33 / 257
第三十三話 鬱積
しおりを挟む
「好きなもの頼んでね」
「うん」
剣崎さんに連れられ入ったカフェは、むき出しのレンガがどこか懐かしい、シックなお店だった。
ちょっと硬めのソファに対面で座り、すぐに会話して終わりというのも寂しいので、軽く食事もすることに。
今日はお金をたくさん持っているので、好きなものを頼める。
ええっと、紅茶と、ケーキは……ナポレオンパイ?
「ナポレオン・パイはイチゴのミルフィーユのことね。ここのはカスタードじゃなくて、クレームディプロマットを挟んであるから重すぎずフレッシュなミルクのフレーバーが……」
「……?」
物凄い早口で語り始める剣崎さん、興奮しているのか顔が凄い赤い。
よくわからないけどミルフィーユというのがこのナポレオンパイで、彼女が興奮するくらい美味しいというのは分かった。
行きつけの店だと言っていたし、これが好きで通っているのかもしれない。
私と剣崎さん、二人とも同じナポレオン・パイを一つずつ、紅茶とコーヒーで注文。
早々に届いたカップの中身を啜り、一息ついたところで話は始まった。
「端的に言おう。君をダンジョン内で見捨てたという三人は、やはりウチにはいなかった」
「うん」
「なんとなく予想はついてたって顔だね、ごめんよ」
「ううん、大丈夫。私も強くなってるから、自分でも探せる」
実際剣崎さんと以前会ったときに、恐らく見つからないと言われていたので心の準備はできていた。
……いや、はっきり言ってしまうと、私は今の今までそこまであの三人を気にしていなかった、というのが本音だ。
ダンジョンに延々と潜り続ける日々、恨み言を思い出す暇もなかった。
しかしこうやって面と向かって存在を告げられれば、不思議なことに心の奥底へ、消えていたはずの澱が積もっていくのが分かる。
都合よく醜い感情だ。
憎しみを忘れていたはずなのに、そう簡単にまた生まれてしまうなんて、本当はそこまで恨んでいないのじゃないか?
犠牲者を増やしたくないだなんて言っておきながら、本当はどうでもよくて、自分自身の恨みを正当化するために、誰か存在しえない犠牲者を人形にして遊んでいただけなのでは。
……いや、そんなわけがない。そんなわけないのだが……自分の感情がどんなものなのか、自分自身でも整理が出来なかった。
憎いのか、悲しいのか、思い出すのも辛いのか、それとももうどうでもいいのか。
たった二週間前の出来事なのに、もう遠い昔のように感じる。
殺されたのは当然あれっきりだが、殺されかけたことはもう何度もあった。
その経験が記憶の傷口に染み渡り、死を味わうという昏いはずの過去が、実は普通じゃないのかと錯覚させてくるのだ。
靄のかかった感情を胸に抱き、ぼうっと空調に揺られる観葉植物を眺めていると、そっと皿が机に置かれた。
「ごゆっくりどうぞ」
にこりと微笑むウェイター。
皿の上には何か茶色の、クリームが二回ほど挟まれた物体。
ほう、これがミルフィーユというやつか。
「さ、食べましょ。あまり考えすぎない方がいい、月並みな言葉だが復讐は何も生まないからね」
「……うん」
「いいかい、ミルフィーユってのは一度倒してから食べるんだ。上からナイフやフォークを入れると……」
初めて食べたミルフィーユはカラメルがほろ苦く、甘酸っぱいイチゴとクリームが美味しかった。
◇
「そういえば君、今もまだネットカフェに住んでるの?」
「うん、安いから」
「うーん……確かにホテルとかよりかは安いだろうけど、まとまったお金が貯まったらマンションか、アパートでも借りた方がいいんじゃないかしら? ここらなら1LDKで五万もしないとおもうわ」
「……!」
確かに。
今まで生きるのに必死だったし、お金が一気に稼げるようになったのは『麗しの湿地』で戦う様になってからだったので、そんなこと考えたこともなかった。
しかし今借りてるネットカフェの部屋は鍵付きで一日三千円、一か月で十万円ほど。
掃除だとか、水道代だとかもかかるとはいえ、賃貸に住んだ方が合計は安く済む気がする。
あ、でも家電とかも買わないといけないのか…… 冷蔵庫に掃除機、テレビとかも見てみたいし、調べ物をするのにパソコンも必要……そう考えると狭くてネットカフェの方が……うーん。
いや待て、調べるときだけネットカフェに行けばいいのか?
しかし……いや、うん、今持っている百十五万円を使えば、大体の物は買いそろえられるのか。
「うん、じゃあ今から借りに行く」
「え!? 今から!? お金ない内に無理に借りる必要もないんじゃ……」
「あ……ううん。ダンジョン毎日潜ってるから、借りるくらいなら全然できる」
そうか、剣崎さんと出会ったとき、私のレベルは20もなかったはず。
あのころと比べたら経済状況は雲泥の差、『スキル累乗』によってレベルアップ速度も異常に高いなんて、普通の人にわかるわけもない。
ユニークスキルについては隠しつつ、既に私はFランクダンジョンへ手を出せる程度にはレベルが上がっていると伝える。
勿論すさまじい成長速度だと驚かれはしたが、まだ期待のルーキーとしてありえなくもない程度。
よく頑張ったとほめられた。
「それなら大丈夫そうね、保証人はいるのかしら?」
「ほしょー……にん……?」
ほしょーにん……保証人、かぁ……。
「うん」
剣崎さんに連れられ入ったカフェは、むき出しのレンガがどこか懐かしい、シックなお店だった。
ちょっと硬めのソファに対面で座り、すぐに会話して終わりというのも寂しいので、軽く食事もすることに。
今日はお金をたくさん持っているので、好きなものを頼める。
ええっと、紅茶と、ケーキは……ナポレオンパイ?
「ナポレオン・パイはイチゴのミルフィーユのことね。ここのはカスタードじゃなくて、クレームディプロマットを挟んであるから重すぎずフレッシュなミルクのフレーバーが……」
「……?」
物凄い早口で語り始める剣崎さん、興奮しているのか顔が凄い赤い。
よくわからないけどミルフィーユというのがこのナポレオンパイで、彼女が興奮するくらい美味しいというのは分かった。
行きつけの店だと言っていたし、これが好きで通っているのかもしれない。
私と剣崎さん、二人とも同じナポレオン・パイを一つずつ、紅茶とコーヒーで注文。
早々に届いたカップの中身を啜り、一息ついたところで話は始まった。
「端的に言おう。君をダンジョン内で見捨てたという三人は、やはりウチにはいなかった」
「うん」
「なんとなく予想はついてたって顔だね、ごめんよ」
「ううん、大丈夫。私も強くなってるから、自分でも探せる」
実際剣崎さんと以前会ったときに、恐らく見つからないと言われていたので心の準備はできていた。
……いや、はっきり言ってしまうと、私は今の今までそこまであの三人を気にしていなかった、というのが本音だ。
ダンジョンに延々と潜り続ける日々、恨み言を思い出す暇もなかった。
しかしこうやって面と向かって存在を告げられれば、不思議なことに心の奥底へ、消えていたはずの澱が積もっていくのが分かる。
都合よく醜い感情だ。
憎しみを忘れていたはずなのに、そう簡単にまた生まれてしまうなんて、本当はそこまで恨んでいないのじゃないか?
犠牲者を増やしたくないだなんて言っておきながら、本当はどうでもよくて、自分自身の恨みを正当化するために、誰か存在しえない犠牲者を人形にして遊んでいただけなのでは。
……いや、そんなわけがない。そんなわけないのだが……自分の感情がどんなものなのか、自分自身でも整理が出来なかった。
憎いのか、悲しいのか、思い出すのも辛いのか、それとももうどうでもいいのか。
たった二週間前の出来事なのに、もう遠い昔のように感じる。
殺されたのは当然あれっきりだが、殺されかけたことはもう何度もあった。
その経験が記憶の傷口に染み渡り、死を味わうという昏いはずの過去が、実は普通じゃないのかと錯覚させてくるのだ。
靄のかかった感情を胸に抱き、ぼうっと空調に揺られる観葉植物を眺めていると、そっと皿が机に置かれた。
「ごゆっくりどうぞ」
にこりと微笑むウェイター。
皿の上には何か茶色の、クリームが二回ほど挟まれた物体。
ほう、これがミルフィーユというやつか。
「さ、食べましょ。あまり考えすぎない方がいい、月並みな言葉だが復讐は何も生まないからね」
「……うん」
「いいかい、ミルフィーユってのは一度倒してから食べるんだ。上からナイフやフォークを入れると……」
初めて食べたミルフィーユはカラメルがほろ苦く、甘酸っぱいイチゴとクリームが美味しかった。
◇
「そういえば君、今もまだネットカフェに住んでるの?」
「うん、安いから」
「うーん……確かにホテルとかよりかは安いだろうけど、まとまったお金が貯まったらマンションか、アパートでも借りた方がいいんじゃないかしら? ここらなら1LDKで五万もしないとおもうわ」
「……!」
確かに。
今まで生きるのに必死だったし、お金が一気に稼げるようになったのは『麗しの湿地』で戦う様になってからだったので、そんなこと考えたこともなかった。
しかし今借りてるネットカフェの部屋は鍵付きで一日三千円、一か月で十万円ほど。
掃除だとか、水道代だとかもかかるとはいえ、賃貸に住んだ方が合計は安く済む気がする。
あ、でも家電とかも買わないといけないのか…… 冷蔵庫に掃除機、テレビとかも見てみたいし、調べ物をするのにパソコンも必要……そう考えると狭くてネットカフェの方が……うーん。
いや待て、調べるときだけネットカフェに行けばいいのか?
しかし……いや、うん、今持っている百十五万円を使えば、大体の物は買いそろえられるのか。
「うん、じゃあ今から借りに行く」
「え!? 今から!? お金ない内に無理に借りる必要もないんじゃ……」
「あ……ううん。ダンジョン毎日潜ってるから、借りるくらいなら全然できる」
そうか、剣崎さんと出会ったとき、私のレベルは20もなかったはず。
あのころと比べたら経済状況は雲泥の差、『スキル累乗』によってレベルアップ速度も異常に高いなんて、普通の人にわかるわけもない。
ユニークスキルについては隠しつつ、既に私はFランクダンジョンへ手を出せる程度にはレベルが上がっていると伝える。
勿論すさまじい成長速度だと驚かれはしたが、まだ期待のルーキーとしてありえなくもない程度。
よく頑張ったとほめられた。
「それなら大丈夫そうね、保証人はいるのかしら?」
「ほしょー……にん……?」
ほしょーにん……保証人、かぁ……。
61
あなたにおすすめの小説
ダンジョンでオーブを拾って『』を手に入れた。代償は体で払います
とみっしぇる
ファンタジー
スキルなし、魔力なし、1000人に1人の劣等人。
食っていくのがギリギリの冒険者ユリナは同じ境遇の友達3人と、先輩冒険者ジュリアから率のいい仕事に誘われる。それが罠と気づいたときには、絶対絶命のピンチに陥っていた。
もうあとがない。そのとき起死回生のスキルオーブを手に入れたはずなのにオーブは無反応。『』の中には何が入るのだ。
ギリギリの状況でユリアは瀕死の仲間のために叫ぶ。
ユリナはスキルを手に入れ、ささやかな幸せを手に入れられるのだろうか。
異世界帰りの俺、現代日本にダンジョンが出現したので異世界経験を売ったり配信してみます
内田ヨシキ
ファンタジー
「あの魔物の倒し方なら、30万円で売るよ!」
――これは、現代日本にダンジョンが出現して間もない頃の物語。
カクヨムにて先行連載中です!
(https://kakuyomu.jp/works/16818023211703153243)
異世界で名を馳せた英雄「一条 拓斗(いちじょう たくと)」は、現代日本に帰還したはいいが、異世界で鍛えた魔力も身体能力も失われていた。
残ったのは魔物退治の経験や、魔法に関する知識、異世界言語能力など現代日本で役に立たないものばかり。
一般人として生活するようになった拓斗だったが、持てる能力を一切活かせない日々は苦痛だった。
そんな折、現代日本に迷宮と魔物が出現。それらは拓斗が異世界で散々見てきたものだった。
そして3年後、ついに迷宮で活動する国家資格を手にした拓斗は、安定も平穏も捨てて、自分のすべてを活かせるはずの迷宮へ赴く。
異世界人「フィリア」との出会いをきっかけに、拓斗は自分の異世界経験が、他の初心者同然の冒険者にとって非常に有益なものであると気づく。
やがて拓斗はフィリアと共に、魔物の倒し方や、迷宮探索のコツ、魔法の使い方などを、時に直接売り、時に動画配信してお金に変えていく。
さらには迷宮探索に有用なアイテムや、冒険者の能力を可視化する「ステータスカード」を発明する。
そんな彼らの活動は、ダンジョン黎明期の日本において重要なものとなっていき、公的機関に発展していく――。
劣悪だと言われたハズレ加護の『空間魔法』を、便利だと思っているのは僕だけなのだろうか?
はらくろ
ファンタジー
海と交易で栄えた国を支える貴族家のひとつに、
強くて聡明な父と、優しくて活動的な母の間に生まれ育った少年がいた。
母親似に育った賢く可愛らしい少年は優秀で、将来が楽しみだと言われていたが、
その少年に、突然の困難が立ちはだかる。
理由は、貴族の跡取りとしては公言できないほどの、劣悪な加護を洗礼で授かってしまったから。
一生外へ出られないかもしれない幽閉のような生活を続けるよりも、少年は屋敷を出て行く選択をする。
それでも持ち前の強く非常識なほどの魔力の多さと、負けず嫌いな性格でその困難を乗り越えていく。
そんな少年の物語。
不遇な死を迎えた召喚勇者、二度目の人生では魔王退治をスルーして、元の世界で気ままに生きる
六志麻あさ
ファンタジー
異世界に召喚され、魔王を倒して世界を救った少年、夏瀬彼方(なつせ・かなた)。
強大な力を持つ彼方を恐れた異世界の人々は、彼を追い立てる。彼方は不遇のうちに数十年を過ごし、老人となって死のうとしていた。
死の直前、現れた女神によって、彼方は二度目の人生を与えられる。異世界で得たチートはそのままに、現実世界の高校生として人生をやり直す彼方。
再び魔王に襲われる異世界を見捨て、彼方は勇者としてのチート能力を存分に使い、快適な生活を始める──。
※小説家になろうからの転載です。なろう版の方が先行しています。
※HOTランキング最高4位まで上がりました。ありがとうございます!
悪役貴族に転生したから破滅しないように努力するけど上手くいかない!~努力が足りない?なら足りるまで努力する~
蜂谷
ファンタジー
社畜の俺は気が付いたら知らない男の子になっていた。
情報をまとめるとどうやら子供の頃に見たアニメ、ロイヤルヒーローの序盤で出てきた悪役、レオス・ヴィダールの幼少期に転生してしまったようだ。
アニメ自体は子供の頃だったのでよく覚えていないが、なぜかこいつのことはよく覚えている。
物語の序盤で悪魔を召喚させ、学園をめちゃくちゃにする。
それを主人公たちが倒し、レオスは学園を追放される。
その後領地で幽閉に近い謹慎を受けていたのだが、悪魔教に目を付けられ攫われる。
そしてその体を魔改造されて終盤のボスとして主人公に立ちふさがる。
それもヒロインの聖魔法によって倒され、彼の人生の幕は閉じる。
これが、悪役転生ってことか。
特に描写はなかったけど、こいつも怠惰で堕落した生活を送っていたに違いない。
あの肥満体だ、運動もろくにしていないだろう。
これは努力すれば眠れる才能が開花し、死亡フラグを回避できるのでは?
そう考えた俺は執事のカモールに頼み込み訓練を開始する。
偏った考えで領地を無駄に統治してる親を説得し、健全で善人な人生を歩もう。
一つ一つ努力していけば、きっと開かれる未来は輝いているに違いない。
そう思っていたんだけど、俺、弱くない?
希少属性である闇魔法に目覚めたのはよかったけど、攻撃力に乏しい。
剣術もそこそこ程度、全然達人のようにうまくならない。
おまけに俺はなにもしてないのに悪魔が召喚がされている!?
俺の前途多難な転生人生が始まったのだった。
※カクヨム、なろうでも掲載しています。
明日を信じて生きていきます~異世界に転生した俺はのんびり暮らします~
みなと劉
ファンタジー
異世界に転生した主人公は、新たな冒険が待っていることを知りながらも、のんびりとした暮らしを選ぶことに決めました。
彼は明日を信じて、異世界での新しい生活を楽しむ決意を固めました。
最初の仲間たちと共に、未知の地での平穏な冒険が繰り広げられます。
一種の童話感覚で物語は語られます。
童話小説を読む感じで一読頂けると幸いです
無職が最強の万能職でした!?〜俺のスローライフはどこ行った!?〜
あーもんど
ファンタジー
不幸体質持ちの若林音羽はある日の帰り道、自他共に認める陽キャのクラスメイト 朝日翔陽の異世界召喚に巻き込まれた。目を開ければ、そこは歩道ではなく建物の中。それもかなり豪華な内装をした空間だ。音羽がこの場で真っ先に抱いた感想は『テンプレだな』と言う、この一言だけ。異世界ファンタジーものの小説を読み漁っていた音羽にとって、異世界召喚先が煌びやかな王宮内────もっと言うと謁見の間であることはテンプレの一つだった。
その後、王様の命令ですぐにステータスを確認した音羽と朝日。勇者はもちろん朝日だ。何故なら、あの魔法陣は朝日を呼ぶために作られたものだから。言うならば音羽はおまけだ。音羽は朝日が勇者であることに大して驚きもせず、自分のステータスを確認する。『もしかしたら、想像を絶するようなステータスが現れるかもしれない』と淡い期待を胸に抱きながら····。そんな音羽の淡い期待を打ち砕くのにそう時間は掛からなかった。表示されたステータスに示された職業はまさかの“無職”。これでは勇者のサポーター要員にもなれない。装備品やら王家の家紋が入ったブローチやらを渡されて見事王城から厄介払いされた音羽は絶望に打ちひしがれていた。だって、無職ではチートスキルでもない限り異世界生活を謳歌することは出来ないのだから····。無職は『何も出来ない』『何にもなれない』雑魚職業だと決めつけていた音羽だったが、あることをきっかけに無職が最強の万能職だと判明して!?
チートスキルと最強の万能職を用いて、音羽は今日も今日とて異世界無双!
※カクヨム、小説家になろう様でも掲載中
インターネットで異世界無双!?
kryuaga
ファンタジー
世界アムパトリに転生した青年、南宮虹夜(ミナミヤコウヤ)は女神様にいくつものチート能力を授かった。
その中で彼の目を一番引いたのは〈電脳網接続〉というギフトだ。これを駆使し彼は、ネット通販で日本の製品を仕入れそれを売って大儲けしたり、日本の企業に建物の設計依頼を出して異世界で技術無双をしたりと、やりたい放題の異世界ライフを送るのだった。
これは剣と魔法の異世界アムパトリが、コウヤがもたらした日本文化によって徐々に浸食を受けていく変革の物語です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる