しずめ

山程ある

文字の大きさ
16 / 71
【ガチ心霊】火事で焼けた廃墟に潜入したら…まさかの展開に…【閲覧注意】

心霊系YouTuber『ちゃろちゃろ』①

しおりを挟む
ちゃろ佐藤:「どうもー! 心霊系YouTuber『ちゃろちゃろ』の、ちゃろ佐藤です!」

ちゃろ鈴木:「ちゃろ鈴木です!」

ちゃろ佐藤:「本日は大人気企画、『廃墟にはいっきゃ……ちゃろ!』です!」

ちゃろ鈴木:「噛むんじゃねえよ、『きゃろ』ってなんだよ!」

――待ってました!
――はいっきゃろって何www
――このシリーズめっちゃ好き

ちゃろ鈴木:「さて、本日の廃墟は……って、なんかいつもと雰囲気違くないか?」

ちゃろ佐藤:「そうなんですよ。廃墟ってだいたい山奥にあるじゃないですか。でも今回は、なんと住宅街のど真ん中です!」

ちゃろ鈴木:「マジかよ、新興住宅街みたいな感じだな。新築のきれいな家が並んでるし、街灯もあるし……全然怖くねえぞ?」

ちゃろ佐藤:「でも、この中に"ヤバい廃墟"があるんです。視聴者の皆さんには申し訳ないですが、近隣の住民のプライバシー保護のため、映像にはモザイクをかけています。場所も県名は伏せますが、一応"近畿地方のとある場所"ということで……」

――についてwwwww
――廃墟シリーズで山じゃないの珍しい!
――都市伝説みたいでワクワクする!

ちゃろ鈴木:「いやでも、こんなきれいな住宅街に廃墟なんてあるのか? ほんとに?」

ちゃろ佐藤:「それがあるんですよ。もともとこの家も新築だったんですが、原因不明の火事で焼けちゃったらしいです。その後、権利関係とか費用の問題で取り壊されず、ずっと放置されてるっていう話ですね。」

ちゃろ鈴木:「火事って……じゃあ何も残ってないんじゃ?」

ちゃろ佐藤:「普通はそう思いますよね? でもこの家、火事の最中にちょうど豪雨が降って、燃えたのは内装だけ。だから建物自体は残ってるんです。」

ちゃろ鈴木:「へぇ~、それはそれで珍しいな。でも、それだけじゃないんだろ?」

――やっぱり何かあるのか
――これはガチのやつか?

ちゃろ佐藤:「実は視聴者さんからDMで情報をいただきまして。この家、夜になると"火が飛び回る"のを見た人が何人もいるらしいんです。」

ちゃろ鈴木:「火!? 火の玉的なやつ?」

ちゃろ佐藤:「そうです。でも、ただの火の玉じゃないらしくて……バスケットボールくらいの大きさか、それより大きかったって」

ちゃろ鈴木:「デカすぎだろ、それ鬼火ってやつか?」

ちゃろ佐藤:「その火を見た人は皆『ぐるぐる円を描いて飛んでいた』って証言してるんですよ……」

ちゃろ鈴木:「ぐるぐる……って怖いな」

ちゃろ佐藤:「一説によると、火事になったのもその火が原因ともいわれてるんです」

ちゃろ鈴木:「火事になったから火の玉が飛ぶようになったんじゃなくて、火の玉が飛んだせいで火事になったってことか。マジかよ家の持ち主可哀想すぎるだろ。……で、あの黒焦げの建物がそうか」

ちゃろ佐藤:「はい、見えてきました。あれです」

ちゃろ鈴木:「うわ、デカいな。庭と駐車場もあるし、けっこう立派な家だったんじゃね? でも、窓が割れてるし、やっぱり黒焦げだな……」

ちゃろ佐藤:「建物の形はそのまま残ってるのが不気味ですよね……」

ちゃろ鈴木:「っていうか、周りの更地率高くね? 住宅街なのに、家がまばらで人の気配もほぼないんだが?」

ちゃろ佐藤:「確かに……これなら人目を気にせず入れそうですね!」

ちゃろ鈴木:「おいおい待て待て! 許可取ってんのか?」

ちゃろ佐藤:「とってますよ!」

ちゃろ鈴木:「こっちを見て、俺の目を見て答えろ」

ちゃろ佐藤:「大きい声出しちゃダメですって!」

――許可取ってないだろwwwww
――不法侵入はダメ絶対
――フラグ立ったな…

ちゃろ佐藤:「では……潜入していきます!」
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

お客様が不在の為お荷物を持ち帰りました。

鞠目
ホラー
「変な配達員さんがいるんです……」 運送会社・さくら配達に、奇妙な問い合わせが相次いだ。その配達員はインターフォンを三回、ノックを三回、そして「さくら配達です」と三回呼びかけるのだという。まるで嫌がらせのようなその行為を受けた人間に共通するのは、配達の指定時間に荷物を受け取れず、不在票を入れられていたという事実。実害はないが、どうにも気味が悪い……そんな中、時間指定をしておきながら、わざと不在にして配達員に荷物を持ち帰らせるというイタズラを繰り返す男のもとに、不気味な配達員が姿を現し――。 不可解な怪異によって日常が歪んでいく、生活浸食系ホラー小説!! アルファポリス 第8回ホラー・ミステリー小説大賞 大賞受賞作

意味が分かると怖い話(解説付き)

彦彦炎
ホラー
一見普通のよくある話ですが、矛盾に気づけばゾッとするはずです 読みながら話に潜む違和感を探してみてください 最後に解説も載せていますので、是非読んでみてください 実話も混ざっております

それなりに怖い話。

只野誠
ホラー
これは創作です。 実際に起きた出来事はございません。創作です。事実ではございません。創作です創作です創作です。 本当に、実際に起きた話ではございません。 なので、安心して読むことができます。 オムニバス形式なので、どの章から読んでも問題ありません。 不定期に章を追加していきます。 2026/2/24:『ぬかるみ』の章を追加。2026/3/3の朝頃より公開開始予定。 2026/2/23:『かぜ』の章を追加。2026/3/2の朝頃より公開開始予定。 2026/2/22:『まどのそと』の章を追加。2026/3/1の朝頃より公開開始予定。 2026/2/21:『おとどけもの』の章を追加。2026/2/28の朝頃より公開開始予定。 2026/2/20:『くりかえし』の章を追加。2026/2/27の朝頃より公開開始予定。 2026/2/19:『おとしもの』の章を追加。2026/2/26の朝頃より公開開始予定。 2026/2/18:『ひざ』の章を追加。2026/2/25の朝頃より公開開始予定。 ※こちらの作品は、小説家になろう、カクヨム、アルファポリスで同時に掲載しています。

【⁉】意味がわかると怖い話【解説あり】

絢郷水沙
ホラー
普通に読めばそうでもないけど、よく考えてみたらゾクッとする、そんな怖い話です。基本1ページ完結。 下にスクロールするとヒントと解説があります。何が怖いのか、ぜひ推理しながら読み進めてみてください。 ※全話オリジナル作品です。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

これはあくまでフィクションですが、私がみた夢の話を誰かきいてくれませんか?

芝 稍重
ホラー
私は子供の頃の夢日記を書いています。 この話には続きがありますが、ここでは書きません。この話でピンときた人は、コメント欄で知らせてほしいです。 (※このあらすじは、本文にでてくる「夢日記」投稿当時のものを復刻した内容です)

(ほぼ)1分で読める怖い話

涼宮さん
ホラー
ほぼ1分で読める怖い話! 【ホラー・ミステリーでTOP10入りありがとうございます!】 1分で読めないのもあるけどね 主人公はそれぞれ別という設定です フィクションの話やノンフィクションの話も…。 サクサク読めて楽しい!(矛盾してる) ⚠︎この物語で出てくる場所は実在する場所とは全く関係御座いません ⚠︎他の人の作品と酷似している場合はお知らせください

終焉列島:ゾンビに沈む国

ねむたん
ホラー
2025年。ネット上で「死体が動いた」という噂が広まり始めた。 最初はフェイクニュースだと思われていたが、世界各地で「死亡したはずの人間が動き出し、人を襲う」事例が報告され、SNSには異常な映像が拡散されていく。 会社帰り、三浦拓真は同僚の藤木とラーメン屋でその話題になる。冗談めかしていた二人だったが、テレビのニュースで「都内の病院で死亡した患者が看護師を襲った」と報じられ、店内の空気が一変する。

処理中です...