18 / 108
マーシャル沖海戦
第18話 迎撃網突破
しおりを挟む
零戦七二機、それに九九艦爆一〇八機からなる第一次攻撃隊は太平洋艦隊を視認する前から敵戦闘機の迎撃を受けた。
つまり、米艦艇は電探を装備しているということだ。
一〇機ほどの編隊が三つ、彼我の数の差を気にした様子も見せずに急迫してくる。
「『瑞鶴』一中隊は左、『雲鶴』二中隊は右、『神鶴』一中隊は中央の敵を攻撃せよ」
戦闘機隊の指揮を執る兼子正大尉の命令一下、それぞれ九機の零戦が加速を開始。
指示された敵編隊に向かって突進していく。
戦闘機隊はその任務によって大きく二つに分かれている。
このうち「翔鶴」第二中隊と「瑞鶴」第一中隊、それに「雲鶴」第二中隊と「神鶴」第一中隊が敵戦闘機を積極排除する制空隊。
一方、兼子大尉直率の「翔鶴」第一中隊と「瑞鶴」第二中隊、それに「雲鶴」第一中隊と「神鶴」第二中隊が九九艦爆を最後まで守護する直掩隊となっている。
兼子大尉は制空隊のうちで、「翔鶴」第二中隊を除くすべての機体を敵戦闘機隊にぶつけたのだ。
その兼子大尉は零戦の無線機が使い物になるようにと奔走した人間に感謝の念を抱いている。
もし、零戦の無線機が使い物にならなければ、間違いなく制空隊の零戦はそのすべての機体が敵戦闘機に突っかかっていったことだろう。
逆に、無線があったからこそ、適切な兵力配分による迎撃命令を下すことがかなったのだ。
合わせて二七機の零戦が斬り込んでいった相手は「エンタープライズ」と「サラトガ」、それに「レキシントン」から発進した二一機のF4Fワイルドキャットとそれに一一機のF2Aバファローの戦闘機群だった。
このうち、佐藤正夫大尉率いる「瑞鶴」第一中隊が相手取ったのは「サラトガ」戦闘機隊で、同隊は一〇機のF4Fを擁していた。
先に仕掛けたのはF4Fのほうだった。
低伸するブローニング機銃の高性能にものを言わせ、遠めから零戦めがけて一二・七ミリ弾のシャワーを浴びせにかかる。
これに対し、被弾した零戦は皆無だった。
零戦の搭乗員はそのいずれもが米戦闘機が極めて優秀な機銃を装備していることを承知していたからだ。
フィリピン航空戦ではこの機銃によって少なくない零戦が討ち取られてしまったという。
そして、そのことを知った生沢長官は零戦の搭乗員に対して米戦闘機との正面戦闘を禁止。
さらに早めの回避機動を心がけるよう厳命していた。
それが奏効し、零戦は敵の初撃を無傷で回避することに成功したのだ。
零戦はそのまま前進、F4Fと交錯すると同時に機体を旋回させる。
F4Fのほうもまた同様に零戦の背後を取る動きを見せる。
互いに相手のバックを取りにかかる巴戦あるいはドッグファイト。
それに勝利したのは零戦だった。
今回、空戦に参加したF4Fの搭乗員らは在比米航空軍から寄せられたレポートに目を通していた。
そこには、零戦に対しては決して旋回格闘戦の土俵に上がってならないということが記されていた。
しかし、F4Fの搭乗員らはそのことを真に受けなかった。
在比米航空軍の戦闘機隊が敗れたのは、単に彼らが技量未熟な植民地警備軍だったことによるものだと考えていたからだ。
一方、自分たち母艦航空隊は狭い飛行甲板に離着艦できる米海軍のエースだ。
在比米航空軍のヒヨコ共と一緒にしてもらっては困る。
そう思っていた。
しかし、その奢りは自らの命によって贖われることになった。
異様とも言えるほどの小さな旋回によってF4Fの後ろを取った零戦は、軽量な機体による加速性能の高さから一気に距離を詰めにかかる。
一方、速度性能それに旋回性能に劣るF4Fは零戦を振り切ることが出来ない。
悠々とF4Fに肉薄した零戦は機首の七・七ミリ機銃、それに両翼に装備された二〇ミリ機銃を撃ちかける。
一号機銃に比べて高初速の二号機銃。
その銃口からから吐き出される二〇ミリ弾の威力は破格だ。
しかるべき数を撃ち込めば、四発重爆すらも撃墜できる二〇ミリ弾に、単発艦上戦闘機が耐えられる道理も無い。
二〇ミリ弾をしたたかに浴びたF4Fは煙を吐き出しながらマーシャルの海へと叩き込まれていく。
最初の一太刀で「瑞鶴」第一中隊は三機のF4Fを撃墜した。
そのことで、最初は九対一〇だった戦力比が九対七となる。
そのうえ、F4Fは零戦を振り切るための回避機動によって編隊がバラけていた。
それを見逃す「瑞鶴」第一中隊ではない。
早々に残敵掃討に移行した「瑞鶴」第一中隊は一機、また一機とF4Fをついばんでいく。
その頃には「雲鶴」第二中隊それに「神鶴」第一中隊もまた勝勢を確実なものにしていた。
一方、敵戦闘機の迎撃をかいくぐった本隊には、さらに二〇機前後とみられる二つの編隊が迫っていた。
実のところ、これら機体はそのすべてがSBDドーントレスなのだが、しかしそのようなことは第一次攻撃隊の搭乗員には分からない。
「『翔鶴』二中隊と『瑞鶴』二中隊は右、『雲鶴』一中隊と『神鶴』二中隊は左の編隊を攻撃せよ」
手元に残していた最後の制空隊の「翔鶴」第二中隊、それに直掩隊の「瑞鶴」第二中隊と「雲鶴」第一中隊、それに「神鶴」第二中隊に対して兼子大尉は新たに出現した敵編隊の阻止を命じる。
その兼子大尉は命令を下す一方で、自身の背中に嫌な汗が流れていることを自覚する。
もともと兼子大尉は、三隻の米空母を攻撃するのに七二機の零戦が護衛につくというのは、少しばかり戦力が過剰ではないかと考えていた。
しかし、実際にはぎりぎりの数だった。
すでに九九艦爆の側にいる零戦は兼子大尉が率いる「翔鶴」第一中隊しか残っていない。
他の戦闘機隊は敵の迎撃機によって引き剥がされてしまったのだ。
この現実に、兼子大尉は突如として胸中にわき上がった想定にさらに冷や汗を流す。
もし、太平洋艦隊の空母があと一隻多ければ、あるいは零戦の防衛網は破綻していたかもしれない。
そうなれば、敵戦闘機によって少なくない九九艦爆が失われていたことだろう。
(司令長官の判断は正しかったな)
人伝に聞いた話だが、もともと「翔鶴」型空母は艦爆と艦攻がそれぞれ四五機搭載される予定だったのに対し、艦戦のほうはわずかに二七機にしか過ぎなかったらしい。
しかし、二航艦を指揮する生沢長官は艦戦の増勢を訴え、そのことで「翔鶴」型空母の艦戦は二七機から四五機へと大幅増となった。
一方で九九艦爆それに九七艦攻のほうはそれぞれ三六機にその数を減らしている。
もし、「翔鶴」型空母に搭載される艦戦の定数が二七機のままであれば、第一次攻撃隊に参加する零戦は現在の半分になっていたはずだ。
そうであれば、敵の迎撃機をすべて捌ききることはできず、艦爆隊に被害が出たことは疑いようがない。
そのようなことを思いつつ、兼子大尉は周囲を警戒する。
九機に減った零戦で一〇八機の九九艦爆を護衛するのは、いささかばかり心許ないものがあった。
つまり、米艦艇は電探を装備しているということだ。
一〇機ほどの編隊が三つ、彼我の数の差を気にした様子も見せずに急迫してくる。
「『瑞鶴』一中隊は左、『雲鶴』二中隊は右、『神鶴』一中隊は中央の敵を攻撃せよ」
戦闘機隊の指揮を執る兼子正大尉の命令一下、それぞれ九機の零戦が加速を開始。
指示された敵編隊に向かって突進していく。
戦闘機隊はその任務によって大きく二つに分かれている。
このうち「翔鶴」第二中隊と「瑞鶴」第一中隊、それに「雲鶴」第二中隊と「神鶴」第一中隊が敵戦闘機を積極排除する制空隊。
一方、兼子大尉直率の「翔鶴」第一中隊と「瑞鶴」第二中隊、それに「雲鶴」第一中隊と「神鶴」第二中隊が九九艦爆を最後まで守護する直掩隊となっている。
兼子大尉は制空隊のうちで、「翔鶴」第二中隊を除くすべての機体を敵戦闘機隊にぶつけたのだ。
その兼子大尉は零戦の無線機が使い物になるようにと奔走した人間に感謝の念を抱いている。
もし、零戦の無線機が使い物にならなければ、間違いなく制空隊の零戦はそのすべての機体が敵戦闘機に突っかかっていったことだろう。
逆に、無線があったからこそ、適切な兵力配分による迎撃命令を下すことがかなったのだ。
合わせて二七機の零戦が斬り込んでいった相手は「エンタープライズ」と「サラトガ」、それに「レキシントン」から発進した二一機のF4Fワイルドキャットとそれに一一機のF2Aバファローの戦闘機群だった。
このうち、佐藤正夫大尉率いる「瑞鶴」第一中隊が相手取ったのは「サラトガ」戦闘機隊で、同隊は一〇機のF4Fを擁していた。
先に仕掛けたのはF4Fのほうだった。
低伸するブローニング機銃の高性能にものを言わせ、遠めから零戦めがけて一二・七ミリ弾のシャワーを浴びせにかかる。
これに対し、被弾した零戦は皆無だった。
零戦の搭乗員はそのいずれもが米戦闘機が極めて優秀な機銃を装備していることを承知していたからだ。
フィリピン航空戦ではこの機銃によって少なくない零戦が討ち取られてしまったという。
そして、そのことを知った生沢長官は零戦の搭乗員に対して米戦闘機との正面戦闘を禁止。
さらに早めの回避機動を心がけるよう厳命していた。
それが奏効し、零戦は敵の初撃を無傷で回避することに成功したのだ。
零戦はそのまま前進、F4Fと交錯すると同時に機体を旋回させる。
F4Fのほうもまた同様に零戦の背後を取る動きを見せる。
互いに相手のバックを取りにかかる巴戦あるいはドッグファイト。
それに勝利したのは零戦だった。
今回、空戦に参加したF4Fの搭乗員らは在比米航空軍から寄せられたレポートに目を通していた。
そこには、零戦に対しては決して旋回格闘戦の土俵に上がってならないということが記されていた。
しかし、F4Fの搭乗員らはそのことを真に受けなかった。
在比米航空軍の戦闘機隊が敗れたのは、単に彼らが技量未熟な植民地警備軍だったことによるものだと考えていたからだ。
一方、自分たち母艦航空隊は狭い飛行甲板に離着艦できる米海軍のエースだ。
在比米航空軍のヒヨコ共と一緒にしてもらっては困る。
そう思っていた。
しかし、その奢りは自らの命によって贖われることになった。
異様とも言えるほどの小さな旋回によってF4Fの後ろを取った零戦は、軽量な機体による加速性能の高さから一気に距離を詰めにかかる。
一方、速度性能それに旋回性能に劣るF4Fは零戦を振り切ることが出来ない。
悠々とF4Fに肉薄した零戦は機首の七・七ミリ機銃、それに両翼に装備された二〇ミリ機銃を撃ちかける。
一号機銃に比べて高初速の二号機銃。
その銃口からから吐き出される二〇ミリ弾の威力は破格だ。
しかるべき数を撃ち込めば、四発重爆すらも撃墜できる二〇ミリ弾に、単発艦上戦闘機が耐えられる道理も無い。
二〇ミリ弾をしたたかに浴びたF4Fは煙を吐き出しながらマーシャルの海へと叩き込まれていく。
最初の一太刀で「瑞鶴」第一中隊は三機のF4Fを撃墜した。
そのことで、最初は九対一〇だった戦力比が九対七となる。
そのうえ、F4Fは零戦を振り切るための回避機動によって編隊がバラけていた。
それを見逃す「瑞鶴」第一中隊ではない。
早々に残敵掃討に移行した「瑞鶴」第一中隊は一機、また一機とF4Fをついばんでいく。
その頃には「雲鶴」第二中隊それに「神鶴」第一中隊もまた勝勢を確実なものにしていた。
一方、敵戦闘機の迎撃をかいくぐった本隊には、さらに二〇機前後とみられる二つの編隊が迫っていた。
実のところ、これら機体はそのすべてがSBDドーントレスなのだが、しかしそのようなことは第一次攻撃隊の搭乗員には分からない。
「『翔鶴』二中隊と『瑞鶴』二中隊は右、『雲鶴』一中隊と『神鶴』二中隊は左の編隊を攻撃せよ」
手元に残していた最後の制空隊の「翔鶴」第二中隊、それに直掩隊の「瑞鶴」第二中隊と「雲鶴」第一中隊、それに「神鶴」第二中隊に対して兼子大尉は新たに出現した敵編隊の阻止を命じる。
その兼子大尉は命令を下す一方で、自身の背中に嫌な汗が流れていることを自覚する。
もともと兼子大尉は、三隻の米空母を攻撃するのに七二機の零戦が護衛につくというのは、少しばかり戦力が過剰ではないかと考えていた。
しかし、実際にはぎりぎりの数だった。
すでに九九艦爆の側にいる零戦は兼子大尉が率いる「翔鶴」第一中隊しか残っていない。
他の戦闘機隊は敵の迎撃機によって引き剥がされてしまったのだ。
この現実に、兼子大尉は突如として胸中にわき上がった想定にさらに冷や汗を流す。
もし、太平洋艦隊の空母があと一隻多ければ、あるいは零戦の防衛網は破綻していたかもしれない。
そうなれば、敵戦闘機によって少なくない九九艦爆が失われていたことだろう。
(司令長官の判断は正しかったな)
人伝に聞いた話だが、もともと「翔鶴」型空母は艦爆と艦攻がそれぞれ四五機搭載される予定だったのに対し、艦戦のほうはわずかに二七機にしか過ぎなかったらしい。
しかし、二航艦を指揮する生沢長官は艦戦の増勢を訴え、そのことで「翔鶴」型空母の艦戦は二七機から四五機へと大幅増となった。
一方で九九艦爆それに九七艦攻のほうはそれぞれ三六機にその数を減らしている。
もし、「翔鶴」型空母に搭載される艦戦の定数が二七機のままであれば、第一次攻撃隊に参加する零戦は現在の半分になっていたはずだ。
そうであれば、敵の迎撃機をすべて捌ききることはできず、艦爆隊に被害が出たことは疑いようがない。
そのようなことを思いつつ、兼子大尉は周囲を警戒する。
九機に減った零戦で一〇八機の九九艦爆を護衛するのは、いささかばかり心許ないものがあった。
42
あなたにおすすめの小説
幻の十一代将軍・徳川家基、死せず。長谷川平蔵、田沼意知、蝦夷へ往く。
克全
歴史・時代
西欧列強に不平等条約を強要され、内乱を誘発させられ、多くの富を収奪されたのが悔しい。
幕末の仮想戦記も考えましたが、徳川家基が健在で、田沼親子が権力を維持していれば、もっと余裕を持って、開国準備ができたと思う。
北海道・樺太・千島も日本の領地のままだっただろうし、多くの金銀が国外に流出することもなかったと思う。
清国と手を組むことも出来たかもしれないし、清国がロシアに強奪された、シベリアと沿海州を日本が手に入れる事が出来たかもしれない。
色々真剣に検討して、仮想の日本史を書いてみたい。
一橋治済の陰謀で毒を盛られた徳川家基であったが、奇跡的に一命をとりとめた。だが家基も父親の十代将軍:徳川家治も誰が毒を盛ったのかは分からなかった。家基は田沼意次を疑い、家治は疑心暗鬼に陥り田沼意次以外の家臣が信じられなくなった。そして歴史は大きく動くことになる。
印旛沼開拓は成功するのか?
蝦夷開拓は成功するのか?
オロシャとは戦争になるのか?
蝦夷・千島・樺太の領有は徳川家になるのか?
それともオロシャになるのか?
西洋帆船は導入されるのか?
幕府は開国に踏み切れるのか?
アイヌとの関係はどうなるのか?
幕府を裏切り異国と手を結ぶ藩は現れるのか?
世界はあるべき姿へ戻される 第二次世界大戦if戦記
颯野秋乃
歴史・時代
1929年に起きた、世界を巻き込んだ大恐慌。世界の大国たちはそれからの脱却を目指し、躍起になっていた。第一次世界大戦の敗戦国となったドイツ第三帝国は多額の賠償金に加えて襲いかかる恐慌に国の存続の危機に陥っていた。援助の約束をしたアメリカは恐慌を理由に賠償金の支援を破棄。フランスは、自らを救うために支払いの延期は認めない姿勢を貫く。
ドイツ第三帝国は自らの存続のために、世界に隠しながら軍備の拡張に奔走することになる。
また、極東の国大日本帝国。関係の悪化の一途を辿る日米関係によって受ける経済的打撃に苦しんでいた。
その解決法として提案された大東亜共栄圏。東南アジア諸国及び中国を含めた大経済圏、生存圏の構築に力を注ごうとしていた。
この小説は、ドイツ第三帝国と大日本帝国の2視点で進んでいく。現代では有り得なかった様々なイフが含まれる。それを楽しんで貰えたらと思う。
またこの小説はいかなる思想を賛美、賞賛するものでは無い。
この小説は現代とは似て非なるもの。登場人物は史実には沿わないので悪しからず…
大日本帝国視点は都合上休止中です。気分により再開するらもしれません。
【重要】
不定期更新。超絶不定期更新です。
小沢機動部隊
ypaaaaaaa
歴史・時代
1941年4月10日に世界初の本格的な機動部隊である第1航空艦隊の司令長官が任命された。
名は小沢治三郎。
年功序列で任命予定だった南雲忠一中将は”自分には不適任”として望んで第2艦隊司令長官に就いた。
ただ時局は引き返すことが出来ないほど悪化しており、小沢は戦いに身を投じていくことになる。
毎度同じようにこんなことがあったらなという願望を書き綴ったものです。
楽しんで頂ければ幸いです!
土方歳三ら、西南戦争に参戦す
山家
歴史・時代
榎本艦隊北上せず。
それによって、戊辰戦争の流れが変わり、五稜郭の戦いは起こらず、土方歳三は戊辰戦争の戦野を生き延びることになった。
生き延びた土方歳三は、北の大地に屯田兵として赴き、明治初期を生き抜く。
また、五稜郭の戦い等で散った他の多くの男達も、史実と違えた人生を送ることになった。
そして、台湾出兵に土方歳三は赴いた後、西南戦争が勃発する。
土方歳三は屯田兵として、そして幕府歩兵隊の末裔といえる海兵隊の一員として、西南戦争に赴く。
そして、北の大地で再生された誠の旗を掲げる土方歳三の周囲には、かつての新選組の仲間、永倉新八、斎藤一、島田魁らが集い、共に戦おうとしており、他にも男達が集っていた。
(「小説家になろう」に投稿している「新選組、西南戦争へ」の加筆修正版です)
日本の運命を変えた天才少年-日本が世界一の帝国になる日-
ましゅまろ
歴史・時代
――もしも、日本の運命を変える“少年”が現れたなら。
1941年、戦争の影が世界を覆うなか、日本に突如として現れた一人の少年――蒼月レイ。
わずか13歳の彼は、天才的な頭脳で、戦争そのものを再設計し、歴史を変え、英米独ソをも巻き込みながら、日本を敗戦の未来から救い出す。
だがその歩みは、同時に多くの敵を生み、命を狙われることも――。
これは、一人の少年の手で、世界一の帝国へと昇りつめた日本の物語。
希望と混乱の20世紀を超え、未来に語り継がれる“蒼き伝説”が、いま始まる。
※アルファポリス限定投稿
対ソ戦、準備せよ!
湖灯
歴史・時代
1940年、遂に欧州で第二次世界大戦がはじまります。
前作『対米戦、準備せよ!』で、中国での戦いを避けることができ、米国とも良好な経済関係を築くことに成功した日本にもやがて暗い影が押し寄せてきます。
未来の日本から来たという柳生、結城の2人によって1944年のサイパン戦後から1934年の日本に戻った大本営の特例を受けた柏原少佐は再びこの日本の危機を回避させることができるのでしょうか!?
小説家になろうでは、前作『対米戦、準備せよ!』のタイトルのまま先行配信中です!
もし石田三成が島津義弘の意見に耳を傾けていたら
俣彦
歴史・時代
慶長5年9月14日。
赤坂に到着した徳川家康を狙うべく夜襲を提案する宇喜多秀家と島津義弘。
史実では、これを退けた石田三成でありましたが……。
もしここで彼らの意見に耳を傾けていたら……。
大和型重装甲空母
ypaaaaaaa
歴史・時代
1937年10月にアメリカ海軍は日本海軍が”60000トンを超す巨大戦艦”を”4隻”建造しているという情報を掴んだ。海軍はすぐに対抗策を講じてサウスダコタ級戦艦に続いてアイオワ級戦艦を4隻建造することとした。そして1941年12月。日米は戦端を開いたが戦列に加わっていたのは巨大戦艦ではなく、”巨大空母”であった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる