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白夜の記憶⑤ ※過去編
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「来てくれて嬉しいよ」
アンバーは柔らかく笑う。先日のことなど無かったかのような振る舞いにフェルクスは一瞬たじろいだ。だが出迎えたのは約束通り彼一人。使用人すらいない。それでも警戒しながら周囲をざっと見る。
気づいたアンバーが苦笑する。
「今日は俺だけだ。他には誰もいないさ」
「そうですか」
「ああ。とにかく入って」
促されるまま中に入る。そのまま案内された応接室へ向かう。すでに用意されているティーセットからは、ふわりと花の香りが漂っていた。だがそれに手をつけることなく彼は本題へと口を開く。
「手紙には先日の謝罪と書かれていましたが」
「そう焦るなよ。まあ、俺も少しは悪かったって思ったんだ。やりすぎた気はしてる。でも仕方ないだろう? 君も融通が聞かないからさ」
謝罪とは名ばかりか。彼は優雅にテーブルのカップを取り飲み始めた。フェルクスは「ならば」と問いかける。
「今日は何に対して謝罪をするつもりだったのですか?」
「そりゃあれだろ? ちょっとばかし脅かしすぎたことだな」
「では事業については考え直すつもりもないと」
「なんで考え直さなきゃならないんだ? どこも悪いとこないだろ? それよりさ、ほら、飲みなよ。俺たちは話し合いが足りなかったと思わないかい?」
「……」
茶を進めるだけで本題についてはのらりくらりと交わそうとする。やはりこの男には話が通じないようだ。多少でも何か聞き出せるかと思っていたが時間の無駄だった。
だが、フェルクスが立ち上がりかけるとアンバーが慌てて引き止める。
「お、おい! 待てよ。悪かったって! あんたは間違ってない! 俺が悪かった!! この通りだ。許してくれ」
テーブルに打ち付ける勢いで頭を下げる。その様子をしばし見ていたフェルクスも呆れたように息を吐いて座り直した。
それで、と切り出す。
「悪いと思っているなら事業は当然解散しますね?」
「事業……は」
「続けるつもりだと?」
「い、いや待て! そんなつもは全くない。解散しろというならやるよ! 俺の命を懸けてやる! 信じてくれ!」
「それなら……、っ?!」
瞬間グラリとめまいがする。耐えきれずテーブルに手をつく。視界がぐるぐる回る。ティーカップから漂う花の香りが強くなった。
フェルクスが戸惑う中、アンバーは「はぁー……」と息を吐いてゆっくり顔を上げたかと思うとニヤリと笑う。
「やぁ~っと効いてきたか……正直焦ったぜ。飲んでくれりゃあ早かったんだが」
「な……にを」
顔を歪ませフェルクスが必死に問う。アンバーは背もたれにゆったり寄りかかりネクタイを緩めていた。
「なんだと思うよ? 毒? 睡眠薬? 残念。そっちはなかなか手に入らないんだよなぁ。検閲厳しくてさ。けどな」
言葉を区切ってバンッとテーブルに手をつき、彼は顔を寄せ囁くように言った。
「みんなで楽しむものなら手に入るんだぜ?」
「っ!!」
瞬間、ドクンと鼓動が跳ねる。そのあとアンバーが何か言ったが耳に入らない。ただただ胸が苦しくなる。体が徐々に熱を持ち始め、その熱に思考が侵されていく。今すぐこの熱を吐き出したい、そればかりが頭を占める。
段々と体を支えている腕に力が入らなくなり、ガクンっとローテーブルから手が外れてフェルクスは床に転がった。
「くっ……」
するとアンバーが傍に来てしゃがみこみ、楽しそうに上から覗き見る。
「おーおー、初めてなのは反応がいいな。使いなれてたらどうしようかとヒヤヒヤしたぜ」
立ち上がり軽く蹴りを入れたところで背後から叫び声がした。
「アンバー! 手を出さないでくださいまし! 傷つけないと約束したではありませんか!」
今まで気配すら感じなかった少女が現れる。ずっと応接室と続き部屋になっている隣室で、息を殺して潜んでいたようだ。
アンバーは責められるような言葉にバツが悪そうに頭をかいた。
「あー……そうだっけか? まあいいや。ほら、持ってけよ。それとも手助けが必要かい?」
その言葉に少女が頷く。アンバーは「めんどくせーな」と言いながらフェルクスの片腕を取って首に回した。
「まあ、将来家族になるってんなら仕方ねーよな」
「何を……言って」
「だからさ。あんたがあのフレイヤとくっつけば俺はあんたの身内ってわけ。身内の事業を潰すことはしないよな?」
ニコッと笑って、続き部屋まで引きずるとベッドに投げ捨てる。小さなランプの明かりだけが灯る薄暗いその部屋には、何人か女性がいた。
アンバーはフレイヤに釘を刺す。
「楽しむのはいいが程々にしろよ。さすがに壊れちゃ誤魔化しも効かなくなるだろ」
「わかってるわ。皆にもちゃんと話してあるから安心して」
ならいいけど、と残して部屋を出る。扉を閉めきる前にフェルクスへ声をかけた。
「んじゃ、またな。次会うときは結婚式だろうぜ」
パタンと閉まってからは地獄のようだった。伸びてくる誰かもわからない手に服を剥ぎ取られ、甘い香りと相まって触れられる度に体が反応する。
「あらがうことないのに」と楽しげな声が響き、全てを委ねたくなる。それでも残る理性で念のためと、奥歯に仕込んでいた気付け薬を噛み砕き飲み込んだ。
「……っ!」
直前よりハッキリする意識のなか、女性たちを振り切って掴んだサイドテーブルがガタンと倒れる。拍子に引き出しが外れた。
中の紙が散乱する。その一枚にカジノの経営者のサインが入った発注書があった。咄嗟に握り、その勢いのままサイドテーブルを窓に叩きつける。
甲高い悲鳴の中、フェルクスは窓枠を飛び越えた。
それから死に物狂いで門まで走り、御者を見つけたあとは糸が切れたように倒れてしまった。
アンバーは柔らかく笑う。先日のことなど無かったかのような振る舞いにフェルクスは一瞬たじろいだ。だが出迎えたのは約束通り彼一人。使用人すらいない。それでも警戒しながら周囲をざっと見る。
気づいたアンバーが苦笑する。
「今日は俺だけだ。他には誰もいないさ」
「そうですか」
「ああ。とにかく入って」
促されるまま中に入る。そのまま案内された応接室へ向かう。すでに用意されているティーセットからは、ふわりと花の香りが漂っていた。だがそれに手をつけることなく彼は本題へと口を開く。
「手紙には先日の謝罪と書かれていましたが」
「そう焦るなよ。まあ、俺も少しは悪かったって思ったんだ。やりすぎた気はしてる。でも仕方ないだろう? 君も融通が聞かないからさ」
謝罪とは名ばかりか。彼は優雅にテーブルのカップを取り飲み始めた。フェルクスは「ならば」と問いかける。
「今日は何に対して謝罪をするつもりだったのですか?」
「そりゃあれだろ? ちょっとばかし脅かしすぎたことだな」
「では事業については考え直すつもりもないと」
「なんで考え直さなきゃならないんだ? どこも悪いとこないだろ? それよりさ、ほら、飲みなよ。俺たちは話し合いが足りなかったと思わないかい?」
「……」
茶を進めるだけで本題についてはのらりくらりと交わそうとする。やはりこの男には話が通じないようだ。多少でも何か聞き出せるかと思っていたが時間の無駄だった。
だが、フェルクスが立ち上がりかけるとアンバーが慌てて引き止める。
「お、おい! 待てよ。悪かったって! あんたは間違ってない! 俺が悪かった!! この通りだ。許してくれ」
テーブルに打ち付ける勢いで頭を下げる。その様子をしばし見ていたフェルクスも呆れたように息を吐いて座り直した。
それで、と切り出す。
「悪いと思っているなら事業は当然解散しますね?」
「事業……は」
「続けるつもりだと?」
「い、いや待て! そんなつもは全くない。解散しろというならやるよ! 俺の命を懸けてやる! 信じてくれ!」
「それなら……、っ?!」
瞬間グラリとめまいがする。耐えきれずテーブルに手をつく。視界がぐるぐる回る。ティーカップから漂う花の香りが強くなった。
フェルクスが戸惑う中、アンバーは「はぁー……」と息を吐いてゆっくり顔を上げたかと思うとニヤリと笑う。
「やぁ~っと効いてきたか……正直焦ったぜ。飲んでくれりゃあ早かったんだが」
「な……にを」
顔を歪ませフェルクスが必死に問う。アンバーは背もたれにゆったり寄りかかりネクタイを緩めていた。
「なんだと思うよ? 毒? 睡眠薬? 残念。そっちはなかなか手に入らないんだよなぁ。検閲厳しくてさ。けどな」
言葉を区切ってバンッとテーブルに手をつき、彼は顔を寄せ囁くように言った。
「みんなで楽しむものなら手に入るんだぜ?」
「っ!!」
瞬間、ドクンと鼓動が跳ねる。そのあとアンバーが何か言ったが耳に入らない。ただただ胸が苦しくなる。体が徐々に熱を持ち始め、その熱に思考が侵されていく。今すぐこの熱を吐き出したい、そればかりが頭を占める。
段々と体を支えている腕に力が入らなくなり、ガクンっとローテーブルから手が外れてフェルクスは床に転がった。
「くっ……」
するとアンバーが傍に来てしゃがみこみ、楽しそうに上から覗き見る。
「おーおー、初めてなのは反応がいいな。使いなれてたらどうしようかとヒヤヒヤしたぜ」
立ち上がり軽く蹴りを入れたところで背後から叫び声がした。
「アンバー! 手を出さないでくださいまし! 傷つけないと約束したではありませんか!」
今まで気配すら感じなかった少女が現れる。ずっと応接室と続き部屋になっている隣室で、息を殺して潜んでいたようだ。
アンバーは責められるような言葉にバツが悪そうに頭をかいた。
「あー……そうだっけか? まあいいや。ほら、持ってけよ。それとも手助けが必要かい?」
その言葉に少女が頷く。アンバーは「めんどくせーな」と言いながらフェルクスの片腕を取って首に回した。
「まあ、将来家族になるってんなら仕方ねーよな」
「何を……言って」
「だからさ。あんたがあのフレイヤとくっつけば俺はあんたの身内ってわけ。身内の事業を潰すことはしないよな?」
ニコッと笑って、続き部屋まで引きずるとベッドに投げ捨てる。小さなランプの明かりだけが灯る薄暗いその部屋には、何人か女性がいた。
アンバーはフレイヤに釘を刺す。
「楽しむのはいいが程々にしろよ。さすがに壊れちゃ誤魔化しも効かなくなるだろ」
「わかってるわ。皆にもちゃんと話してあるから安心して」
ならいいけど、と残して部屋を出る。扉を閉めきる前にフェルクスへ声をかけた。
「んじゃ、またな。次会うときは結婚式だろうぜ」
パタンと閉まってからは地獄のようだった。伸びてくる誰かもわからない手に服を剥ぎ取られ、甘い香りと相まって触れられる度に体が反応する。
「あらがうことないのに」と楽しげな声が響き、全てを委ねたくなる。それでも残る理性で念のためと、奥歯に仕込んでいた気付け薬を噛み砕き飲み込んだ。
「……っ!」
直前よりハッキリする意識のなか、女性たちを振り切って掴んだサイドテーブルがガタンと倒れる。拍子に引き出しが外れた。
中の紙が散乱する。その一枚にカジノの経営者のサインが入った発注書があった。咄嗟に握り、その勢いのままサイドテーブルを窓に叩きつける。
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