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雨水月
第11話
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「実はもう一つ理由というか、企みがあって」
ぼくは多分、傍から見たら何を考えているか分からない、気味の悪い子供だろう。だからこそ、ルクレーシャスさんにはぼくの理性ではない、感情の部分を見せなくてはいけない。ぼくを大人として手を差し伸べるべき子供と考えてくれているこの人に対して、誠実であるために。
動かしていた指を止める。それから少し頭を傾けて、笑って見せた。それは失敗した情けない笑顔になった。
「ぼくねぇ、ルカ様。結構、性格が悪いんです。ある程度ボードゲームの第一陣が売れて人気が出て出資者がぼくだと分かった頃に、物語をなぞらえたボードゲームを次々作る」
「うん」
テーブルの上で忙しなく動くぼくの指を、ルクレーシャスさんが眺めている。急かすことなく、じっと待っているルクレーシャスさんの目を見つめ、ゆっくりと口にした。
「例えば、『椿の咲くころ』とか」
「それは……さすがに悪趣味過ぎない?」
「いいじゃないですか。大々的にぼくが製作者だと銘打ってからというのが肝です。低確率ですが悪役令嬢が勝ち抜くルートも作るんですよ。受けると思うけどなぁ」
頭を右へ傾けて、できるだけあどけなく笑う。精霊たちがぼくの周りを楽し気に飛び回った。
「ゲームが売れたら、作家の方から打診が来るかもしれないね」
ぼくの言わんとするところを悟ってか、ルクレーシャスさんは頬杖をついて、視線を庭へ向けた。
「そうしたら監修料を払うんですよ。ぼくが内容を考えるなら作家の取り分は売り上げの十五パーセント。作家が内容を考えるなら、売り上げの三十パーセントを支払う契約にするんです」
「そうすれば、作家は利益の高い方を選ぶだろうね」
「ぼくは楽して稼げる」
「作家は物語の宣伝にもなる」
「一石二鳥です」
お互い顔を突き合わせる。ルクレーシャスさんの眼鏡に、初夏の庭の緑が映り込んだ。
「『椿の咲くころ』を初めにコラボさせるのは無理でしょう。裏にリヒテンベルク子爵が居る限り、許可は下りないでしょうから。なので、ぼくはまずコネを存分に使うというわけです」
「コネ?」
「そうです。偉大な魔法使いが勇者と共に魔王を討つゲームです。『偉大な物語』なんてどうでしょう?」
「……君って子は……作りましょう。ぜひ。物語を題材にしたボードゲーム。第一作目はわたくしが監修した、勇者との旅の物語です!」
「はい!」
この世界の両親に対して、あまり強く思うことはない。けれど、それでも。思いを口にしてしまったら、少し力が抜けた。
ルクレーシャスさんが立ち上がった。ぼくの横に歩み寄って来た金髪を仰ぐ。脇へ手を入れられ、抱え上げられた。高い高いの要領で手を伸ばしてくるくる回られた。ちょ、酔いそうですやめてください。
「わたくしの知り合いに勧めよう」
「それにね、ぼくは性格が悪いので他の演目が次々コラボする中、リヒテンベルク子爵がどれほど耐えられるかなぁって楽しみでもあるんです」
「なるほど『椿の咲くころ』だけコラボしないなんて、そりゃ目立つよね! あはははっ」
そんな状況で、実は「椿の咲くころ」のパトロンはリヒテンベルク子爵だと噂されたら。少しでもぼくの立場が変わるだろうか。少しでも。フリュクレフ公爵令嬢の心は、晴れるだろうか。
「しかしスヴァンくんがお金を持ってるとなると、黙っていない人が出て来るだろうね」
「今のところ真っ先に口出ししてきそうなのは母方の祖父ですかね。状況から考えたぼくの予想なんですけど、かなり財政が逼迫しているようなので……。大方、アンブロス子爵に爵位を授けようとしたら『平民上りに爵位を授けるなんて』と貴族に反対でもされたのでしょう。そこで皇命として資金に喘ぐフリュクレフ公爵家に入り婿させて公爵位を与えれば貴族も文句は言えないし、品位維持費と銘打って資金を授けるとでも言われたら金に困っている公爵家は結婚を断れないと皇王陛下は考えたのでしょうけれど……。アンブロス子爵はその……ア……えっと、自分にも他人にも正直なお方のようですから」
「はっきりアホって言っていいと思うよ?」
「いくら顔を見たこともない父親だからと言って、それはちょっと。リヒテンベルク子爵令嬢との間にお子さんもいらっしゃるようなので、ぼくには興味を持たないでしょう」
「そっちとは一緒に暮らしてるってこと?」
「……多分」
右へ頭を傾け、少し眉を寄せ笑みを作る。ルクレーシャスさんに抱えられた体は、まだ小さく幼い。もし、ここが物語の世界で、本来ここに居るはずだった「スヴァンテ・フリュクレフ」が居たとしたら。彼はどんな気持ちでこの離宮で暮らしていただろう。それを考えると、胸が痛むのだ。
「……ほんと、君の周りの大人はろくなもんじゃないな。わたくしは腹が立って仕方ないよ」
「実を言うと、ぼくはあまり実感が湧かないんです。両親にもリヒテンベルク子爵令嬢にも会ったことはありませんし、会ったこともない人を恨むって意外と難しいんですよね。うまく、言えませんが」
あはは、と頭を掻くと、ルクレーシャスさんの眉間にはさらに深い皺が刻まれた。
「スヴァンくん……」
不意に去来した感情は、本来ここに居たはずの魂を想ってだろうか。ルクレーシャスさんの背中に回した小さな拳で、服を掴む。この子は、親に抱かれた記憶がない。そのことが、何故だか無性に寂しいのだ。
ぼくはカッコウの雛のように、「だれか」の人生を乗っ取った異物だ。乗っ取られてしまった「だれか」を憐れみこそすれ、その人生を「自分」のものと思えるかと言えばそれは難しいだろう。
だから自分事という実感が湧かない。まるでゲーム画面を眺めているように。でも、それでも。だからこそ、本来ならここに居たはずの存在をぼくだけは忘れてはいけない気がするんだ。
「だから、マウロさんにはその辺のことは言わずにいずれは物語や演劇を題材にするつもりだとお伝えしようと思います。それを聞いてマウロさんがどう判断するかはまぁ……運任せとしか言えません。一応、リヒテンベルク子爵とは繋がりがなさそうな方を選んでお呼びしたつもりですが」
「うん。じゃあそこは敢えて言わずに進めよう。それでいいね?」
「はい」
「では、わたくしたちも行こうか」
「はい」
ルクレーシャスさんはぼくを抱えたまま歩き出した。こちらの世界へ転生して初めて、子供扱いをされている気がする。書斎を通りかかると、中から出て来たラルクと鉢合わせた。
「……スヴェンが……フレートいがいに……ふつうのこどもみたいに……だっこされてる……」
フローエ卿ですら、ぼくを抱き上げることはしない。ラルクの発言はそれを踏まえたことなのだがこの上なく分かりやすく顔に「衝撃」と貼り付け、ふらふらと廊下をぼくたちとは反対側へ歩いて行った。お手洗いかな。
「あの子は……スヴァンくんとはまた違った意味で面白いねぇ」
「そうなんです。ラルクはすごく当たり前の七歳児の反応をしてくれて参考になるんです。だからぼく、ラルクが大好きなんですけど多分ラルクにはすごく変なヤツだと思われてるんでしょうね……」
「……あのねぇ、スヴァンくん。普通の五歳児は七歳児の行動を参考に『普通』の行動をしてみたりはしないんだよ……」
「あっ、はい。それは理解しているんですけど……」
五本指の指先だけを合わせて、ちょいちょい、と指遊びする。中身は二十五歳成人男子なんだけど、時々肉体年齢に行動が引きずられているのを感じることがある。
ぼくは多分、傍から見たら何を考えているか分からない、気味の悪い子供だろう。だからこそ、ルクレーシャスさんにはぼくの理性ではない、感情の部分を見せなくてはいけない。ぼくを大人として手を差し伸べるべき子供と考えてくれているこの人に対して、誠実であるために。
動かしていた指を止める。それから少し頭を傾けて、笑って見せた。それは失敗した情けない笑顔になった。
「ぼくねぇ、ルカ様。結構、性格が悪いんです。ある程度ボードゲームの第一陣が売れて人気が出て出資者がぼくだと分かった頃に、物語をなぞらえたボードゲームを次々作る」
「うん」
テーブルの上で忙しなく動くぼくの指を、ルクレーシャスさんが眺めている。急かすことなく、じっと待っているルクレーシャスさんの目を見つめ、ゆっくりと口にした。
「例えば、『椿の咲くころ』とか」
「それは……さすがに悪趣味過ぎない?」
「いいじゃないですか。大々的にぼくが製作者だと銘打ってからというのが肝です。低確率ですが悪役令嬢が勝ち抜くルートも作るんですよ。受けると思うけどなぁ」
頭を右へ傾けて、できるだけあどけなく笑う。精霊たちがぼくの周りを楽し気に飛び回った。
「ゲームが売れたら、作家の方から打診が来るかもしれないね」
ぼくの言わんとするところを悟ってか、ルクレーシャスさんは頬杖をついて、視線を庭へ向けた。
「そうしたら監修料を払うんですよ。ぼくが内容を考えるなら作家の取り分は売り上げの十五パーセント。作家が内容を考えるなら、売り上げの三十パーセントを支払う契約にするんです」
「そうすれば、作家は利益の高い方を選ぶだろうね」
「ぼくは楽して稼げる」
「作家は物語の宣伝にもなる」
「一石二鳥です」
お互い顔を突き合わせる。ルクレーシャスさんの眼鏡に、初夏の庭の緑が映り込んだ。
「『椿の咲くころ』を初めにコラボさせるのは無理でしょう。裏にリヒテンベルク子爵が居る限り、許可は下りないでしょうから。なので、ぼくはまずコネを存分に使うというわけです」
「コネ?」
「そうです。偉大な魔法使いが勇者と共に魔王を討つゲームです。『偉大な物語』なんてどうでしょう?」
「……君って子は……作りましょう。ぜひ。物語を題材にしたボードゲーム。第一作目はわたくしが監修した、勇者との旅の物語です!」
「はい!」
この世界の両親に対して、あまり強く思うことはない。けれど、それでも。思いを口にしてしまったら、少し力が抜けた。
ルクレーシャスさんが立ち上がった。ぼくの横に歩み寄って来た金髪を仰ぐ。脇へ手を入れられ、抱え上げられた。高い高いの要領で手を伸ばしてくるくる回られた。ちょ、酔いそうですやめてください。
「わたくしの知り合いに勧めよう」
「それにね、ぼくは性格が悪いので他の演目が次々コラボする中、リヒテンベルク子爵がどれほど耐えられるかなぁって楽しみでもあるんです」
「なるほど『椿の咲くころ』だけコラボしないなんて、そりゃ目立つよね! あはははっ」
そんな状況で、実は「椿の咲くころ」のパトロンはリヒテンベルク子爵だと噂されたら。少しでもぼくの立場が変わるだろうか。少しでも。フリュクレフ公爵令嬢の心は、晴れるだろうか。
「しかしスヴァンくんがお金を持ってるとなると、黙っていない人が出て来るだろうね」
「今のところ真っ先に口出ししてきそうなのは母方の祖父ですかね。状況から考えたぼくの予想なんですけど、かなり財政が逼迫しているようなので……。大方、アンブロス子爵に爵位を授けようとしたら『平民上りに爵位を授けるなんて』と貴族に反対でもされたのでしょう。そこで皇命として資金に喘ぐフリュクレフ公爵家に入り婿させて公爵位を与えれば貴族も文句は言えないし、品位維持費と銘打って資金を授けるとでも言われたら金に困っている公爵家は結婚を断れないと皇王陛下は考えたのでしょうけれど……。アンブロス子爵はその……ア……えっと、自分にも他人にも正直なお方のようですから」
「はっきりアホって言っていいと思うよ?」
「いくら顔を見たこともない父親だからと言って、それはちょっと。リヒテンベルク子爵令嬢との間にお子さんもいらっしゃるようなので、ぼくには興味を持たないでしょう」
「そっちとは一緒に暮らしてるってこと?」
「……多分」
右へ頭を傾け、少し眉を寄せ笑みを作る。ルクレーシャスさんに抱えられた体は、まだ小さく幼い。もし、ここが物語の世界で、本来ここに居るはずだった「スヴァンテ・フリュクレフ」が居たとしたら。彼はどんな気持ちでこの離宮で暮らしていただろう。それを考えると、胸が痛むのだ。
「……ほんと、君の周りの大人はろくなもんじゃないな。わたくしは腹が立って仕方ないよ」
「実を言うと、ぼくはあまり実感が湧かないんです。両親にもリヒテンベルク子爵令嬢にも会ったことはありませんし、会ったこともない人を恨むって意外と難しいんですよね。うまく、言えませんが」
あはは、と頭を掻くと、ルクレーシャスさんの眉間にはさらに深い皺が刻まれた。
「スヴァンくん……」
不意に去来した感情は、本来ここに居たはずの魂を想ってだろうか。ルクレーシャスさんの背中に回した小さな拳で、服を掴む。この子は、親に抱かれた記憶がない。そのことが、何故だか無性に寂しいのだ。
ぼくはカッコウの雛のように、「だれか」の人生を乗っ取った異物だ。乗っ取られてしまった「だれか」を憐れみこそすれ、その人生を「自分」のものと思えるかと言えばそれは難しいだろう。
だから自分事という実感が湧かない。まるでゲーム画面を眺めているように。でも、それでも。だからこそ、本来ならここに居たはずの存在をぼくだけは忘れてはいけない気がするんだ。
「だから、マウロさんにはその辺のことは言わずにいずれは物語や演劇を題材にするつもりだとお伝えしようと思います。それを聞いてマウロさんがどう判断するかはまぁ……運任せとしか言えません。一応、リヒテンベルク子爵とは繋がりがなさそうな方を選んでお呼びしたつもりですが」
「うん。じゃあそこは敢えて言わずに進めよう。それでいいね?」
「はい」
「では、わたくしたちも行こうか」
「はい」
ルクレーシャスさんはぼくを抱えたまま歩き出した。こちらの世界へ転生して初めて、子供扱いをされている気がする。書斎を通りかかると、中から出て来たラルクと鉢合わせた。
「……スヴェンが……フレートいがいに……ふつうのこどもみたいに……だっこされてる……」
フローエ卿ですら、ぼくを抱き上げることはしない。ラルクの発言はそれを踏まえたことなのだがこの上なく分かりやすく顔に「衝撃」と貼り付け、ふらふらと廊下をぼくたちとは反対側へ歩いて行った。お手洗いかな。
「あの子は……スヴァンくんとはまた違った意味で面白いねぇ」
「そうなんです。ラルクはすごく当たり前の七歳児の反応をしてくれて参考になるんです。だからぼく、ラルクが大好きなんですけど多分ラルクにはすごく変なヤツだと思われてるんでしょうね……」
「……あのねぇ、スヴァンくん。普通の五歳児は七歳児の行動を参考に『普通』の行動をしてみたりはしないんだよ……」
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