170 / 280
第六部 三章 「繋がれた少年」
「見覚えのある少年」
しおりを挟む
エリーは呆然と立っていた。
無意識に目は周囲を静かに見渡す。
「……」
窓のない部屋。壁と本棚に覆われた一室。電灯はぶら下がっているが灯っていない。
朝か夜なのかもわからない。だが、強く夜を連想してしまうのは、部屋の暗さが原因だろう。
次に下に目を向ける。本棚から抜かれた本が幾つも床に置かれ、積まれたり、乱雑に置かれていたり。ホコリをかぶっているものもあって手入れがあまり行き届いていない。もしかしたら、あまり使われていない部屋なのやもしれない。
だが、本当にそうだろうか? という疑問すらあった。
部屋には大きな屋根付きベッドが置かれていた。シーツが乱れているが、まだ綺麗な家具ではある。
この様な空間を誰が利用しているのか。エリーは一通り見終えると不安に戸惑ってしまう。
「私……クロトさんの所に来れたのかな……?」
扉をくぐって、最初に訪れたのはこの部屋だ。
自分の夢とは違い、異様なまでの静けさがあった。
とにかく、少しでも安心するために灯りがほしい。部屋ということは、何処かの建築物の中ではある。外に出て、人に遭遇すればクロトの情報が入手できるやもしれない。
そう考え、エリーは床の本を避けつつ、よろよろと進みだす。
――カンッ!
「ひぅっ」
急な甲高い音に、二歩目ほどでエリーはビクリと肩を跳ね上がらせる。
しかし、音は一度では終わらなかった。
――カン! カン! カン!
金属を何度も叩くような音。エリーは恐る恐る青ざめた顔で音の方にへと顔をゆっくり向ける。
ベッドの柱に隠れつつ、エリーは音の正体を確認する。
その奥では、ぼんやりと乏しい明りが見えた。
「誰か……いる……?」
目を凝らすと、小さな人影が見えた。
床に座り込み、片腕を振り上げ、それを勢いよく振り下ろす姿。直後、あの音が響く。
音の正体は、その人影が出していた。
「……くそっ。…………くそっ」
悔しさを滲ませる声。男の子の声だ。
微かだが、声はくぐもっていて泣いている様にも感じられた。
エリーは不安を忘れ、隠れる事をやめてその少年にへと近づく。
「……大丈夫……ですか?」
つい、エリーは声をかけてしまった。
見過ごせない光景に、声をかけないという選択肢が失われてしまっていたのだ。
しかし、後になってハッとする。
此処は夢の中だ。夢の中は全て幻であり、自分の声が聞こえるはずがない。
これは、クロトの夢なのだから。
……そう、考え直していた時だ。
少年の背が、ぴくっと反応した。
何かを叩くことを止め、少年は静かにこちらを振り向いたのだ。
エリーは目を丸くする。少年がこちらに気づいた事と同時に、振り向いた少年には見覚えがあった。
「……え? クロト……さん?」
エリーは名を口にする。
そこにいたのは、魔銃使いとしてある、これまで一緒に行動を共にしたクロトではなく、数年ほど前の姿をした子供のクロトがいた。
背丈は少しエリーよりは低いかもしれない。だが、クロトの面影はしっかりあり、すぐにクロトだとわかった。
小さなクロトはエリーを見るなり、不信感のある眼差しでいた。
「……? アンタ、誰? なんで俺の事知ってるんだよ?」
「えっ!?」
驚くエリー。クロトはエリーの事を知らない様子でいた。
それもそのはずだろう。例えクロトだったとしても、目の前にいるのはエリーが会う前のクロトだ。まだ出会っていない頃に記憶までもが遡っているのなら、この場では初対面というのが正しくある。
なら、この場での第一印象はとてもややこしい状態になってしまっているだろう。
クロトはエリーを知らない。しかし、エリーはクロトを知ってしまっている。
その流れをやり直す事はできず、エリーは困惑してどう説明すべきかと悩んでしまった。
慌てるのみでまともな返答ができない。その様子を見てか、クロトから更に問いかけられた。
「ひょっとして、新しい使用人かなんか?」
「し、使用人……?」
疑問に疑問を返してしまう。
クロトは呆れた様子でため息を一つ。
「なんだよ、違うのかよ? ……まあ、アンタみたいな子供を、あの人が雇うとは思えないけど」
納得した様子で、もう一つため息。
とても残念な思いをさせてしまったやもしれない。それには申し訳ない気持ちでしかない。
「す……すいません」
思わず謝ってしまった。
「なんで謝ってるわけ? わけわかんないの」
呆れたクロトは、何かを叩くことをせず、近くにあった分厚い本を手にして膝の上で開ける。
隣にあったランプを片手に、読みづらそうな様子で本を黙読し始めた。
エリーの事など、もう気にしない様。逆にエリーはクロトだとわかれば、戸惑いつつも近づいて隣に居座る。
「……?」
「あの。……それ、持ちましょうか?」
エリーはランプを指差す。
少し目を泳がせてから、クロトはこくりと頷いてエリーにランプを向けた。
「……ん」
「あ、はいっ。じゃあ、持ちますね」
両手でそっとランプを持ち、本を照らした。
手が空き、楽になったクロトはまた本にへと顔を向け直す。同じ様にエリーも本に目を向けるが、細かく難しい字の羅列がびっしりとあり、自分では難しいと一瞬で判断した。
そのためか、エリーは灯りの担当に専念することに。
「……」
「……」
「……で? 結局アンタなんなわけ?」
突然に訪れた際質問に、灯りがわずかに揺れる。それに対する答えをエリーはまだ考えきれていない。
此処まで距離を許されているが、クロトはまだエリーを警戒している様子でもある。
「え~っとぉ、……なんと言えばいいでしょうか?」
「俺ん家で幽霊なんて初耳なんだけど? 実は見つかってなかった幽霊なわけ?」
「……そのぉ、幽霊では……ないんですけど?」
「じゃあ、不審者? 人の家に勝手に入ってるってなると不法侵入だよね?」
「ふ、ふほう~しんにゅう?? でも、勝手に入っているのなら、そうなんですかね?」
「……アンタって疑問を疑問でしか返せない呪いかなんかにかかってるわけ?」
「……~っ。ちょっと、大変な呪いには……かかってます」
「なにそれ?」
「……本当に、なんなんでしょうね」
「俺が教えてほしいんだけど?」
深く、深く。クロトは先ほど以上の長いため息を吐いて失望してしまっている。
またしても申し訳なくあり、「すいません」と小声で謝る。
普段のクロトなら、こういう時にはすぐにイラついて怒鳴るはずなのだが、この頃はあまり短気ではないのか怒鳴る事をしない。
不快に眉を曲げてはいるが、ふと、クロトは目を細め何か思う悩んだような表情をする。
「どうやって此処に入ったかは知らないけど、とっとと出て行った方がいいよ?」
何かの警告のつもりなのか。クロトはそう呟いた。
身の危険を知らせるような発言に、エリーは首を傾ける。
「……えっと、なんでですか?」
「はあ? なんでって、そんなの――」
理由を説明しようとするが、すぐに口を閉ざして耳を澄ませる。
途端にクロトの表情は蒼白として何かに恐れを抱いてしまっている様。
エリーも周囲の音に意識を集中させると、音が近づいてくる。
誰かの足音にも思える。それは徐々に部屋の扉にへと向かっている気も……。
「……やばい」
クロトは何らかの危機を察知して、本をどかしエリーからランプをひったくる。
「とにかくどっかに隠れろ! 見つかったらやばい!」
慌てた様子にエリーは状況が把握できず混乱してしまう。
「ええっ!? な、なんでですか!?」
「それしか言えねぇのかよっ!? いいから、……こっち、早く!」
手を引かれ、頭が追いつかないエリーは、直後視界を暗闇に覆われてしまう。
無意識に目は周囲を静かに見渡す。
「……」
窓のない部屋。壁と本棚に覆われた一室。電灯はぶら下がっているが灯っていない。
朝か夜なのかもわからない。だが、強く夜を連想してしまうのは、部屋の暗さが原因だろう。
次に下に目を向ける。本棚から抜かれた本が幾つも床に置かれ、積まれたり、乱雑に置かれていたり。ホコリをかぶっているものもあって手入れがあまり行き届いていない。もしかしたら、あまり使われていない部屋なのやもしれない。
だが、本当にそうだろうか? という疑問すらあった。
部屋には大きな屋根付きベッドが置かれていた。シーツが乱れているが、まだ綺麗な家具ではある。
この様な空間を誰が利用しているのか。エリーは一通り見終えると不安に戸惑ってしまう。
「私……クロトさんの所に来れたのかな……?」
扉をくぐって、最初に訪れたのはこの部屋だ。
自分の夢とは違い、異様なまでの静けさがあった。
とにかく、少しでも安心するために灯りがほしい。部屋ということは、何処かの建築物の中ではある。外に出て、人に遭遇すればクロトの情報が入手できるやもしれない。
そう考え、エリーは床の本を避けつつ、よろよろと進みだす。
――カンッ!
「ひぅっ」
急な甲高い音に、二歩目ほどでエリーはビクリと肩を跳ね上がらせる。
しかし、音は一度では終わらなかった。
――カン! カン! カン!
金属を何度も叩くような音。エリーは恐る恐る青ざめた顔で音の方にへと顔をゆっくり向ける。
ベッドの柱に隠れつつ、エリーは音の正体を確認する。
その奥では、ぼんやりと乏しい明りが見えた。
「誰か……いる……?」
目を凝らすと、小さな人影が見えた。
床に座り込み、片腕を振り上げ、それを勢いよく振り下ろす姿。直後、あの音が響く。
音の正体は、その人影が出していた。
「……くそっ。…………くそっ」
悔しさを滲ませる声。男の子の声だ。
微かだが、声はくぐもっていて泣いている様にも感じられた。
エリーは不安を忘れ、隠れる事をやめてその少年にへと近づく。
「……大丈夫……ですか?」
つい、エリーは声をかけてしまった。
見過ごせない光景に、声をかけないという選択肢が失われてしまっていたのだ。
しかし、後になってハッとする。
此処は夢の中だ。夢の中は全て幻であり、自分の声が聞こえるはずがない。
これは、クロトの夢なのだから。
……そう、考え直していた時だ。
少年の背が、ぴくっと反応した。
何かを叩くことを止め、少年は静かにこちらを振り向いたのだ。
エリーは目を丸くする。少年がこちらに気づいた事と同時に、振り向いた少年には見覚えがあった。
「……え? クロト……さん?」
エリーは名を口にする。
そこにいたのは、魔銃使いとしてある、これまで一緒に行動を共にしたクロトではなく、数年ほど前の姿をした子供のクロトがいた。
背丈は少しエリーよりは低いかもしれない。だが、クロトの面影はしっかりあり、すぐにクロトだとわかった。
小さなクロトはエリーを見るなり、不信感のある眼差しでいた。
「……? アンタ、誰? なんで俺の事知ってるんだよ?」
「えっ!?」
驚くエリー。クロトはエリーの事を知らない様子でいた。
それもそのはずだろう。例えクロトだったとしても、目の前にいるのはエリーが会う前のクロトだ。まだ出会っていない頃に記憶までもが遡っているのなら、この場では初対面というのが正しくある。
なら、この場での第一印象はとてもややこしい状態になってしまっているだろう。
クロトはエリーを知らない。しかし、エリーはクロトを知ってしまっている。
その流れをやり直す事はできず、エリーは困惑してどう説明すべきかと悩んでしまった。
慌てるのみでまともな返答ができない。その様子を見てか、クロトから更に問いかけられた。
「ひょっとして、新しい使用人かなんか?」
「し、使用人……?」
疑問に疑問を返してしまう。
クロトは呆れた様子でため息を一つ。
「なんだよ、違うのかよ? ……まあ、アンタみたいな子供を、あの人が雇うとは思えないけど」
納得した様子で、もう一つため息。
とても残念な思いをさせてしまったやもしれない。それには申し訳ない気持ちでしかない。
「す……すいません」
思わず謝ってしまった。
「なんで謝ってるわけ? わけわかんないの」
呆れたクロトは、何かを叩くことをせず、近くにあった分厚い本を手にして膝の上で開ける。
隣にあったランプを片手に、読みづらそうな様子で本を黙読し始めた。
エリーの事など、もう気にしない様。逆にエリーはクロトだとわかれば、戸惑いつつも近づいて隣に居座る。
「……?」
「あの。……それ、持ちましょうか?」
エリーはランプを指差す。
少し目を泳がせてから、クロトはこくりと頷いてエリーにランプを向けた。
「……ん」
「あ、はいっ。じゃあ、持ちますね」
両手でそっとランプを持ち、本を照らした。
手が空き、楽になったクロトはまた本にへと顔を向け直す。同じ様にエリーも本に目を向けるが、細かく難しい字の羅列がびっしりとあり、自分では難しいと一瞬で判断した。
そのためか、エリーは灯りの担当に専念することに。
「……」
「……」
「……で? 結局アンタなんなわけ?」
突然に訪れた際質問に、灯りがわずかに揺れる。それに対する答えをエリーはまだ考えきれていない。
此処まで距離を許されているが、クロトはまだエリーを警戒している様子でもある。
「え~っとぉ、……なんと言えばいいでしょうか?」
「俺ん家で幽霊なんて初耳なんだけど? 実は見つかってなかった幽霊なわけ?」
「……そのぉ、幽霊では……ないんですけど?」
「じゃあ、不審者? 人の家に勝手に入ってるってなると不法侵入だよね?」
「ふ、ふほう~しんにゅう?? でも、勝手に入っているのなら、そうなんですかね?」
「……アンタって疑問を疑問でしか返せない呪いかなんかにかかってるわけ?」
「……~っ。ちょっと、大変な呪いには……かかってます」
「なにそれ?」
「……本当に、なんなんでしょうね」
「俺が教えてほしいんだけど?」
深く、深く。クロトは先ほど以上の長いため息を吐いて失望してしまっている。
またしても申し訳なくあり、「すいません」と小声で謝る。
普段のクロトなら、こういう時にはすぐにイラついて怒鳴るはずなのだが、この頃はあまり短気ではないのか怒鳴る事をしない。
不快に眉を曲げてはいるが、ふと、クロトは目を細め何か思う悩んだような表情をする。
「どうやって此処に入ったかは知らないけど、とっとと出て行った方がいいよ?」
何かの警告のつもりなのか。クロトはそう呟いた。
身の危険を知らせるような発言に、エリーは首を傾ける。
「……えっと、なんでですか?」
「はあ? なんでって、そんなの――」
理由を説明しようとするが、すぐに口を閉ざして耳を澄ませる。
途端にクロトの表情は蒼白として何かに恐れを抱いてしまっている様。
エリーも周囲の音に意識を集中させると、音が近づいてくる。
誰かの足音にも思える。それは徐々に部屋の扉にへと向かっている気も……。
「……やばい」
クロトは何らかの危機を察知して、本をどかしエリーからランプをひったくる。
「とにかくどっかに隠れろ! 見つかったらやばい!」
慌てた様子にエリーは状況が把握できず混乱してしまう。
「ええっ!? な、なんでですか!?」
「それしか言えねぇのかよっ!? いいから、……こっち、早く!」
手を引かれ、頭が追いつかないエリーは、直後視界を暗闇に覆われてしまう。
0
あなたにおすすめの小説
婚約破棄は構いませんが、私が管理していたものは全て引き上げます 〜成金伯爵家令嬢は、もう都合のいい婚約者ではありません〜
藤原遊
ファンタジー
成金と揶揄される伯爵家の令嬢である私は、
名門だが実情はジリ貧な公爵家の令息と婚約していた。
公爵家の財政管理、契約、商会との折衝――
そのすべてを私が担っていたにもかかわらず、
彼は隣国の王女と結ばれることになったと言い出す。
「まあ素敵。では、私たちは円満に婚約解消ですね」
そう思っていたのに、返ってきたのは
「婚約破棄だ。君の不出来が原因だ」という言葉だった。
……はぁ?
