地球にダンジョンが生まれた日---突然失われた日常 出会った人とチートと力を合わせて生き残る!

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ラノベに出て来るようなモンスターとの戦いを経て、母のルームに戻って来た。まさか、地球がこんな事になるなんて。今でも信じられない。日本の主要な機関、政府や自衛隊とか公共機関は、世界はどうなったのか・・・機能している場所が残っているのか。今までは、直ぐに調べられた事もこんな状況じゃ何も分からない。


ライフラインが途切れているのは分かる。でも、不思議な事にルーム内も電化製品が普通に使える様になって来た。本当不思議。ルームに入れる前は、ソーラーパネルだったから大丈夫だった。ただ、他のお家は電気は途切れていた。
それでも、何でかどこのお家も水は来てたんだよね・・・・・父さんと私が不思議がって調べていても母さんだけは 『ま、水が出て良かった~』 なんてしれっと使ってた。

今となっては、もう調べるにも分かんないし正直それどころじゃ無い! 使えているうちはありがたく使わせて頂こうって事になって何故か下水機能も問題無く溢れる事も無さそうだからそのまま使っている。ありがたい、ありがたい。

そんな都合良くも不思議な某○ー○ドーで仕入れたから食材は豊富だ。料理してくれた事に感謝しながら頂いた。残っていてくれた人達でペットショップの動物達のお世話もしてくれていた。本当に感謝だ。

そうこうしていたらカラス達も帰って来た。戦闘の時もなんだかんだとヘルプしてくれて本当にありがたい存在となっている。私達が帰って来た後も偵察に出てくれたのだ。つぶらな瞳で小首を傾げながらピョンピョンと少し跳ねたりしながら近付いて来る。

『カァッ、カァ。』と鳴きながら寄ってくる。『カー、何かねさっき戦ったヤツより強そうな怖いのが居たよ。おとしゃんみたいに大きいヤツ。オレ、怖かったヨーー』と羽で抱き付きながら泣いている。

「そうか、そうか、怖かったのに偵察ありがとうね。怪我は無い?」と聞くと他のカラス達も揃って抱き付き頭を差し出してくる。

「ヨシヨシ、良く頑張ったね。本当にありがとう。」と順番に頭を撫でてあげると『カッ、カァ』と嬉しそうに尻尾をフリフリしている。可愛い。こんな訳の分からない状況だけれど癒しを与えてくれた。

癒されながら、更に詳しい状況を聞いてみた。これは、父に報告せねば・・・・・。と言うことで何やら男性達が明日からの動きについて話している所に行ってみた。

結構深刻な顔で話し合っている。そらそうだ、こんな状況で楽感的じゃ困るもんね。


そこにそっと声をかけた。


「大事な話し合いの時にごめんなさい。あの、お耳に入れておいた方が良いかと思って報告に来ました。

さっき、カラスの偵察部隊の皆んなが帰って来たんだけど・・・・・この先にさっき戦ったゴブリンらしきモンスターより大きくて強そうなモンスターがいたらしいの。大きさは、お父さんくらいだって言ってたから、恐らく成人男性より大きいか同じくらいかな・・・

かなり凶暴に見えたみたいでカラスたち皆んな怖がっていたの。だから、それも踏まえて武器の準備と作戦が必要かなって思って。」


「「「「「・・・・・」」」」」皆の顔が強張り、静かになった。


「報告ありがとうな、空。

カラス達にも、ようくお礼とご褒美を頼む。良く話しあってみるよ。お前や母さん達や女性陣も落ち着いたら参加出来るメンバーには話し合いに参加して欲しいと思う。その事を皆んなに伝えて貰って良いか?

よろしくな、空。頼む。」


父さんが強張った顔ながらも、変に緊張しすぎない様になのか少し表情を和らげながら言って来る。


「うん、分かった。皆んなに伝えてから戻って来るね。」


男性達が少し息を吐き出しながら重苦しい空気を追い払う様に笑顔を作りながら「よろしくね。」と言ってくるのに努めて笑顔になりながら、その場を後にした。


この先今日よりも大きくて強そうなモンスターがいる。どうなってしまうんだろう・・・・・不安を覚えながらも絶望しなくて良い。


皆色々なスキルが発現している。必ず道は開けるはずだ。


絶対、生き残る。前を向こう。



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