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★アルファポリス様25周年記念作品★
ごくごく平凡な日々を過ごしてきた藤波朔。
しかし、25歳の誕生日を迎えたその夜、異変が起こる。残像のように見えた黒い小屋。そして謎の鍵。
その翌日から、朔の日常は音を立てて崩れ始める。
窓枠を掴む白い手が見え、誰もそばにいないはずなのに子どもの声が聞こえる。
それからさらに進んでいく怪異。それはまるで、朔の悩みに呼応しているかのようだった。
実生活でも会社の状況は悪く、営業としての自信を失う。
なりたい自分と、ならなければいけない自分。
その狭間で揺れる彼は、いつしか現実とも思えない世界に足を踏み入れることに。
不可思議な怪異の真実と、自身の「25歳の誕生日」に隠された意味を解き明かしていく。
── こっちの世界に、早くおいでよ、朔。
果たして朔は、この異変の連鎖を断ち切り、再び平穏な日常を取り戻すことができるのだろうか。
文字数 36,008
最終更新日 2025.12.05
登録日 2025.10.17
ベルン皇国の辺境伯、ソラティスが娶るつもりだったのはレイア・ソレーユだった。
国からの婚姻指示書で、結ばれるはずの二人。だが、実際に辺境伯領へ現れたのは妹のラシーヌ。
人違いで騒然となるかと思いきや、花嫁が替え玉だったことは邸の者たちに知らされることはなかった。
その代わり、どうしてもレイアと結婚したいソラティスに、一つの契約を提案された。
その契約とは──?
ソラティスの結婚の理由、街を守る加護の力。そして、芽生える一つの恋。
『希うは──あなたからの愛だけ』
※息抜き・不定期更新です。
文字数 12,738
最終更新日 2025.11.15
登録日 2025.10.18
今、未婚の貴族の令嬢・令息の中で、王国の騎士たちにタッセルを渡すことが流行っていた。
目当ての相手に渡すタッセル。「房飾り」とも呼ばれ、糸や紐を束ねて作られた装飾品。様々な色やデザインで形作られている。
それは、騎士団炎の隊の隊長であるフリージアの剣にもついていた。
でもそれは──?
文字数 3,850
最終更新日 2025.10.23
登録日 2025.10.23
小さな町のそばの森に住む魔導師リアナ・ヴェル。
細々と麻紙に魔導術を描いて売っていた。
けれど売れ行きは、さほど良くない。とうとう生活費に困り魔王討伐に名乗りをあげる。
……その討伐のための支度金を、生活費に充てるために。
けれど、家に帰るまでの間にオークに襲われ、助けてくれた冒険者には一緒に行こうと誘われる。
次から次へと起こる出来事に、気づけば家から遠ざかってる?!
試行錯誤するリアナはお家に帰れるのか?
そんなドタバタファンタジーです!
※改稿作品です。
※誤字脱字は後日直します。
文字数 102,178
最終更新日 2025.09.29
登録日 2025.08.31
サルコベリア侯爵夫人は、夫の言動に違和感を覚え始める。
始めは夜会での振る舞いからだった。
それがさらに明らかになっていく。
機嫌が悪ければ、それを周りに隠さず察して動いてもらおうとし、愚痴を言ったら同調してもらおうとするのは、まるで子どものよう。
おまけに自分より格下だと思えば強気に出る。
そんな夫から、とある仕事を押し付けられたところ──?
文字数 17,862
最終更新日 2025.08.07
登録日 2025.07.26
ある日階段から落ちて、とある物語を思い出した。
侯爵令息と男爵令嬢の秘密の恋…みたいな。
そしてここが、その話を基にした世界に酷似していることに気づく。
私は主人公の婚約者。話の流れからすれば破棄されることになる。
この歳で婚約破棄なんてされたら、名に傷が付く。
それでは次の結婚は望めない。
その前に、同じ前世の記憶がある男性との婚姻話を水面下で進めましょうか。
文字数 12,093
最終更新日 2025.07.17
登録日 2025.07.10
「結婚しようよ」
なんて軽い言葉で誘われて、承諾することに。
相手は女避けにちょうどいいみたいだし、私は煩わしいことからの解放される。
白い結婚になるなら、思う存分魔導の勉強ができると喜んだものの……。
実際は思った感じではなくて──?
文字数 6,716
最終更新日 2025.07.07
登録日 2025.07.05
「顔が……好みじゃないんだ!!」
婚約して早一年が経とうとしている。いい加減、周りからの期待もあって結婚式はいつにするのかと聞いたら、この回答。
セシリアは唖然としてしまう。
トドメのように彼は続けた。
「結婚はもう少し考えさせてくれないかな? ほら、まだ他の選択肢が出てくるかもしれないし」
この上なく失礼なその言葉に彼女はその場から身を翻し、駆け出した。
そのまま婚約解消になるものと覚悟し、新しい相手を探すために舞踏会に行くことに。
しかし、そこでの出会いから思いもよらない方向へ進み────。
顔が気に入らないのに、無為に結婚を引き延ばした本当の理由を知ることになる。
文字数 15,807
最終更新日 2025.07.04
登録日 2025.06.26
順風満帆だったはずの凛子の人生。それがいつしか狂い始める──緩やかに、転がるように。
岡本財閥が経営する会社グループのひとつに、 医療に長けた会社があった。その中の遺伝子調査部門でコウノトリプロジェクトが始まる。
財閥の跡取り息子である岡本省吾は、いち早くそのプロジェクトを利用し、もっとも遺伝的に相性の良いとされた日和凛子を妻とした。
だが、その結婚は彼女にとって良い選択ではなかった。
結婚してから粗雑な扱いを受ける凛子。夫の省吾に見え隠れする女の気配……相手が分かっていながら、我慢する日々。
しかしそれは、一つの計画の為だった。
そう。彼女が残した最後の贈り物(プレゼント)、それを知った省吾の後悔とは──とあるプロジェクトに翻弄された人々のストーリー。
文字数 26,682
最終更新日 2025.06.25
登録日 2025.06.13
気づいたら見知らぬ土地にいた。
衣食住を得るため偽の婚約者として契約獲得!
だけど……?
※過去作の改稿・完全版です。
内容が一部大幅に変更されたため、新規投稿しています。保管用。
文字数 155,532
最終更新日 2024.07.12
登録日 2024.07.09
目が覚めたら、冷酷無情の悪役令嬢だった。
しかも舞台は、主人公が異世界から来た少女って設定の乙女ゲーム。彼女は、この国の王太子殿下と結ばれてハッピーエンドになるはず。
て、ことは。
このままじゃ……現在婚約者のアタシは、破棄されて国外追放になる、ということ。
普通なら焦るし、困るだろう。
けど、アタシには願ったり叶ったりだった。
だって、そもそも……好きな人は、王太子殿下じゃないもの。
文字数 22,404
最終更新日 2019.02.03
登録日 2019.01.26
<恋愛あり、謎多し、の燃え×きゅんファンタジー!(……かもしれない)>
目が覚めたら、異世界だった。ゲーム大好きっこの私(鹿波遥香・23歳)には垂涎の状況…かと思いきや雲行きが怪しい。
なんとそこは乙女ゲームの中だったのだ。
乙女ゲームは未プレイ。いや、その前に恋愛自体から遠ざかっていた。
困惑しつつも、出会うキャラの魅力と甘さに流される。触れられてもキスされてもここは『ゲームの中』だから。
───だけど、次第に気づき始める。
世界の謎と、自分が喚ばれた理由。
なぜ「私」だったのか。
なぜ「此処」だったのか。
※修正中
文字数 14,943
最終更新日 2018.12.06
登録日 2018.12.05
文字数 15,143
最終更新日 2018.10.14
登録日 2018.09.30
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