魔法が使えるのだとか。
私も、好きでもない王子から勝手に婚約者呼ばわりされていたし、追放されたのはありがたいかも。
だけど私が唯一使える水魔法が、実は「飲むと数時間の間、能力を倍増する」効果が得られる神水だったらしく、その効果を失った王子のパーティは、一気に転落していく。
戻ってきて欲しいって言われても、既にモフモフ妖狐や、新しい仲間たちと幸せな日々を過ごしてますから。
※第○話:主人公視点
挿話○:タイトルに書かれたキャラの視点
となります。
婚約者を奪った妹と縁を切り、辺境領を継いだら勇者一行がついてきました
藤原遊
ファンタジー
婚約発表の場で、妹に婚約者を奪われた。
家族にも教会にも見放され、聖女である私・エリシアは “不要” と切り捨てられる。
その“褒賞”として押しつけられたのは――
魔物と瘴気に覆われた、滅びかけの辺境領だった。
けれど私は、絶望しなかった。
むしろ、生まれて初めて「自由」になれたのだ。
そして、予想外の出来事が起きる。
――かつて共に魔王を倒した“勇者一行”が、次々と押しかけてきた。
「君をひとりで行かせるわけがない」
そう言って微笑む勇者レオン。
村を守るため剣を抜く騎士。
魔導具を抱えて駆けつける天才魔法使い。
物陰から見守る斥候は、相変わらず不器用で優しい。
彼らと力を合わせ、私は土地を浄化し、村を癒し、辺境の地に息を吹き返す。
気づけば、魔物巣窟は制圧され、泉は澄み渡り、鉱山もダンジョンも豊かに開き――
いつの間にか領地は、“どの国よりも最強の地”になっていた。
もう、誰にも振り回されない。
ここが私の新しい居場所。
そして、隣には――かつての仲間たちがいる。
捨てられた聖女が、仲間と共に辺境を立て直す。
これは、そんな私の第二の人生の物語。
竜騎士の俺は勇者達によって無能者とされて王国から追放されました、俺にこんな事をしてきた勇者達はしっかりお返しをしてやります
しまうま弁当
ファンタジー
ホルキス王家に仕えていた竜騎士のジャンはある日大勇者クレシーと大賢者ラズバーによって追放を言い渡されたのだった。
納得できないジャンは必死に勇者クレシーに訴えたが、ジャンの意見は聞き入れられずにそのまま国外追放となってしまう。
ジャンは必ずクレシーとラズバーにこのお返しをすると誓ったのだった。
そしてジャンは国外にでるために国境の町カリーナに向かったのだが、国境の町カリーナが攻撃されてジャンも巻き込まれてしまったのだった。
竜騎士ジャンの無双活劇が今始まります。
レベル1の時から育ててきたパーティメンバーに裏切られて捨てられたが、俺はソロの方が本気出せるので問題はない
あつ犬
ファンタジー
王国最強のパーティメンバーを鍛え上げた、アサシンのアルマ・アルザラットはある日追放され、貯蓄もすべて奪われてしまう。 そんな折り、とある剣士の少女に助けを請われる。「パーティメンバーを助けてくれ」! 彼の人生が、動き出す。
精霊の加護を持つ聖女。偽聖女によって追放されたので、趣味のアクセサリー作りにハマっていたら、いつの間にか世界を救って愛されまくっていた
向原 行人
恋愛
精霊の加護を受け、普通の人には見る事も感じる事も出来ない精霊と、会話が出来る少女リディア。
聖女として各地の精霊石に精霊の力を込め、国を災いから守っているのに、突然第四王女によって追放されてしまう。
暫くは精霊の力も残っているけれど、時間が経って精霊石から力が無くなれば魔物が出て来るし、魔導具も動かなくなるけど……本当に大丈夫!?
一先ず、この国に居るとマズそうだから、元聖女っていうのは隠して、別の国で趣味を活かして生活していこうかな。
※第○話:主人公視点
挿話○:タイトルに書かれたキャラの視点
となります。
外れスキル【削除&復元】が実は最強でした~色んなものを消して相手に押し付けたり自分のものにしたりする能力を得た少年の成り上がり~
名無し
ファンタジー
突如パーティーから追放されてしまった主人公のカイン。彼のスキルは【削除&復元】といって、荷物係しかできない無能だと思われていたのだ。独りぼっちとなったカインは、ギルドで仲間を募るも意地悪な男にバカにされてしまうが、それがきっかけで頭痛や相手のスキルさえも削除できる力があると知る。カインは一流冒険者として名を馳せるという夢をかなえるべく、色んなものを削除、復元して自分ものにしていき、またたく間に最強の冒険者へと駆け上がっていくのだった……。
神様に与えられたのは≪ゴミ≫スキル。家の恥だと勘当されたけど、ゴミなら何でも再生出来て自由に使えて……ゴミ扱いされてた古代兵器に懐かれました
向原 行人
ファンタジー
僕、カーティスは由緒正しき賢者の家系に生まれたんだけど、十六歳のスキル授与の儀で授かったスキルは、まさかのゴミスキルだった。
実の父から家の恥だと言われて勘当され、行く当ても無く、着いた先はゴミだらけの古代遺跡。
そこで打ち捨てられていたゴミが話し掛けてきて、自分は古代兵器で、助けて欲しいと言ってきた。
なるほど。僕が得たのはゴミと意思疎通が出来るスキルなんだ……って、嬉しくないっ!
そんな事を思いながらも、話し込んでしまったし、連れて行ってあげる事に。
だけど、僕はただゴミに協力しているだけなのに、どこかの国の騎士に襲われたり、変な魔法使いに絡まれたり、僕を家から追い出した父や弟が現れたり。
どうして皆、ゴミが欲しいの!? ……って、あれ? いつの間にかゴミスキルが成長して、ゴミの修理が出来る様になっていた。
一先ず、いつも一緒に居るゴミを修理してあげたら、見知らぬ銀髪美少女が居て……って、どういう事!? え、こっちが本当の姿なの!? ……とりあえず服を着てっ!
僕を命の恩人だって言うのはさておき、ご奉仕するっていうのはどういう事……え!? ちょっと待って! それくらい自分で出来るからっ!
それから、銀髪美少女の元仲間だという古代兵器と呼ばれる美少女たちに狙われ、返り討ちにして、可哀想だから修理してあげたら……僕についてくるって!?
待って! 僕に奉仕する順番でケンカするとか、訳が分かんないよっ!
※第○話:主人公視点
挿話○:タイトルに書かれたキャラの視点
となります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる