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MO作戦
第50話 反撃の方法
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米機動部隊が繰り出してきた百数十機にも及ぶ戦爆雷連合。
それらが第二航空艦隊に襲いかかってきた。
一方、二航艦の側は一四四機の零戦と五四機の九九艦爆、それに二機の一三試艦爆の二〇〇機態勢でこれを迎え撃った。
このうち、実際に米艦上機と干戈を交えたのは零戦のみにとどまった。
後詰めのポジションにあった九九艦爆とそれに一三試艦爆のほうは零戦がすべての米艦上機を阻止したことで出番は無かった。
「ご苦労」
飛行甲板から艦橋に上がってきた志津頼航空甲参謀に、生沢長官が労いの言葉をかける。
志津頼航空甲参謀は先程まで迎撃にあたっていた機体の収容に加え、戦果や被害状況の聴き取りなど、多忙の極みともいえる状況の中に身を置いていた。
「いやあ、二航艦の搭乗員は誰も彼もすごいですね。あれだけの厳しい戦いの後で、なお着艦でミスする機体がただの一機も無かったんですから。中には損傷の激しい機体も少なからず有ったんですがね」
生沢長官は敵に機先を制されることが不可避と判断した時点で「翔鶴」と「瑞鶴」、それに「瑞鳳」に搭載されたすべての艦上機を上空に上げる決断をした。
その数、実に二三一機。
このうち、それなりの武装が施された零戦と九九艦爆、それに一三試艦爆については敵艦上機の迎撃に充てた。
弱武装の九七艦攻のほうはこれを空中退避にとどめ、敵機との交戦については自衛戦闘以外は厳禁とした。
「それと、艦上機隊の現状については、索敵から戻りつつある機体を除いてその集計が終わりました」
志津頼航空甲参謀の口調が世間話モードから、一般的な軍人のそれに変わる。
生沢長官のほうは小さく頷くことで、話の続きを促す。
「迎撃戦闘にあたった一四四機の零戦ですが、こちらは未帰還が一五機。それに要修理あるいは修理不能といった機体が二九機にのぼっています。ですので、今すぐに使える機体はちょうど一〇〇機となります」
米攻撃隊に対して圧倒的とも言えるほどに優勢に戦った零戦だが、それでも一割を超える機体を失い、さらに稼働率は七割以下にまで激減してしまった。
洋上航空戦がいかに飛行機それに搭乗員の消耗を強いるかということを、いやがうえにも思い知らされる。
「一方で、戦果については米艦上機を二〇〇機以上撃墜したとのことです。ただ、これはかなりの数の重複が含まれていると思われますので、今後精査が必要でしょう」
戦果が実際に戦った相手の数よりも多いのは、こと空中戦では珍しくない。
一瞬の隙が命取りとなる緊迫した状況の中で、じっくりと戦果確認をしている余裕などあろうはずがないからだ。
まして、日米合わせて三〇〇機以上の機体が混交した中では、なおのことだろう。
「それと、九九艦爆と一三試艦爆、それに九七艦攻については迎撃戦闘に不参加だったために失われた機体はありません。ただ、ごく少数ではありますが、発動機不調に陥った機体が有るようです」
整備員が心尽くしのメンテナンスをしてもなお発動機や機体にトラブルが出てしまうことはよくある話だ。
科学力や工業力に難を抱える国の機体にとっては宿痾のようなものだろう。
「それよりも、米艦隊のほうはどうなっていますか」
とりあえずの報告を終えた志津頼航空甲参謀が、逆質問する。
これまで飛行甲板にいたことから、彼は米艦隊の最新の動向についてはこれを承知していない。
「発見された敵艦隊は三群。いずれも一隻の空母を基幹とする機動部隊だ。そして、我々に向かってきた艦上機の数を考えれば、これがすべてだと考えていい。現在は『利根』一号機それに『筑摩』二号機が接触、逐次状況を知らせてくれている」
二航艦が迎撃戦闘に巻き込まれているのと時を同じくして、索敵に出した九七艦攻が相次いで米艦隊の情報を送ってきた。
防空戦闘という究極の乱戦の中、しかし「翔鶴」通信科は索敵機が発した無電を漏れなくキャッチ。
短時間でこれらを解読し、貴重な情報を二航艦司令部にもたらしてくれた。
このことについては生沢長官も高く評価しており、彼らには後で舶来のウイスキーを差し入れようと考えている。
「それと、つい先程入ってきた情報だが、三群ある敵の機動部隊はそのいずれもが速度を上げて南下中とのことだ。これについては『利根』一号機それに『筑摩』二号機ともに同じ報告をしていることから確度も相応に高いものだと考えていい」
志津頼航空甲参謀に最新情報を提供しつつ、生沢長官は脳内で算盤を弾いている。
もちろん、今後の二航艦の身の振り方についてだ。
午前中の攻撃は完全に不可能となった。
兵器員らが夜っぴて九九艦爆や九七艦攻に搭載してくれた爆弾や魚雷は、しかし防空戦闘が始まる際にすべて海に投げ込んでしまったからだ。
これらについては、また一から搭載作業を実施しなければならない。
(この際、新機軸を試してみるか。とは言っても、欧州の戦のパクリだが)
そう考えた生沢長官は、早速とばかりに命令を下す。
「第一次攻撃隊についてはすべて戦闘機で固める。『翔鶴』それに『瑞鶴』のそれぞれ第一と第二、それに第三と第四中隊に先鋒を任せる。なお、航法支援として一三試艦爆をこれらに同行させる」
生沢長官の言葉に、「翔鶴」艦橋内の誰もが疑問の表情になる。
ただ一人例外だったのが志津頼航空甲参謀だった。
「戦闘機掃討、欧米で言うところのファイタースイープをやるんですね!」
勢い込み、そのことでいささかばかりボリュームを上げた志津頼航空甲参謀の声に、生沢長官が笑みを見せる。
理解の早い部下の反応は、現状を考えればとても有り難い。
「その通りだ。こちらの予想では、米空母は一隻あたり七〇機程度を搭載しているものと見込んでいる。そして、我々に襲撃をかけてきたのが一五〇機だとすれば、三隻の米空母には合わせて六〇機が残っていることになる。索敵に出した機体もあるはずだから、それが一〇機だと仮定して残りは五〇機。そして、これら五〇機は間違いなく艦隊防空用の戦闘機だ。さらにこれに先程の空中戦の生き残りも加わるだろうから、そうなればさらに数は増える」
そう言って、生沢長官は少しばかり間を置く。
志津頼航空甲参謀以外の人間に咀嚼する時間を与えるためだ。
「もし、そこに九九艦爆や九七艦攻を含んだ攻撃隊をぶつければどうなるかは火を見るよりも明らかだろう」
零戦はF4Fよりも強い機体だ。
それを駆る搭乗員の平均技量も、明らかにこちらが上だ。
多少の数の差であれば、十分に勝算が見込めるだろう。
しかし、それは零戦が自由に戦えることが前提となる。
背中に九九艦爆や九七艦攻をかかえた状態で、しかもそのうえ数的劣勢を強いられては、さしもの零戦も不利は免れない。
だから、生沢長官は、零戦には少しでもマシな状況で戦ってもらうべく、第一次攻撃隊についてはこれを戦闘機で固めることにしたのだ。
最初は疑問の色を浮かべていた周囲の人間も、すぐにこのことを理解したのだろう。
今では納得の表情になっている。
そのことを確認した生沢長官は、さらに話を進める。
逃げを図る米機動部隊によけいな時間を与えるわけにはいかない。
「第二次攻撃隊は九九艦爆とそれに零戦の二機種とする。護衛については「翔鶴」第五中隊と同じく「瑞鶴」第五中隊、それに「瑞鳳」第一中隊の三個中隊とする」
第一次攻撃ですべての米戦闘機を駆逐できればいい。
しかし、そう都合良くはいかないだろう。
だから、第二次攻撃隊には二航艦の戦闘機隊の中でも最強の一角とされる「瑞鳳」第一中隊を用心棒としてこれに同道させる。
「第三次攻撃隊は使えるすべての九七艦攻と、それに護衛の零戦で編成する。戦闘機隊については『翔鶴』第六中隊とそれに『瑞鶴』第六中隊とする」
三次にわたる攻撃に対し、盛大に戦闘機隊を奮発したことで「翔鶴」と「瑞鶴」、それに「瑞鳳」にはそれぞれ一個中隊の戦闘機しか残らない。
しかも、それらは迎撃戦の損耗によってフル編成ではないから、三隻合わせても二〇機そこそこといったところだろう。
しかし、米機動部隊はすでに対艦攻撃力の大半を喪失しており、脅威とはなり得ない。
また、陸上機についても大編隊で襲いかかってくることは考えにくいから、ことさらに心配する必要はないだろう。
もちろん、油断は厳禁だが。
(戦闘機隊を増勢していて、本当に良かった)
生沢長官の命令を聞きつつ、志津頼航空甲参謀が胸中でつぶやく。
もし、「翔鶴」と「瑞鶴」の戦闘機隊が現状の七個中隊ではなく、マーシャル沖海戦当時のように五個中隊しかなければ、ひょっとしたら先程の防空戦闘は破綻していたかもしれない。
あるいは破綻はせずとも、しかし攻撃隊に十分な護衛をつけることはできなかっただろう。
少なくとも艦上機のうちの半数以上は戦闘機で固めるという生沢長官の方針は正しかったのだ。
(すべてはトップ次第か)
志津頼航空甲参謀は改めて自身の幸運を自覚する。
ただ、そのことを生沢長官に話すつもりは無かった。
それらが第二航空艦隊に襲いかかってきた。
一方、二航艦の側は一四四機の零戦と五四機の九九艦爆、それに二機の一三試艦爆の二〇〇機態勢でこれを迎え撃った。
このうち、実際に米艦上機と干戈を交えたのは零戦のみにとどまった。
後詰めのポジションにあった九九艦爆とそれに一三試艦爆のほうは零戦がすべての米艦上機を阻止したことで出番は無かった。
「ご苦労」
飛行甲板から艦橋に上がってきた志津頼航空甲参謀に、生沢長官が労いの言葉をかける。
志津頼航空甲参謀は先程まで迎撃にあたっていた機体の収容に加え、戦果や被害状況の聴き取りなど、多忙の極みともいえる状況の中に身を置いていた。
「いやあ、二航艦の搭乗員は誰も彼もすごいですね。あれだけの厳しい戦いの後で、なお着艦でミスする機体がただの一機も無かったんですから。中には損傷の激しい機体も少なからず有ったんですがね」
生沢長官は敵に機先を制されることが不可避と判断した時点で「翔鶴」と「瑞鶴」、それに「瑞鳳」に搭載されたすべての艦上機を上空に上げる決断をした。
その数、実に二三一機。
このうち、それなりの武装が施された零戦と九九艦爆、それに一三試艦爆については敵艦上機の迎撃に充てた。
弱武装の九七艦攻のほうはこれを空中退避にとどめ、敵機との交戦については自衛戦闘以外は厳禁とした。
「それと、艦上機隊の現状については、索敵から戻りつつある機体を除いてその集計が終わりました」
志津頼航空甲参謀の口調が世間話モードから、一般的な軍人のそれに変わる。
生沢長官のほうは小さく頷くことで、話の続きを促す。
「迎撃戦闘にあたった一四四機の零戦ですが、こちらは未帰還が一五機。それに要修理あるいは修理不能といった機体が二九機にのぼっています。ですので、今すぐに使える機体はちょうど一〇〇機となります」
米攻撃隊に対して圧倒的とも言えるほどに優勢に戦った零戦だが、それでも一割を超える機体を失い、さらに稼働率は七割以下にまで激減してしまった。
洋上航空戦がいかに飛行機それに搭乗員の消耗を強いるかということを、いやがうえにも思い知らされる。
「一方で、戦果については米艦上機を二〇〇機以上撃墜したとのことです。ただ、これはかなりの数の重複が含まれていると思われますので、今後精査が必要でしょう」
戦果が実際に戦った相手の数よりも多いのは、こと空中戦では珍しくない。
一瞬の隙が命取りとなる緊迫した状況の中で、じっくりと戦果確認をしている余裕などあろうはずがないからだ。
まして、日米合わせて三〇〇機以上の機体が混交した中では、なおのことだろう。
「それと、九九艦爆と一三試艦爆、それに九七艦攻については迎撃戦闘に不参加だったために失われた機体はありません。ただ、ごく少数ではありますが、発動機不調に陥った機体が有るようです」
整備員が心尽くしのメンテナンスをしてもなお発動機や機体にトラブルが出てしまうことはよくある話だ。
科学力や工業力に難を抱える国の機体にとっては宿痾のようなものだろう。
「それよりも、米艦隊のほうはどうなっていますか」
とりあえずの報告を終えた志津頼航空甲参謀が、逆質問する。
これまで飛行甲板にいたことから、彼は米艦隊の最新の動向についてはこれを承知していない。
「発見された敵艦隊は三群。いずれも一隻の空母を基幹とする機動部隊だ。そして、我々に向かってきた艦上機の数を考えれば、これがすべてだと考えていい。現在は『利根』一号機それに『筑摩』二号機が接触、逐次状況を知らせてくれている」
二航艦が迎撃戦闘に巻き込まれているのと時を同じくして、索敵に出した九七艦攻が相次いで米艦隊の情報を送ってきた。
防空戦闘という究極の乱戦の中、しかし「翔鶴」通信科は索敵機が発した無電を漏れなくキャッチ。
短時間でこれらを解読し、貴重な情報を二航艦司令部にもたらしてくれた。
このことについては生沢長官も高く評価しており、彼らには後で舶来のウイスキーを差し入れようと考えている。
「それと、つい先程入ってきた情報だが、三群ある敵の機動部隊はそのいずれもが速度を上げて南下中とのことだ。これについては『利根』一号機それに『筑摩』二号機ともに同じ報告をしていることから確度も相応に高いものだと考えていい」
志津頼航空甲参謀に最新情報を提供しつつ、生沢長官は脳内で算盤を弾いている。
もちろん、今後の二航艦の身の振り方についてだ。
午前中の攻撃は完全に不可能となった。
兵器員らが夜っぴて九九艦爆や九七艦攻に搭載してくれた爆弾や魚雷は、しかし防空戦闘が始まる際にすべて海に投げ込んでしまったからだ。
これらについては、また一から搭載作業を実施しなければならない。
(この際、新機軸を試してみるか。とは言っても、欧州の戦のパクリだが)
そう考えた生沢長官は、早速とばかりに命令を下す。
「第一次攻撃隊についてはすべて戦闘機で固める。『翔鶴』それに『瑞鶴』のそれぞれ第一と第二、それに第三と第四中隊に先鋒を任せる。なお、航法支援として一三試艦爆をこれらに同行させる」
生沢長官の言葉に、「翔鶴」艦橋内の誰もが疑問の表情になる。
ただ一人例外だったのが志津頼航空甲参謀だった。
「戦闘機掃討、欧米で言うところのファイタースイープをやるんですね!」
勢い込み、そのことでいささかばかりボリュームを上げた志津頼航空甲参謀の声に、生沢長官が笑みを見せる。
理解の早い部下の反応は、現状を考えればとても有り難い。
「その通りだ。こちらの予想では、米空母は一隻あたり七〇機程度を搭載しているものと見込んでいる。そして、我々に襲撃をかけてきたのが一五〇機だとすれば、三隻の米空母には合わせて六〇機が残っていることになる。索敵に出した機体もあるはずだから、それが一〇機だと仮定して残りは五〇機。そして、これら五〇機は間違いなく艦隊防空用の戦闘機だ。さらにこれに先程の空中戦の生き残りも加わるだろうから、そうなればさらに数は増える」
そう言って、生沢長官は少しばかり間を置く。
志津頼航空甲参謀以外の人間に咀嚼する時間を与えるためだ。
「もし、そこに九九艦爆や九七艦攻を含んだ攻撃隊をぶつければどうなるかは火を見るよりも明らかだろう」
零戦はF4Fよりも強い機体だ。
それを駆る搭乗員の平均技量も、明らかにこちらが上だ。
多少の数の差であれば、十分に勝算が見込めるだろう。
しかし、それは零戦が自由に戦えることが前提となる。
背中に九九艦爆や九七艦攻をかかえた状態で、しかもそのうえ数的劣勢を強いられては、さしもの零戦も不利は免れない。
だから、生沢長官は、零戦には少しでもマシな状況で戦ってもらうべく、第一次攻撃隊についてはこれを戦闘機で固めることにしたのだ。
最初は疑問の色を浮かべていた周囲の人間も、すぐにこのことを理解したのだろう。
今では納得の表情になっている。
そのことを確認した生沢長官は、さらに話を進める。
逃げを図る米機動部隊によけいな時間を与えるわけにはいかない。
「第二次攻撃隊は九九艦爆とそれに零戦の二機種とする。護衛については「翔鶴」第五中隊と同じく「瑞鶴」第五中隊、それに「瑞鳳」第一中隊の三個中隊とする」
第一次攻撃ですべての米戦闘機を駆逐できればいい。
しかし、そう都合良くはいかないだろう。
だから、第二次攻撃隊には二航艦の戦闘機隊の中でも最強の一角とされる「瑞鳳」第一中隊を用心棒としてこれに同道させる。
「第三次攻撃隊は使えるすべての九七艦攻と、それに護衛の零戦で編成する。戦闘機隊については『翔鶴』第六中隊とそれに『瑞鶴』第六中隊とする」
三次にわたる攻撃に対し、盛大に戦闘機隊を奮発したことで「翔鶴」と「瑞鶴」、それに「瑞鳳」にはそれぞれ一個中隊の戦闘機しか残らない。
しかも、それらは迎撃戦の損耗によってフル編成ではないから、三隻合わせても二〇機そこそこといったところだろう。
しかし、米機動部隊はすでに対艦攻撃力の大半を喪失しており、脅威とはなり得ない。
また、陸上機についても大編隊で襲いかかってくることは考えにくいから、ことさらに心配する必要はないだろう。
もちろん、油断は厳禁だが。
(戦闘機隊を増勢していて、本当に良かった)
生沢長官の命令を聞きつつ、志津頼航空甲参謀が胸中でつぶやく。
もし、「翔鶴」と「瑞鶴」の戦闘機隊が現状の七個中隊ではなく、マーシャル沖海戦当時のように五個中隊しかなければ、ひょっとしたら先程の防空戦闘は破綻していたかもしれない。
あるいは破綻はせずとも、しかし攻撃隊に十分な護衛をつけることはできなかっただろう。
少なくとも艦上機のうちの半数以上は戦闘機で固めるという生沢長官の方針は正しかったのだ。
(すべてはトップ次第か)
志津頼航空甲参謀は改めて自身の幸運を自覚する。
ただ、そのことを生沢長官に話すつもりは無かった。
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