『25の年』ー願いの雫は反転するー

★アルファポリス様25周年記念作品★


​ごくごく平凡な日々を過ごしてきた藤波朔。

しかし、25歳の誕生日を迎えたその夜、異変が起こる。残像のように見えた黒い小屋。そして謎の鍵。

​その翌日から、朔の日常は音を立てて崩れ始める。

窓枠を掴む白い手が見え、誰もそばにいないはずなのに子どもの声が聞こえる。

それからさらに進んでいく怪異。それはまるで、朔の悩みに呼応しているかのようだった。

実生活でも会社の状況は悪く、営業としての自信を失う。

なりたい自分と、ならなければいけない自分。

その狭間で揺れる彼は、いつしか現実とも思えない世界に足を踏み入れることに。

不可思議な怪異の真実と、自身の「25歳の誕生日」に隠された意味を解き明かしていく。


── こっちの世界に、早くおいでよ、朔。


​果たして朔は、この異変の連鎖を断ち切り、再び平穏な日常を取り戻すことができるのだろうか。


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