88 / 119
第2章 新たな商売
28話 ダンジョンから出て冒険者達に忠告する
しおりを挟む
ショウはみんなに責められながらダンジョンから脱出した。
「う~ん!久しぶりの地上だ。やっぱ本物の太陽の下だと気持ちいいな」
ダンジョンのフィールドエリアには太陽があり月もある。しかし、やはり何が違うみたいで地上に出るとそれを実感できる。
「あっ!魔道士様!」
「おお!久しぶりだな!元気に稼いでいるか?」
ショウに声をかけてきたのは、マートンを拠点に活動するベテラン冒険者パーティーだ。
「魔道士様。えらく長いことダンジョンにいたのですね。ひょっとして最深レコードを更新されたのですか?なんちゃって」
「最深レコードは更新してないよ」
「やはり、魔道士様でもむりでしたか?ですが、早く私有地の方に戻って、町の住人を安心させてくださいよ」
「安心ってどういう事だ?」
「そりゃそうでしょ。冒険者ギルドでは魔道士様達がダンジョンで見かけたという情報があったのでそれほど騒ぎにはならなかったのですが・・・町の住人達は魔道士様が家ごといなくなって不安になっている人もいますからね」
「はぁあ!?不安ってどういう事だよ」
「それだけ魔道士様は町の住人には大切な御人って事ですよ。しかし、魔道士様でも最深レコードは更新出来なかったのですか?」
「まあな。6階層のボス部屋で自分達の不甲斐なさを思い知らされたよ」
「はっ?6階層のボスって・・・」
「ああ。6階層のボスは攻略はしたが7階層にはおりてないからな」
「「「「「「「すげー!」」」」」」」
6階層のボスを攻略したと聞いて、入り口周りにいた冒険者達がショウに群がり、攻略成功をみんなで激励しだした。
「魔道士様。ボス部屋の宝箱は何色だったんですか?」
「金箱だったな」
「すげー!最高ランクの宝箱じゃないか!で、何が入ってたんだ?」
「全部は言えないが、アスカの大剣が入ってたぞ」
冒険者達は一斉にアスカを見て、その背中にかかげた大剣を見つめて歓声をあげる。
「すげー!」
「あれってミスリル製じゃねぇか・・・」
「6階層のボスからはあんな神々しい輝きの武器が手に入るのかよ?」
「すげーよな!」
アスカは冒険者達からの羨望の的になっていて、アスカはなんとも言えない感覚に顔を赤らめそっぽを向いた。
「言って置くが、お前達は6階層に降りるなよ!」
「はぁあ!?なんでだよ!今の話を聞いて降りるなよと言われてそんなのないぜ!」
「お前達は6階層でカマキリの討伐したいと思っているんだろ?」
「そうだよ!俺達は今日のこの日に準備をしてきたんだぜ」
「Aランク冒険者が帰って来ない理由がわかったんだ」
「「「「「えっ・・・」」」」」
ショウは、6階層でAランク冒険者達の遺体を見つけたとみんなに伝えた。それと同時にミラーシーンという新種の魔物の事を伝えると、ベテラン冒険者達は顔を青くして額から大量の汗が流れ落ちる。
「いいか?死にたいなら俺は何も言わんが、透明になれる魔物に対応できるのか?」
「うぐっ・・・」
「カマキリならお前達でも対処できるだろうが、ミラーシーンは透明になって突進攻撃を仕掛けてくる。しかも大軍でな」
ショウのその説明を聞いた冒険者達は騒然となった。
「リーダーどうすんだよ?」
「ぐっ・・・」
「なあ?」
「魔道士様が嘘つくわけがない・・・今回のダンジョン攻略は中止とする・・・」
「「「「「わ、わかった」」」」」
「俺達はどうする?」
「俺達は4階層までしか行かないようにする」
「「「「「わかった・・・」」」」」
ショウの説明を聞いたベテラン冒険者達は、町に帰還するパーティーと4階層まで潜るパーティーと分かれたのだった。この状況でも潜るパーティーは生活費がもうないパーティーと思われる。この状況でも潜る決断をするパーティーを止める事はショウには出来ないのが冒険者である。
「それじゃ俺達も帰るか」
「「「「「「「「はい!」」」」」」」」
そう言ってショウ達はマートンの町に歩きで帰ろうとすると、冒険者パーティーで馬車で来ているパーティーに呼び止められる。
「魔道士様も一緒にどうですか?町まで送りますよ?」
「ああ。ありがとな。気持ちだけいただくよ」
「そうですか?ダンジョン攻略で疲れているんじゃ?」
「大丈夫だ。そんなやわじゃないからな」
「そうですか。じゃあ、お先に失礼します」
「ああ。気をつけて帰れよ」
「は、はい。お疲れ様です」
そう言って、冒険者達は馬車に乗って帰っていく。
「ご主人様・・・なんで一緒に乗せてもらわないんですか?あたしは疲れているんですけど」
「システィナ・・・馬車で帰らなくてももっと早く帰れるから心配するな」
「あっ!そうでしたね。忘れてました」
ショウ達は少し歩き、冒険者達を見かける事ができなくなる場所まで歩き、ゲートトラベルを発動し一気に私有地に転移したのだった。
●ゲートトラベル
時空間属性魔法を持つ人物が50レベルになると覚える魔法。リコールとは違い、時空間の門を開きパーティーメンバー全員で瞬間移動が出来る。場所はルーン晶石に位置情報を記録した場所に限られ、一度行った場所でないといけない。
ショウはこのダンジョン攻略で65レベルまで上げており、60レベルで派生するパッシブスキル、マジカルハイブーストまでも習得していた。
●マジカルハイブースト
時空間属性魔法を持つ人物が60レベルになると派生するパッシブスキル。自身の魔力を100%上昇させる。
「さすがご主人様です。一瞬で私有地まで帰ってこられました」
「ったく・・・現金な奴だな」
ショウはシスティナを見て苦笑いをしながら、私有地にハウスを建て中に入るのだった。
「う~ん!久しぶりの地上だ。やっぱ本物の太陽の下だと気持ちいいな」
ダンジョンのフィールドエリアには太陽があり月もある。しかし、やはり何が違うみたいで地上に出るとそれを実感できる。
「あっ!魔道士様!」
「おお!久しぶりだな!元気に稼いでいるか?」
ショウに声をかけてきたのは、マートンを拠点に活動するベテラン冒険者パーティーだ。
「魔道士様。えらく長いことダンジョンにいたのですね。ひょっとして最深レコードを更新されたのですか?なんちゃって」
「最深レコードは更新してないよ」
「やはり、魔道士様でもむりでしたか?ですが、早く私有地の方に戻って、町の住人を安心させてくださいよ」
「安心ってどういう事だ?」
「そりゃそうでしょ。冒険者ギルドでは魔道士様達がダンジョンで見かけたという情報があったのでそれほど騒ぎにはならなかったのですが・・・町の住人達は魔道士様が家ごといなくなって不安になっている人もいますからね」
「はぁあ!?不安ってどういう事だよ」
「それだけ魔道士様は町の住人には大切な御人って事ですよ。しかし、魔道士様でも最深レコードは更新出来なかったのですか?」
「まあな。6階層のボス部屋で自分達の不甲斐なさを思い知らされたよ」
「はっ?6階層のボスって・・・」
「ああ。6階層のボスは攻略はしたが7階層にはおりてないからな」
「「「「「「「すげー!」」」」」」」
6階層のボスを攻略したと聞いて、入り口周りにいた冒険者達がショウに群がり、攻略成功をみんなで激励しだした。
「魔道士様。ボス部屋の宝箱は何色だったんですか?」
「金箱だったな」
「すげー!最高ランクの宝箱じゃないか!で、何が入ってたんだ?」
「全部は言えないが、アスカの大剣が入ってたぞ」
冒険者達は一斉にアスカを見て、その背中にかかげた大剣を見つめて歓声をあげる。
「すげー!」
「あれってミスリル製じゃねぇか・・・」
「6階層のボスからはあんな神々しい輝きの武器が手に入るのかよ?」
「すげーよな!」
アスカは冒険者達からの羨望の的になっていて、アスカはなんとも言えない感覚に顔を赤らめそっぽを向いた。
「言って置くが、お前達は6階層に降りるなよ!」
「はぁあ!?なんでだよ!今の話を聞いて降りるなよと言われてそんなのないぜ!」
「お前達は6階層でカマキリの討伐したいと思っているんだろ?」
「そうだよ!俺達は今日のこの日に準備をしてきたんだぜ」
「Aランク冒険者が帰って来ない理由がわかったんだ」
「「「「「えっ・・・」」」」」
ショウは、6階層でAランク冒険者達の遺体を見つけたとみんなに伝えた。それと同時にミラーシーンという新種の魔物の事を伝えると、ベテラン冒険者達は顔を青くして額から大量の汗が流れ落ちる。
「いいか?死にたいなら俺は何も言わんが、透明になれる魔物に対応できるのか?」
「うぐっ・・・」
「カマキリならお前達でも対処できるだろうが、ミラーシーンは透明になって突進攻撃を仕掛けてくる。しかも大軍でな」
ショウのその説明を聞いた冒険者達は騒然となった。
「リーダーどうすんだよ?」
「ぐっ・・・」
「なあ?」
「魔道士様が嘘つくわけがない・・・今回のダンジョン攻略は中止とする・・・」
「「「「「わ、わかった」」」」」
「俺達はどうする?」
「俺達は4階層までしか行かないようにする」
「「「「「わかった・・・」」」」」
ショウの説明を聞いたベテラン冒険者達は、町に帰還するパーティーと4階層まで潜るパーティーと分かれたのだった。この状況でも潜るパーティーは生活費がもうないパーティーと思われる。この状況でも潜る決断をするパーティーを止める事はショウには出来ないのが冒険者である。
「それじゃ俺達も帰るか」
「「「「「「「「はい!」」」」」」」」
そう言ってショウ達はマートンの町に歩きで帰ろうとすると、冒険者パーティーで馬車で来ているパーティーに呼び止められる。
「魔道士様も一緒にどうですか?町まで送りますよ?」
「ああ。ありがとな。気持ちだけいただくよ」
「そうですか?ダンジョン攻略で疲れているんじゃ?」
「大丈夫だ。そんなやわじゃないからな」
「そうですか。じゃあ、お先に失礼します」
「ああ。気をつけて帰れよ」
「は、はい。お疲れ様です」
そう言って、冒険者達は馬車に乗って帰っていく。
「ご主人様・・・なんで一緒に乗せてもらわないんですか?あたしは疲れているんですけど」
「システィナ・・・馬車で帰らなくてももっと早く帰れるから心配するな」
「あっ!そうでしたね。忘れてました」
ショウ達は少し歩き、冒険者達を見かける事ができなくなる場所まで歩き、ゲートトラベルを発動し一気に私有地に転移したのだった。
●ゲートトラベル
時空間属性魔法を持つ人物が50レベルになると覚える魔法。リコールとは違い、時空間の門を開きパーティーメンバー全員で瞬間移動が出来る。場所はルーン晶石に位置情報を記録した場所に限られ、一度行った場所でないといけない。
ショウはこのダンジョン攻略で65レベルまで上げており、60レベルで派生するパッシブスキル、マジカルハイブーストまでも習得していた。
●マジカルハイブースト
時空間属性魔法を持つ人物が60レベルになると派生するパッシブスキル。自身の魔力を100%上昇させる。
「さすがご主人様です。一瞬で私有地まで帰ってこられました」
「ったく・・・現金な奴だな」
ショウはシスティナを見て苦笑いをしながら、私有地にハウスを建て中に入るのだった。
12
あなたにおすすめの小説
Gランク冒険者のレベル無双〜好き勝手に生きていたら各方面から敵認定されました〜
2nd kanta
ファンタジー
愛する可愛い奥様達の為、俺は理不尽と戦います。
人違いで刺された俺は死ぬ間際に、得体の知れない何者かに異世界に飛ばされた。
そこは、テンプレの勇者召喚の場だった。
しかし召喚された俺の腹にはドスが刺さったままだった。
美女エルフの異世界道具屋で宝石職人してます
網野ホウ
ファンタジー
小説家になろうで先行投稿してます。
異世界から飛ばされてきた美しいエルフのセレナ=ミッフィール。彼女がその先で出会った人物は、石の力を見分けることが出来る宝石職人。
宝石職人でありながら法具店の店主の役職に就いている彼の力を借りて、一緒に故郷へ帰還できた彼女は彼と一緒に自分の店を思いつく。
セレナや冒険者である客達に振り回されながらも、その力を大いに発揮して宝石職人として活躍していく物語。
世界一簡単にレベルアップ ~魔物を倒すだけでレベルが上がる能力を得た俺は、弱小の魔物を倒しまくって異世界でハーレム作る事にしました~
きよらかなこころ
ファンタジー
シンゴはある日、事故で死んだ。
どうやら、神の手違いで間違って死んでしまったシンゴは異世界に転生することになる。
転生する際にオマケに『魔物を倒すだけでレベルが上がる』能力を貰ったシンゴ。
弱小の魔物を倒してレベルを上げ、異世界でハーレムを作る事を企むのだった。
母を訪ねて十万里
サクラ近衛将監
ファンタジー
エルフ族の母と人族の父の第二子であるハーフとして生まれたマルコは、三歳の折に誘拐され、数奇な運命を辿りつつ遠く離れた異大陸にまで流れてきたが、6歳の折に自分が転生者であることと六つもの前世を思い出し、同時にその経験・知識・技量を全て引き継ぐことになる。
この物語は、故郷を遠く離れた主人公が故郷に帰還するために辿った道のりの冒険譚です。
概ね週一(木曜日22時予定)で投稿予定です。
異世界帰りのハーレム王
ぬんまる兄貴
ファンタジー
俺、飯田雷丸。どこにでもいる普通の高校生……だったはずが、気づいたら異世界に召喚されて魔王を倒してた。すごいだろ?いや、自分でもびっくりしてる。異世界で魔王討伐なんて人生のピークじゃねぇか?でも、そのピークのまま現実世界に帰ってきたわけだ。
で、戻ってきたら、日常生活が平和に戻ると思うだろ?甘かったねぇ。何か知らんけど、妖怪とか悪魔とか幽霊とか、そんなのが普通に見えるようになっちまったんだよ!なんだこれ、チート能力の延長線上か?それとも人生ハードモードのお知らせか?
異世界で魔王を倒した俺が、今度は地球で恋と戦いとボールを転がす!最高にアツいハーレムバトル、開幕!
異世界帰りのハーレム王
朝7:00/夜21:00に各サイトで毎日更新中!
スキル【幸運】無双~そのシーフ、ユニークスキルを信じて微妙ステータス幸運に一点張りする~
榊与一
ファンタジー
幼い頃の鑑定によって、覚醒とユニークスキルが約束された少年——王道光(おうどうひかる)。
彼はその日から探索者――シーカーを目指した。
そして遂に訪れた覚醒の日。
「ユニークスキル【幸運】?聞いた事のないスキルだな?どんな効果だ?」
スキル効果を確認すると、それは幸運ステータスの効果を強化する物だと判明する。
「幸運の強化って……」
幸運ステータスは、シーカーにとって最も微妙と呼ばれているステータスである。
そのため、進んで幸運にステータスポイントを割く者はいなかった。
そんな効果を強化したからと、王道光はあからさまにがっかりする。
だが彼は知らない。
ユニークスキル【幸運】の効果が想像以上である事を。
しかもスキルレベルを上げる事で、更に効果が追加されることを。
これはハズレと思われたユニークスキル【幸運】で、王道光がシーカー界の頂点へと駆け上がる物語。
ある日、俺の部屋にダンジョンの入り口が!? こうなったら配信者で天下を取ってやろう!
さかいおさむ
ファンタジー
ダンジョンが出現し【冒険者】という職業が出来た日本。
冒険者は探索だけではなく、【配信者】としてダンジョンでの冒険を配信するようになる。
底辺サラリーマンのアキラもダンジョン配信者の大ファンだ。
そんなある日、彼の部屋にダンジョンの入り口が現れた。
部屋にダンジョンの入り口が出来るという奇跡のおかげで、アキラも配信者になる。
ダンジョン配信オタクの美人がプロデューサーになり、アキラのダンジョン配信は人気が出てくる。
『アキラちゃんねる』は配信収益で一攫千金を狙う!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる