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わたしは元来裏で動くのが得意です。
ユーファミア様の元に来てからはそんなことはしなくなりました。
久々にわたしの得意分野をいかします。
ユーファミア様が虐げたと言う内容を調べます。
ミリア•ローベルク男爵令嬢の靴を隠し、ノートを隠した上に捨てる。教科書を破り放置。テストの妨害、突き飛ばしに足を引っ掛かる。暴言に暴力。無視。悪口。水をかけられ、噴水に突き飛ばす。
こんな陳腐なことをユーファミア様がしたと言うのですか?
するわけないでしょう。
ユーファミア様がするわけない!!
直にさせません。
するなら、わたしがします!!
ふんっ。
本当にデタラメ内容ばかり。
ミリアが言うだけの嘘っぱちの内容でした。
証人も証拠もない。
本人が訴えるだけ。
教科書は自分で破っていました。
靴もテスト妨害も自作自演。
よく、やったな、と言うのが感想でしょうか。
幼稚な発想としか言いようがない。
仕返しがしたい。
どうすべきか、考えます。
例えば、親を買収して孤立させる。大袈裟かな。
じゃあ、イケメン与えてみる?相手が可哀想か。
帰り道に襲うはリスクが高いし。
そうだストーカーはどうか?
1日の出来事を書いたメモとプレゼントをしてあげよう。
いい考え!!
ふふっ・・・。
その前に・・・
わたしは靴置き場を見ました。目の前にいる男に声をかける。
「グラント子爵子息様。その手にあるのはお嬢様の靴ですが、いかがするのですぅ?」
返してくれますよね?ねっ?
子爵子息様は驚き振り向きます。
「あっ、君は・・・」
「ユーファミア様の専属メイドでございます」
「メイドがなんだ?」
「お嬢様の靴、ですよ」
「気のせい・・・」
「返せっていってんだよ。雑魚が。ユーファミア様の靴触ってんじゃねーよ」
壁バーン!!
これぐらいで震えるような奴はお呼びでないです。
子爵子息は心よ~く返してくれました。
わたしが見繕ったユーファミア様に合う靴です。
くんくん。
ユーファミア様の香り。
いい香り。
お気に召してくれて、よく履いてくれます。
そんな靴を守りました。
「次やったら、切るよ。上か下から選ばしてやるから覚えときな・・・」
男性にはこの殺し文句が効果的ともと主人の侍女が言ってました。
案の定、子爵子息は青い顔で逃げました。
「ライラ。脅し方がえげつないよ」
振り向くとケイラー様がいました。
「覗き見ですか?」
「君がやりすぎないように、ね」
「しませんよ。ユーファミア様を悲しませることはしません」
黒黒皇太子殿下の片腕とはいえ、馴れ馴れしいです。
鬱陶しい。
わたしはまだ仕事があるのです。
無視していきます。
次に向かうのは教室。
今は移動授業なので部屋にも居ません。
でも、ほらいた。
「エーティール伯爵子息様。何をしてらっしゃいますか?」
伯爵子息様もビクリとこちらを向きます。
「その席はユーファミア様の席。その手にある教科書はユーファミア様のものです」
「ミリアと同じことをしようとしたまでだよ」
「どこにユーファミア様がしたと言う、証拠がありますか?」
「彼女はしていないとでもいうのか?」
「愚問ですね。ユーファミア様の魅力がわからないあたりでありえない。あの心優しい方がいじめ?
はっ、ちゃんちゃらおかしい。ユーファミア様は侯爵家の令嬢です。権力一人でミリア様なんて潰せる!命令すればいいんです。それをしたことはありません」
「命令したことない?侯爵を傘に脅した!!」
「した事などありませんよ」
「たかがメイドの証言が通るとでも?」
メイドで何が悪い。
っか、ユーファミア様はあんたより身分が上だよ?!そんな事して、許されるわけないの、わかんないのかな~?
