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エピローグ
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こうして、僕とリョウちゃんはお付き合いを始めた。
交際はとても順調で、こないだは手を繋いだ。最近は、手を繋ぐのが僕たちのブームだ。
「……ということなんだよ」
文芸部室。僕がリョウちゃんとのお付き合いの進展を報告すると、鈴木くんはニコニコ笑った。
「そうなんだ。よかったね」
鈴木くんも、桂木くんと付き合い始めた。あちらも順調らしいから、僕たちはお互いに遠慮なく、惚気話ができる。
そんな他愛のない話をしながら、僕たちは次回作の構想を練っていた。入学式で新入生に頒布する、春の部誌に載せるためのものだ。
鈴木くんは部長になって、僕は副部長になった。お互いに、ある程度は責任のある立場だ。万が一にも締め切りを破るわけにはいかない。
そんな僕たちを、女子たちは微笑ましげに眺めている。
「いーなー。私も恋人ほしい」
「いや、ただの恋人じゃないよ。ラブラブの恋人、ラブ恋人だよ、あれは」
「なおさらほしいよ」
うらやましがっているのは、後輩たちだ。僕たちは顔を見合わせて、首を傾げた。僕は腕組みをして、口を開く。
「確かに付き合ってからも幸せだけど、別に前から幸せだったよね」
「うん。そうだね。しばらく経つと身体が嬉しさに慣れるし、あんまり前と変わらないかも」
えーっ、と後輩の一人が不満げな声をあげた。
「そんな夢を壊すみたいなこと、言わないでくださいよ」
「夢を壊すんじゃなくて、適切なスケールに戻してるんだよ」
鈴木くんの返事に、後輩は口をひんまげた。納得のいってなさそうな顔だ。
その顔がなんとも言えずかわいくて、僕は笑ってしまう。からかうように声をかけた。
「でもさ。恋人のいない今、君は不幸なの?」
「いや、そういうわけでもないですけど。うらやましいものはうらやましいです!」
開き直る彼女の逞しさに、僕は胸を打たれた。鈴木くんは頬杖をつく。
「君なら、きっといつか素敵な恋人ができるよ」
「そんな適当に言わないでください。今この瞬間に欲しいんですー!」
拳を振り上げて、わざとらしく喚いている。部室に、弾けるような笑い声が満ちた。
部活動時間が終わって、鈴木くんが鍵をかける。すっかり日が短くなって、秋の夕焼けが燃えるように赤く光っていた。
「じゃあ僕、職員室に鍵を返してくる。おつかれさま」
「おつかれさまー」
自由解散。僕は駆け足でグラウンドに向かった。いつもの松の下に着くと、ちょうどサッカー部の部室のドアが開いた。わらわらと部員たちが出てくる。
その中から、リョウちゃんが抜けてきた。制服を買い直して、丈の合った姿は、いつもながらかっこいい。
「リョウちゃん、おつかれ」
にこりと微笑みかけると、「ハルくんもおつかれ」とリョウちゃんがとろとろの声で言う。たまらない時間だ。
そのまま、僕たちは駅に向かって歩き出した。踏切が遠くで鳴って、電車がすぐ脇を通っていく。
もうすぐテスト週間。僕はリョウちゃんを見上げて、制服の袖を引っ張った。
「ね、リョウちゃん。また勉強を教えてくれる?」
「もちろん。図書館でやろうね」
「あれ。どっちかの家じゃないの?」
首を傾げる。リョウちゃんは、「その」ともごもごしながらうつむいた。
「家にハルくんがいるとか、ハルくんの家にいるとか考えて、俺が集中できそうになくて」
そういうことか。僕は熱くなる頬をあおいで、「うん」と頷いた。
そう言われると、僕も集中できる気がしない。
しばらく、僕たちは二人して黙りこくっていた。
「……近所の図書館にする?」
「うん」
それはそれとして、と、ちょっと背伸びをする。できるだけ耳元に近づいて、囁いた。
「おうちデートは、したいな」
途端に、リョウちゃんが真っ赤になる。僕は嬉しくなって、にこにこ笑った。こんなに素直なリョウちゃんが、かわいい。
「ね。恋人、なんだから」
ちょっといやらしく区切って言うと、リョウちゃんが「この……」とうなる。
「ハルくん。調子に乗ってると、痛い目に遭うよ」
「え? どんな目に遭うの?」
身体をちょっと寄せる。リョウちゃんは、その、とか、えっと、とか言っていた。
どうせ、僕をそういう目には遭わせないくせに。大きな口を叩いて、かわいい。
逆に僕が、リョウちゃんを「痛い目」に遭わせることだって、あるかもしれないのに。
「逆に僕が、リョウちゃんを痛い目に遭わせるかもよ?」
「ふーん。やってみたら?」
リョウちゃんが皮肉げに言う。僕はおかしくなって、声を上げて笑った。
ぱっと大きな手を取って、握る。指を恋人繋ぎにして、引っ張った。
「えいっ」
恥ずかしい。ドキドキする。手汗がじんとにじんで、お互いの高い体温で蒸れた。
リョウちゃんは「やられた」とうめいている。僕は得意になって、ふふんと笑った。
「ね。あんまり、僕を舐めない方がいいんだよ」
僕たちは、手を繋いで歩く。はたからみたら、とんでもないバカップルなんだろう。大体合っている。
リョウちゃんは仕方ないなって顔で、強く握り返してくれた。身体はある程度嬉しさに慣れたといっても、まだ手を繋ぐと、ものすごくドキドキする。
だけどきっと、これにも慣れるんだろう。
そして日常の、幸せの一部になっていくんだろう。
僕はまだ、苦しい。恋をしている限り、この甘くて苦い胸の痛みも、不安も、なくならないんだろう。
この胸はリョウちゃんを思うたびに乱れる。めちゃくちゃになる。きっと、ずっとそうなんだろうし、ずっとそうであってほしい。
「リョウちゃん」
名前を呼ぶ。リョウちゃんは「なに?」と、優しい声で問いかけた。
僕は握った手を振って、乱れるばかりの心のままに言う。
「明日も、一緒に帰ろうね」
「当然」
リョウちゃんは、当たり前のように言う。
僕はそれが、本当に嬉しい。
僕は恋を理解した。喜びと、楽しさがいっぱいだ。同時に、分からないことも、不安も増えた。
これから、どうやって関係を進めていくのか。この関係を保たせるために、どうする必要があるのか。
そんなことをきっと、リョウちゃんと確かめながら、お付き合いをしていく。
そしてリョウちゃんも僕と同じくらい、悩んでいたら嬉しいな、とも思うのだ。
僕たちは手を繋いで、駅の階段をのぼっていった。
もう少しで帰りの電車が来る。秋の涼しい夕方の寂しさを、繋いだ手の熱が溶かしていった。
交際はとても順調で、こないだは手を繋いだ。最近は、手を繋ぐのが僕たちのブームだ。
「……ということなんだよ」
文芸部室。僕がリョウちゃんとのお付き合いの進展を報告すると、鈴木くんはニコニコ笑った。
「そうなんだ。よかったね」
鈴木くんも、桂木くんと付き合い始めた。あちらも順調らしいから、僕たちはお互いに遠慮なく、惚気話ができる。
そんな他愛のない話をしながら、僕たちは次回作の構想を練っていた。入学式で新入生に頒布する、春の部誌に載せるためのものだ。
鈴木くんは部長になって、僕は副部長になった。お互いに、ある程度は責任のある立場だ。万が一にも締め切りを破るわけにはいかない。
そんな僕たちを、女子たちは微笑ましげに眺めている。
「いーなー。私も恋人ほしい」
「いや、ただの恋人じゃないよ。ラブラブの恋人、ラブ恋人だよ、あれは」
「なおさらほしいよ」
うらやましがっているのは、後輩たちだ。僕たちは顔を見合わせて、首を傾げた。僕は腕組みをして、口を開く。
「確かに付き合ってからも幸せだけど、別に前から幸せだったよね」
「うん。そうだね。しばらく経つと身体が嬉しさに慣れるし、あんまり前と変わらないかも」
えーっ、と後輩の一人が不満げな声をあげた。
「そんな夢を壊すみたいなこと、言わないでくださいよ」
「夢を壊すんじゃなくて、適切なスケールに戻してるんだよ」
鈴木くんの返事に、後輩は口をひんまげた。納得のいってなさそうな顔だ。
その顔がなんとも言えずかわいくて、僕は笑ってしまう。からかうように声をかけた。
「でもさ。恋人のいない今、君は不幸なの?」
「いや、そういうわけでもないですけど。うらやましいものはうらやましいです!」
開き直る彼女の逞しさに、僕は胸を打たれた。鈴木くんは頬杖をつく。
「君なら、きっといつか素敵な恋人ができるよ」
「そんな適当に言わないでください。今この瞬間に欲しいんですー!」
拳を振り上げて、わざとらしく喚いている。部室に、弾けるような笑い声が満ちた。
部活動時間が終わって、鈴木くんが鍵をかける。すっかり日が短くなって、秋の夕焼けが燃えるように赤く光っていた。
「じゃあ僕、職員室に鍵を返してくる。おつかれさま」
「おつかれさまー」
自由解散。僕は駆け足でグラウンドに向かった。いつもの松の下に着くと、ちょうどサッカー部の部室のドアが開いた。わらわらと部員たちが出てくる。
その中から、リョウちゃんが抜けてきた。制服を買い直して、丈の合った姿は、いつもながらかっこいい。
「リョウちゃん、おつかれ」
にこりと微笑みかけると、「ハルくんもおつかれ」とリョウちゃんがとろとろの声で言う。たまらない時間だ。
そのまま、僕たちは駅に向かって歩き出した。踏切が遠くで鳴って、電車がすぐ脇を通っていく。
もうすぐテスト週間。僕はリョウちゃんを見上げて、制服の袖を引っ張った。
「ね、リョウちゃん。また勉強を教えてくれる?」
「もちろん。図書館でやろうね」
「あれ。どっちかの家じゃないの?」
首を傾げる。リョウちゃんは、「その」ともごもごしながらうつむいた。
「家にハルくんがいるとか、ハルくんの家にいるとか考えて、俺が集中できそうになくて」
そういうことか。僕は熱くなる頬をあおいで、「うん」と頷いた。
そう言われると、僕も集中できる気がしない。
しばらく、僕たちは二人して黙りこくっていた。
「……近所の図書館にする?」
「うん」
それはそれとして、と、ちょっと背伸びをする。できるだけ耳元に近づいて、囁いた。
「おうちデートは、したいな」
途端に、リョウちゃんが真っ赤になる。僕は嬉しくなって、にこにこ笑った。こんなに素直なリョウちゃんが、かわいい。
「ね。恋人、なんだから」
ちょっといやらしく区切って言うと、リョウちゃんが「この……」とうなる。
「ハルくん。調子に乗ってると、痛い目に遭うよ」
「え? どんな目に遭うの?」
身体をちょっと寄せる。リョウちゃんは、その、とか、えっと、とか言っていた。
どうせ、僕をそういう目には遭わせないくせに。大きな口を叩いて、かわいい。
逆に僕が、リョウちゃんを「痛い目」に遭わせることだって、あるかもしれないのに。
「逆に僕が、リョウちゃんを痛い目に遭わせるかもよ?」
「ふーん。やってみたら?」
リョウちゃんが皮肉げに言う。僕はおかしくなって、声を上げて笑った。
ぱっと大きな手を取って、握る。指を恋人繋ぎにして、引っ張った。
「えいっ」
恥ずかしい。ドキドキする。手汗がじんとにじんで、お互いの高い体温で蒸れた。
リョウちゃんは「やられた」とうめいている。僕は得意になって、ふふんと笑った。
「ね。あんまり、僕を舐めない方がいいんだよ」
僕たちは、手を繋いで歩く。はたからみたら、とんでもないバカップルなんだろう。大体合っている。
リョウちゃんは仕方ないなって顔で、強く握り返してくれた。身体はある程度嬉しさに慣れたといっても、まだ手を繋ぐと、ものすごくドキドキする。
だけどきっと、これにも慣れるんだろう。
そして日常の、幸せの一部になっていくんだろう。
僕はまだ、苦しい。恋をしている限り、この甘くて苦い胸の痛みも、不安も、なくならないんだろう。
この胸はリョウちゃんを思うたびに乱れる。めちゃくちゃになる。きっと、ずっとそうなんだろうし、ずっとそうであってほしい。
「リョウちゃん」
名前を呼ぶ。リョウちゃんは「なに?」と、優しい声で問いかけた。
僕は握った手を振って、乱れるばかりの心のままに言う。
「明日も、一緒に帰ろうね」
「当然」
リョウちゃんは、当たり前のように言う。
僕はそれが、本当に嬉しい。
僕は恋を理解した。喜びと、楽しさがいっぱいだ。同時に、分からないことも、不安も増えた。
これから、どうやって関係を進めていくのか。この関係を保たせるために、どうする必要があるのか。
そんなことをきっと、リョウちゃんと確かめながら、お付き合いをしていく。
そしてリョウちゃんも僕と同じくらい、悩んでいたら嬉しいな、とも思うのだ。
僕たちは手を繋いで、駅の階段をのぼっていった。
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