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ヒロインがやって来た
いじめっ子
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ユーリアの影の情報によると、ウッド男爵令嬢ことピンクのノートを破いているのは、同じEクラスの子爵家の令嬢らしい。しかし、この子はどうやら誰かに命令されているようだ。しばらくすると、影が調べてくれ、その子に命令していたのは、一つ学年が上の伯爵令嬢らしく、放課後、校舎の裏庭のガゼボに子爵家の令嬢を呼び、命令や指示を出しているのだと言う。その伯爵令嬢は、ピンクに水をかけた令嬢と一緒にいた人だった。
根性悪いわー!直接、命令している現場を押さえちゃおうかと腹黒達は言う。そうしないと、命令されている子爵家の令嬢に罪をなすりつけそうだもんね。
影が言うには3日に1度くらいの頻度で呼び出していると言う。そうすると、次に呼び出すのは、明日が可能性大らしい。明日、裏庭に隠れてみようか?裏庭は木が生い茂っていて、隠れる場所は沢山あるからね。しかも、日当たりがあまり良くなくて、人通りも少ないのでちょうどいい。私達だけだと、インパクトに欠けるから、誰か他の人も誘ってみる?ってなり、他にも呼んだら面白そうな人に声を掛けてみることにした。
次の日の放課後。
すぐに裏庭に移動して、茂みや木の陰に隠れる私達。すると、すでに生徒会長も来ていた。なんと、近衛騎士団長子息の副会長まで連れて来たようだ。実は義兄に頼んで、声を掛けてもらっていたのだが、思った以上に、乗り気で来てくれたようだった。義兄達4人もガゼボの裏の茂みにいる。
数分後、ピンクのクラスの子爵家の令嬢がガゼボにやって来た。やはり今日も呼び出されているのね。大人しそうな子だわ。そして、更に数分後に2年生の伯爵令嬢と、その仲間達と思われる令嬢が3人来た。あら、ピンクに水をかけた令嬢もいるじゃないの。私達には気付いてないようで、話出す。
「あら、待たせてしまったかしら?」
「いえ。今来たばかりでございます。」
「ウッド男爵令嬢はどう?」
「普通に学校に来ております。」
「そう。元平民だけあって、少しくらい虐めても効果がないのかしら。」
「いえ、落ち込んでいるようにも見えましたが。」
「落ち込むくらいじゃだめなのよ!ノートと教科書はちゃんと破いたの?」
「はい。やりました。」
「クラスの他の令嬢は、何もしないの?虐めたりとか?」
「関わりたくないようで、話すらしません。」
「あなた、今度は机や持ち物にも落書きでもしなさい。できるわよね?」
「あの、そろそろ止めないとバレそうな気がするのですが。」
「バレないように、上手くやりなさいよ。別に出来ないならいいのよ。今までのノートや教科書は、全部貴女がやってましたってバラすだけだから。」
「そんな!私は先輩方に命令されただけなのに。それは酷いですわ。」
「煩いわね!貴女の家との取り引きを止めるように、お父様に話してもいいのよ。」
おー!そこまで聞けるとはね。そろそろ出て行きますか?レジーナ達や生徒会長と目を合わせる。
「随分と面白い話をしているな!」
生徒会長を呼んで良かったわ。私達は余計なことを喋らずに、傍観者になれるからね。
まさか、生徒会長や副会長、義兄達、私達腹黒が出てくるとは思っていなかったらしく、2年生の令嬢方や、脅されていた子爵家令嬢が絶句し固まっている。
「君たちの会話は始めから全部、私達が聞いていた。最近、真面目になったウッド男爵令嬢に、後輩を脅して嫌がらせをさせていたとは。ブレック伯爵令嬢、残念だよ。これは、先生に報告させてもらう。」
「ああ、すでに呼んでおいたぞ。」
副会長が茂みにの方を指差すと、なんと生徒会の顧問の先生が出てきた。まだ若いのに、やり手でみんなに慕われてるという、かわいい系の男の先生だ。少し前から、やる気のある若い先生が増えたよね。
「私も君たちの話を始めから聞いていたからね。言い逃れ出来ないよ。じゃあ、学園長の前でも話してもらうから、今から来てくれるか?」
あの脅されていた令嬢も、何か罰を受けるのかしら。それは、かわいそうだわ。そう思った私は、
「先生!こちらの令嬢は、脅されていたようですが、何か罰を受けるのでしょうか?彼女も被害者の1人であると思いますので、どうかお助けくださいませ。」
「私1人で決められないので、今は何とも言えないですが…、彼女が脅されていたことは、私も聞いていたので、きちんと学園長には報告しておきますから、安心してください。」
あら、かわいい系の先生の、優しい笑顔は癒されるわね。ん?腹黒達も目をキラキラさせて先生を見ている。わかるわ!ルーベンス先生や、剣術の男らしい先生方とは違ったタイプの、かわいい系の先生が、優しい笑顔を見せてくれたのだからね。みんな腹黒系女子だから、あんな癒し系のかわいいタイプに弱いのかもしれない。
生徒会長と副会長は、先生や令嬢方と一緒に学園長の所に行ったようだ。
そして、残された私達。
「マリーはあんなタイプが好きなのか?」
うっ!無駄に鋭い義兄に見られたか。
「お兄様?何を話されているのでしょう?」
「さっきの生徒会の顧問の先生だよ。マリーはじっと見つめていたよね?」
義兄だし、本音で話しちゃうか。
「あんな癒し系は、みんな好きだと思いますわ。友人達も見つめていましたし。」
「そうか!フィリップ兄様と随分と違うタイプだから、フィリップ兄様はやめて、今後を考え直してもいいかもな!」
「ふふっ!お兄様ったら、私の今後は自分で決めますから、ご心配なく。」
この後、みんなでお茶をしにカフェに行き、楽しい放課後を過ごした私達であった。
根性悪いわー!直接、命令している現場を押さえちゃおうかと腹黒達は言う。そうしないと、命令されている子爵家の令嬢に罪をなすりつけそうだもんね。
影が言うには3日に1度くらいの頻度で呼び出していると言う。そうすると、次に呼び出すのは、明日が可能性大らしい。明日、裏庭に隠れてみようか?裏庭は木が生い茂っていて、隠れる場所は沢山あるからね。しかも、日当たりがあまり良くなくて、人通りも少ないのでちょうどいい。私達だけだと、インパクトに欠けるから、誰か他の人も誘ってみる?ってなり、他にも呼んだら面白そうな人に声を掛けてみることにした。
次の日の放課後。
すぐに裏庭に移動して、茂みや木の陰に隠れる私達。すると、すでに生徒会長も来ていた。なんと、近衛騎士団長子息の副会長まで連れて来たようだ。実は義兄に頼んで、声を掛けてもらっていたのだが、思った以上に、乗り気で来てくれたようだった。義兄達4人もガゼボの裏の茂みにいる。
数分後、ピンクのクラスの子爵家の令嬢がガゼボにやって来た。やはり今日も呼び出されているのね。大人しそうな子だわ。そして、更に数分後に2年生の伯爵令嬢と、その仲間達と思われる令嬢が3人来た。あら、ピンクに水をかけた令嬢もいるじゃないの。私達には気付いてないようで、話出す。
「あら、待たせてしまったかしら?」
「いえ。今来たばかりでございます。」
「ウッド男爵令嬢はどう?」
「普通に学校に来ております。」
「そう。元平民だけあって、少しくらい虐めても効果がないのかしら。」
「いえ、落ち込んでいるようにも見えましたが。」
「落ち込むくらいじゃだめなのよ!ノートと教科書はちゃんと破いたの?」
「はい。やりました。」
「クラスの他の令嬢は、何もしないの?虐めたりとか?」
「関わりたくないようで、話すらしません。」
「あなた、今度は机や持ち物にも落書きでもしなさい。できるわよね?」
「あの、そろそろ止めないとバレそうな気がするのですが。」
「バレないように、上手くやりなさいよ。別に出来ないならいいのよ。今までのノートや教科書は、全部貴女がやってましたってバラすだけだから。」
「そんな!私は先輩方に命令されただけなのに。それは酷いですわ。」
「煩いわね!貴女の家との取り引きを止めるように、お父様に話してもいいのよ。」
おー!そこまで聞けるとはね。そろそろ出て行きますか?レジーナ達や生徒会長と目を合わせる。
「随分と面白い話をしているな!」
生徒会長を呼んで良かったわ。私達は余計なことを喋らずに、傍観者になれるからね。
まさか、生徒会長や副会長、義兄達、私達腹黒が出てくるとは思っていなかったらしく、2年生の令嬢方や、脅されていた子爵家令嬢が絶句し固まっている。
「君たちの会話は始めから全部、私達が聞いていた。最近、真面目になったウッド男爵令嬢に、後輩を脅して嫌がらせをさせていたとは。ブレック伯爵令嬢、残念だよ。これは、先生に報告させてもらう。」
「ああ、すでに呼んでおいたぞ。」
副会長が茂みにの方を指差すと、なんと生徒会の顧問の先生が出てきた。まだ若いのに、やり手でみんなに慕われてるという、かわいい系の男の先生だ。少し前から、やる気のある若い先生が増えたよね。
「私も君たちの話を始めから聞いていたからね。言い逃れ出来ないよ。じゃあ、学園長の前でも話してもらうから、今から来てくれるか?」
あの脅されていた令嬢も、何か罰を受けるのかしら。それは、かわいそうだわ。そう思った私は、
「先生!こちらの令嬢は、脅されていたようですが、何か罰を受けるのでしょうか?彼女も被害者の1人であると思いますので、どうかお助けくださいませ。」
「私1人で決められないので、今は何とも言えないですが…、彼女が脅されていたことは、私も聞いていたので、きちんと学園長には報告しておきますから、安心してください。」
あら、かわいい系の先生の、優しい笑顔は癒されるわね。ん?腹黒達も目をキラキラさせて先生を見ている。わかるわ!ルーベンス先生や、剣術の男らしい先生方とは違ったタイプの、かわいい系の先生が、優しい笑顔を見せてくれたのだからね。みんな腹黒系女子だから、あんな癒し系のかわいいタイプに弱いのかもしれない。
生徒会長と副会長は、先生や令嬢方と一緒に学園長の所に行ったようだ。
そして、残された私達。
「マリーはあんなタイプが好きなのか?」
うっ!無駄に鋭い義兄に見られたか。
「お兄様?何を話されているのでしょう?」
「さっきの生徒会の顧問の先生だよ。マリーはじっと見つめていたよね?」
義兄だし、本音で話しちゃうか。
「あんな癒し系は、みんな好きだと思いますわ。友人達も見つめていましたし。」
「そうか!フィリップ兄様と随分と違うタイプだから、フィリップ兄様はやめて、今後を考え直してもいいかもな!」
「ふふっ!お兄様ったら、私の今後は自分で決めますから、ご心配なく。」
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