「メイドが通しても構わないはずですが?」
「メイド風情が!わたしに逆らうな!!」
伯爵子息はわたしを突き飛ばして去っていきました。
わたしは、ユーファミア様専属のメイドですからね。
ユーファミア様の元に来てからはそんなことはしなくなりました。
久々にわたしの得意分野をいかします。
ユーファミア様が虐げたと言う内容を調べます。
ミリア•ローベルク男爵令嬢の靴を隠し、ノートを隠した上に捨てる。教科書を破り放置。テストの妨害、突き飛ばしに足を引っ掛かる。暴言に暴力。無視。悪口。水をかけられ、噴水に突き飛ばす。
こんな陳腐なことをユーファミア様がしたと言うのですか?
するわけないでしょう。
ユーファミア様がするわけない!!
直にさせません。
するなら、わたしがします!!
ふんっ。
本当にデタラメ内容ばかり。
ミリアが言うだけの嘘っぱちの内容でした。
証人も証拠もない。
本人が訴えるだけ。
教科書は自分で破っていました。
靴もテスト妨害も自作自演。
よく、やったな、と言うのが感想でしょうか。
幼稚な発想としか言いようがない。
仕返しがしたい。
どうすべきか、考えます。
例えば、親を買収して孤立させる。大袈裟かな。
じゃあ、イケメン与えてみる?相手が可哀想か。
帰り道に襲うはリスクが高いし。
そうだストーカーはどうか?
1日の出来事を書いたメモとプレゼントをしてあげよう。
いい考え!!
ふふっ・・・。
その前に・・・
わたしは靴置き場を見ました。目の前にいる男に声をかける。
「グラント子爵子息様。その手にあるのはお嬢様の靴ですが、いかがするのですぅ?」
返してくれますよね?ねっ?
子爵子息様は驚き振り向きます。
「あっ、君は・・・」
「ユーファミア様の専属メイドでございます」
「メイドがなんだ?」
「お嬢様の靴、ですよ」
「気のせい・・・」
「返せっていってんだよ。雑魚が。ユーファミア様の靴触ってんじゃねーよ」
壁バーン!!
これぐらいで震えるような奴はお呼びでないです。
子爵子息は心よ~く返してくれました。
わたしが見繕ったユーファミア様に合う靴です。
くんくん。
ユーファミア様の香り。
いい香り。
お気に召してくれて、よく履いてくれます。
そんな靴を守りました。
「次やったら、切るよ。上か下から選ばしてやるから覚えときな・・・」
男性にはこの殺し文句が効果的ともと主人の侍女が言ってました。
案の定、子爵子息は青い顔で逃げました。
「ライラ。脅し方がえげつないよ」
振り向くとケイラー様がいました。
「覗き見ですか?」
「君がやりすぎないように、ね」
「しませんよ。ユーファミア様を悲しませることはしません」
黒黒皇太子殿下の片腕とはいえ、馴れ馴れしいです。
鬱陶しい。
わたしはまだ仕事があるのです。
無視していきます。
次に向かうのは教室。
今は移動授業なので部屋にも居ません。
でも、ほらいた。
「エーティール伯爵子息様。何をしてらっしゃいますか?」
伯爵子息様もビクリとこちらを向きます。
「その席はユーファミア様の席。その手にある教科書はユーファミア様のものです」
「ミリアと同じことをしようとしたまでだよ」
「どこにユーファミア様がしたと言う、証拠がありますか?」
「彼女はしていないとでもいうのか?」
「愚問ですね。ユーファミア様の魅力がわからないあたりでありえない。あの心優しい方がいじめ?
はっ、ちゃんちゃらおかしい。ユーファミア様は侯爵家の令嬢です。権力一人でミリア様なんて潰せる!命令すればいいんです。それをしたことはありません」
「命令したことない?侯爵を傘に脅した!!」
「した事などありませんよ」
「たかがメイドの証言が通るとでも?」
メイドで何が悪い。
っか、ユーファミア様はあんたより身分が上だよ?!そんな事して、許されるわけないの、わかんないのかな~?
「メイドが通しても構わないはずですが?」
「メイド風情が!わたしに逆らうな!!」
伯爵子息はわたしを突き飛ばして去っていきました。
わたしは、ユーファミア様専属のメイドですからね。
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