有責で婚約破棄されるのなら、
私が“善意で管理していたもの”を引き上げるのは当然でしょう。
資金も、契約も、人脈も――すべて。
成金伯爵家令嬢は、
もう都合のいい婚約者ではありません。
【完結】奇跡のおくすり~追放された薬師、実は王家の隠し子でした~
いっぺいちゃん
ファンタジー
薬草と静かな生活をこよなく愛する少女、レイナ=リーフィア。
地味で目立たぬ薬師だった彼女は、ある日貴族の陰謀で“冤罪”を着せられ、王都の冒険者ギルドを追放されてしまう。
「――もう、草とだけ暮らせればいい」
絶望の果てにたどり着いた辺境の村で、レイナはひっそりと薬を作り始める。だが、彼女の薬はどんな難病さえ癒す“奇跡の薬”だった。
やがて重病の王子を治したことで、彼女の正体が王家の“隠し子”だと判明し、王都からの使者が訪れる――
「あなたの薬に、国を救ってほしい」
導かれるように再び王都へと向かうレイナ。
医療改革を志し、“薬師局”を創設して仲間たちと共に奔走する日々が始まる。
薬草にしか心を開けなかった少女が、やがて王国の未来を変える――
これは、一人の“草オタク”薬師が紡ぐ、やさしくてまっすぐな奇跡の物語。
※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。
異世界召喚されたけどスキルが地味だったので、現代知識とアイテムボックスで絶品料理を作ったら大商会になっちゃいました
黒崎隼人
ファンタジー
手違いで剣も魔法もない異世界に召喚された、しがない日本のサラリーマン、湊カイリ。
彼に与えられたのは、無限に物が入る【アイテムボックス】と、物の名前が分かる【鑑定】という、あまりにも地味な二つのスキルだけだった。
戦闘能力は皆無。途方に暮れるカイリだったが、異世界の食事が絶望的に不味いことを知り、大きなチャンスに気づく。
現代日本の「当たり前」の知識は、この世界ではとんでもない「宝」なのだと!
「醤油?味噌?そんなものがあれば、この世界の食文化はひっくり返るぞ!」
ひょんなことから出会った没落貴族の美少女・リリアナと共に、カイリは現代知識と地味スキルを駆使して屋台から商売をスタート。
絶品料理で人々の胃袋を掴み、さらには便利な生活用品を次々と発明していく。
伝説の神獣の幼体「フェン」やドワーフの鍛冶師など、頼れる仲間たちも加わり、彼らが立ち上げた「サンライズ商会」は瞬く間に大躍進!
迫り来る悪徳商会や腐敗した貴族の妨害も、現代のマーケティング術と知恵で痛快に打ち破る!
これは、平凡なサラリーマンが異世界の常識を覆し、食と生活に革命を起こして一代で大商会を築き上げる、痛快成り上がりファンタジー!
美味しい料理と、もふもふな相棒、そして仲間との絆。
人生、逆転できないことなんて何もない!
孤児が皇后陛下と呼ばれるまで
香月みまり
ファンタジー
母を亡くして天涯孤独となり、王都へ向かう苓。
目的のために王都へ向かう孤児の青年、周と陸
3人の出会いは世界を巻き込む波乱の序章だった。
「後宮の棘」のスピンオフですが、読んだことのない方でも楽しんでいただけるように書かせていただいております。
神様!スローライフには準備が多すぎる!
わか
ファンタジー
超超超ご都合主義
人に興味が無い社会人の唯一の趣味が
な〇う系やアルファポリスでファンタジー物語を、ピッ〇マやLIN〇漫画で異世界漫画を読み漁る事。
寝る前にはあるはずないのに
「もし異世界に転生するならこのスキルは絶対いるしこれもこれも大事だよね」
とシュミレーションして一日が終わる。
そんなどこでもいる厨二病社会人の
ご都合主義異世界ファンタジー!
異世界ファンタジー系物語読みまくってる私はスローライフがどれだけ危険で大変か知ってます。
処刑前夜に逃亡した悪役令嬢、五年後に氷の公爵様に捕まる〜冷徹旦那様が溺愛パパに豹変しましたが私の抱いている赤ちゃん実は人生2周目です〜
放浪人
恋愛
「処刑されるなんて真っ平ごめんです!」 無実の罪で投獄された悪役令嬢レティシア(中身は元社畜のアラサー日本人)は、処刑前夜、お腹の子供と共に脱獄し、辺境の田舎村へ逃亡した。 それから五年。薬師として穏やかに暮らしていた彼女のもとに、かつて自分を冷遇し、処刑を命じた夫――「氷の公爵」アレクセイが現れる。 殺される!と震えるレティシアだったが、再会した彼は地面に頭を擦り付け、まさかの溺愛キャラに豹変していて!?
「愛しているレティシア! 二度と離さない!」 「(顔が怖いです公爵様……!)」
不器用すぎて顔が怖い旦那様の暴走する溺愛。 そして、二人の息子であるシオン(1歳)は、実は前世で魔王を倒した「英雄」の生まれ変わりだった! 「パパとママは僕が守る(物理)」 最強の赤ちゃんが裏で暗躍し、聖女(自称)の陰謀も、帝国の侵略も、古代兵器も、ガラガラ一振りで粉砕していく。
【完結保証】存在しないことにされていた管理ギフトの少女、王宮で真の家族に出会う 〜冷遇された日々は、王宮での溺愛で上書きします〜
小豆缶
恋愛
「願った結果を、ほんの少しだけ変えてしまう力」
私に与えられたギフトは、才能というにはあまりにも残酷な自分も人の運命も狂わせるギフトだった。
そのあまりの危うさと国からの管理を逃れるために、リリアーナは、生まれたことそのものが秘匿され、軟禁され、育てられる。
しかし、純粋な心が願うギフトは、ある出来事をきっかけに発動され、運命が動き出す。
二度とそのギフトを使わないと決めて生きてきたのよ
だが、自分にせまる命の危機ーー
逃げていた力と再び向き合わなければならない状況は、ある日、突然訪れる。
残酷なギフトは、リリアーナを取り巻く人たちの、過去、未来に影響し、更には王宮の過去の闇も暴いていく。
私の愛する人がどうか幸せになりますように...
そう、リリアーナが願ったギフトは、どう愛する人に届くのか?
孤独だったリリアーナのギフトが今、王宮で本当の幸せを見つけるために動き始める
死に物狂いで支えた公爵家から捨てられたので、回帰後は全財産を盗んで消えてあげます 〜今さら「戻れ」と言われても、私は隣国の皇太子妃ですので〜
しょくぱん
恋愛
「お前のような無能、我が公爵家の恥だ!」
公爵家の長女エルゼは、放蕩者の父や無能な弟に代わり、寝る間も惜しんで領地経営と外交を支えてきた。しかし家族は彼女の功績を奪った挙句、政治犯の濡れ衣を着せて彼女を処刑した。
死の間際、エルゼは誓う。 「もし次があるのなら――二度と、あいつらのために働かない」
目覚めると、そこは処刑の二年前。 再び「仕事」を押し付けようとする厚顔無恥な家族に対し、エルゼは優雅に微笑んだ。
「ええ、承知いたしました。ただし、これからは**『代金』**をいただきますわ」
隠し金庫の鍵、領地の権利書、優秀な人材、そして莫大な隠し資産――。 エルゼは公爵家のすべてを自分名義に書き換え、着々と「もぬけの殻」にしていく。
そんな彼女の前に、隣国の冷徹な皇太子シオンが現れ、驚くべき提案を持ちかけてきて……?
「君のような恐ろしい女性を、独り占めしたくなった」
資産を奪い尽くして亡命した令嬢と、彼女を溺愛する皇太子。 一方、すべてを失った公爵家が泣きついてくるが、もう遅い。 あなたの家の金庫も、土地も、働く人間も――すべて私のものですから。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる