11 / 28
11 デート再び
しおりを挟む
今日は部活のない日だから、お弁当を食べて、昼下がりくらいの時間で学校から解放された。
二人で電車に乗って、リョウちゃんに誘われるまま、いつもなら乗り換えで使う駅に降りた。
この辺りでは大きな駅だ。駅前の大通りは少し……だいぶさびれているけど、再開発が進みつつある。古いお店の閉店跡に、おしゃれなお店が入って、少しずつ色合いが増えている街だ。
夏日の中でセピア色にくすんだ、古いシャッター街を抜ける。リョウちゃんは、おしゃれな看板の前で立ち止まった。かき氷やアイス、パフェの写真の鮮やかな色合いに、目がいく。看板の奥には、細い階段が続いていた。
「ここのかき氷が美味しいんだ」
リョウちゃんは迷いなく、薄暗くて細い階段をあがっていく。僕も慌ててあがっていくと、リョウちゃんはお店の扉を開けて待っていた。
「入りなよ」
こういうスマートさは、どこで学んでくるんだろう。僕は「ありがとう」と礼を言って、中へ入った。途端にひんやりとした冷房に包まれて、ほっと息をつく。店内には、僕たちと同じ高校生たちがたむろっていた。
にぎやかな話し声をぼんやり聞き流しながら、ハンカチで汗をぬぐう。二名様ですか? と尋ねられて、案内された席に座った。リョウちゃんはメニュー表を開いて、僕へ渡してくれる。
そこから先の記憶は、あまりない。僕はリョウちゃんと話すのに必死だったし、火照りをごまかすために、冷たいかき氷を食べた。ひんやりとしたフルーツの甘酸っぱさが、ますます胸をむずがゆくして、上手く話せた気がしない。だけどとにかく、幸せだと思った。好きな人とデートするって、すごく苦しくて、楽しい。
お会計をして、外に出る。涼しい店内とは打って変わって、外はむしむし暑かった。街路樹に取りついたセミの鳴き声の中で、リョウちゃんが笑う。
「かき氷、おいしかったね」
「うん」
リョウちゃんとおいしいものを一緒に食べられた。ほくほくした気分で歩き出す。
駅へ戻る途中でも、駅の近くにある真新しい図書館へ寄ったり、駅中のお店を冷やかしたり。
このまま帰らないで、ずっとリョウちゃんと一緒がいいと思った。同じものを見て、感想を言い合うのが嬉しい。
僕の心は、すっかりリョウちゃんのとりこだ。
だけど、帰らなくちゃいけない。定期券を駅の改札へかざして、ホームへの階段を降りる。黄色い線の内側に並んで立った。
そして僕は、とても大切なことを忘れていた。
リョウちゃんから好きになってもらうための、アピールをしていない。
そっと様子をうかがう。リョウちゃんは「なに?」と穏やかに言って、首を傾げた。その目元のほくろに目が行くけれど、魅了されている場合じゃない。
「かき氷、おいしかったね」
「うん。そうだね」
にこり、と微笑まれる。僕は意を決して、リョウちゃんを真っすぐ見上げて、少しだけ大きな声を出した。
「ま、また! 一緒に、来ようね」
言ってしまった。恐る恐るリョウちゃんを見つめると、うつむいて、口元を手で覆っている。
なにか、まずいことでも言ってしまったんだろうか。
しばらく経って、リョウちゃんは深く息を吐き出す。そして、僕を真剣な顔で見つめた。
「……ハルくん」
はい、と背筋が自然と伸びる。
リョウちゃんは、表情を動かさずに言った。
「そういうこと、俺以外に言わないでほしい。ダメ?」
「そ、そうなんだ……? うん、いいけど」
いまいちピンと来なくて首を傾げる。リョウちゃんは、「そうだよ」と、さらに念を押してきた。
「友達とかと遊んでも、こんなにかわいいことを言ったらダメだ」
何を言っているんだ。ますます分からない。
腕を組んでうんうん唸っている間に、電車がやってきた。乗り込むと、車内はそこそこ混んでいる。扉の近くの手すりにつかまって、リョウちゃんを見上げた。
リョウちゃんはぼんやりとした目つきで、窓の外をじっと見つめている。
ゆっくり電車が動き出して、窓の外の風景が動いていった。それを眺めるリョウちゃんの横顔が本当にかっこよくて、ほうとため息が出る。
は、と我に返った。アプローチがどういうものか、僕は創作物をたくさん読んで、ある程度は身に着けているはず。今が、実践の時じゃないのだろうか。
「ね、ねえ。リョウちゃん」
そっと近寄って、袖を引っ張る。リョウちゃんはぴくりと首を動かして、僕を見下ろした。
「今日も、か、かっこいい、ね」
恥ずかしい。何を言っているんだ、僕は。さすがに今のは脈絡がなさすぎる。
変に思われたかもしれない。いや、その、とごまかすための言葉を探した。慌てる僕をよそに、リョウちゃんは、大きな右手で顔を覆う。
「……ハルくん。『かっこいい』も、俺以外に言ったらダメだよ」
「い、言わないよ。リョウちゃんだけ」
こんな恥ずかしいこと、リョウちゃん相手でなきゃ言わない。恥ずかしくなってそっぽを向くと、リョウちゃんが、僕の持つ手すりに背中を押しつけた。
「そういうの、どこで覚えてきたの?」
なぜか、少しいらだちの混じった声。僕は、何か間違えてしまったんだろうか。さっきまでの浮かれた気分がすっかりしぼんで、うつむく。
「本で、読んだだけ……」
「そうなんだ」
リョウちゃんの声が、少しだけ上擦った。僕は顔を上げて、恐る恐る彼を見る。リョウちゃんは、「ごめんね」と申し訳なさそうに言って、また口元を手で覆った。
今日のリョウちゃんは、機嫌がころころ変わる。
「びっくりさせちゃった?」
なんだかリョウちゃんの声が甘くて、思考がじんと痺れた。首を横に振る。
「だいじょうぶ」
そして僕の声も、どこか甘い気がする。
僕たちは、それきり無言だった。電車に揺られながら、二人でぼんやり、窓の外を眺めていた。
すぐに僕らの最寄り駅に着く。電車を降りて、改札を通って、駅から出た。
「送ってく」
いつも通り、リョウちゃんが僕の側に来る。だけど僕は、首を横に振った。え、とリョウちゃんが声をあげる。
僕はそれに構わず、手を差し出した。
「今日は、僕がリョウちゃんを送ってく」
意を決して、リョウちゃんを真っすぐ見上げる。リョウちゃんの顔は、心なしか、少し赤い。暑さにやられたんだろうか。このままだと、熱中症になってしまうかもしれない。
リョウちゃんを引っ張って、できるだけ日陰になる道を選んだ。リョウちゃんは「いいよ」と慌てたように言うけど、聞かない。
「顔が赤いよ、熱中症になっちゃった? お水飲んで、塩飴なめて……」
いつもリョウちゃんがしてくれるみたいに、塩飴を差し出す。リョウちゃんは、大人しくそれを受け取った。そして僕をじっと見つめて、とろけるような笑みを浮かべる。
「ありがとう、ハルくん。大丈夫になった」
その声が甘くて、僕はうつむいて「そんなの……」ともごもご言うしかなかった。
恋心を自覚してから、リョウちゃんをますます好きになるばかりだ。
リョウちゃんを家まで送る。玄関の鍵を開けると、こちらが開けるより早く扉が開いた。
「お兄ちゃん、おかえり!」
満面の笑みで、リョウちゃんの弟の樹くんが顔を出す。リョウちゃんによく似た、大きな瞳がこちらを見た。ふん、と顔を不満げにしかめられる。
「なんだ、ハルくんも来てたのかよ」
まったく、ごあいさつなことだ。僕は「こんにちは、だろう?」とたしなめる。
樹くんは、べーっと舌を出した。
「はいはい、こんにちは。これでいい? どうせあがってくんだろ、めんどくせー」
「ううん。もう帰る」
僕が首を横に振ると、樹くんは、なんでかショックを受けた顔をした。リョウちゃんがため息をついて、樹くんの頭をぐりぐり撫でる。
「ほら、樹。ハルくんに言わなきゃいけないことがあるだろ」
ちいさな顔が赤らむ。彼はうつむいて、それきり黙ってしまった。
それがおかしくて、くすくす笑う。
「うん、じゃあね。リョウちゃん、樹くん」
僕はぺこりと頭をさげて、手を振った。リョウちゃんは手を振り返してくれて、樹くんは憮然としていた。
二人で電車に乗って、リョウちゃんに誘われるまま、いつもなら乗り換えで使う駅に降りた。
この辺りでは大きな駅だ。駅前の大通りは少し……だいぶさびれているけど、再開発が進みつつある。古いお店の閉店跡に、おしゃれなお店が入って、少しずつ色合いが増えている街だ。
夏日の中でセピア色にくすんだ、古いシャッター街を抜ける。リョウちゃんは、おしゃれな看板の前で立ち止まった。かき氷やアイス、パフェの写真の鮮やかな色合いに、目がいく。看板の奥には、細い階段が続いていた。
「ここのかき氷が美味しいんだ」
リョウちゃんは迷いなく、薄暗くて細い階段をあがっていく。僕も慌ててあがっていくと、リョウちゃんはお店の扉を開けて待っていた。
「入りなよ」
こういうスマートさは、どこで学んでくるんだろう。僕は「ありがとう」と礼を言って、中へ入った。途端にひんやりとした冷房に包まれて、ほっと息をつく。店内には、僕たちと同じ高校生たちがたむろっていた。
にぎやかな話し声をぼんやり聞き流しながら、ハンカチで汗をぬぐう。二名様ですか? と尋ねられて、案内された席に座った。リョウちゃんはメニュー表を開いて、僕へ渡してくれる。
そこから先の記憶は、あまりない。僕はリョウちゃんと話すのに必死だったし、火照りをごまかすために、冷たいかき氷を食べた。ひんやりとしたフルーツの甘酸っぱさが、ますます胸をむずがゆくして、上手く話せた気がしない。だけどとにかく、幸せだと思った。好きな人とデートするって、すごく苦しくて、楽しい。
お会計をして、外に出る。涼しい店内とは打って変わって、外はむしむし暑かった。街路樹に取りついたセミの鳴き声の中で、リョウちゃんが笑う。
「かき氷、おいしかったね」
「うん」
リョウちゃんとおいしいものを一緒に食べられた。ほくほくした気分で歩き出す。
駅へ戻る途中でも、駅の近くにある真新しい図書館へ寄ったり、駅中のお店を冷やかしたり。
このまま帰らないで、ずっとリョウちゃんと一緒がいいと思った。同じものを見て、感想を言い合うのが嬉しい。
僕の心は、すっかりリョウちゃんのとりこだ。
だけど、帰らなくちゃいけない。定期券を駅の改札へかざして、ホームへの階段を降りる。黄色い線の内側に並んで立った。
そして僕は、とても大切なことを忘れていた。
リョウちゃんから好きになってもらうための、アピールをしていない。
そっと様子をうかがう。リョウちゃんは「なに?」と穏やかに言って、首を傾げた。その目元のほくろに目が行くけれど、魅了されている場合じゃない。
「かき氷、おいしかったね」
「うん。そうだね」
にこり、と微笑まれる。僕は意を決して、リョウちゃんを真っすぐ見上げて、少しだけ大きな声を出した。
「ま、また! 一緒に、来ようね」
言ってしまった。恐る恐るリョウちゃんを見つめると、うつむいて、口元を手で覆っている。
なにか、まずいことでも言ってしまったんだろうか。
しばらく経って、リョウちゃんは深く息を吐き出す。そして、僕を真剣な顔で見つめた。
「……ハルくん」
はい、と背筋が自然と伸びる。
リョウちゃんは、表情を動かさずに言った。
「そういうこと、俺以外に言わないでほしい。ダメ?」
「そ、そうなんだ……? うん、いいけど」
いまいちピンと来なくて首を傾げる。リョウちゃんは、「そうだよ」と、さらに念を押してきた。
「友達とかと遊んでも、こんなにかわいいことを言ったらダメだ」
何を言っているんだ。ますます分からない。
腕を組んでうんうん唸っている間に、電車がやってきた。乗り込むと、車内はそこそこ混んでいる。扉の近くの手すりにつかまって、リョウちゃんを見上げた。
リョウちゃんはぼんやりとした目つきで、窓の外をじっと見つめている。
ゆっくり電車が動き出して、窓の外の風景が動いていった。それを眺めるリョウちゃんの横顔が本当にかっこよくて、ほうとため息が出る。
は、と我に返った。アプローチがどういうものか、僕は創作物をたくさん読んで、ある程度は身に着けているはず。今が、実践の時じゃないのだろうか。
「ね、ねえ。リョウちゃん」
そっと近寄って、袖を引っ張る。リョウちゃんはぴくりと首を動かして、僕を見下ろした。
「今日も、か、かっこいい、ね」
恥ずかしい。何を言っているんだ、僕は。さすがに今のは脈絡がなさすぎる。
変に思われたかもしれない。いや、その、とごまかすための言葉を探した。慌てる僕をよそに、リョウちゃんは、大きな右手で顔を覆う。
「……ハルくん。『かっこいい』も、俺以外に言ったらダメだよ」
「い、言わないよ。リョウちゃんだけ」
こんな恥ずかしいこと、リョウちゃん相手でなきゃ言わない。恥ずかしくなってそっぽを向くと、リョウちゃんが、僕の持つ手すりに背中を押しつけた。
「そういうの、どこで覚えてきたの?」
なぜか、少しいらだちの混じった声。僕は、何か間違えてしまったんだろうか。さっきまでの浮かれた気分がすっかりしぼんで、うつむく。
「本で、読んだだけ……」
「そうなんだ」
リョウちゃんの声が、少しだけ上擦った。僕は顔を上げて、恐る恐る彼を見る。リョウちゃんは、「ごめんね」と申し訳なさそうに言って、また口元を手で覆った。
今日のリョウちゃんは、機嫌がころころ変わる。
「びっくりさせちゃった?」
なんだかリョウちゃんの声が甘くて、思考がじんと痺れた。首を横に振る。
「だいじょうぶ」
そして僕の声も、どこか甘い気がする。
僕たちは、それきり無言だった。電車に揺られながら、二人でぼんやり、窓の外を眺めていた。
すぐに僕らの最寄り駅に着く。電車を降りて、改札を通って、駅から出た。
「送ってく」
いつも通り、リョウちゃんが僕の側に来る。だけど僕は、首を横に振った。え、とリョウちゃんが声をあげる。
僕はそれに構わず、手を差し出した。
「今日は、僕がリョウちゃんを送ってく」
意を決して、リョウちゃんを真っすぐ見上げる。リョウちゃんの顔は、心なしか、少し赤い。暑さにやられたんだろうか。このままだと、熱中症になってしまうかもしれない。
リョウちゃんを引っ張って、できるだけ日陰になる道を選んだ。リョウちゃんは「いいよ」と慌てたように言うけど、聞かない。
「顔が赤いよ、熱中症になっちゃった? お水飲んで、塩飴なめて……」
いつもリョウちゃんがしてくれるみたいに、塩飴を差し出す。リョウちゃんは、大人しくそれを受け取った。そして僕をじっと見つめて、とろけるような笑みを浮かべる。
「ありがとう、ハルくん。大丈夫になった」
その声が甘くて、僕はうつむいて「そんなの……」ともごもご言うしかなかった。
恋心を自覚してから、リョウちゃんをますます好きになるばかりだ。
リョウちゃんを家まで送る。玄関の鍵を開けると、こちらが開けるより早く扉が開いた。
「お兄ちゃん、おかえり!」
満面の笑みで、リョウちゃんの弟の樹くんが顔を出す。リョウちゃんによく似た、大きな瞳がこちらを見た。ふん、と顔を不満げにしかめられる。
「なんだ、ハルくんも来てたのかよ」
まったく、ごあいさつなことだ。僕は「こんにちは、だろう?」とたしなめる。
樹くんは、べーっと舌を出した。
「はいはい、こんにちは。これでいい? どうせあがってくんだろ、めんどくせー」
「ううん。もう帰る」
僕が首を横に振ると、樹くんは、なんでかショックを受けた顔をした。リョウちゃんがため息をついて、樹くんの頭をぐりぐり撫でる。
「ほら、樹。ハルくんに言わなきゃいけないことがあるだろ」
ちいさな顔が赤らむ。彼はうつむいて、それきり黙ってしまった。
それがおかしくて、くすくす笑う。
「うん、じゃあね。リョウちゃん、樹くん」
僕はぺこりと頭をさげて、手を振った。リョウちゃんは手を振り返してくれて、樹くんは憮然としていた。
3
あなたにおすすめの小説
【完結】君の穿ったインソムニア
古都まとい
BL
建設会社の事務として働く佐野純平(さの じゅんぺい)は、上司のパワハラによって眠れない日々を過ごしていた。後輩の勧めで病院を受診した純平は不眠症の診断を受け、処方された薬を受け取りに薬局を訪れる。
純平が訪れた薬局には担当薬剤師制度があり、純平の担当薬剤師となったのは水瀬隼人(みなせ はやと)という茶髪の明るい青年だった。
「佐野さんの全部、俺が支えてあげますよ?」
陽キャ薬剤師×不眠症会社員の社会人BL。
両片思いの幼馴染
kouta
BL
密かに恋をしていた幼馴染から自分が嫌われていることを知って距離を取ろうとする受けと受けの突然の変化に気づいて苛々が止まらない攻めの両片思いから始まる物語。
くっついた後も色々とすれ違いながら最終的にはいつもイチャイチャしています。
めちゃくちゃハッピーエンドです。
【完結】大学で再会した幼馴染(初恋相手)に恋人のふりをしてほしいと頼まれた件について
kouta
BL
大学で再会した幼馴染から『ストーカーに悩まされている。半年間だけ恋人のふりをしてほしい』と頼まれた夏樹。『焼き肉奢ってくれるなら』と承諾したものの次第に意識してしまうようになって……
※ムーンライトノベルズでも投稿しています
諦めた初恋と新しい恋の辿り着く先~両片思いは交差する~【全年齢版】
カヅキハルカ
BL
片岡智明は高校生の頃、幼馴染みであり同性の町田和志を、好きになってしまった。
逃げるように地元を離れ、大学に進学して二年。
幼馴染みを忘れようと様々な出会いを求めた結果、ここ最近は女性からのストーカー行為に悩まされていた。
友人の話をきっかけに、智明はストーカー対策として「レンタル彼氏」に恋人役を依頼することにする。
まだ幼馴染みへの恋心を忘れられずにいる智明の前に、和志にそっくりな顔をしたシマと名乗る「レンタル彼氏」が現れた。
恋人役を依頼した智明にシマは快諾し、プロの彼氏として完璧に甘やかしてくれる。
ストーカーに見せつけるという名目の元で親密度が増し、戸惑いながらも次第にシマに惹かれていく智明。
だがシマとは契約で繋がっているだけであり、新たな恋に踏み出すことは出来ないと自身を律していた、ある日のこと。
煽られたストーカーが、とうとう動き出して――――。
レンタル彼氏×幼馴染を忘れられない大学生
両片思いBL
《pixiv開催》KADOKAWA×pixivノベル大賞2024【タテスクコミック賞】受賞作
※商業化予定なし(出版権は作者に帰属)
この作品は『KADOKAWA×pixiv ノベル大賞2024』の「BL部門」お題イラストから着想し、創作したものです。
https://www.pixiv.net/novel/contest/kadokawapixivnovel24
笑って下さい、シンデレラ
椿
BL
付き合った人と決まって12日で別れるという噂がある高嶺の花系ツンデレ攻め×昔から攻めの事が大好きでやっと付き合えたものの、それ故に空回って攻めの地雷を踏みぬきまくり結果的にクズな行動をする受け。
面倒くさい攻めと面倒くさい受けが噛み合わずに面倒くさいことになってる話。
ツンデレは振り回されるべき。
溺愛系とまではいかないけど…過保護系カレシと言った方が 良いじゃねぇ? って親友に言われる僕のカレシさん
315 サイコ
BL
潔癖症で対人恐怖症の汐織は、一目惚れした1つ上の三波 道也に告白する。
が、案の定…
対人恐怖症と潔癖症が、災いして号泣した汐織を心配して手を貸そうとした三波の手を叩いてしまう。
そんな事が、あったのにも関わらず仮の恋人から本当の恋人までなるのだが…
三波もまた、汐織の対応をどうしたらいいのか、戸惑っていた。
そこに汐織の幼馴染みで、隣に住んでいる汐織の姉と付き合っていると言う戸室 久貴が、汐織の頭をポンポンしている場面に遭遇してしまう…
表紙のイラストは、Days AIさんで作らせていただきました。
幼馴染が「お願い」って言うから
尾高志咲/しさ
BL
高2の月宮蒼斗(つきみやあおと)は幼馴染に弱い。美形で何でもできる幼馴染、上橋清良(うえはしきよら)の「お願い」に弱い。
「…だからってこの真夏の暑いさなかに、ふっかふかのパンダの着ぐるみを着ろってのは無理じゃないか?」
里見高校着ぐるみ同好会にはメンバーが3人しかいない。2年生が二人、1年生が一人だ。商店街の夏祭りに参加直前、1年生が発熱して人気のパンダ役がいなくなってしまった。あせった同好会会長の清良は蒼斗にパンダの着ぐるみを着てほしいと泣きつく。清良の「お願い」にしぶしぶ頷いた蒼斗だったが…。
★上橋清良(高2)×月宮蒼斗(高2)
☆同級生の幼馴染同士が部活(?)でわちゃわちゃしながら少しずつ近づいていきます。
☆第1回青春×BL小説カップに参加。最終45位でした。応援していただきありがとうございました!
生まれる前から好きでした。
兎
BL
目立たないよう静かに暮らしてきた高校生の相澤和真の前に、突然現れた年下の容姿端麗な男、三峰汐音。彼には生まれる前からの記憶があり、和真の事を前世で自分が護衛をしていた王女の生まれ変わりなのだと打ち明ける。自分が側に居なかった為に王女が処刑されてしまったと、心に深い傷を負ったまま汐音は何度も生まれ変わりながらもずっと亡き王女の魂を探し求め、やっと見つけたのが和真なのだと説明する。王女の面影を重ねながら和真を一途に慕う汐音に、和真の生活は乱されていく。汐音の出現で和真の唯一の友人である福井奏の様子もどこかおかしい。出生に複雑な事情を抱えていた和真の身に、さらに大手企業の後継者争いまで勃発してきて……。年下男から一途に愛される生まれ変わりラブ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる