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レッツパーリィ! ですわ!1
しおりを挟む十四歳になった私は、夜会にはまだいけないけれどお昼のパーティなどはクロード様の婚約者としていくことになった。
お忙しいクロード様だけど、なるべく予定を付けてくださるの……! すごく嬉しい!
うちのお飾り当主のダメ親父とは大違いですわ。爪の垢すら煎じるの勿体ないくらいですわね!
でもなぜか、お茶会で時々「あのクロード様の婚約者なんてかわいそうね。フリード様やローゼス様ならともかく」と謎のマウントをしてくるご令嬢もいる。
訳が分からないですわ。クロード様の良さを理解できない連中には憐憫を覚えます。
私としては余計な虫が付くよりマシだと思っていたけれど、あんまりにもクロード様のネガキャンをかましてくる心配ぶってディスってくる『お優しい令嬢』たちにうんざりした。
仕方ないのでクロード様がどれだけ素敵な殿方か、力いっぱい語ることにしたらたかが五時間くらいで泣き出したの。オールナイトも余裕のフルコース大演説を披露する覚悟だったのに前菜の時点で脱落者が続出してしまったの。
はあ、チャラ男の見本市のような騎士団にきゃーきゃーしているお子ちゃまにはクロード様の素晴らしさは早かったみたい。
それでも私に隠れてクロード様のネガキャンをしているのを発覚したので、ことあるごとに陰口現場突っ込んでいった。
「本当に、マルベリー伯爵のところのベアトリーゼ様はお可哀想。あんな冷血漢の、女心の分からない殿方が婚約者なんて……」
「あら、そんなことなくてよ? 大人で紳士でとってもすてきなの!
ところでシャウラ様の御婚約者のブレア様ってすごくマザコンで、今もお母様のことをママってよんで一緒のベッドで寝てらっしゃるそうだけれど、ご結婚なさって同居するときは三人川の字で寝るのかしら? 親子仲がよろしくて結構な事ね?」
シャウラ嬢は真っ青になって黙り込んだ。
確か来年、婚約期間が終わってご成婚よね。ブレア様は二十四歳だっけ?
絵面を想像するだけでキッツイよな。そんな糞息子の行動を諫めないムチュコタン大好きの姑っていうのも香ばしい雰囲気がするけど。
姑のムチュコタンLOVEが強すぎて、何度か破談になってるのよね。ブレア様って……まあ私には関係ないけど。
そして、シャウラ様とお話していたご令嬢ににっこりと笑いかける。
「ミネーネ様の御婚約者はバフマン様でしたわね」
「え、ええ……」
「バフマン様は超が付くお尻マニアで、女性を選ぶ基準もお尻だそうですわ!
しかも愛読書は女性教師にお尻を叩かれる官能小説がバイブルらしいですけれど、ミネーネ様はとてもスタイルがよろしいですからバフマン様はどちらを望まれるでしょうね?」
バフマン様は叩く方、叩かれる方どっちをお望みなのかしらね?
ミネーネ様は卒倒した。
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