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第3章 新たな覚醒
13話 7階層の魔物
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ショウ達はダンジョン攻略を続け、6階層のボス部屋の攻略を果たしていた。これはショウも想定外であり、スリープブレスがあまりにも有能だったからだ。しかも、ショウやアユミ達もレベルアップをしたおかげで魔物の強さが物足りなくなったのだ。
「まさか、ユメミのスリープブレスがここまで凄いとは思いもしなかったな」
「エヘヘ」
全員から褒められ、ヒナタは照れくさそうにする。これは無理もなく、ダンジョンの部屋では魔物が大量に湧く事を眠らせてしまうと、あとはとどめを刺すだけとなり大量に経験値を稼ぐ事が出来てしまったのだ。そのおかげで、全員がレベルアップをしていたのである。
ショウもとうとう70レベルとなり、時空間属性魔法のヘイストを覚える事が出来たのだ。ヘイストを覚えた事で、パーティーの戦闘能力は飛躍的に向上したのだ。
●ヘイスト
時空間属性魔法を持つ人物がレベル70になると覚える魔法。効果は掛けた仲間の行動を30分間4倍に跳ね上がる。
これにより、仲間の攻撃回数やスピードが4倍となる。しかも、30レベルで覚えるスローと併用すれば、敵からの攻撃は皆無と言っても過言ではないのだ。
そして、アスカはとうとう95レベルスミエは90レベルとなった。これにより、ほとんどの魔物は一撃で瞬殺されていったのである。
「これなら7階層はいけそうだな……」
「とうとう7階層かぁ!腕がなるぜ!」
手のひらをパンと鳴らしたのはアスカだった。アスカは95レベルとなり経験値が膨大で早く7階層に来たがっていたのである。
ショウ達全員は息を飲みながら7階層へと足を踏み入れたのだった。そして、ショウ達の目の前に現れたのは迷宮エリアだが、迷宮の壁は岩肌ではなく真っ青な大理石なタイルのようで不思議な感覚だった。しかし、地面は土がむき出しで今までのような洞窟のようだった。
「また、迷宮エリアに戻ったみたいだな」
「父ちゃん。ユメミのスリープブレスが役に立つね」
「そうだな」
6階層はフィールドエリアの為、スリープブレスが籠もることはなく、ブレスの直線上の敵にデバフが掛かっていた。しかし、迷宮エリアなら部屋の中に充満されるのである。まあ、小部屋限定になるのだが……
「ここからは未知の領域だ。慎重にいくぞ!」
「「「「「「「「「はい!」」」」」」」」」
ショウ達は迷宮を慎重に進む。イチョウが先行し、斥候で罠の発見解除をしていく。ショウもまた、世界地図を展開し、イチョウのサポートをしていく。
「この先に魔物10体。全員戦闘体勢を整えろ」
ショウの言葉にアユミ達は武器を構える。そして、まっすぐ伸びた通路の先に浮遊する10体の魚がいた。ショウはこの真っ青な大理石のような壁は、魚が水の中と同じ状況下でいれるものだと理解した。
「なんだよあれは?魚が浮遊している。この真っ青な大理石のような壁のおかげか?」
ショウは神眼で鑑定すると【突撃魚】と表示される。
「ここは水エリアなのか……」
突撃魚と表示された魔物は、レベル70の魔物で見た目はブラックバスぐらいの大きさで口には鋭い牙があり、額の部分に長い角のような突起物がある。
「気をつけろ。あの魔物は突撃魚だ。あの突起物で攻撃してくるぞ」
ショウがそういうと、突撃魚がショウ達に気づき10体全てがこちらに向かって泳いでくる。その瞬間、ユメミがスリープブレスを吐き出した。
「えっ!?」
突撃魚のスピードは尋常でない速さだった。スリープブレスをみた瞬間、突撃魚はきびすを返し反転しスリープブレスを回避する。そして、また反転し突撃してきたのだった。
「嘘だろ?なんて速さだ……まさに水を得た魚だな」
「ショウ!なにを感心しているんだよ!」
「す、すまん……バフをかけるぞ。時間の流れを加速し、その身に拍車をかけて活性化させよ。ヘイスト!」
ショウは、突撃魚のスピードに対応出来るように、全員にヘイストを掛ける。ヘイストの効果でアユミ達のスピードは水の中で泳ぐ魚のように速くなる。
「ヘイト!」
アユミは突撃魚に挑発して自分に惹きつける。突撃魚はアユミに突撃して、その鋭利な突起物でアユミを攻撃する。しかし、アユミは盾で突撃魚をいなし回避する。
ユメミは突撃魚にスリープブレスを吐きたかったが、混戦の中吐く事はできず待機している。
こうなってしまえば、レベルの低いヒナタは何も出来ない。アユミ達に任せるしかないのだ。
「くっ……まだ速い……」
アユミ達では、突撃魚にダメージを与えきれない。剣が命中するのだが致命傷を与えきれないのだ。
「どりゃああああああああ!」
アスカはレベルも高く突撃魚を真っ二つに捉えることができた。
「ここは私に任せていただきます。ツインアロー!」
スミエが撃ち出した矢は突撃魚8匹に命中し、そのうち5匹は地面に落ちた。3匹は外れてしまった。
●ツインアロー
弓術を持つ人物が30レベルになると派生するアクティブスキル。素早い連射で矢を2発撃ち出す。ダメージ1.2倍。
「スミエお姉ちゃん凄い!」
「あとはあたしに任せて!」
カホが突撃魚に突進し、拳で突撃魚を貫く。ヘイストの掛かったカホの攻撃回数は8連撃となり、残りの突撃魚を全て討伐してしまった。
「カホとスミエにほとんど持っていかれたぜ……」
「アスカの武器はツゥーハンドソードだから、ああいった魔物には相性が悪いですものね」
「た、確かに……」
全滅した突撃魚はすぐにイチョウが解体していた。取れた素材は額から突き出た突起物と魔石と切り身だ。
「今日は魚が食えそうだな。アリサ晩ご飯はこれにしよう」
「はい。わかりました」
ショウは久々に魚が食べられるとテンションが上がるのだった。
「まさか、ユメミのスリープブレスがここまで凄いとは思いもしなかったな」
「エヘヘ」
全員から褒められ、ヒナタは照れくさそうにする。これは無理もなく、ダンジョンの部屋では魔物が大量に湧く事を眠らせてしまうと、あとはとどめを刺すだけとなり大量に経験値を稼ぐ事が出来てしまったのだ。そのおかげで、全員がレベルアップをしていたのである。
ショウもとうとう70レベルとなり、時空間属性魔法のヘイストを覚える事が出来たのだ。ヘイストを覚えた事で、パーティーの戦闘能力は飛躍的に向上したのだ。
●ヘイスト
時空間属性魔法を持つ人物がレベル70になると覚える魔法。効果は掛けた仲間の行動を30分間4倍に跳ね上がる。
これにより、仲間の攻撃回数やスピードが4倍となる。しかも、30レベルで覚えるスローと併用すれば、敵からの攻撃は皆無と言っても過言ではないのだ。
そして、アスカはとうとう95レベルスミエは90レベルとなった。これにより、ほとんどの魔物は一撃で瞬殺されていったのである。
「これなら7階層はいけそうだな……」
「とうとう7階層かぁ!腕がなるぜ!」
手のひらをパンと鳴らしたのはアスカだった。アスカは95レベルとなり経験値が膨大で早く7階層に来たがっていたのである。
ショウ達全員は息を飲みながら7階層へと足を踏み入れたのだった。そして、ショウ達の目の前に現れたのは迷宮エリアだが、迷宮の壁は岩肌ではなく真っ青な大理石なタイルのようで不思議な感覚だった。しかし、地面は土がむき出しで今までのような洞窟のようだった。
「また、迷宮エリアに戻ったみたいだな」
「父ちゃん。ユメミのスリープブレスが役に立つね」
「そうだな」
6階層はフィールドエリアの為、スリープブレスが籠もることはなく、ブレスの直線上の敵にデバフが掛かっていた。しかし、迷宮エリアなら部屋の中に充満されるのである。まあ、小部屋限定になるのだが……
「ここからは未知の領域だ。慎重にいくぞ!」
「「「「「「「「「はい!」」」」」」」」」
ショウ達は迷宮を慎重に進む。イチョウが先行し、斥候で罠の発見解除をしていく。ショウもまた、世界地図を展開し、イチョウのサポートをしていく。
「この先に魔物10体。全員戦闘体勢を整えろ」
ショウの言葉にアユミ達は武器を構える。そして、まっすぐ伸びた通路の先に浮遊する10体の魚がいた。ショウはこの真っ青な大理石のような壁は、魚が水の中と同じ状況下でいれるものだと理解した。
「なんだよあれは?魚が浮遊している。この真っ青な大理石のような壁のおかげか?」
ショウは神眼で鑑定すると【突撃魚】と表示される。
「ここは水エリアなのか……」
突撃魚と表示された魔物は、レベル70の魔物で見た目はブラックバスぐらいの大きさで口には鋭い牙があり、額の部分に長い角のような突起物がある。
「気をつけろ。あの魔物は突撃魚だ。あの突起物で攻撃してくるぞ」
ショウがそういうと、突撃魚がショウ達に気づき10体全てがこちらに向かって泳いでくる。その瞬間、ユメミがスリープブレスを吐き出した。
「えっ!?」
突撃魚のスピードは尋常でない速さだった。スリープブレスをみた瞬間、突撃魚はきびすを返し反転しスリープブレスを回避する。そして、また反転し突撃してきたのだった。
「嘘だろ?なんて速さだ……まさに水を得た魚だな」
「ショウ!なにを感心しているんだよ!」
「す、すまん……バフをかけるぞ。時間の流れを加速し、その身に拍車をかけて活性化させよ。ヘイスト!」
ショウは、突撃魚のスピードに対応出来るように、全員にヘイストを掛ける。ヘイストの効果でアユミ達のスピードは水の中で泳ぐ魚のように速くなる。
「ヘイト!」
アユミは突撃魚に挑発して自分に惹きつける。突撃魚はアユミに突撃して、その鋭利な突起物でアユミを攻撃する。しかし、アユミは盾で突撃魚をいなし回避する。
ユメミは突撃魚にスリープブレスを吐きたかったが、混戦の中吐く事はできず待機している。
こうなってしまえば、レベルの低いヒナタは何も出来ない。アユミ達に任せるしかないのだ。
「くっ……まだ速い……」
アユミ達では、突撃魚にダメージを与えきれない。剣が命中するのだが致命傷を与えきれないのだ。
「どりゃああああああああ!」
アスカはレベルも高く突撃魚を真っ二つに捉えることができた。
「ここは私に任せていただきます。ツインアロー!」
スミエが撃ち出した矢は突撃魚8匹に命中し、そのうち5匹は地面に落ちた。3匹は外れてしまった。
●ツインアロー
弓術を持つ人物が30レベルになると派生するアクティブスキル。素早い連射で矢を2発撃ち出す。ダメージ1.2倍。
「スミエお姉ちゃん凄い!」
「あとはあたしに任せて!」
カホが突撃魚に突進し、拳で突撃魚を貫く。ヘイストの掛かったカホの攻撃回数は8連撃となり、残りの突撃魚を全て討伐してしまった。
「カホとスミエにほとんど持っていかれたぜ……」
「アスカの武器はツゥーハンドソードだから、ああいった魔物には相性が悪いですものね」
「た、確かに……」
全滅した突撃魚はすぐにイチョウが解体していた。取れた素材は額から突き出た突起物と魔石と切り身だ。
「今日は魚が食えそうだな。アリサ晩ご飯はこれにしよう」
「はい。わかりました」
ショウは久々に魚が食べられるとテンションが上がるのだった。
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