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ミッドウェー海戦
第88話 四空母喪失
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第一航空艦隊、それに第三航空艦隊から出撃した第一次攻撃隊が新型戦闘機を含む米戦闘機隊と死闘を繰り広げていたのとほぼ同じ頃。
日本側もまた第一任務部隊と第二任務部隊、それに第三任務部隊から放たれた米艦上機の攻撃を受けつつあった。
この時、帝国海軍の空母は「蒼龍」と「飛龍」が二個中隊、他の八隻の空母がそれぞれ一個中隊の、合わせて一〇八機の零戦を艦隊直掩として用意していた。
このうち、半数が上空警戒にあたり、残る半数が飛行甲板上で即応待機の状態に置かれていた。
最初に日本側の電探に引っ掛かったのは「エセックス」とそれに「レキシントン2」から発進した、合わせて四八機からなるF6Fヘルキャット戦闘機だった。
一方、日本側の電測員はその電探の反応から、戦力規模とそれに戦力構成をかなり正確に読み取っていた。
そのことで、上空警戒組には相手が五〇機規模の戦闘機だという情報が伝わっていた。
そうであれば、敵の目的は戦闘機掃討、欧米で言うところのファイター・スイープということになる。
上空警戒組の零戦搭乗員らは、その情報に沸き立った。
互角の数の相手との大空の決闘は、それこそ望むところだ。
ただ、この時点では日本側に米軍の新型艦上戦闘機に関する情報はまだ入っていなかった。
だから、零戦の搭乗員らはF4Fワイルドキャット戦闘機と戦うものだとばかり思い込んでいた。
そのことで、彼らは第一次攻撃隊の零戦の搭乗員と同様に、技術的奇襲によって機先を制されてしまった。
ただ、第一次攻撃隊の零戦のほうはF6Fよりもその数が五割多かったことで、それなりに立て直すことができた。
しかし、今回は五四対四八という、ほぼ互角の数のぶつかり合いだ。
それもあって、上空警戒組は第一次攻撃隊の零戦よりも苦戦することになり、その分だけ被害もまた大きなものとなった。
上空警戒組から敵の新型艦上戦闘機の出現を知らせてくる情報と併せ、その戦況が極めて不利だという悲鳴にも似た報告が上げられてくる。
即応待機組の零戦搭乗員らは苦戦する戦友たちを救うべく、飛行甲板を蹴って大空へと舞い上がっていく。
しかし、彼らが上空警戒組のもとに馳せ参じることは無かった。
電探が新たなる反応を捉えたからだ。
そして、空戦指揮官の誘導に従って接敵した相手は、第二任務部隊から出撃した八七機の戦爆雷連合だった。
それらのうち、それぞれ一二機のF4FとF6Fが、SBDドーントレス急降下爆撃機とそれにTBFアベンジャー雷撃機を守るために零戦の前に立ちはだかる。
これに対し、一航艦の「蒼龍」隊と「飛龍」隊、それに「瑞鳳」隊の二七機の零戦がその阻止線を潰すべく新旧混在の米戦闘機群に襲いかかる。
その間に三航艦の「隼鷹」隊と「龍驤」隊の一八機の零戦が「レキシントン2」とそれに「プリンストン」雷撃隊の合わせて二七機のTBFに食らいつく。
残る「千歳」隊の九機は一八機のSBDからなる「レキシントン2」爆撃隊にその矛先を向けた。
一方、零戦の魔手から逃れた「レキシントン2」索敵爆撃隊はそのまま前進を続け、やがて一航艦とそれに三航艦をその視界に収める。
一八機のSBDからなる「レキシントン2」索敵爆撃隊は、このうちで六隻の空母を擁する三航艦にその矛先を向ける。
そして、それらのうちで特に大ぶりな空母を自分たちの目標に定めた。
狙われたのは三航艦旗艦の「隼鷹」だった。
その「隼鷹」を守るべく、輪形陣の外郭に位置する巡洋艦や駆逐艦が対空砲火を撃ち上げる。
だが、戦果は上がらない。
わずかに、二機のSBDが黒煙の尾を曳いて避退していっただけだ。
その様子を見た「隼鷹」艦長の長井満大佐は、操艦で爆弾を回避しようとする。
しかし、元が貨客船だけに動きは鈍い。
速度性能も回頭性能も「蒼龍」や「飛龍」といった本職の軍艦の足下にも及ばない。
ただ、一方の「レキシントン2」索敵爆撃隊も錬成が十分ではなく、なかなか命中弾を得られなかった。
それでも、下手な鉄砲も数打ちゃ当たるの例え通り、三発の一〇〇〇ポンド爆弾が命中する。
被弾した「隼鷹」のほうは商船を改造した空母ということもあって、防御力は並以下だった。
当然ながら、三発の大型爆弾を同時に被弾するといった打撃には耐えられない。
「隼鷹」は被弾個所から盛大に煙を吐き出し、さらに船脚も奪われてしまう。
三航艦の災難はこれだけでは終わらなかった。
第一任務部隊の「エセックス」とそれに「インデペンデンス」から発進した同じく八七機の攻撃隊が三航艦上空にその姿を現したからだ。
その彼らはここに来るまでに、第二任務部隊のSBDやTBFを食い散らかした二〇機ほどの零戦の襲撃を受けた。
しかし、それぞれ一二機からなるF4FとそれにF6Fがその猛攻を凌ぎきったため、同部隊のSBDやTBFに被害は無かった。
彼らのうちで、最初に攻撃を開始したのは「エセックス」雷撃隊の一八機のTBFだった。
それらTBFは二手に分かれ、無傷の空母の中で最大サイズの「飛鷹」を挟撃した。
「隼鷹」の姉妹艦である「飛鷹」もまた、商船改造空母であるがゆえにその運動性能は低い。
しかし、そのハンデにもめげず、「艦長」の澄川道男大佐は巧みな操艦によって魚雷を紙一重のところで躱していく。
それでも全弾回避とはいかず、左舷に二本、右舷に一本の魚雷を脆弱なその横腹に突き込まれてしまった。
その頃には「インデペンデンス」雷撃隊も攻撃を終了していた。
こちらは動きの衰えた「隼鷹」に対して二本の魚雷を命中させ、同艦に引導を渡している。
それぞれ一八機からなる「エセックス」爆撃隊とそれに索敵爆撃隊は「龍鳳」と「龍驤」を狙った。
両艦の艦長は、ともに爆弾を回避すべく最善を尽くしたが、それでも完全回避とはならなかった。
「龍鳳」には三発、「龍驤」には二発の一〇〇〇ポンド爆弾が叩き込まれた。
最後に三航艦の上空にやってきたのは第三任務部隊の「レンジャー」から出撃した一二機のF4Fとそれに一八機のSBDだった。
このうち、SBDは二手に分かれ、いまだ無傷を保っている「千歳」と「千代田」に狙いをつけた。
「千歳」と「千代田」にとって不幸中の幸いだったのは、相手が戦力を分散してくれたことで被弾がともに一発で済んだことだった。
もし、「レンジャー」爆撃隊が「千歳」と「千代田」のどちらか一方に的を絞って攻撃していれば、あるいは撃沈の憂き目にあっていたかもしれない。
米艦上機による一連の攻撃が終了した時点で、「隼鷹」と「飛鷹」はともに海中へと没しかかっていた。
また、「龍鳳」と「龍驤」のほうはともに鎮火の見込みが立たず、総員退艦が発令されている。
一方、被弾が少なくて済んだ「千歳」と「千代田」のほうは消火にこそ成功したものの、しかし両艦ともに飛行甲板を破壊されており、艦上機の離発着能力については、これを完全に喪失していた。
このことで、第一次攻撃と第二次攻撃、それに防空戦闘から戻ってきた三航艦の機体は二航戦の「蒼龍」か「飛龍」、あるいは三航戦の「瑞鳳」か「祥鳳」のいずれかに着艦することを余儀なくされてしまった。
そして、これら一連の洋上航空戦が終了した時点において、日米はともにそれぞれ二隻の正規空母とそれに小型空母が使える状況にあった。
だから、小沢長官としては戦闘を継続するつもりでいた。
空母の数が互角であれば、退く理由にはならない。
それに、日本側が四隻の空母を沈められた一方で、しかしこちらが撃沈したのはわずかに一隻にしか過ぎない。
これでは、あまりにも割が合わない。
だが、小沢長官がその闘志を敵にぶつける前に、連合艦隊司令部より作戦中止命令が下される。
小沢長官も、さすがに命令違反をしてまで我意を通そうとは思わなかったので、あっさりとこの命令を受け入れた。
一航艦と三航艦、それに合流を果たした第二艦隊は溺者救助を終えた時点でその舳先を西へと向けた。
後にミッドウェー海戦と呼ばれることになる此度の戦い。
それは、日本の将来に暗い影を落とすには十分過ぎるほどの手痛い敗北だった。
日本側もまた第一任務部隊と第二任務部隊、それに第三任務部隊から放たれた米艦上機の攻撃を受けつつあった。
この時、帝国海軍の空母は「蒼龍」と「飛龍」が二個中隊、他の八隻の空母がそれぞれ一個中隊の、合わせて一〇八機の零戦を艦隊直掩として用意していた。
このうち、半数が上空警戒にあたり、残る半数が飛行甲板上で即応待機の状態に置かれていた。
最初に日本側の電探に引っ掛かったのは「エセックス」とそれに「レキシントン2」から発進した、合わせて四八機からなるF6Fヘルキャット戦闘機だった。
一方、日本側の電測員はその電探の反応から、戦力規模とそれに戦力構成をかなり正確に読み取っていた。
そのことで、上空警戒組には相手が五〇機規模の戦闘機だという情報が伝わっていた。
そうであれば、敵の目的は戦闘機掃討、欧米で言うところのファイター・スイープということになる。
上空警戒組の零戦搭乗員らは、その情報に沸き立った。
互角の数の相手との大空の決闘は、それこそ望むところだ。
ただ、この時点では日本側に米軍の新型艦上戦闘機に関する情報はまだ入っていなかった。
だから、零戦の搭乗員らはF4Fワイルドキャット戦闘機と戦うものだとばかり思い込んでいた。
そのことで、彼らは第一次攻撃隊の零戦の搭乗員と同様に、技術的奇襲によって機先を制されてしまった。
ただ、第一次攻撃隊の零戦のほうはF6Fよりもその数が五割多かったことで、それなりに立て直すことができた。
しかし、今回は五四対四八という、ほぼ互角の数のぶつかり合いだ。
それもあって、上空警戒組は第一次攻撃隊の零戦よりも苦戦することになり、その分だけ被害もまた大きなものとなった。
上空警戒組から敵の新型艦上戦闘機の出現を知らせてくる情報と併せ、その戦況が極めて不利だという悲鳴にも似た報告が上げられてくる。
即応待機組の零戦搭乗員らは苦戦する戦友たちを救うべく、飛行甲板を蹴って大空へと舞い上がっていく。
しかし、彼らが上空警戒組のもとに馳せ参じることは無かった。
電探が新たなる反応を捉えたからだ。
そして、空戦指揮官の誘導に従って接敵した相手は、第二任務部隊から出撃した八七機の戦爆雷連合だった。
それらのうち、それぞれ一二機のF4FとF6Fが、SBDドーントレス急降下爆撃機とそれにTBFアベンジャー雷撃機を守るために零戦の前に立ちはだかる。
これに対し、一航艦の「蒼龍」隊と「飛龍」隊、それに「瑞鳳」隊の二七機の零戦がその阻止線を潰すべく新旧混在の米戦闘機群に襲いかかる。
その間に三航艦の「隼鷹」隊と「龍驤」隊の一八機の零戦が「レキシントン2」とそれに「プリンストン」雷撃隊の合わせて二七機のTBFに食らいつく。
残る「千歳」隊の九機は一八機のSBDからなる「レキシントン2」爆撃隊にその矛先を向けた。
一方、零戦の魔手から逃れた「レキシントン2」索敵爆撃隊はそのまま前進を続け、やがて一航艦とそれに三航艦をその視界に収める。
一八機のSBDからなる「レキシントン2」索敵爆撃隊は、このうちで六隻の空母を擁する三航艦にその矛先を向ける。
そして、それらのうちで特に大ぶりな空母を自分たちの目標に定めた。
狙われたのは三航艦旗艦の「隼鷹」だった。
その「隼鷹」を守るべく、輪形陣の外郭に位置する巡洋艦や駆逐艦が対空砲火を撃ち上げる。
だが、戦果は上がらない。
わずかに、二機のSBDが黒煙の尾を曳いて避退していっただけだ。
その様子を見た「隼鷹」艦長の長井満大佐は、操艦で爆弾を回避しようとする。
しかし、元が貨客船だけに動きは鈍い。
速度性能も回頭性能も「蒼龍」や「飛龍」といった本職の軍艦の足下にも及ばない。
ただ、一方の「レキシントン2」索敵爆撃隊も錬成が十分ではなく、なかなか命中弾を得られなかった。
それでも、下手な鉄砲も数打ちゃ当たるの例え通り、三発の一〇〇〇ポンド爆弾が命中する。
被弾した「隼鷹」のほうは商船を改造した空母ということもあって、防御力は並以下だった。
当然ながら、三発の大型爆弾を同時に被弾するといった打撃には耐えられない。
「隼鷹」は被弾個所から盛大に煙を吐き出し、さらに船脚も奪われてしまう。
三航艦の災難はこれだけでは終わらなかった。
第一任務部隊の「エセックス」とそれに「インデペンデンス」から発進した同じく八七機の攻撃隊が三航艦上空にその姿を現したからだ。
その彼らはここに来るまでに、第二任務部隊のSBDやTBFを食い散らかした二〇機ほどの零戦の襲撃を受けた。
しかし、それぞれ一二機からなるF4FとそれにF6Fがその猛攻を凌ぎきったため、同部隊のSBDやTBFに被害は無かった。
彼らのうちで、最初に攻撃を開始したのは「エセックス」雷撃隊の一八機のTBFだった。
それらTBFは二手に分かれ、無傷の空母の中で最大サイズの「飛鷹」を挟撃した。
「隼鷹」の姉妹艦である「飛鷹」もまた、商船改造空母であるがゆえにその運動性能は低い。
しかし、そのハンデにもめげず、「艦長」の澄川道男大佐は巧みな操艦によって魚雷を紙一重のところで躱していく。
それでも全弾回避とはいかず、左舷に二本、右舷に一本の魚雷を脆弱なその横腹に突き込まれてしまった。
その頃には「インデペンデンス」雷撃隊も攻撃を終了していた。
こちらは動きの衰えた「隼鷹」に対して二本の魚雷を命中させ、同艦に引導を渡している。
それぞれ一八機からなる「エセックス」爆撃隊とそれに索敵爆撃隊は「龍鳳」と「龍驤」を狙った。
両艦の艦長は、ともに爆弾を回避すべく最善を尽くしたが、それでも完全回避とはならなかった。
「龍鳳」には三発、「龍驤」には二発の一〇〇〇ポンド爆弾が叩き込まれた。
最後に三航艦の上空にやってきたのは第三任務部隊の「レンジャー」から出撃した一二機のF4Fとそれに一八機のSBDだった。
このうち、SBDは二手に分かれ、いまだ無傷を保っている「千歳」と「千代田」に狙いをつけた。
「千歳」と「千代田」にとって不幸中の幸いだったのは、相手が戦力を分散してくれたことで被弾がともに一発で済んだことだった。
もし、「レンジャー」爆撃隊が「千歳」と「千代田」のどちらか一方に的を絞って攻撃していれば、あるいは撃沈の憂き目にあっていたかもしれない。
米艦上機による一連の攻撃が終了した時点で、「隼鷹」と「飛鷹」はともに海中へと没しかかっていた。
また、「龍鳳」と「龍驤」のほうはともに鎮火の見込みが立たず、総員退艦が発令されている。
一方、被弾が少なくて済んだ「千歳」と「千代田」のほうは消火にこそ成功したものの、しかし両艦ともに飛行甲板を破壊されており、艦上機の離発着能力については、これを完全に喪失していた。
このことで、第一次攻撃と第二次攻撃、それに防空戦闘から戻ってきた三航艦の機体は二航戦の「蒼龍」か「飛龍」、あるいは三航戦の「瑞鳳」か「祥鳳」のいずれかに着艦することを余儀なくされてしまった。
そして、これら一連の洋上航空戦が終了した時点において、日米はともにそれぞれ二隻の正規空母とそれに小型空母が使える状況にあった。
だから、小沢長官としては戦闘を継続するつもりでいた。
空母の数が互角であれば、退く理由にはならない。
それに、日本側が四隻の空母を沈められた一方で、しかしこちらが撃沈したのはわずかに一隻にしか過ぎない。
これでは、あまりにも割が合わない。
だが、小沢長官がその闘志を敵にぶつける前に、連合艦隊司令部より作戦中止命令が下される。
小沢長官も、さすがに命令違反をしてまで我意を通そうとは思わなかったので、あっさりとこの命令を受け入れた。
一航艦と三航艦、それに合流を果たした第二艦隊は溺者救助を終えた時点でその舳先を西へと向けた。
後にミッドウェー海戦と呼ばれることになる此度の戦い。
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