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3日間の代役をおいての公演は大きな混乱もなく、なんとか大千秋楽を終えた
環さんも本当に女性にしか見えず、舞台を見た男性のお客さんから、『惚れた!』などのツイートが出たり、僕と叶さんの絡みを見た人が『ひび×かな再び!!』『こっちのDVD も欲しい!!』と事務所宛に連絡が来たりした
大千秋楽では、療養中の2人がリモート通話でカーテンコールに参加し、お客さんを沸かせた
オフショット写真集の販売も発表すると、予約が殺到した
「お疲れさまでしたー!!」
大千秋楽から5日後、事務所のレッスン場をパーティー会場に変えて、皆で打ち上げをした
今回いろいろと問題が起こり、事務所の方には心配とご迷惑をおかけしましたという事で、役者からスタッフの皆さんへの感謝の打ち上げパーティーである
言い出しっぺは怪我をした2人
安静にしている間も、返金対応やDVD送付に切り替えた人への対応、あの事故の処理などで、事務所の人達は残業したり休みを返上して対応してくれていた。
迷惑をかけてしまっているのに、事務所の人からは心暖かい言葉をかけられ、怪我を早く治して、また一緒に仕事しましょうと励ましてもらっていたそうだ。
「今回の舞台が大千秋楽まで走れたのは、役者は勿論、裏方の皆、事務所の皆の力があってこそでした。
事件に巻き込まれたり、私と彼方の報道が出たりと、いろんな事がありましたが、その度に皆さんには尽力頂いて感謝しております。
今日はそんな皆様へ私共役者から、細やかではありますが打ち上げパーティーを開催させていただきます。」
役者を代表して叶さんが挨拶をする
「んじゃ今日は無礼講ってことでいいかぁ?」
楽しげな声はここの社長、永倉さんだ
「それ、社長が言います?」
呆れ顔の志野さんに永倉さんはへへっと笑う
「今日は無礼講で。皆さんのご家族に連絡して、食の好みもアレルギーも確認済みなので沢山召し上がってください。
帰りはご家族へのお土産もあるので、持って帰ってくださいね」
叶さんがそう言うと、あちらこちらから喜びの声が上がった
パーティーが始まってしばらくすると、平野さんとマネージャーさん、社長さんが顔を出して「今回は本当にお世話になりました」と、裏方組や事務所のメンバーに菓子折を渡していた
「怪我の具合はどう?」
松葉杖を使う平野さんに昴が尋ねる
「痛み止のお陰で痛みはないんだけどねぇ…お風呂が大変。濡らさないようビニールでぐるぐる巻きにして、お母さんに手伝ってもらってるよ~」
ゲンナリ顔の平野さんは、子供に戻ったみたいだと苦笑いした
「それわかる!俺も髪とか洗えないから、今は昴に一緒に入ってもらって洗ってもらってる。昴の帰りが遅い時とか、疲れてんのに申し訳ないもんなぁ」
六花と昴はあの事故以来同居しているらしい
「気にすんなって言ってんのに。俺が逆の立場だったら、お前も同じことするだろ?」
昴がポンポンと六花の頭を撫でる
「まぁ、そうだけどなぁ。」
「そういえば、あの3日間の舞台、DVD化するんでしょ?」
「うん、環さんのファンや叶さんのファンから問い合わせが殺到しててね。一応2人のファンクラブに入ってる人限定での販売になるんだって。シリアルコードが付くから転売とかしたら、ファンクラブは脱退してもらうっていう鬼畜仕様だけどね。」
「あー…プレミアもんだからねぇ。転売対策するのは仕方ないよ。」
「その鬼畜仕様のおかげか、ファンクラブの人数増えてるんだって。ファンクラブの料金がそこまで高くないからっていうのと、今回のオフショットの写真集に使われなかった写真を、ファンクラブに入ってる人だけ見れるのもでかいみたいだねぇ」
「永倉社長って、ただでは起きない人よね」
確かに
まぁファンの心理としてはそりゃ見たいよなぁなんて話ながら夜も更けていった
そしてーーーーー…
僕が俳優になって1年
もう1年なのか、まだ1年なのか…
いろんな事が有りすぎたスタートだったから、まだ1年しか経ってないのかと言う気持ちでもある
あの舞台から直ぐに、仕事に追われ、響さんも日本と海外を飛び回っている
同じ家に住んでるのに会えない日も多く、恋人未満の関係が続いている
仕事の方は順調で、現在赤松監督の映画の撮影に参加させて頂いている
鬼の赤松と言われている監督の現場は、今回新人が多いため怒号が響き渡っている
まだまだ新人の僕の所に演技の相談に来る人もいるくらい、毎日怒号が響いていて騒がしい現場だ。
そんな日常を過ごしていたある日、今日は仕事がオフだったので事務所で自主連をしようと準備をしていた
朝のニュース番組を流し見ながら朝食を食べていると、アナウンサーの人が慌てたように緊急ニュースを読み上げた。
『お伝えします、以前俳優の相田彼方さんへの殺害未遂容疑で行方を追っていた、細井容疑者が逮捕されました!!繰り返します、細井容疑者が逮捕されました!
細井容疑者は約10カ月前、俳優相田彼方さんを車に監禁し山へ連れ去り、崖から突き落とした殺人未遂で警察は行方を追っていました。』
細井が……捕まった…?
本当に……?
ブブブブブブーーーーー
マナーモードにしていたスマホが鳴る
電話の相手は社長の永倉さんだ
「…はい」
『彼方か!?今、細井が捕まったと警察から連絡が来た!』
「あ…ニュースでも今緊急ニュースで…」
「もうニュースに!?わかった、直ぐに頼に迎えに行かせるから、頼以外誰が来てもインターホンにも出なくて良いし、電話も出なくて良いから!
響と志野にも今から連絡する!今回は流石に早く帰っては来れないだろうが…いや、響ならやりそうだな。とにかく、向かえに行くから待っとけ!」
ブチッと電話が切られた
永倉さんめっちゃ焦ってたな…
ってか警察から連絡来るのと、ニュースで速報されるのと同時なんて普通あり得るのか??
スマホのニュース欄には何も載っていない
テレビの他のチャンネルを見てみると、今速報として流れ始めた
??
最初に見ていた局だけめちゃくちゃ早かったって事?
残りのご飯を食べながら、色んなチャンネルを回して見たけど、細井のニュースがずっと流れてる
予定を変更して~と言ってるチャンネルもあった
そうこうしている内に、頼さんがやって来た
「お待たせ~。おっ?真っ青になってるかと思ったら、以外と普通だな?」
「そうですか?いや…永倉さんが大慌てだったから逆に冷静になったと言うか…」
自分より焦ってる人とか見ると、逆にスンッてなっちゃうあれだ
「なるほどな、永倉も良い仕事するじゃん」
頼さんはゲラゲラ笑って「行くぞ~」と僕の荷物を持ってくれた
事務所に着くと、事務員さん達が心配して駆け寄って来てくれた
電話も鳴りっぱなしで、逆にこっちが心配してしまう
永倉さんに呼ばれ、事の経緯を聞かされた
「実はあの記者会見の後、ニュースを見た一般市民の方達が有志で集まって、細井の足取りを追ってくれてたらしいんだ」
「えぇ??」
「その中には、細井達に追い詰められてここを辞めた子達も参加してたみたいで、細井の顔は瞬く間に有志の子達に広まった。
ネットに流すと、警察が絡んで来る可能性が出てくるから、有志のみで共有したらしい。」
「辞めた子達が……」
「有志はどんどん広がって、最終的に今日の朝方に細井を発見、通報したそうだ。」
「そうだったんですね…」
「それでな、彼方が見たニュースって東井テレビのやつじゃないか?」
「そうですけど…何で知ってるんですか?」
「実はな、有志の話は警察じゃなく東井テレビの人から聞いたんだ。あの記者会見に東井新聞の人が居たんだが、その人がテレビ局の方に移動になってな。新聞社に居た時から、有志の集まりに参加してたみたいで、警察が何も隠せないように細井が逮捕されたら直ぐに報道するって有志達と約束してたらしい。」
「警察が隠すって…何を?」
「細井自身を見つけたのは1ヶ月前だったんだが、どうも薬をやってる感じがあったみたいでな。よく同じ人物と会っていたらしい。」
「薬の売人ですか?」
「いや、大学生くらいの男だったみたいだ。有志の人達は細井を監視しつつ、その男の素性を調べた。そしたらなんと、警察幹部の息子だったんだよ。」
「警察幹部の!?」
「しかも、その息子はあのキャバクラの客で、よく、逮捕された社長と一緒に飲んでいたらしい。うちを辞めた子が顔を覚えていた。」
「…それじゃあ………」
「引き抜きの件でも関係があるかもしれん。流石にそこまでは調べれなかったんじゃないか?」
「いや、細井を探してくれただけでも十分なのに…」
「今回捜査がお座成だったのも、警察幹部の息子が関わっている可能性があったから、と我々は思っている。
警察が隠蔽しないよう、有志が集めた証拠を東井テレビが大々的に放送するらしい。今日の夜緊急特番が開かれる。
その後、こちらが記者会見するよ。彼方にも出席してもらいたい。」
「わかりました。あ…仕事は……」
今現在、映画の撮影中だ。
また赤松監督に迷惑をかけてしまう…
「彼方が到着する直前、ニュースを見た赤松監督から連絡があって、事の詳細を伝えたところ『思いっきり警察に苦言を叩き込んでやれ!』と仰ってた。撮影は彼方が来れるようになるまで他のシーンを撮っておくって。どうせ進まないだろうけどと、ため息を溢していたよ。」
永倉さんはハハハッと笑っていたが、遠い目をしていた
きっと赤松監督の愚痴が炸裂したんだろう
今日の夜、緊急特番を放送できるのは新聞社からテレビ局へ移動になった記者さんが、上層部に有志のサポートを掛け合い、上層部は承諾、取材班を有志のサポートへつけたそうだ
そして少しずつVTRなどを上層部だけで作製していたらしい
報道規制がかかる前にそれを放送するそうだ
環さんも本当に女性にしか見えず、舞台を見た男性のお客さんから、『惚れた!』などのツイートが出たり、僕と叶さんの絡みを見た人が『ひび×かな再び!!』『こっちのDVD も欲しい!!』と事務所宛に連絡が来たりした
大千秋楽では、療養中の2人がリモート通話でカーテンコールに参加し、お客さんを沸かせた
オフショット写真集の販売も発表すると、予約が殺到した
「お疲れさまでしたー!!」
大千秋楽から5日後、事務所のレッスン場をパーティー会場に変えて、皆で打ち上げをした
今回いろいろと問題が起こり、事務所の方には心配とご迷惑をおかけしましたという事で、役者からスタッフの皆さんへの感謝の打ち上げパーティーである
言い出しっぺは怪我をした2人
安静にしている間も、返金対応やDVD送付に切り替えた人への対応、あの事故の処理などで、事務所の人達は残業したり休みを返上して対応してくれていた。
迷惑をかけてしまっているのに、事務所の人からは心暖かい言葉をかけられ、怪我を早く治して、また一緒に仕事しましょうと励ましてもらっていたそうだ。
「今回の舞台が大千秋楽まで走れたのは、役者は勿論、裏方の皆、事務所の皆の力があってこそでした。
事件に巻き込まれたり、私と彼方の報道が出たりと、いろんな事がありましたが、その度に皆さんには尽力頂いて感謝しております。
今日はそんな皆様へ私共役者から、細やかではありますが打ち上げパーティーを開催させていただきます。」
役者を代表して叶さんが挨拶をする
「んじゃ今日は無礼講ってことでいいかぁ?」
楽しげな声はここの社長、永倉さんだ
「それ、社長が言います?」
呆れ顔の志野さんに永倉さんはへへっと笑う
「今日は無礼講で。皆さんのご家族に連絡して、食の好みもアレルギーも確認済みなので沢山召し上がってください。
帰りはご家族へのお土産もあるので、持って帰ってくださいね」
叶さんがそう言うと、あちらこちらから喜びの声が上がった
パーティーが始まってしばらくすると、平野さんとマネージャーさん、社長さんが顔を出して「今回は本当にお世話になりました」と、裏方組や事務所のメンバーに菓子折を渡していた
「怪我の具合はどう?」
松葉杖を使う平野さんに昴が尋ねる
「痛み止のお陰で痛みはないんだけどねぇ…お風呂が大変。濡らさないようビニールでぐるぐる巻きにして、お母さんに手伝ってもらってるよ~」
ゲンナリ顔の平野さんは、子供に戻ったみたいだと苦笑いした
「それわかる!俺も髪とか洗えないから、今は昴に一緒に入ってもらって洗ってもらってる。昴の帰りが遅い時とか、疲れてんのに申し訳ないもんなぁ」
六花と昴はあの事故以来同居しているらしい
「気にすんなって言ってんのに。俺が逆の立場だったら、お前も同じことするだろ?」
昴がポンポンと六花の頭を撫でる
「まぁ、そうだけどなぁ。」
「そういえば、あの3日間の舞台、DVD化するんでしょ?」
「うん、環さんのファンや叶さんのファンから問い合わせが殺到しててね。一応2人のファンクラブに入ってる人限定での販売になるんだって。シリアルコードが付くから転売とかしたら、ファンクラブは脱退してもらうっていう鬼畜仕様だけどね。」
「あー…プレミアもんだからねぇ。転売対策するのは仕方ないよ。」
「その鬼畜仕様のおかげか、ファンクラブの人数増えてるんだって。ファンクラブの料金がそこまで高くないからっていうのと、今回のオフショットの写真集に使われなかった写真を、ファンクラブに入ってる人だけ見れるのもでかいみたいだねぇ」
「永倉社長って、ただでは起きない人よね」
確かに
まぁファンの心理としてはそりゃ見たいよなぁなんて話ながら夜も更けていった
そしてーーーーー…
僕が俳優になって1年
もう1年なのか、まだ1年なのか…
いろんな事が有りすぎたスタートだったから、まだ1年しか経ってないのかと言う気持ちでもある
あの舞台から直ぐに、仕事に追われ、響さんも日本と海外を飛び回っている
同じ家に住んでるのに会えない日も多く、恋人未満の関係が続いている
仕事の方は順調で、現在赤松監督の映画の撮影に参加させて頂いている
鬼の赤松と言われている監督の現場は、今回新人が多いため怒号が響き渡っている
まだまだ新人の僕の所に演技の相談に来る人もいるくらい、毎日怒号が響いていて騒がしい現場だ。
そんな日常を過ごしていたある日、今日は仕事がオフだったので事務所で自主連をしようと準備をしていた
朝のニュース番組を流し見ながら朝食を食べていると、アナウンサーの人が慌てたように緊急ニュースを読み上げた。
『お伝えします、以前俳優の相田彼方さんへの殺害未遂容疑で行方を追っていた、細井容疑者が逮捕されました!!繰り返します、細井容疑者が逮捕されました!
細井容疑者は約10カ月前、俳優相田彼方さんを車に監禁し山へ連れ去り、崖から突き落とした殺人未遂で警察は行方を追っていました。』
細井が……捕まった…?
本当に……?
ブブブブブブーーーーー
マナーモードにしていたスマホが鳴る
電話の相手は社長の永倉さんだ
「…はい」
『彼方か!?今、細井が捕まったと警察から連絡が来た!』
「あ…ニュースでも今緊急ニュースで…」
「もうニュースに!?わかった、直ぐに頼に迎えに行かせるから、頼以外誰が来てもインターホンにも出なくて良いし、電話も出なくて良いから!
響と志野にも今から連絡する!今回は流石に早く帰っては来れないだろうが…いや、響ならやりそうだな。とにかく、向かえに行くから待っとけ!」
ブチッと電話が切られた
永倉さんめっちゃ焦ってたな…
ってか警察から連絡来るのと、ニュースで速報されるのと同時なんて普通あり得るのか??
スマホのニュース欄には何も載っていない
テレビの他のチャンネルを見てみると、今速報として流れ始めた
??
最初に見ていた局だけめちゃくちゃ早かったって事?
残りのご飯を食べながら、色んなチャンネルを回して見たけど、細井のニュースがずっと流れてる
予定を変更して~と言ってるチャンネルもあった
そうこうしている内に、頼さんがやって来た
「お待たせ~。おっ?真っ青になってるかと思ったら、以外と普通だな?」
「そうですか?いや…永倉さんが大慌てだったから逆に冷静になったと言うか…」
自分より焦ってる人とか見ると、逆にスンッてなっちゃうあれだ
「なるほどな、永倉も良い仕事するじゃん」
頼さんはゲラゲラ笑って「行くぞ~」と僕の荷物を持ってくれた
事務所に着くと、事務員さん達が心配して駆け寄って来てくれた
電話も鳴りっぱなしで、逆にこっちが心配してしまう
永倉さんに呼ばれ、事の経緯を聞かされた
「実はあの記者会見の後、ニュースを見た一般市民の方達が有志で集まって、細井の足取りを追ってくれてたらしいんだ」
「えぇ??」
「その中には、細井達に追い詰められてここを辞めた子達も参加してたみたいで、細井の顔は瞬く間に有志の子達に広まった。
ネットに流すと、警察が絡んで来る可能性が出てくるから、有志のみで共有したらしい。」
「辞めた子達が……」
「有志はどんどん広がって、最終的に今日の朝方に細井を発見、通報したそうだ。」
「そうだったんですね…」
「それでな、彼方が見たニュースって東井テレビのやつじゃないか?」
「そうですけど…何で知ってるんですか?」
「実はな、有志の話は警察じゃなく東井テレビの人から聞いたんだ。あの記者会見に東井新聞の人が居たんだが、その人がテレビ局の方に移動になってな。新聞社に居た時から、有志の集まりに参加してたみたいで、警察が何も隠せないように細井が逮捕されたら直ぐに報道するって有志達と約束してたらしい。」
「警察が隠すって…何を?」
「細井自身を見つけたのは1ヶ月前だったんだが、どうも薬をやってる感じがあったみたいでな。よく同じ人物と会っていたらしい。」
「薬の売人ですか?」
「いや、大学生くらいの男だったみたいだ。有志の人達は細井を監視しつつ、その男の素性を調べた。そしたらなんと、警察幹部の息子だったんだよ。」
「警察幹部の!?」
「しかも、その息子はあのキャバクラの客で、よく、逮捕された社長と一緒に飲んでいたらしい。うちを辞めた子が顔を覚えていた。」
「…それじゃあ………」
「引き抜きの件でも関係があるかもしれん。流石にそこまでは調べれなかったんじゃないか?」
「いや、細井を探してくれただけでも十分なのに…」
「今回捜査がお座成だったのも、警察幹部の息子が関わっている可能性があったから、と我々は思っている。
警察が隠蔽しないよう、有志が集めた証拠を東井テレビが大々的に放送するらしい。今日の夜緊急特番が開かれる。
その後、こちらが記者会見するよ。彼方にも出席してもらいたい。」
「わかりました。あ…仕事は……」
今現在、映画の撮影中だ。
また赤松監督に迷惑をかけてしまう…
「彼方が到着する直前、ニュースを見た赤松監督から連絡があって、事の詳細を伝えたところ『思いっきり警察に苦言を叩き込んでやれ!』と仰ってた。撮影は彼方が来れるようになるまで他のシーンを撮っておくって。どうせ進まないだろうけどと、ため息を溢していたよ。」
永倉さんはハハハッと笑っていたが、遠い目をしていた
きっと赤松監督の愚痴が炸裂したんだろう
今日の夜、緊急特番を放送できるのは新聞社からテレビ局へ移動になった記者さんが、上層部に有志のサポートを掛け合い、上層部は承諾、取材班を有志のサポートへつけたそうだ
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