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ミッドウェー海戦
第87話 最後の空母
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第二次攻撃隊は四二機の零戦と六〇機の九九艦爆、それに三六機の九七艦攻から成り、指揮は「飛龍」飛行隊長の友永丈市少佐がこれを執る。
その第二次攻撃隊の搭乗員らに油断は無かった。
第一次攻撃隊指揮官より新型艦上戦闘機、米軍で言うところのF6Fヘルキャット戦闘機が出現したとの報があったからだ。
このF6Fによって第一次攻撃隊の零戦は大打撃を被ったという。
その第一次攻撃隊の零戦がF6Fに後れを取ったのは、性能差はもちろんだが、それとともに同機体のシルエットがF4Fに似ていたこともその大きな理由だった。
相手をF4Fだと思い込んで戦端を切った零戦は、しかしその思い込みを突かれ、逆に相手に機先を制されてしまった。
零戦は立て直しに苦労し、その間にもさらに多くの機体が撃墜破されることになってしまった。
もちろん、零戦のほうも、ただやられっ放しだったわけではない。
二〇ミリ弾を叩き込み、F6Fを返り討ちにしている。
しかし、その数はとても損害に見合ったものではなかった。
そして、第二次攻撃隊の前に敵戦闘機がその姿を現す。
その数はざっと数えただけでも三〇機を超えている。
おそらくは、第一次攻撃隊の零戦との死闘を生き延び、母艦に戻って燃料や銃弾を補給したうえでこちらに立ち向かってきた機体だろう。
戦闘機掃討を受け持った第一次攻撃隊は、その任務に失敗したとは言わないまでも、しかし徹底を欠いたものになってしまったことは否めなかった。
敵戦闘機隊の出現に、「隼鷹」隊と「飛鷹」隊、それに「千歳」隊と「千代田」隊の合わせて二四機の制空隊が加速を開始、敵戦闘機隊に斬り込んでいく。
一方、「龍驤」隊と「龍鳳」隊、それに「瑞鳳」隊と「祥鳳」隊の合わせて一八機の直掩隊は九九艦爆や九七艦攻の側を離れず、盾の役割をまっとうする構えだ。
日米の戦闘機が混交する中、一〇機あまりの敵戦闘機が乱戦の渦を抜けて第二次攻撃隊の本隊に迫ってくる。
九九艦爆や九七艦攻には近づけさせまいと、直掩隊の一八機の零戦が動く。
そして、最終防衛線として米戦闘機の前に立ちはだかる。
その直掩隊の零戦に対し、敵戦闘機は邪魔だとばかりに銃撃を仕掛ける。
本来であれば、零戦のほうは機体を捻ってその射弾を躱す。
しかし、今はそれができなかった。
もし、回避機動によって相手の銃撃をやり過ごせば、敵戦闘機は自分たちの後方にある九九艦爆や九七艦攻の編隊にそのまま突っ込んでいく。
そうなれば、艦爆隊や艦攻隊に甚大な被害が出ることは必至だ。
だから、零戦の搭乗員はあえて禁忌とされている米戦闘機との正面対決に挑む。
そして、彼我の間合いがいつも以上に早く詰まったことで、零戦の搭乗員は眼前の敵が新型のそれであることを確信する。
その数瞬後、一二・七ミリ弾と二〇ミリ弾の火箭が交錯する。
正面からの殴り合いに勝利したのはF6Fの側だった。
零戦三二型の二〇ミリ機銃も、長銃身の二号機銃を採用していることで弾道特性はそれほど悪いものではなかった。
しかし、F6Fが六丁もの機銃を装備しているのに対し、零戦のそれはわずかに二丁でしかない。
それと、零戦は二〇ミリ機銃以外に七・七ミリ機銃を装備している。
しかし、F4Fを相手にしていたときでさえ効果が薄かったのだから、これらを機銃数のカウントに含むことは、いささかばかり憚られた。
結局、数の差が命中数の差となり、そのことで零戦の被害のほうが大きくなってしまった。
一度に三機の零戦が火を噴いた一方で、F6Fのほうは一機がエンジンから黒煙を吐いて落伍しただけだった。
互いの機体が交錯したところで零戦は翼を翻し、F6Fを追う。
一方のF6Fのほうは、零戦には目もくれず、九七艦攻の編隊に正面から突っ込んでいく。
これまでの戦いから、米軍は九七艦攻が前に向けて撃てる機銃を装備していないか、あるいは装備していたとしてもこれが七・七ミリクラスの豆鉄砲であることをつかんでいた。
だから、F6Fの搭乗員らはまずは安全な九七艦攻に対してその矛先を向けた。
一〇機ほどのF6Fが翼から盛大に機銃弾を吐き散らし、九七艦攻の編隊に突っ込んでいく。
一方、九七艦攻のほうは腹に重量物の魚雷を抱えていることで、その動きは悲しいほどに鈍い。
F6Fと九七艦攻の編隊が交わったと見えた直後、四機の九七艦攻が炎の尾を曳いて下方へと消えていった。
そこへ、追いすがってきた零戦がF6Fを追い払おうと、遠めにもかかわらず機銃を撃ちかける。
牽制の役には立ったようで、F6Fは増速し、一旦は引く構えを見せる。
しかし、これも一時的なものにしか過ぎなかった。
態勢を整えたF6Fは、再びその速度性能の優越によって零戦をあしらいつつ、九九艦爆や九七艦攻に急迫する。
そして、そのたびに九九艦爆や九七艦攻が削り取られ、それは米機動部隊が視界に入り、さらに対空砲火が撃ち上げられるまで続けられた。
出撃当時に比べて、その数を大きく撃ち減らされた第二次攻撃隊に、目標を選択できるような余裕はなかった。
友永少佐は眼下の機動部隊にそのすべての戦力をぶつけることを決断する。
艦爆や艦攻の数が激減した今の第二次攻撃隊に、二群の機動部隊を同時に叩く余裕は無い。
その第二次攻撃隊に狙われたのは「レンジャー」を中心とする第三任務部隊だった。
四三機にまでその数を減らした九九艦爆は、「レンジャー」の周囲で輪形陣を形成する二隻の巡洋艦とそれに八隻の駆逐艦に向けて降下を開始する。
米巡洋艦とそれに米駆逐艦から撃ち上げられてくる火弾や火箭の量は凄まじいものがあった。
おそらく、新鋭艦で固めているのだろう。
たちまちのうちに四機が被弾する。
あるものは爆散し、またあるものは炎の尾を引きずりながらミッドウェーの海へと墜ちていく。
さらに、急降下の最中に三機が失われ、避退途中に四機が撃墜された。
九九艦爆隊は敵艦の対空砲火によって全体の四分の一を超える損害を出したものの、しかし一方で一二発の命中弾を得ることに成功する。
一〇隻の護衛艦艇に対して、最低でも一発の命中弾を与えたのだ。
そのことで輪形陣は完全に崩壊した。
その隙をついて二五機の九七艦攻が二手に分かれ、超低空から「レンジャー」に迫る。
「レンジャー」からの対空砲火は熾烈だった。
マーシャル沖海戦の「レキシントン」級や、あるいは珊瑚海海戦の「ヨークタウン」級といった格上のそれらを明らかに上回っている。
今日までの間に相当な数の機関砲や機銃を増備したのだろう。
「蒼龍」艦攻隊とともに「レンジャー」の左舷側から迫る友永少佐は、次々に飛び込んでくる九七艦攻の損害報告を心の片隅に追いやり、操縦に専念している。
少しでも操作を誤れば、即海面落ちという高度で飛んでいる以上、よけいなことに気を取られているわけにはいかなかった。
ただ、今は海に落ちないように、そして機体を理想の投雷ポイントへもっていくことだけを考えるべきだった。
その友永少佐はようやくのことで射点に到達、魚雷を投下する。
数を減じた部下たちもそれに続く。
右舷側では「隼鷹」それに「飛鷹」の艦攻隊もまた自分たちと同様に魚雷を放っているはずだ。
魚雷を投下してなお、火箭がしつこく追いかけてくる。
それをようやくのことで振り切り、友永少佐は徐々に高度を上げていく。
その最中、後席の部下から喜色に満ちた報告が上げられてくる。
「敵空母の左舷に水柱! さらに一本! 右舷にも水柱! さらに一本!」
どうやら、第二次攻撃隊の艦攻隊は四本の命中魚雷を得たようだった。
三六機の九七艦攻を擁していながら、しかし命中がたったの四本に終わったというのは、非常に不満が残る。
しかし、F6Fに食われ、さらに敵艦から激しい対空砲火を浴びせられてしまっては、こういった結果に終わるのもある意味仕方がないことなのかもしれない。
せめてもの慰めとなるのは「レンジャー」に致命の打撃を与えたことだ。
これで、米海軍が戦前に整備した正規空母は、これをすべて撃沈したことになる。
ただ、それはそれとして友永少佐は最優先で成すべきことに目を向ける。
死線をくぐり抜けた部下たちを無事に母艦にまで送り届けるのだ。
この近くの空域では、現在も零戦がF4Fとそれに米新型戦闘機を相手に死闘を繰り広げているはずだった。
そして、その戦いの渦から敵戦闘機が飛び出してきて、今度は自分たちに向かってくるかもしれない。
現状はまだ、敵艦隊の対空砲火から逃れただけにしか過ぎない。
敵戦闘機の脅威はいまだ残っている。
特に新型は要注意だ。
だからこそ、たとえ疲労困憊の状態であったとしても、しかし最大限の警戒の中で帰路につくべきだった。
その第二次攻撃隊の搭乗員らに油断は無かった。
第一次攻撃隊指揮官より新型艦上戦闘機、米軍で言うところのF6Fヘルキャット戦闘機が出現したとの報があったからだ。
このF6Fによって第一次攻撃隊の零戦は大打撃を被ったという。
その第一次攻撃隊の零戦がF6Fに後れを取ったのは、性能差はもちろんだが、それとともに同機体のシルエットがF4Fに似ていたこともその大きな理由だった。
相手をF4Fだと思い込んで戦端を切った零戦は、しかしその思い込みを突かれ、逆に相手に機先を制されてしまった。
零戦は立て直しに苦労し、その間にもさらに多くの機体が撃墜破されることになってしまった。
もちろん、零戦のほうも、ただやられっ放しだったわけではない。
二〇ミリ弾を叩き込み、F6Fを返り討ちにしている。
しかし、その数はとても損害に見合ったものではなかった。
そして、第二次攻撃隊の前に敵戦闘機がその姿を現す。
その数はざっと数えただけでも三〇機を超えている。
おそらくは、第一次攻撃隊の零戦との死闘を生き延び、母艦に戻って燃料や銃弾を補給したうえでこちらに立ち向かってきた機体だろう。
戦闘機掃討を受け持った第一次攻撃隊は、その任務に失敗したとは言わないまでも、しかし徹底を欠いたものになってしまったことは否めなかった。
敵戦闘機隊の出現に、「隼鷹」隊と「飛鷹」隊、それに「千歳」隊と「千代田」隊の合わせて二四機の制空隊が加速を開始、敵戦闘機隊に斬り込んでいく。
一方、「龍驤」隊と「龍鳳」隊、それに「瑞鳳」隊と「祥鳳」隊の合わせて一八機の直掩隊は九九艦爆や九七艦攻の側を離れず、盾の役割をまっとうする構えだ。
日米の戦闘機が混交する中、一〇機あまりの敵戦闘機が乱戦の渦を抜けて第二次攻撃隊の本隊に迫ってくる。
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そして、最終防衛線として米戦闘機の前に立ちはだかる。
その直掩隊の零戦に対し、敵戦闘機は邪魔だとばかりに銃撃を仕掛ける。
本来であれば、零戦のほうは機体を捻ってその射弾を躱す。
しかし、今はそれができなかった。
もし、回避機動によって相手の銃撃をやり過ごせば、敵戦闘機は自分たちの後方にある九九艦爆や九七艦攻の編隊にそのまま突っ込んでいく。
そうなれば、艦爆隊や艦攻隊に甚大な被害が出ることは必至だ。
だから、零戦の搭乗員はあえて禁忌とされている米戦闘機との正面対決に挑む。
そして、彼我の間合いがいつも以上に早く詰まったことで、零戦の搭乗員は眼前の敵が新型のそれであることを確信する。
その数瞬後、一二・七ミリ弾と二〇ミリ弾の火箭が交錯する。
正面からの殴り合いに勝利したのはF6Fの側だった。
零戦三二型の二〇ミリ機銃も、長銃身の二号機銃を採用していることで弾道特性はそれほど悪いものではなかった。
しかし、F6Fが六丁もの機銃を装備しているのに対し、零戦のそれはわずかに二丁でしかない。
それと、零戦は二〇ミリ機銃以外に七・七ミリ機銃を装備している。
しかし、F4Fを相手にしていたときでさえ効果が薄かったのだから、これらを機銃数のカウントに含むことは、いささかばかり憚られた。
結局、数の差が命中数の差となり、そのことで零戦の被害のほうが大きくなってしまった。
一度に三機の零戦が火を噴いた一方で、F6Fのほうは一機がエンジンから黒煙を吐いて落伍しただけだった。
互いの機体が交錯したところで零戦は翼を翻し、F6Fを追う。
一方のF6Fのほうは、零戦には目もくれず、九七艦攻の編隊に正面から突っ込んでいく。
これまでの戦いから、米軍は九七艦攻が前に向けて撃てる機銃を装備していないか、あるいは装備していたとしてもこれが七・七ミリクラスの豆鉄砲であることをつかんでいた。
だから、F6Fの搭乗員らはまずは安全な九七艦攻に対してその矛先を向けた。
一〇機ほどのF6Fが翼から盛大に機銃弾を吐き散らし、九七艦攻の編隊に突っ込んでいく。
一方、九七艦攻のほうは腹に重量物の魚雷を抱えていることで、その動きは悲しいほどに鈍い。
F6Fと九七艦攻の編隊が交わったと見えた直後、四機の九七艦攻が炎の尾を曳いて下方へと消えていった。
そこへ、追いすがってきた零戦がF6Fを追い払おうと、遠めにもかかわらず機銃を撃ちかける。
牽制の役には立ったようで、F6Fは増速し、一旦は引く構えを見せる。
しかし、これも一時的なものにしか過ぎなかった。
態勢を整えたF6Fは、再びその速度性能の優越によって零戦をあしらいつつ、九九艦爆や九七艦攻に急迫する。
そして、そのたびに九九艦爆や九七艦攻が削り取られ、それは米機動部隊が視界に入り、さらに対空砲火が撃ち上げられるまで続けられた。
出撃当時に比べて、その数を大きく撃ち減らされた第二次攻撃隊に、目標を選択できるような余裕はなかった。
友永少佐は眼下の機動部隊にそのすべての戦力をぶつけることを決断する。
艦爆や艦攻の数が激減した今の第二次攻撃隊に、二群の機動部隊を同時に叩く余裕は無い。
その第二次攻撃隊に狙われたのは「レンジャー」を中心とする第三任務部隊だった。
四三機にまでその数を減らした九九艦爆は、「レンジャー」の周囲で輪形陣を形成する二隻の巡洋艦とそれに八隻の駆逐艦に向けて降下を開始する。
米巡洋艦とそれに米駆逐艦から撃ち上げられてくる火弾や火箭の量は凄まじいものがあった。
おそらく、新鋭艦で固めているのだろう。
たちまちのうちに四機が被弾する。
あるものは爆散し、またあるものは炎の尾を引きずりながらミッドウェーの海へと墜ちていく。
さらに、急降下の最中に三機が失われ、避退途中に四機が撃墜された。
九九艦爆隊は敵艦の対空砲火によって全体の四分の一を超える損害を出したものの、しかし一方で一二発の命中弾を得ることに成功する。
一〇隻の護衛艦艇に対して、最低でも一発の命中弾を与えたのだ。
そのことで輪形陣は完全に崩壊した。
その隙をついて二五機の九七艦攻が二手に分かれ、超低空から「レンジャー」に迫る。
「レンジャー」からの対空砲火は熾烈だった。
マーシャル沖海戦の「レキシントン」級や、あるいは珊瑚海海戦の「ヨークタウン」級といった格上のそれらを明らかに上回っている。
今日までの間に相当な数の機関砲や機銃を増備したのだろう。
「蒼龍」艦攻隊とともに「レンジャー」の左舷側から迫る友永少佐は、次々に飛び込んでくる九七艦攻の損害報告を心の片隅に追いやり、操縦に専念している。
少しでも操作を誤れば、即海面落ちという高度で飛んでいる以上、よけいなことに気を取られているわけにはいかなかった。
ただ、今は海に落ちないように、そして機体を理想の投雷ポイントへもっていくことだけを考えるべきだった。
その友永少佐はようやくのことで射点に到達、魚雷を投下する。
数を減じた部下たちもそれに続く。
右舷側では「隼鷹」それに「飛鷹」の艦攻隊もまた自分たちと同様に魚雷を放っているはずだ。
魚雷を投下してなお、火箭がしつこく追いかけてくる。
それをようやくのことで振り切り、友永少佐は徐々に高度を上げていく。
その最中、後席の部下から喜色に満ちた報告が上げられてくる。
「敵空母の左舷に水柱! さらに一本! 右舷にも水柱! さらに一本!」
どうやら、第二次攻撃隊の艦攻隊は四本の命中魚雷を得たようだった。
三六機の九七艦攻を擁していながら、しかし命中がたったの四本に終わったというのは、非常に不満が残る。
しかし、F6Fに食われ、さらに敵艦から激しい対空砲火を浴びせられてしまっては、こういった結果に終わるのもある意味仕方がないことなのかもしれない。
せめてもの慰めとなるのは「レンジャー」に致命の打撃を与えたことだ。
これで、米海軍が戦前に整備した正規空母は、これをすべて撃沈したことになる。
ただ、それはそれとして友永少佐は最優先で成すべきことに目を向ける。
死線をくぐり抜けた部下たちを無事に母艦にまで送り届けるのだ。
この近くの空域では、現在も零戦がF4Fとそれに米新型戦闘機を相手に死闘を繰り広げているはずだった。
そして、その戦いの渦から敵戦闘機が飛び出してきて、今度は自分たちに向かってくるかもしれない。
現状はまだ、敵艦隊の対空砲火から逃れただけにしか過ぎない。
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特に新型は要注意だ。
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