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第六章 カーネリアン王国の夏
◇45 出発!
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私は、ナナミちゃん、タクミ君と同じ馬車に乗ったる事になった。全員一緒の馬車となると窮屈だし男性がタクミ君一人だけだから気まずいと思うから。まぁ、両手に花ではあるけれど。
因みに二人の今の恰好は洋服。いつもの和服だと目立つから、だそうだ。やっぱりそういう姿を見ると新鮮に感じるかも。
ふと馬車の中から外を覗いてみると、首都の門が見えてくる。
「もしかしてアヤメちゃんって首都から出た事ない?」
「あぁ、あるよ。第二首都と第三首都だけだけど」
「あ、そっか。そっちにも新しく郵便局作ったんだよね」
「そうそう、それの下見に何回か行ったんだ」
事業を立ち上げたのは私なんだから、現場を見ないとと思ってマリア達と一緒に向かった事がある。でも一回だけだったし、ちゃんとは見れなかったからもう一回視察をするつもりではある。
これから、第三首都ターザニシアスに行くみたい。そこで宿に泊まってから、スラス伯爵領を通って隣のアドマンス領に。と言ってもアドマンス領地はとっても広いらしくて、領地に入ったとしても屋敷までは遠いから一晩宿を取る事になる。
だからアドマンス領の屋敷まで4日間かけて行くことになる。
「スフェーンからここに来るまで大体20日くらいだったから、私達は旅には慣れてるかな。アヤメちゃんは旅行初めてなんでしょ?」
「うん。というより、ここに来る前も全然旅行って行った事ないんだよね」
「じゃあ人生で初めての旅行って事か?」
「うん、そうかも」
まさかこんなところで旅行が出来るとは思わなかったよ。
というか、2人の母国まで20日かかるなんて、やっぱり隣国じゃないからそれなりには距離があるよね。
それにしても、この馬車の中は本当に涼しい。この馬車には冷気魔導具搭載されているらしい。初夏で体調を崩した私の為に用意してくれたみたいで、あと魔道具の日傘にも涼しい機能が搭載されているらしい。
そして何より、今回の旅ではあの方がご同行してくださった。それは、シモン先生。
え、先生も一緒にいいんですか? って思ったんだけど、先生本人はもうウキウキだった。アドマンス領ってそれだけ涼しくて快適な場所らしい。そりゃ、こんな猛暑の中城の中で仕事するよりこっちで旅行した方がいいに決まってる。楽しい旅行にしましょうね、先生。
「体調は?」
「平気で~す!」
「本当か?」
「本当です~~!」
「私達、夫人からアヤメちゃんの体調確認の任務課せられてるから、ちゃんと言ってね?」
「え、そうなの?」
「そ」
お母様ったら、私を何だと思ってるんです? 気分悪い時はちゃんと言いますって。もう。
これから行く第3首都は行ったことあるけどよく知らないからどんな宿なのかとっても楽しみ。
と、思っていたのに……
「え……ホテルじゃん」
4階建てでそこまで高くはないけど、とっても大きい建物。そして見た目がモロホテル。え、ここですか。
「アヤメ、転ぶぞ」
「あ、うん、ありがと……」
馬車を降りようとしていたけれど、驚きすぎて踏み外すところだった。タクミ君が出してくれた手に掴まったけど。何とも紳士な方である。……けど、ナナミちゃんには出さないらしい。
「おいコラ愚兄」
「あ?」
……ナナミちゃん、半ギレですか。
見なかった事にしつつも中に入ると、やっぱりホテルだと感じた。広いエントランスがあって、奥にカウンター。受け付けはあそこでするのかな。
「お待ちしておりました、オーナー」
……ん? オーナー? お母様にそう言った?
予約してるって聞いたけれど……
「あら、知らなかったのね。このホテル、アドマンス家が経営してるのよ」
「……わぁ」
なるほど、そういう事でしたか。凄いな、アドマンス家。知ってたけど。私が知る事業だけでも凄いなぁって思ってたけど、もう一つですか。あとでそういうの聞いてみようかな。
と思いつつ、受付を終えた。
ちらりと見えた、ジルベルト達。私達の荷物、運んでくれてる。
「アヤメちゃんが教えてくれたエレベーター、このホテルに導入したいなって思ってるの」
……言ったな、エレベーター。ナカムラ兄妹が遊びに来てくれた時日本にあるエレベーターが話に出てきたんだった。そこからお母様に話してエレベーター制作が始まってたんだった。私そこからノータッチだったからどうなってるのか知らなかった。
「なるほど、お客様のお荷物部屋に運ぶならあった方がいいですよね」
「そう。あとで話そうと思ってたんだけど……でも今日は旅行で来たから、この話は後にしましょうか」
「はい!」
エレベータ―は安全をきちんと確保しないといけないからまだ時間がかかると思うな。
今日は、お母様とリアさん、私とナナミちゃん、タクミ君で部屋に別れる事になっている。
「わぁ! 広い!」
「おぉー!」
部屋もとっても綺麗で、やっぱりホテルだった。スイート? スイートなの?
ナナミちゃんは、ベッドふかふか~! と大はしゃぎだ。窓の外の眺めもとっても綺麗。魔道具の灯りが並んで夜もとっても綺麗だって聞いた。楽しみだなぁ。
夜の食事も新鮮だった。屋敷と【なかむら】以外で食事したことなかったし、ナナミちゃんとタクミ君と一緒に食事したことなかった。ナイフとフォークを優雅に使う二人が不思議に見えてつい笑ってしまいそうになった。
……お口に合ったかどうかは、分からないけれど。
「ねーねーアヤメちゃん、恋バナしよーよ!」
「え?」
もう寝る準備万端、というところでナナミちゃんがそう言い出した。あるあるだよね、こういうのって。
「気になる人とかいないの?」
「ん~、そういうの分かんないや」
「え~つまんな~い」
そういうの考えたことなかったし。そもそもそんな余裕なかったし。【クローバー】と【フラワーメール】が忙しすぎたのがあったから。
「ほら、一緒にいて楽しいとか、寂しくなった時ふと思い出す人とか、女の人と喋っててモヤモヤするとか、ないの?」
ん~、あ、思い当たる人……いや、違うかな。
それじゃナナミちゃんは? と質問返しをしておいた。ほんと、乙女だなぁ。
「ん~、私もないかも」
「一緒じゃん」
「あ、でもアヤメちゃんのお兄さんかっこいいな~っては思ったよ?」
「お兄様イケメンだもんね、毎日会う度眩しいもん。ナナミちゃんって面食い?」
「顔は最重要事項でしょ。顔よし、性格よし、高収入、そして腕の立つ人が一番の理想かな」
「えっ、お兄様じゃない」
性格は……まぁ攻略すればいける?
「え? 強いの?」
「この国の近衛騎士団副団長」
「えぇ~!? もう最高じゃない!!」
あ、だからお兄様を見るご令嬢の目があんなにギラギラしてたのね。理想の旦那像ってやつ? アドマンス家の後継者だし。本人は興味なさそうだけど。
「お兄様今婚約者いないよ。好きな人とかは聞いた事ないけれど……いなさそうかな?」
「へぇ~、アドマンス家の嫡男なのに意外! 婚約者いるんだと思ってた! そっか~狙い目? でも、物静かで寡黙っぽいよね。考えてる事全然表に出さないタイプ」
「ん~、確かにお兄様は表情を出さないけれど、甘いもの食べた時とかは表情筋仕事するよ」
「甘いもの好き……ギャップやば」
そんな話で盛り上がり、早く寝るのよとお母様に言われてたからすぐにおやすみと灯りを消した。
因みに二人の今の恰好は洋服。いつもの和服だと目立つから、だそうだ。やっぱりそういう姿を見ると新鮮に感じるかも。
ふと馬車の中から外を覗いてみると、首都の門が見えてくる。
「もしかしてアヤメちゃんって首都から出た事ない?」
「あぁ、あるよ。第二首都と第三首都だけだけど」
「あ、そっか。そっちにも新しく郵便局作ったんだよね」
「そうそう、それの下見に何回か行ったんだ」
事業を立ち上げたのは私なんだから、現場を見ないとと思ってマリア達と一緒に向かった事がある。でも一回だけだったし、ちゃんとは見れなかったからもう一回視察をするつもりではある。
これから、第三首都ターザニシアスに行くみたい。そこで宿に泊まってから、スラス伯爵領を通って隣のアドマンス領に。と言ってもアドマンス領地はとっても広いらしくて、領地に入ったとしても屋敷までは遠いから一晩宿を取る事になる。
だからアドマンス領の屋敷まで4日間かけて行くことになる。
「スフェーンからここに来るまで大体20日くらいだったから、私達は旅には慣れてるかな。アヤメちゃんは旅行初めてなんでしょ?」
「うん。というより、ここに来る前も全然旅行って行った事ないんだよね」
「じゃあ人生で初めての旅行って事か?」
「うん、そうかも」
まさかこんなところで旅行が出来るとは思わなかったよ。
というか、2人の母国まで20日かかるなんて、やっぱり隣国じゃないからそれなりには距離があるよね。
それにしても、この馬車の中は本当に涼しい。この馬車には冷気魔導具搭載されているらしい。初夏で体調を崩した私の為に用意してくれたみたいで、あと魔道具の日傘にも涼しい機能が搭載されているらしい。
そして何より、今回の旅ではあの方がご同行してくださった。それは、シモン先生。
え、先生も一緒にいいんですか? って思ったんだけど、先生本人はもうウキウキだった。アドマンス領ってそれだけ涼しくて快適な場所らしい。そりゃ、こんな猛暑の中城の中で仕事するよりこっちで旅行した方がいいに決まってる。楽しい旅行にしましょうね、先生。
「体調は?」
「平気で~す!」
「本当か?」
「本当です~~!」
「私達、夫人からアヤメちゃんの体調確認の任務課せられてるから、ちゃんと言ってね?」
「え、そうなの?」
「そ」
お母様ったら、私を何だと思ってるんです? 気分悪い時はちゃんと言いますって。もう。
これから行く第3首都は行ったことあるけどよく知らないからどんな宿なのかとっても楽しみ。
と、思っていたのに……
「え……ホテルじゃん」
4階建てでそこまで高くはないけど、とっても大きい建物。そして見た目がモロホテル。え、ここですか。
「アヤメ、転ぶぞ」
「あ、うん、ありがと……」
馬車を降りようとしていたけれど、驚きすぎて踏み外すところだった。タクミ君が出してくれた手に掴まったけど。何とも紳士な方である。……けど、ナナミちゃんには出さないらしい。
「おいコラ愚兄」
「あ?」
……ナナミちゃん、半ギレですか。
見なかった事にしつつも中に入ると、やっぱりホテルだと感じた。広いエントランスがあって、奥にカウンター。受け付けはあそこでするのかな。
「お待ちしておりました、オーナー」
……ん? オーナー? お母様にそう言った?
予約してるって聞いたけれど……
「あら、知らなかったのね。このホテル、アドマンス家が経営してるのよ」
「……わぁ」
なるほど、そういう事でしたか。凄いな、アドマンス家。知ってたけど。私が知る事業だけでも凄いなぁって思ってたけど、もう一つですか。あとでそういうの聞いてみようかな。
と思いつつ、受付を終えた。
ちらりと見えた、ジルベルト達。私達の荷物、運んでくれてる。
「アヤメちゃんが教えてくれたエレベーター、このホテルに導入したいなって思ってるの」
……言ったな、エレベーター。ナカムラ兄妹が遊びに来てくれた時日本にあるエレベーターが話に出てきたんだった。そこからお母様に話してエレベーター制作が始まってたんだった。私そこからノータッチだったからどうなってるのか知らなかった。
「なるほど、お客様のお荷物部屋に運ぶならあった方がいいですよね」
「そう。あとで話そうと思ってたんだけど……でも今日は旅行で来たから、この話は後にしましょうか」
「はい!」
エレベータ―は安全をきちんと確保しないといけないからまだ時間がかかると思うな。
今日は、お母様とリアさん、私とナナミちゃん、タクミ君で部屋に別れる事になっている。
「わぁ! 広い!」
「おぉー!」
部屋もとっても綺麗で、やっぱりホテルだった。スイート? スイートなの?
ナナミちゃんは、ベッドふかふか~! と大はしゃぎだ。窓の外の眺めもとっても綺麗。魔道具の灯りが並んで夜もとっても綺麗だって聞いた。楽しみだなぁ。
夜の食事も新鮮だった。屋敷と【なかむら】以外で食事したことなかったし、ナナミちゃんとタクミ君と一緒に食事したことなかった。ナイフとフォークを優雅に使う二人が不思議に見えてつい笑ってしまいそうになった。
……お口に合ったかどうかは、分からないけれど。
「ねーねーアヤメちゃん、恋バナしよーよ!」
「え?」
もう寝る準備万端、というところでナナミちゃんがそう言い出した。あるあるだよね、こういうのって。
「気になる人とかいないの?」
「ん~、そういうの分かんないや」
「え~つまんな~い」
そういうの考えたことなかったし。そもそもそんな余裕なかったし。【クローバー】と【フラワーメール】が忙しすぎたのがあったから。
「ほら、一緒にいて楽しいとか、寂しくなった時ふと思い出す人とか、女の人と喋っててモヤモヤするとか、ないの?」
ん~、あ、思い当たる人……いや、違うかな。
それじゃナナミちゃんは? と質問返しをしておいた。ほんと、乙女だなぁ。
「ん~、私もないかも」
「一緒じゃん」
「あ、でもアヤメちゃんのお兄さんかっこいいな~っては思ったよ?」
「お兄様イケメンだもんね、毎日会う度眩しいもん。ナナミちゃんって面食い?」
「顔は最重要事項でしょ。顔よし、性格よし、高収入、そして腕の立つ人が一番の理想かな」
「えっ、お兄様じゃない」
性格は……まぁ攻略すればいける?
「え? 強いの?」
「この国の近衛騎士団副団長」
「えぇ~!? もう最高じゃない!!」
あ、だからお兄様を見るご令嬢の目があんなにギラギラしてたのね。理想の旦那像ってやつ? アドマンス家の後継者だし。本人は興味なさそうだけど。
「お兄様今婚約者いないよ。好きな人とかは聞いた事ないけれど……いなさそうかな?」
「へぇ~、アドマンス家の嫡男なのに意外! 婚約者いるんだと思ってた! そっか~狙い目? でも、物静かで寡黙っぽいよね。考えてる事全然表に出さないタイプ」
「ん~、確かにお兄様は表情を出さないけれど、甘いもの食べた時とかは表情筋仕事するよ」
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