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あの日以来、ベッドで一緒に眠ることはあれど、手を出されることはない。キスやらハグやらはいっぱいしているけど。
そういえばこの世界では、結婚まで純潔なままでいることが多いそうだ。
というのも、避妊具など存在しないため一度致して仕舞えば妊娠してしまうリスクがあるからだ。
とはいえ、政略結婚が多いため婚約を結ぶと結婚したも同然で、気の合うものたちは致していることが多いと聞くが。
わたしは前世の記憶に引っ張られている部分もあって、手を出されないと不安になってくる。
わたしに魅力が足りないのか。
そんなこんなでわたしは作戦一を実行することにする。
とある日の夜。
わたしはソフィアに用意してもらった下着を身につける。ほとんど透けていて大事なところだけ隠れている機能性の全くないものを。流石に初心者にこれはちょっと早すぎるのではと思ったけれど、ソフィアはこれでイチコロです!と豪語している。
ドキドキしながら寝室へ向かうと彼はまだ来ていなかった。そのうち恥ずかしくなって早々にベッドへ潜り込んでしまった。
うとうとしていると誰かが入ってくる気配がして、上掛けを剥がし、体を起こす。
「お疲れ様です。今日は遅か……」
言い終わる前に彼に口付けられる。突然でびっくりしたけれど、そのまま受け入れた。
「もういいのか?」
なんのことだろうと首を傾げる。
「もう、抱いていいのか?」
ぼっと赤くなる顔を隠すように俯き、頷いた。
「初めて抱いた日、辛そうだったから我慢していた。もういいんだな?」
どうやら彼なりの気遣いだったらしい。けれど一度体を繋げてしまうとそれはそれで不安になってしまう。なんて我儘になってしまったのか。
答えの代わりに彼の唇にキスをする。
そのまま唇を舐め回され、口を開けたところを彼の舌が滑り込んでくる。
「んっ、ンンッ」
わたしの舌をじゅっと吸われて思わず声が漏れる。その間に彼の手はわたしの下着を下から捲り上げた。
恥ずかしくなって真っ赤になるわたしにくすくす笑っている彼。
そんなわたしの首筋を彼が強く吸い上げる。チリッとした痛みが走ったが、気持ちよさが勝って気にならなかった。
大きく育った胸を執拗に舐られる。吸ったり齧ったり、だんだん体が動いてしまう。腰が浮いてしまい、快楽を逃そうと左右に動く。
「気持ちいいのか?」
頷きでしか返すことができない。そのうち濡れてしまっているのがわかってそれを隠そうと足をぎゅっと閉じる。
それをみて彼の手はするすると下に降りていき敏感なところを指で責め立てられる。
イきそうになる直前で彼の手が止まってしまった。中途半端に持て余した熱をどうにかして欲しくて涙で潤んだ瞳を向け彼にねだる。
「ねぇ、お願い……っ」
そんなわたしに意地悪そうな笑顔を向け体をひっくり返される。うつ伏せにされ腰だけ持ち上げられた。
何をするのかわからないわたしは振り返る。
そのまま彼は不浄の場所に顔を埋めて舐め始めた。
「やぁ、そこ、舐めちゃ……あ!」
指とは違った感覚に体が震える。枕に顔を埋め、両手で枕を握ってこの波を逃そうとした。
「あっ、まっ、て……イっちゃ、あぁぁぁぁぁっ!」
けれど絶え間なく与えられる刺激とピチャピチャと聞こえる水音に耐えられず、呆気なくイってしまう。
はぁ、はぁと荒い息を整えている間にも彼の手は止まらない。
ナカを弄られ再び喘いでしまう。なんだかおしっこが出そうな感覚にあわてて彼を止めるもやめてくれない。
「や、ちょっ……出ちゃう、でちゃ……ああぁぁ」
我慢できず力が抜けた瞬間、何かが出てしまう。
「あぁ、いっぱい出たね。乱れているセリーヌ、本当にかわいい」
「やだぁ、出ちゃった」
わたしは半泣きだ。この歳でお漏らしするなんて、恥ずかしすぎる。
そんなわたしの頭を撫でてくれて大丈夫だと言ってくれた。
「これは気持ち良くなれば出るものだ」
そうなのか。経験のないわたしは納得した。
ほっとしたのも束の間、陰部に彼のモノがあてがわれる。
「多分痛みはないと思うけど、痛かったら教えてくれ」
そういい、彼のものがグッと入ってくる。
「あっ」
あまりの質量にお腹が一気に苦しくなる。けれど痛みはない。
「ああぁっ」
奥まで届いた瞬間、お腹の奥が疼く。初めての時の感覚が蘇る。気持ちいい。
彼はわたしの背中に覆いかぶさりながら手は胸をいじる。二ヶ所から刺激が与えられ、もう何も考えられない。
「俺で感じてくれてんの本当可愛い」
耳元で掠れた声で囁きながら言ってくる彼の言葉がとどめとなり、わたしは呆気なくイってしまった。脱力したわたしの腰を彼は持ち上げ、更に腰を振り続ける。
イったばっかりで敏感になっているのに快楽を与え続けられ、何回もイキまくってしまう。
「も、イって、あっあああっ、止まんな、ああぁぁぁ」
「もっと乱れろ。好きなだけイけ」
何度イったかわからない。わからないけれど、彼の動きがさらに激しくなり、彼のものがビクビク震える。
「くっ」
ナカに何かが注ぎ込まれて、彼も果てたのを感じた。
そういえばこの世界では、結婚まで純潔なままでいることが多いそうだ。
というのも、避妊具など存在しないため一度致して仕舞えば妊娠してしまうリスクがあるからだ。
とはいえ、政略結婚が多いため婚約を結ぶと結婚したも同然で、気の合うものたちは致していることが多いと聞くが。
わたしは前世の記憶に引っ張られている部分もあって、手を出されないと不安になってくる。
わたしに魅力が足りないのか。
そんなこんなでわたしは作戦一を実行することにする。
とある日の夜。
わたしはソフィアに用意してもらった下着を身につける。ほとんど透けていて大事なところだけ隠れている機能性の全くないものを。流石に初心者にこれはちょっと早すぎるのではと思ったけれど、ソフィアはこれでイチコロです!と豪語している。
ドキドキしながら寝室へ向かうと彼はまだ来ていなかった。そのうち恥ずかしくなって早々にベッドへ潜り込んでしまった。
うとうとしていると誰かが入ってくる気配がして、上掛けを剥がし、体を起こす。
「お疲れ様です。今日は遅か……」
言い終わる前に彼に口付けられる。突然でびっくりしたけれど、そのまま受け入れた。
「もういいのか?」
なんのことだろうと首を傾げる。
「もう、抱いていいのか?」
ぼっと赤くなる顔を隠すように俯き、頷いた。
「初めて抱いた日、辛そうだったから我慢していた。もういいんだな?」
どうやら彼なりの気遣いだったらしい。けれど一度体を繋げてしまうとそれはそれで不安になってしまう。なんて我儘になってしまったのか。
答えの代わりに彼の唇にキスをする。
そのまま唇を舐め回され、口を開けたところを彼の舌が滑り込んでくる。
「んっ、ンンッ」
わたしの舌をじゅっと吸われて思わず声が漏れる。その間に彼の手はわたしの下着を下から捲り上げた。
恥ずかしくなって真っ赤になるわたしにくすくす笑っている彼。
そんなわたしの首筋を彼が強く吸い上げる。チリッとした痛みが走ったが、気持ちよさが勝って気にならなかった。
大きく育った胸を執拗に舐られる。吸ったり齧ったり、だんだん体が動いてしまう。腰が浮いてしまい、快楽を逃そうと左右に動く。
「気持ちいいのか?」
頷きでしか返すことができない。そのうち濡れてしまっているのがわかってそれを隠そうと足をぎゅっと閉じる。
それをみて彼の手はするすると下に降りていき敏感なところを指で責め立てられる。
イきそうになる直前で彼の手が止まってしまった。中途半端に持て余した熱をどうにかして欲しくて涙で潤んだ瞳を向け彼にねだる。
「ねぇ、お願い……っ」
そんなわたしに意地悪そうな笑顔を向け体をひっくり返される。うつ伏せにされ腰だけ持ち上げられた。
何をするのかわからないわたしは振り返る。
そのまま彼は不浄の場所に顔を埋めて舐め始めた。
「やぁ、そこ、舐めちゃ……あ!」
指とは違った感覚に体が震える。枕に顔を埋め、両手で枕を握ってこの波を逃そうとした。
「あっ、まっ、て……イっちゃ、あぁぁぁぁぁっ!」
けれど絶え間なく与えられる刺激とピチャピチャと聞こえる水音に耐えられず、呆気なくイってしまう。
はぁ、はぁと荒い息を整えている間にも彼の手は止まらない。
ナカを弄られ再び喘いでしまう。なんだかおしっこが出そうな感覚にあわてて彼を止めるもやめてくれない。
「や、ちょっ……出ちゃう、でちゃ……ああぁぁ」
我慢できず力が抜けた瞬間、何かが出てしまう。
「あぁ、いっぱい出たね。乱れているセリーヌ、本当にかわいい」
「やだぁ、出ちゃった」
わたしは半泣きだ。この歳でお漏らしするなんて、恥ずかしすぎる。
そんなわたしの頭を撫でてくれて大丈夫だと言ってくれた。
「これは気持ち良くなれば出るものだ」
そうなのか。経験のないわたしは納得した。
ほっとしたのも束の間、陰部に彼のモノがあてがわれる。
「多分痛みはないと思うけど、痛かったら教えてくれ」
そういい、彼のものがグッと入ってくる。
「あっ」
あまりの質量にお腹が一気に苦しくなる。けれど痛みはない。
「ああぁっ」
奥まで届いた瞬間、お腹の奥が疼く。初めての時の感覚が蘇る。気持ちいい。
彼はわたしの背中に覆いかぶさりながら手は胸をいじる。二ヶ所から刺激が与えられ、もう何も考えられない。
「俺で感じてくれてんの本当可愛い」
耳元で掠れた声で囁きながら言ってくる彼の言葉がとどめとなり、わたしは呆気なくイってしまった。脱力したわたしの腰を彼は持ち上げ、更に腰を振り続ける。
イったばっかりで敏感になっているのに快楽を与え続けられ、何回もイキまくってしまう。
「も、イって、あっあああっ、止まんな、ああぁぁぁ」
「もっと乱れろ。好きなだけイけ」
何度イったかわからない。わからないけれど、彼の動きがさらに激しくなり、彼のものがビクビク震える。
「くっ」
ナカに何かが注ぎ込まれて、彼も果てたのを感じた。
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