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ヒロインがやって来た
心を入れ替えたヒロイン?
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ランチを食べ終えて、教室に戻ろうとした私とレジーナ・ユーリア。廊下を歩いていると、呼び止められる。
「失礼致します。この前は助けていただき、ありがとうございました。」
あれっ!この子、この前脅されていた、ピンクのクラスメイトの子爵令嬢じゃない。わざわざ、お礼を言いに来たのね。
「あの後は、何か先輩方から嫌なことを言われてないかしら?」
レジーナが優しく問いかけている。この美女騎士に優しく話しかけられたら、嬉しいに決まっている。
「ご心配をおかけしました。まだ謹慎中なので、登校して来たら、どんな扱いを受けるかは分かりませんが、何かあれば、先生方が直ぐに対応してくれると言ってくれたので、何とかなるかと思います。それと、生徒会長からお聞きしました。私が先輩方に脅されて困っている事に、初めに気付いたのはあなた様方で、私やウッド男爵令嬢を助ける為に、色々と動いてくれたということを。クラスが違う、普段全く面識もない私なんかの為に、ありがとうございました。」
私とレジーナは、興味本位で影に見張らせていたユーリアを見つめる。ユーリアは、普段見せることのない爽やかな笑顔で、
「気になさらないで。偶々、貴女と先輩方の話し声を前に聞いてしまって、何とかしてあげたいって思っただけの事なのですわ。ねぇ?」
偶々聞いてるわけないだろ!影をつかってプライバシーを探ったくせに。とは言えないので、
「そうですわ。貴女のお役に立てて嬉しかったです。」
と、笑顔で答える私。
「助けて頂いて、本当に嬉しかったですわ。それと、ウッド男爵令嬢も貴女様方にお礼を伝えたいようなのですが、彼女はAクラスに接触してはいけない決まりでしたよね。何とかお礼だけでも、直接、お伝えすることをお許し頂けないでしょうか?」
へぇ。この子はピンクと友達になったのかしら?ピンクも心を入れ替えた?
レジーナもユーリアも頷いている。
「大丈夫ですわ。」
「ありがとうございます。そこの空き教室で待っているのですが、来てもらってもよろしいですか?」
ということで、子爵令嬢と空き教室に行く私達3人。
教室に入ると、ピンクがいた。緊張した表情をしている。
「あの、…ありがとうございました。水をかけられていた時に助けてくれただけでなく、裏で先輩方から嫌がらせを受けている事にも気付いて、助けてくれてありがとう!…じゃなくて、ありがとうございました。」
「ふふっ!」
「頑張って、変わろうとしているのね。」
「いいわ!これからも頑張ってね。」
私達は腹黒だけど、頑張る子は好きなのだ。しかし、なぜここまで彼女は変わったのだろうか?少し前は、明らかにへんなヒロインだったのに。聞いてみようか?
「ウッド男爵令嬢は、かなり変わられましたが、何かあったのでしょうか?」
「…実は、私のような者でも婚約を申し込んでくれた人がいまして。その人の為にも、きちんと貴族らしいマナーを身につけて、学園を卒業したいと思っているの。…いるのですわ。」
あのピンクが、恥ずかしそうに頬を赤く染めながら話している。えー!ヒロインだけあって可愛いんだけど。
っていうか、ヒロインの相手って誰よ。横では、恋バナ大好きな、腹黒2人が目を輝かせている。
「まあ!素敵だわ。お相手はどなたかしら?」
ユーリアが露骨に食いついている。まぁ私も知りたいけどね。
「少し年上の方なんですけど。ソウバー伯爵です。」
ソウバー伯爵って、あの公爵家の夜会にピンクを連れて来た、幸の薄そうな人。確かに年上だわね。しかし、あの人は攻略対象者ではなさそうだが、いいのかな?
「ソウバー伯爵様は、公爵家の夜会に貴女と一緒にいらした方ですわよね?あの、勘違いしていましたら、申し訳ありません。ウッド男爵令嬢は、うちのアルベルトか、生徒会長あたりがお好きなのかと思っていたのですが。」
「あっ!狙っていたのバレてましたね。2人ともカッコよかったので。でも、私は貴族としてのマナーも礼儀もなってなくて、完全に嫌われてしまったようなので、もう諦めました。ソウバー伯爵は、こんな私を見捨てず、一緒に頑張ろうって言ってくれたの。あの人の優しさは本物だと思って。婚約を受け入れて、今は一緒に住んでいるの。…ですわ。」
すごい幸せそうだわ。ソウバー伯爵が大好きなのね。
「まあまあ、なんて素敵な話なの!幸せになってね。私達は貴女を応援しているわ。」
幸せレジーナめ、食い付き過ぎだ!
ピンクも私達が好意的に話を聞いているのが伝わっているのか、ニコニコしている。はぁー、ヒロイン可愛いんだけど!
「それと、私の仕事の事を学園に黙ってくれていて、ありがとう。もう、真面目に学園を卒業出来る様に、仕事は辞めてきたわ。今まで、貴女様方に失礼な態度をとってしまったことも、すみませんじゃなくて、申し訳ありませんでした。これからは迷惑をかけないように、気を付けます。」
「貴女が幸せなら、良かったわ。これからも頑張っていきましょうね。」
「はい。頑張ります。あと、ちょっと気になっているのですが…。マリーベルさん、じゃなくてマリーベル様の彼氏は誰ですか?」
ちょっとー!彼氏って言った?彼氏が誰かってストレートに聞くのか、この子は。でも、どうしてその事を聞くのだろう?
「失礼致します。この前は助けていただき、ありがとうございました。」
あれっ!この子、この前脅されていた、ピンクのクラスメイトの子爵令嬢じゃない。わざわざ、お礼を言いに来たのね。
「あの後は、何か先輩方から嫌なことを言われてないかしら?」
レジーナが優しく問いかけている。この美女騎士に優しく話しかけられたら、嬉しいに決まっている。
「ご心配をおかけしました。まだ謹慎中なので、登校して来たら、どんな扱いを受けるかは分かりませんが、何かあれば、先生方が直ぐに対応してくれると言ってくれたので、何とかなるかと思います。それと、生徒会長からお聞きしました。私が先輩方に脅されて困っている事に、初めに気付いたのはあなた様方で、私やウッド男爵令嬢を助ける為に、色々と動いてくれたということを。クラスが違う、普段全く面識もない私なんかの為に、ありがとうございました。」
私とレジーナは、興味本位で影に見張らせていたユーリアを見つめる。ユーリアは、普段見せることのない爽やかな笑顔で、
「気になさらないで。偶々、貴女と先輩方の話し声を前に聞いてしまって、何とかしてあげたいって思っただけの事なのですわ。ねぇ?」
偶々聞いてるわけないだろ!影をつかってプライバシーを探ったくせに。とは言えないので、
「そうですわ。貴女のお役に立てて嬉しかったです。」
と、笑顔で答える私。
「助けて頂いて、本当に嬉しかったですわ。それと、ウッド男爵令嬢も貴女様方にお礼を伝えたいようなのですが、彼女はAクラスに接触してはいけない決まりでしたよね。何とかお礼だけでも、直接、お伝えすることをお許し頂けないでしょうか?」
へぇ。この子はピンクと友達になったのかしら?ピンクも心を入れ替えた?
レジーナもユーリアも頷いている。
「大丈夫ですわ。」
「ありがとうございます。そこの空き教室で待っているのですが、来てもらってもよろしいですか?」
ということで、子爵令嬢と空き教室に行く私達3人。
教室に入ると、ピンクがいた。緊張した表情をしている。
「あの、…ありがとうございました。水をかけられていた時に助けてくれただけでなく、裏で先輩方から嫌がらせを受けている事にも気付いて、助けてくれてありがとう!…じゃなくて、ありがとうございました。」
「ふふっ!」
「頑張って、変わろうとしているのね。」
「いいわ!これからも頑張ってね。」
私達は腹黒だけど、頑張る子は好きなのだ。しかし、なぜここまで彼女は変わったのだろうか?少し前は、明らかにへんなヒロインだったのに。聞いてみようか?
「ウッド男爵令嬢は、かなり変わられましたが、何かあったのでしょうか?」
「…実は、私のような者でも婚約を申し込んでくれた人がいまして。その人の為にも、きちんと貴族らしいマナーを身につけて、学園を卒業したいと思っているの。…いるのですわ。」
あのピンクが、恥ずかしそうに頬を赤く染めながら話している。えー!ヒロインだけあって可愛いんだけど。
っていうか、ヒロインの相手って誰よ。横では、恋バナ大好きな、腹黒2人が目を輝かせている。
「まあ!素敵だわ。お相手はどなたかしら?」
ユーリアが露骨に食いついている。まぁ私も知りたいけどね。
「少し年上の方なんですけど。ソウバー伯爵です。」
ソウバー伯爵って、あの公爵家の夜会にピンクを連れて来た、幸の薄そうな人。確かに年上だわね。しかし、あの人は攻略対象者ではなさそうだが、いいのかな?
「ソウバー伯爵様は、公爵家の夜会に貴女と一緒にいらした方ですわよね?あの、勘違いしていましたら、申し訳ありません。ウッド男爵令嬢は、うちのアルベルトか、生徒会長あたりがお好きなのかと思っていたのですが。」
「あっ!狙っていたのバレてましたね。2人ともカッコよかったので。でも、私は貴族としてのマナーも礼儀もなってなくて、完全に嫌われてしまったようなので、もう諦めました。ソウバー伯爵は、こんな私を見捨てず、一緒に頑張ろうって言ってくれたの。あの人の優しさは本物だと思って。婚約を受け入れて、今は一緒に住んでいるの。…ですわ。」
すごい幸せそうだわ。ソウバー伯爵が大好きなのね。
「まあまあ、なんて素敵な話なの!幸せになってね。私達は貴女を応援しているわ。」
幸せレジーナめ、食い付き過ぎだ!
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「それと、私の仕事の事を学園に黙ってくれていて、ありがとう。もう、真面目に学園を卒業出来る様に、仕事は辞めてきたわ。今まで、貴女様方に失礼な態度をとってしまったことも、すみませんじゃなくて、申し訳ありませんでした。これからは迷惑をかけないように、気を付けます。」
「貴女が幸せなら、良かったわ。これからも頑張っていきましょうね。」
「はい。頑張ります。あと、ちょっと気になっているのですが…。マリーベルさん、じゃなくてマリーベル様の彼氏は誰ですか?」
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