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第2章 新たな商売
43話 ショウの商品が増える
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ショウは、次のダンジョン遠征の事を考えていた。そう、問題なのはヒナタの事だ。
「ショウ、何難しい顔をしているんだ?」
「ああ・・・アユミか。次のダンジョン遠征の事を考えてたんだ」
「隠れ里での事は考慮して7階層に行くんだよね?」
「いや、まだ控えておこうかと思ってな」
「えぇ~なんでよ?闇ギルドの隠れ里の件はアイツ等のアサシンが弱すぎたんだ。だから、オーバーキルで殺してしまったと何度も言ったじゃない!」
アユミが文句を言うのも無理はなかった。ショウは隠れ里に突入する時みんなに犯罪者達を生け捕りにしろと課題を出した。しかし、アユミ達があまりにも強くなりすぎたせいで、犯罪者の3割近くを殺してしまっていたのだ。
「まぁ、その事も要因ではあるんだけど、一番の問題はヒナタだよ」
「あ・・・」
「ヒナタのレベルが上がったとはいえまだ25レベルだからな。ヒナタの事を思えば5階層か4階層か悩むんだよなあ・・・」
「じゃあ4階層でいいんじゃない?無理して5階層に行く必要はないと思うしさ」
「やっぱそう思うか?」
「ヒナタはあたし達ホムンクルスと違って、死ぬおそれがあるからね。無理はしない方がいいでしょ?」
「アユミもわかってきたじゃないか」
「そうでしょ?」
ショウに褒められ、アユミはおどけて見せるのだった。そして、今度のダンジョン遠征は4階層と決めてその準備に取り掛かる。
まずは、ハイヒールポーションを製作する。薬草2本と癒し草1本から成分を抽出して純水と錬成すると出来上がる。
他、アリサやヒナタの為に、ウォーターボムも大量に製作しておかなければならない。純水を合成し清らかな水を作り、火属性の魔石と錬成する事で大量に製作した。
その他にもプロテクション・ストレングス・アジリティポーションも作らないといけない。
そして、最後にこれは主に自分の為のポーションを製作する。レベルが60まで上がった事で新たなポーションを製作出来るようになった。
リチャージポーションを製作した。これは飲めば魔力を回復する事が出来るポーションだ。魔力草1本と赤キノコと水で製作可能だが、60レベルになって問題なく製作出来るようになった。今までも何個かは製作したのだが失敗確率が高すぎて、素材が無駄になるので作ってこなかったのだ。
60レベルでようやく失敗せず製作可能なこのポーションは革命といえる。このポーションがあれば、魔力(MP)を消費して放つアクティブスキルが何回も撃てる事になるからだ。当然、数は少ないが魔法使いの人間にとっても喉から手が出るほど購入したいポーションである。
●リチャージポーション(ノーマル品質)
魔力を3~8+5回復させる。売値5000ゴルド
しかし、ショウは自分達用のリチャージポーションは魔力草1本と赤キノコと清らかな水で製作した。そして、出来上がるリチャージポーションは最高品質のものであり、5~10+10回復するものを製作した。
「ふう・・・作った作った!」
ショウの作業台の上には大量のポーションが並べられていた。自分達用のポーションと冒険者ギルドに買い取ってもらうポーションと行商人達に買い取ってもらうポーションである。
そして、次の日に買い取ってもらうときに、リチャージポーションの存在にギルド職員が驚く事になる。
「ま、魔道士様!?このポーションは何なんですか!」
「何って、魔力を回復するポーションだ。こいつを買い取ってもらいたい」
「嘘ですよね?魔道士様はこんな希少なポーションも製作出来るのですか?」
「レベルが上がったからな。今までリチャージポーションの存在はダンジョン産の物ばかりだっただろ?」
「そうです!だから、購入される方は魔法使いの方ぐらいですよ」
「だから、高くて誰も購入出来ないのか」
「そうです。だから、このポーションもこんな量はギルドでは・・・」
「おいおいシャーロット。まさか、ダンジョン産と同じ金額で買い取るつもりなのか?」
「えっ?」
「俺だってそんな馬鹿じゃないぜ。そんな金額で売ったら冒険者達が買えないだろ?」
「嘘ですよね?そんな安価で?」
「安価は俺の利益がなくなるから無理だが1本5000ゴルドでどうだ?」
「買います!買わせていただきます!」
「即決かよ・・・」
「当たり前ですよ。ダンジョン産の物の買取額は1本5万ゴルドなんですよ。これならギルドの利益分をとっても冒険者達に飛ぶように売れます」
「そうか・・・ならよかったよ」
こうして、ショウの目玉商品がまた一つ増える事になったのだ。当然、行商人達が王都グシリアに流通させたものも、多少高価なものになったが即完売となる。
こうして、ショウの噂は広まりつつあり販売網が拡大されていくのだった。
「ショウ、何難しい顔をしているんだ?」
「ああ・・・アユミか。次のダンジョン遠征の事を考えてたんだ」
「隠れ里での事は考慮して7階層に行くんだよね?」
「いや、まだ控えておこうかと思ってな」
「えぇ~なんでよ?闇ギルドの隠れ里の件はアイツ等のアサシンが弱すぎたんだ。だから、オーバーキルで殺してしまったと何度も言ったじゃない!」
アユミが文句を言うのも無理はなかった。ショウは隠れ里に突入する時みんなに犯罪者達を生け捕りにしろと課題を出した。しかし、アユミ達があまりにも強くなりすぎたせいで、犯罪者の3割近くを殺してしまっていたのだ。
「まぁ、その事も要因ではあるんだけど、一番の問題はヒナタだよ」
「あ・・・」
「ヒナタのレベルが上がったとはいえまだ25レベルだからな。ヒナタの事を思えば5階層か4階層か悩むんだよなあ・・・」
「じゃあ4階層でいいんじゃない?無理して5階層に行く必要はないと思うしさ」
「やっぱそう思うか?」
「ヒナタはあたし達ホムンクルスと違って、死ぬおそれがあるからね。無理はしない方がいいでしょ?」
「アユミもわかってきたじゃないか」
「そうでしょ?」
ショウに褒められ、アユミはおどけて見せるのだった。そして、今度のダンジョン遠征は4階層と決めてその準備に取り掛かる。
まずは、ハイヒールポーションを製作する。薬草2本と癒し草1本から成分を抽出して純水と錬成すると出来上がる。
他、アリサやヒナタの為に、ウォーターボムも大量に製作しておかなければならない。純水を合成し清らかな水を作り、火属性の魔石と錬成する事で大量に製作した。
その他にもプロテクション・ストレングス・アジリティポーションも作らないといけない。
そして、最後にこれは主に自分の為のポーションを製作する。レベルが60まで上がった事で新たなポーションを製作出来るようになった。
リチャージポーションを製作した。これは飲めば魔力を回復する事が出来るポーションだ。魔力草1本と赤キノコと水で製作可能だが、60レベルになって問題なく製作出来るようになった。今までも何個かは製作したのだが失敗確率が高すぎて、素材が無駄になるので作ってこなかったのだ。
60レベルでようやく失敗せず製作可能なこのポーションは革命といえる。このポーションがあれば、魔力(MP)を消費して放つアクティブスキルが何回も撃てる事になるからだ。当然、数は少ないが魔法使いの人間にとっても喉から手が出るほど購入したいポーションである。
●リチャージポーション(ノーマル品質)
魔力を3~8+5回復させる。売値5000ゴルド
しかし、ショウは自分達用のリチャージポーションは魔力草1本と赤キノコと清らかな水で製作した。そして、出来上がるリチャージポーションは最高品質のものであり、5~10+10回復するものを製作した。
「ふう・・・作った作った!」
ショウの作業台の上には大量のポーションが並べられていた。自分達用のポーションと冒険者ギルドに買い取ってもらうポーションと行商人達に買い取ってもらうポーションである。
そして、次の日に買い取ってもらうときに、リチャージポーションの存在にギルド職員が驚く事になる。
「ま、魔道士様!?このポーションは何なんですか!」
「何って、魔力を回復するポーションだ。こいつを買い取ってもらいたい」
「嘘ですよね?魔道士様はこんな希少なポーションも製作出来るのですか?」
「レベルが上がったからな。今までリチャージポーションの存在はダンジョン産の物ばかりだっただろ?」
「そうです!だから、購入される方は魔法使いの方ぐらいですよ」
「だから、高くて誰も購入出来ないのか」
「そうです。だから、このポーションもこんな量はギルドでは・・・」
「おいおいシャーロット。まさか、ダンジョン産と同じ金額で買い取るつもりなのか?」
「えっ?」
「俺だってそんな馬鹿じゃないぜ。そんな金額で売ったら冒険者達が買えないだろ?」
「嘘ですよね?そんな安価で?」
「安価は俺の利益がなくなるから無理だが1本5000ゴルドでどうだ?」
「買います!買わせていただきます!」
「即決かよ・・・」
「当たり前ですよ。ダンジョン産の物の買取額は1本5万ゴルドなんですよ。これならギルドの利益分をとっても冒険者達に飛ぶように売れます」
「そうか・・・ならよかったよ」
こうして、ショウの目玉商品がまた一つ増える事になったのだ。当然、行商人達が王都グシリアに流通させたものも、多少高価なものになったが即完売となる。
こうして、ショウの噂は広まりつつあり販売網が拡大されていくのだった。
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