42 / 108
MO作戦
第42話 人事の話
しおりを挟む
日本と英国の有力艦隊同士がインド洋で激突。
この戦いで第二艦隊とそれに第一航空艦隊は東洋艦隊に配備されていた三隻の空母を撃沈し、さらに二隻の駆逐艦を撃破した。
しかも、三隻撃沈した空母のうちの実に二隻が英国の誇る最新鋭の装甲空母だった。
一方で、日本側は「赤城」と「加賀」が少なくない損害を被ったものの、しかしただの一隻も沈没艦を出していない。
そのインド洋海戦の結果を受けた大本営は、ほぼ正確に戦果と損害を発表した。
その報道に国民は欣喜雀躍、大いにわき上がっていた。
「これのどこが勝利ですか。どう考えても日本側の負け、もっと言えば大失敗じゃないですか」
第二航空艦隊の長官室で、志津頼航空甲参謀が新聞片手に悪態をつく。
一方の生沢長官のほうはそんな彼の態度に苦笑するだけで、無礼を咎めるようなことはしない。
むしろ、当人の本音を聞けるから、人前でなければこれを歓迎しているくらいだった。
「まあ、確かに三隻の英空母を撃沈したことは大戦果だ。しかし、インド洋の制海権の奪取はおろか、コロンボやトリンコマリーといった要衝に一切手を出すこともなく引き揚げざるを得なかったことも事実だ。そういったことを鑑みれば、戦略的勝利を挙げたのはインド洋の制海権を守りきった英側だと言っていいな」
生沢長官もまた志津頼航空甲参謀の見解については、これに概ね同意するところだった。
「こうなってくると、責任を明確にするための論功行賞といったようなものはあるんでしょうね」
雲の上の中将に対してそのような生臭いネタを持ちかけてくる佐官はお前くらいのものだろうな。
無遠慮な志津頼航空甲参謀の言葉に呆れながらも、生沢長官は人事局に勤務するかつての部下から得た情報を思い出す。
インド洋海戦では一航艦司令部と二航戦司令部で明暗が分かれた。
少なくとも人事局ではそう評価していた。
もちろん、敵の夜間雷撃に手も足も出ずに撤退を余儀なくされた一航艦司令部への風当たりは強く、南雲中将をはじめとした同司令部の幕僚らについては当然ながらその評価は急落している。
逆に不利な状況を覆し、三隻の英空母を撃沈した二航戦司令官の山口少将とその彼を支えた参謀や、それに「蒼龍」艦長をはじめとする関係者らについての評価は、それこそうなぎのぼりといったところだ。
このことで、南雲中将は一航艦司令長官から鎮守府長官への転任がすでに決まっているとのことだった。
一方、山口司令官のほうは今年秋の定期人事で中将への昇任が確実視されているが、それをもっと早めようという動きもあるのだという。
生沢長官はそういった内容をかいつまんで志津頼航空甲参謀に説明する。
「やっぱりそういった評価になりますか。でも、山口さんの指揮はどうなんですかね。確かに、英空母を三杯も沈めた手腕はすごいと思います。しかし、空母が四隻から二隻になるという、つまりは航空戦力がガタ落ちの状態で敵を叩きにいけば、艦上機隊の損害が甚大なものになることは目に見えています。実際、空母が半減したことに伴って数が減った零戦は、九九艦爆を完全に守り切ることが出来なかったそうじゃないですか」
四隻あったはずの空母が半分の二隻になるという状況に陥ってなお、当時の山口司令官は三次にわたって攻撃隊を繰り出した。
恐るべき執念、攻撃精神だ。
ただ、そのことで戦果は挙がったものの、しかしその一方で二航戦は数十人にも及ぶ搭乗員を一時に失ってしまった。
志津頼航空甲参謀が妙なこだわりを見せているのも、そういったあたりが原因なのだろう。
「確かにあの状況での指揮についてはかなり判断に迷うところだな。夜間雷撃をくぐり抜けてなお健在の空母が三隻あれば悩むこと無く東洋艦隊を攻撃する。だが、逆に一隻しかなければまず間違いなく戦いを避けるだろう。なにより、少数機で攻撃を仕掛けても戦果は僅少で、逆に被害が大きくなるのは目に見えているからな。しかし、二隻だと難しい。ただ、二航戦搭乗員の術力を考えれば、攻撃を選択したくなる気持ちも理解できる」
生沢長官にしては珍しく歯切れが悪いが、それだけ難しいシチュエーションなのだろう。
「長官のお考えはともかくとして、しかし山口さんの性格なら一隻になったとしても東洋艦隊にそのまま殴りかかっていきそうですね」
志津頼航空甲参謀がぼそっと本音を漏らす。
「それは無いだろう。一対三のような戦力差が隔絶したなかで戦闘を継続するなど、それこそ搭乗員を無為にすり潰す行為だ。仮に戦果が挙がったとしても犠牲が凄まじいものになることは目に見えている。もし、そうなった場合は、一も二もなく逃げの一手だ」
そう言いながらも、生沢長官は山口司令官の人となりを考えればあり得るのではないかとも思う。
さらに、猛将で鳴らす四航戦司令官であれば、絶対に攻撃を選択すると生沢長官は確信している。
なにせ空母で突撃、その装備する高角砲で監視艇を沈めてしまうような御仁なのだから。
そうであれば、一対三の不利な状況であったとしても決してビビることはないだろう。
ただ、それはそれで困ったことなのだが。
「まあ、なんにせよインド洋での戦いで帝国海軍の空母戦力はかなりまずい状況に陥ってしまった。ここからの立て直しは決して容易ではない」
司令長官と航空参謀が雁首揃えて他人の話をしても時間の無駄、不毛なだけだ。
だから、生沢長官は話題の転換を図る。
「確かにそうですね。一航戦の『赤城』と『加賀』はともに修理に半年近くかかるし、二航戦の『蒼龍』と『飛龍』は失われた搭乗員の補充とそれに伴う錬成が必要でしょう。そうなってくると、戦力としてカウントできる空母は五航戦の『翔鶴』と『瑞鶴』、それに六航戦の『雲鶴』と『神鶴』の四隻しか残っていないことになります。まあ、戦力の立て直し途上にある今の太平洋艦隊であれば、これら四隻があれば何とかなるんでしょうけど」
八隻あったはずの正規空母が、しかしインド洋海戦のあおりを受けて使えるそれがいきなり半分になってしまった。
そのことをボヤく志津頼航空甲参謀だったが、しかし状況はさらに深刻なことを生沢長官は知る立場にあった。
今のところそれは司令長官とそれに参謀長の胸にしまっておくべき機密情報だ。
しかし、生沢長官はあっさりと志津頼航空甲参謀にそのことを打ち明ける。
これを話せば彼はきっと怒り出すだろうなと思いつつ。
そうしたところ、予想通り志津頼航空甲参謀はキレた。
それも、かなりの勢いだった。
この戦いで第二艦隊とそれに第一航空艦隊は東洋艦隊に配備されていた三隻の空母を撃沈し、さらに二隻の駆逐艦を撃破した。
しかも、三隻撃沈した空母のうちの実に二隻が英国の誇る最新鋭の装甲空母だった。
一方で、日本側は「赤城」と「加賀」が少なくない損害を被ったものの、しかしただの一隻も沈没艦を出していない。
そのインド洋海戦の結果を受けた大本営は、ほぼ正確に戦果と損害を発表した。
その報道に国民は欣喜雀躍、大いにわき上がっていた。
「これのどこが勝利ですか。どう考えても日本側の負け、もっと言えば大失敗じゃないですか」
第二航空艦隊の長官室で、志津頼航空甲参謀が新聞片手に悪態をつく。
一方の生沢長官のほうはそんな彼の態度に苦笑するだけで、無礼を咎めるようなことはしない。
むしろ、当人の本音を聞けるから、人前でなければこれを歓迎しているくらいだった。
「まあ、確かに三隻の英空母を撃沈したことは大戦果だ。しかし、インド洋の制海権の奪取はおろか、コロンボやトリンコマリーといった要衝に一切手を出すこともなく引き揚げざるを得なかったことも事実だ。そういったことを鑑みれば、戦略的勝利を挙げたのはインド洋の制海権を守りきった英側だと言っていいな」
生沢長官もまた志津頼航空甲参謀の見解については、これに概ね同意するところだった。
「こうなってくると、責任を明確にするための論功行賞といったようなものはあるんでしょうね」
雲の上の中将に対してそのような生臭いネタを持ちかけてくる佐官はお前くらいのものだろうな。
無遠慮な志津頼航空甲参謀の言葉に呆れながらも、生沢長官は人事局に勤務するかつての部下から得た情報を思い出す。
インド洋海戦では一航艦司令部と二航戦司令部で明暗が分かれた。
少なくとも人事局ではそう評価していた。
もちろん、敵の夜間雷撃に手も足も出ずに撤退を余儀なくされた一航艦司令部への風当たりは強く、南雲中将をはじめとした同司令部の幕僚らについては当然ながらその評価は急落している。
逆に不利な状況を覆し、三隻の英空母を撃沈した二航戦司令官の山口少将とその彼を支えた参謀や、それに「蒼龍」艦長をはじめとする関係者らについての評価は、それこそうなぎのぼりといったところだ。
このことで、南雲中将は一航艦司令長官から鎮守府長官への転任がすでに決まっているとのことだった。
一方、山口司令官のほうは今年秋の定期人事で中将への昇任が確実視されているが、それをもっと早めようという動きもあるのだという。
生沢長官はそういった内容をかいつまんで志津頼航空甲参謀に説明する。
「やっぱりそういった評価になりますか。でも、山口さんの指揮はどうなんですかね。確かに、英空母を三杯も沈めた手腕はすごいと思います。しかし、空母が四隻から二隻になるという、つまりは航空戦力がガタ落ちの状態で敵を叩きにいけば、艦上機隊の損害が甚大なものになることは目に見えています。実際、空母が半減したことに伴って数が減った零戦は、九九艦爆を完全に守り切ることが出来なかったそうじゃないですか」
四隻あったはずの空母が半分の二隻になるという状況に陥ってなお、当時の山口司令官は三次にわたって攻撃隊を繰り出した。
恐るべき執念、攻撃精神だ。
ただ、そのことで戦果は挙がったものの、しかしその一方で二航戦は数十人にも及ぶ搭乗員を一時に失ってしまった。
志津頼航空甲参謀が妙なこだわりを見せているのも、そういったあたりが原因なのだろう。
「確かにあの状況での指揮についてはかなり判断に迷うところだな。夜間雷撃をくぐり抜けてなお健在の空母が三隻あれば悩むこと無く東洋艦隊を攻撃する。だが、逆に一隻しかなければまず間違いなく戦いを避けるだろう。なにより、少数機で攻撃を仕掛けても戦果は僅少で、逆に被害が大きくなるのは目に見えているからな。しかし、二隻だと難しい。ただ、二航戦搭乗員の術力を考えれば、攻撃を選択したくなる気持ちも理解できる」
生沢長官にしては珍しく歯切れが悪いが、それだけ難しいシチュエーションなのだろう。
「長官のお考えはともかくとして、しかし山口さんの性格なら一隻になったとしても東洋艦隊にそのまま殴りかかっていきそうですね」
志津頼航空甲参謀がぼそっと本音を漏らす。
「それは無いだろう。一対三のような戦力差が隔絶したなかで戦闘を継続するなど、それこそ搭乗員を無為にすり潰す行為だ。仮に戦果が挙がったとしても犠牲が凄まじいものになることは目に見えている。もし、そうなった場合は、一も二もなく逃げの一手だ」
そう言いながらも、生沢長官は山口司令官の人となりを考えればあり得るのではないかとも思う。
さらに、猛将で鳴らす四航戦司令官であれば、絶対に攻撃を選択すると生沢長官は確信している。
なにせ空母で突撃、その装備する高角砲で監視艇を沈めてしまうような御仁なのだから。
そうであれば、一対三の不利な状況であったとしても決してビビることはないだろう。
ただ、それはそれで困ったことなのだが。
「まあ、なんにせよインド洋での戦いで帝国海軍の空母戦力はかなりまずい状況に陥ってしまった。ここからの立て直しは決して容易ではない」
司令長官と航空参謀が雁首揃えて他人の話をしても時間の無駄、不毛なだけだ。
だから、生沢長官は話題の転換を図る。
「確かにそうですね。一航戦の『赤城』と『加賀』はともに修理に半年近くかかるし、二航戦の『蒼龍』と『飛龍』は失われた搭乗員の補充とそれに伴う錬成が必要でしょう。そうなってくると、戦力としてカウントできる空母は五航戦の『翔鶴』と『瑞鶴』、それに六航戦の『雲鶴』と『神鶴』の四隻しか残っていないことになります。まあ、戦力の立て直し途上にある今の太平洋艦隊であれば、これら四隻があれば何とかなるんでしょうけど」
八隻あったはずの正規空母が、しかしインド洋海戦のあおりを受けて使えるそれがいきなり半分になってしまった。
そのことをボヤく志津頼航空甲参謀だったが、しかし状況はさらに深刻なことを生沢長官は知る立場にあった。
今のところそれは司令長官とそれに参謀長の胸にしまっておくべき機密情報だ。
しかし、生沢長官はあっさりと志津頼航空甲参謀にそのことを打ち明ける。
これを話せば彼はきっと怒り出すだろうなと思いつつ。
そうしたところ、予想通り志津頼航空甲参謀はキレた。
それも、かなりの勢いだった。
61
あなたにおすすめの小説
幻の十一代将軍・徳川家基、死せず。長谷川平蔵、田沼意知、蝦夷へ往く。
克全
歴史・時代
西欧列強に不平等条約を強要され、内乱を誘発させられ、多くの富を収奪されたのが悔しい。
幕末の仮想戦記も考えましたが、徳川家基が健在で、田沼親子が権力を維持していれば、もっと余裕を持って、開国準備ができたと思う。
北海道・樺太・千島も日本の領地のままだっただろうし、多くの金銀が国外に流出することもなかったと思う。
清国と手を組むことも出来たかもしれないし、清国がロシアに強奪された、シベリアと沿海州を日本が手に入れる事が出来たかもしれない。
色々真剣に検討して、仮想の日本史を書いてみたい。
一橋治済の陰謀で毒を盛られた徳川家基であったが、奇跡的に一命をとりとめた。だが家基も父親の十代将軍:徳川家治も誰が毒を盛ったのかは分からなかった。家基は田沼意次を疑い、家治は疑心暗鬼に陥り田沼意次以外の家臣が信じられなくなった。そして歴史は大きく動くことになる。
印旛沼開拓は成功するのか?
蝦夷開拓は成功するのか?
オロシャとは戦争になるのか?
蝦夷・千島・樺太の領有は徳川家になるのか?
それともオロシャになるのか?
西洋帆船は導入されるのか?
幕府は開国に踏み切れるのか?
アイヌとの関係はどうなるのか?
幕府を裏切り異国と手を結ぶ藩は現れるのか?
世界はあるべき姿へ戻される 第二次世界大戦if戦記
颯野秋乃
歴史・時代
1929年に起きた、世界を巻き込んだ大恐慌。世界の大国たちはそれからの脱却を目指し、躍起になっていた。第一次世界大戦の敗戦国となったドイツ第三帝国は多額の賠償金に加えて襲いかかる恐慌に国の存続の危機に陥っていた。援助の約束をしたアメリカは恐慌を理由に賠償金の支援を破棄。フランスは、自らを救うために支払いの延期は認めない姿勢を貫く。
ドイツ第三帝国は自らの存続のために、世界に隠しながら軍備の拡張に奔走することになる。
また、極東の国大日本帝国。関係の悪化の一途を辿る日米関係によって受ける経済的打撃に苦しんでいた。
その解決法として提案された大東亜共栄圏。東南アジア諸国及び中国を含めた大経済圏、生存圏の構築に力を注ごうとしていた。
この小説は、ドイツ第三帝国と大日本帝国の2視点で進んでいく。現代では有り得なかった様々なイフが含まれる。それを楽しんで貰えたらと思う。
またこの小説はいかなる思想を賛美、賞賛するものでは無い。
この小説は現代とは似て非なるもの。登場人物は史実には沿わないので悪しからず…
大日本帝国視点は都合上休止中です。気分により再開するらもしれません。
【重要】
不定期更新。超絶不定期更新です。
小沢機動部隊
ypaaaaaaa
歴史・時代
1941年4月10日に世界初の本格的な機動部隊である第1航空艦隊の司令長官が任命された。
名は小沢治三郎。
年功序列で任命予定だった南雲忠一中将は”自分には不適任”として望んで第2艦隊司令長官に就いた。
ただ時局は引き返すことが出来ないほど悪化しており、小沢は戦いに身を投じていくことになる。
毎度同じようにこんなことがあったらなという願望を書き綴ったものです。
楽しんで頂ければ幸いです!
土方歳三ら、西南戦争に参戦す
山家
歴史・時代
榎本艦隊北上せず。
それによって、戊辰戦争の流れが変わり、五稜郭の戦いは起こらず、土方歳三は戊辰戦争の戦野を生き延びることになった。
生き延びた土方歳三は、北の大地に屯田兵として赴き、明治初期を生き抜く。
また、五稜郭の戦い等で散った他の多くの男達も、史実と違えた人生を送ることになった。
そして、台湾出兵に土方歳三は赴いた後、西南戦争が勃発する。
土方歳三は屯田兵として、そして幕府歩兵隊の末裔といえる海兵隊の一員として、西南戦争に赴く。
そして、北の大地で再生された誠の旗を掲げる土方歳三の周囲には、かつての新選組の仲間、永倉新八、斎藤一、島田魁らが集い、共に戦おうとしており、他にも男達が集っていた。
(「小説家になろう」に投稿している「新選組、西南戦争へ」の加筆修正版です)
日本の運命を変えた天才少年-日本が世界一の帝国になる日-
ましゅまろ
歴史・時代
――もしも、日本の運命を変える“少年”が現れたなら。
1941年、戦争の影が世界を覆うなか、日本に突如として現れた一人の少年――蒼月レイ。
わずか13歳の彼は、天才的な頭脳で、戦争そのものを再設計し、歴史を変え、英米独ソをも巻き込みながら、日本を敗戦の未来から救い出す。
だがその歩みは、同時に多くの敵を生み、命を狙われることも――。
これは、一人の少年の手で、世界一の帝国へと昇りつめた日本の物語。
希望と混乱の20世紀を超え、未来に語り継がれる“蒼き伝説”が、いま始まる。
※アルファポリス限定投稿
対ソ戦、準備せよ!
湖灯
歴史・時代
1940年、遂に欧州で第二次世界大戦がはじまります。
前作『対米戦、準備せよ!』で、中国での戦いを避けることができ、米国とも良好な経済関係を築くことに成功した日本にもやがて暗い影が押し寄せてきます。
未来の日本から来たという柳生、結城の2人によって1944年のサイパン戦後から1934年の日本に戻った大本営の特例を受けた柏原少佐は再びこの日本の危機を回避させることができるのでしょうか!?
小説家になろうでは、前作『対米戦、準備せよ!』のタイトルのまま先行配信中です!
もし石田三成が島津義弘の意見に耳を傾けていたら
俣彦
歴史・時代
慶長5年9月14日。
赤坂に到着した徳川家康を狙うべく夜襲を提案する宇喜多秀家と島津義弘。
史実では、これを退けた石田三成でありましたが……。
もしここで彼らの意見に耳を傾けていたら……。
大和型重装甲空母
ypaaaaaaa
歴史・時代
1937年10月にアメリカ海軍は日本海軍が”60000トンを超す巨大戦艦”を”4隻”建造しているという情報を掴んだ。海軍はすぐに対抗策を講じてサウスダコタ級戦艦に続いてアイオワ級戦艦を4隻建造することとした。そして1941年12月。日米は戦端を開いたが戦列に加わっていたのは巨大戦艦ではなく、”巨大空母”であった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる